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阿蘇への道は移設中

熊本~阿蘇をミルクロード経由のバスで移動したら絶景が楽しめたなんて話を書いた。

阿蘇山へ行く

一方で、本来の経路である国道57号線は2020年度に開通見込みとのことだ。

阿蘇火山博物館には新しく掘ったトンネルの貫通石が置いてあった。

まだまだ残工事は多いが、着実に進んでいることの表れである。


2016年の熊本地震では道路も多くの被害を受けたのだが、深刻度が高かったのが阿蘇大橋とその周辺の国道57号線と325号線だ。

国道57号線は大分市から阿蘇市・大津町・熊本市を通り、海上区間を経て長崎市へ向かう。

国道325号線は久留米市から大津町で国道57号線と合流し、南阿蘇村に入り阿蘇大橋で分岐、高森町を経て、高千穂町へ向かう。

大規模な土砂災害が発生し、阿蘇大橋は崩落、国道57号線は土砂で埋まってしまった。

両ルートが同時にやられてしまったため、熊本市・大津町と阿蘇カルデラ内の移動に大変な不便をきたすこととなった。


迂回ルートとしては、大津町~阿蘇市はミルクロードが比較的よく整備されているので、専ら活用されている。

ミルクロードはその名前の通り、酪農が盛んな地域を走る農道で、外輪山の稜線に沿って走る道で、確かに沿線には畜産農家が多そうだった。

南阿蘇村・高森町と熊本市方面の移動だが、早期に開通したのはグリーンロードだが、遠回りになるケースも多かった。

2016年5月には南阿蘇村~阿蘇市を結ぶ県道298・299号線の復旧を行い、これで南阿蘇村・高森町からもミルクロード経由の迂回ルートを使えるようにした。

2016年12月には県道28号線が仮復旧、迂回区間を挟みながらだが、迂回の負担はかなり軽減された。

さらに、従来の国道325号線に近いルートとして、阿蘇長陽大橋を通る村道も2017年8月に開通し、大津町方面へも大きな迂回をする必要はなくなった。


本格的な復旧については、被害の状況から、現地での復旧は困難という結論に至った。

そのため、国道57号線と国道325号線はともに一部区間のルートを変更して復旧を目指すことになった。

国道57号線は北側に移設し、ミルクロードに近いルートとなる。

ただし、外輪山はトンネルでぶち抜くので、ミルクロードほどの勾配やカーブは避けられるので、大きな改善である。

新ルートはもともと自動車専用のバイパス道路「阿蘇大津道路」の計画(2009年凍結)を流用しており、

事前に地質調査なども行っていたので、早期に着手できたんだとか。


国道325号線は阿蘇大橋を下流側に移設して復旧を目指すことになった。

57号線がルート変更になることも考慮すると、57号線との交差点は大津町内になるってことで、

南阿蘇村~阿蘇市の移動に阿蘇大橋を使うことはなくなるが、県道298・299号線などが使えるので問題ではないか。

こちらも2020年度の開通予定で工事が進められている。


道路の本格復旧には道路を大きく移設する必要があって時間を要しているが、

一方の鉄道については、現地での復旧を目指しているが、土砂崩れがひどく工事に着手できない状況が続いていた。

砂防・治山工事の進展に伴い、一番被害の大きかった阿蘇大橋付近も今年度中には完了し、鉄道の工事にも入れる見込みが立った。

目標では豊肥本線の大津~阿蘇間は2020年度の復旧を目指しているとのことである。

あわせて、立野駅で接続し、南阿蘇村・高森町方面へ向かう南阿蘇鉄道も2022年度の復旧見込みとのこと。

南阿蘇鉄道はまだかかるけど、豊肥本線はやっと見えてきて、列車で熊本~阿蘇が移動できるようになるのも目前ですかね。


道路は大規模な移設が必要、鉄道はすぐに工事に入れないということで、とても時間はかかったが、

今年に入って明るいニュースがいろいろ入ってきて、よかったのかなと。

迂回路の確保にも大きな時間を要したということで、地震直後の不便はとんでもないことだったと思うが、

着実に改善していて、2020年度にはあらかた解決する形になりそうですね。


Author : hidemaro
Date : 2019/07/04(Thu) 23:23
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