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奈良で山登り

今日は奈良にでかけていた。毎度11月頃の旅行はそれが主目的ですね。

やはりこの時期は奈良に来る人が多いのは間違えなくて、平日・昼間でも駅の階段が詰まるほど。


奈良国立博物館に到着すると待ち時間は10分と書いてあった。

11時頃だったのだが思ってたより空いてるなと思って入った。

当初はもう少し遅い時間にずらそうかと思ってたんだが。

列の入口に「時間限定招待券」についての案内が書いてあった。12時以降だけ入れる招待券なんだそうだ。

正倉院展に限ったことではないが、展覧会に来る人が有料で入ってるとも限らなくて、招待券の人も多い。

ひどく混雑する正倉院展、招待券をばらまくなら時間分散させろということだろう。


今年の正倉院展は取って付けたように「御即位記念」と入っているが、確かに展示内容も最近数年と少し違う気がした。

皇族が儀式に使ったものを重点的に展示していたんじゃないかなと。

ただ、身につけるものというのは劣化しやすいもの。

冠が壊れてボロボロになってしまった「礼服御冠残欠」なんていうのはその典型だろう。

それでも、その時代から残っていることが貴重なこと。

「赤漆欟木胡床」たいそうな名前だが椅子である。儀式に使ったものとみられている。

正倉院宝物で唯一の椅子で、平城宮跡への大極殿復原で高御座を作るに当たってはこれを参考にしたという。

平城宮跡に再現されているものというのは、けっこう正倉院宝物を参考にしたものが多いのだが、いやはや。


正倉院展にいくのはよいとして、それ以外にどこ行くかなと思って、若草山に登ることにした。

若草山に来るのは久しぶりで、多分10年前ぐらいに遠足で来て以来。

そのときと明らかに変わっているのは中腹に柵で囲われた部分があること。

若草山はシカが歩き回っているわけだが、実は若草山もシカの食害に悩まされている山でもある。

もともと若草山はもっとススキが多かったらしい。

そのススキはシカの食料でもあるので、ほどほどに食べるのはよいが、過度に食べられるともう生えなくなってしまう。

これではまずいということで、一部を柵で囲うことにしたようだ。(cf. もうすぐ奈良・若草山の山焼き 用意周到の舞台裏は (NIKKEI STYLE))

確かに効果はあるようで、柵の中ではススキも茂っていた。ただ、それ以外の草木も茂ってしまうので難しいらしい。

若草山は三笠山とも呼ばれ、一重目・二重目・三重目となっているが、この一重目まで登るのがいちばんきつい。

ただ、だいたいここまで登ると景色はよくて、奈良市内が一望できる。

二月堂でもなかなかだが、そこから山登りしているのだからもっとよい。


その後、平城宮跡にでも行くかとバスに乗った。

その前に少し寄り道、ということで宮跡庭園バス停で降りて、目の前にあるショッピングモール「ミ・ナーラ」へ。

実はここは2017年まではイトーヨーカドー奈良店だった。さらにその前、2000年までは奈良そごうだった。

奈良そごう建設時にここが長屋王邸だったことがわかり、十分な調査をした上で、遺跡保護のため地下階を設けない形でできたのだが、

そごうが閉店することになったときには、自殺に追い込まれた長屋王のことから「長屋王の呪い」と言う人もいた。

その後、イトーヨーカドーがやってきたものの、またしても閉店。「長屋王の呪い」を補強したと思われている。


ただ、そごう も イトーヨーカドー もダメだったことには、それなりの理由はある。

立地条件があまりよくない割に、あまりにも巨大な建物なのである。

さらに奈良市周辺にはならファミリーと3つのイオンモールがあり、大型商業施設は事足りる状況。

とはいえ、平城宮跡のすぐ近く、国道同士の交差点に面し、駅近とは言えずとも歩けないほど遠くはない。

そこで生まれたのが「ミ・ナーラ」だった。

中に入ってみると、人通りの割に通路が広すぎたり、空きスペースが目立つ状況。やっぱり持て余している。

とはいえ、スペースがあるならたくさんスペースを使うテナントに入ってもらえば良い。

それが5階のラウンドワンである。もともと近くにあった店舗の移転だが、移転後はスポッチャが出来た。

屋上も含めて広々としたスペースを生かしたようである。

あと、展望レストランはイトーヨーカドーのときはほぼ活用できてなかったが、平城宮跡を眺める簡易宿所に生まれ変わった。

と、イトーヨーカドー時代の反省は生かされているよう。といっても苦しいとは思いますけどね。


そこから平城宮跡へ。もう16時過ぎてたから大極殿は閉まってたが。

第一次大極殿エリアでは、南門の復原工事をやっていた。

平城宮跡は特別史跡であるとともに国営平城宮跡歴史公園でもある。

大極殿復原というのは国営公園事業によるものなので、発注者は国土交通省になっている。

もちろん奈良時代の姿を復原するということで、奈良文化財研究所の全面的な協力あってこそである。

史跡の保護・活用のため、歴史公園として奈良時代の歴史・文化に触れられるため、そして賑わいの創出のため。

平城宮跡もここ十年で様変わりした。史跡と考えると不思議な気もするけど、ただの原っぱじゃ足も伸びないでしょ。


そこから西大寺駅に向かって歩いて行って、ならファミリーに寄り道。

やっぱり比べてみると、ミ・ナーラのガラガラさが際立つ。やっぱりならファは強いよなぁ。

そんなことを思いながら西大寺駅から電車に乗って去ったのだった。


Author : hidemaro
Date : 2019/11/01(Fri) 23:50
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