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実績に裏付けられたマラソン

今さらかも知れないけど、来年の東京オリンピックのマラソン・競歩の会場が札幌に移されることになった。

ドーハでの世界陸上での惨状を見ての決断だったというが、今さらかよという感じではある。


第一報が流れてきたとき、札幌というのはよく考えたもんだなと思った。

札幌市はすでにサッカー予選の会場(札幌ドーム)があったので、

軽井沢町に次いで2つ目の夏と冬のオリンピックの会場になった町になることは元々決まっていた。

そういうわけで一応はオリンピック開催地としての準備は行われている。

そして、北海道マラソンという大会が開かれていること。

日本で唯一、夏に開かれる本格的なマラソン大会で、30年以上の歴史がある。

もちろん、環境面でも東京にくらべればはるかに涼しいだろう。(マラソンに適切なほど涼しいかは別として)


一方で、東京都にとってみれば、悔しいだろうなぁと思った。

陸上競技はオリンピックの花形だが、東京にはろくな陸上競技場というのがない。

サブトラックがないなんて

一応、調布市の味の素スタジアム(東京スタジアム)はサブトラックも備えた本格的な陸上競技場だが、

国体あわせで作ったはよいものの、陸上競技場としての利用実績が乏しく、メインスタジアムの日本陸連公認は失効している。

オリンピックでは国立競技場を陸上競技の会場として使うが、サブトラックは仮設という状況。

オリンピック後に陸上競技場としての機能を取り払うことも考えられていたほどである。

いずれにせよ、オリンピック後に国立競技場が陸上競技で広く使われる可能性は低いだろう。


でも、マラソンだけは事情が違う。なんといっても東京マラソンである。

2007年に始まった比較的新しい大会だが、今や日本で最も知られたマラソン大会になっている。

国内外のトップアスリートも走るし、市民ランナーも走るということで、たいへん裾野が広い大会である。

東京マラソンを走るんだと日々トレーニングを重ねて、東京マラソンの当落に一喜一憂するような光景も、身近に見られる。

オリンピックのマラソンコースは、国立競技場発着ということで、都庁~東京駅の東京マラソンとは発着地が違うが、

東京マラソンのコースの使えるところはオリンピックのマラソンコースにも活用されている。

東京マラソンの実績がオリンピックのマラソンに生かされ、オリンピックのマラソンが今後の東京マラソンにつながるということである。


そもそも、8月の東京でオリンピックをやらせるなということに尽きる。

他にも暑さの影響が出る競技は多いですから。

確かにマラソンと競歩は特に過酷なのだが、これについてはそもそも夏にやること自体が間違いだって話はある。

北海道マラソンも日本で最も過酷なマラソン大会という言説もあるほどで、開催地以上に時期の問題の方が大きい。

もうすこし時期がずらせれば、気候もいくぶん落ち着き、いろいろな問題が解決すると言いたいのだが……


札幌でのマラソンコースは、北海道マラソンのコースをほぼ踏襲したものになるようである。

準備期間が短いことから、実績のあるコースを使うのがよいだろうということだ。

完全に同じコースならすでに公認コースなのでそのまま使える。

この北海道マラソンのコースの特色がコースの中間付近にある新川通である。

往復13kmの新川通。精神力が試される難所であり、北海道マラソンの名物にもなっている。

この新川通、北海道らしくもひたすら直線道路で、沿線にも大した物はないという。

単調な直線道路というのもつらいが、日を遮るものがないので、夏の日差しがきついというのも問題である。

ここら辺が北海道マラソンが過酷なマラソン大会だと言われるゆえんでもあって、

札幌でも8月だと気温は20℃越え、そこに夏の日差しが照りつけるということで、たいへん厳しい。


オリンピックの開催時期が気候とマッチしていないというのは、

前回のリオデジャネイロ大会もそうで、冬に夏のオリンピックをやるという状況だった。

冬の夏のオリンピック

8月のリオデジャネイロは気候的には可能だったが、あんまりまともとは言えませんよね。

夏のオリンピックの全ての競技にマッチする季節があるのかといわれると、なかなかそうも言えないが。


Author : hidemaro
Date : 2019/11/07(Thu) 23:56
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