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どこにテレビショッピングを持ってくる?

おととい、Blogにこんなことを書いた。

このあたり、同時期に開局した トゥエルビ が三井物産の子会社で、同じく三井物産傘下のQVCを垂れ流しにしているのとは少し異なる。

(生放送のテレビショッピングを長時間にわたって流し続けているという点ではBS11もあんまり変わらないのだが)

(ユニークな紀行番組)

実際、どんなもんなのかなと改めて調べてみた。


民放BSでテレビショッピングの放送時間があまりに多いことが問題視され、

新規参入する放送局は通販番組を30%以下にすることとなっているが、既存放送局はその限りではない。

というか、リモコンIDがもう全部埋まっている状況で、新規参入する無料放送があるとはとても……

放送局は、番組種別ごとの放送時間を公表しているが、ここで通販番組を区分して公表することになった。

そんなこともあって、既存の放送局も一時に比べると通販番組を減らしている。


で、実際どんなもんなのか。もっとも最近公表された6ヶ月間の集計値から計算すると、

  • BS日テレ: 35.8%
  • BS朝日 : 37.5%
  • BS-TBS: 31.6%
  • BSテレ東: 34.6%
  • BSフジ: 31.2%
  • BS11: 38.6%
  • トゥエルビ: 49.4%
  • Dlife: 16.4%

Dlifeが低いが、ここは通販番組を30%以下にするという基準ができてからの新規開局である。

それ以外だと、トゥエルビが特に高いが、それ以外の30%台ということで、新規参入の基準よりは高い。


その上で、生放送のテレビショッピングという点で、QVCとショップチャンネルに着目する。

QVCといえばトゥエルビでの同時放送で、平日は12~13時間、休日は10~12時間、週合計で83時間(49.4%)となっている。

こことさっき書いた数字を見比べてもわかるが、トウェルビのテレビショッピングは全てQVCとなる。

昔はもっと多くてトゥエルビで7割近く同時放送していたのだが、ギリギリ50%を切るところまで下げた。

その代わりか、トゥエルビで放送しない時間にBS日テレ(平日3時間)、BS11(平日1時間)でも同時放送をするようになった。

3局総合すると平日では7~16時、17~19時、22時~翌1時でBSでの同時放送を行っていて、

生放送を休止して録画放送にしている深夜2~7時を除いては、同時放送されないのはわずか4時間に留まる。


ショップチャンネルは、現在4つの放送局での同時放送をやっている。

BS放送・BS4K放送 ショップチャンネル放送時間のご案内 (ショップチャンネル)

BS11が平日5~6時間・休日2~3時間(週31時間)、BS朝日が平日3~4時間・休日1~3時間(週23時間)、

BSフジが平日1~2時間(週6時間)、BS日テレが土・日・月に1~2時間(週4時間)となっている。

BS11はショップチャンネルばかりと思ってたが、実際には通販番組の半分程度である。(それでも全体の19%程度あるが)


トゥエルビとBS11を比べてみると、両社の通販番組の使い方の差がわかる。

トゥエルビではQVC同時放送を平日では8~16時・22~翌3時、休日では6~13時・22~翌3時(いずれも最長)で設定されている。

この放送時間帯にトゥエルビの特徴が隠れている。

というのもQVCを放送しない平日は夕方~夜、休日は午後~夜(試合による)はパリーグの野球中継をするからだ。

一方で昼間や深夜はQVCが看板番組となっているのが実情で、これといった目玉はない。

さすがにQVCが生放送をやめる時間は外しているのだが。


BS11はショップチャンネルは平日6~10時・12時台・22時台、休日は7時台・9時台・深夜2時台、QVCは平日18時台に設定されている。

BS11の番組表を見ると、平日10~19時では、韓国ドラマと通販番組を交互に放送するという構成になっている。

能と能の間に狂言が入るかのような構成だが、そこでは30分単位のテレビショッピングの方が便利で、そちらをメインとしている。

休日は8~11時は韓国ドラマと通販を交互、午後に競馬中継(時間調整のためにテレビショッピングもあり)となっている。

その後、ゴールデンタイムを過ぎて、23時以降の深夜帯はアニメを中心に放送している。

ゆえにBS11でショップチャンネルを連続して放送するのは、いずれもない平日の午前中に限られる。

一方で昼間はドラマの間に挟まれたり、時間調整のために挟まれる30分単位のテレビショッピングがBS11を支えているのもまた実情である。


他の放送局ではどうだろう、というわけで、ショップチャンネルの放送時間が長いBS朝日を見てみた。

まず、0時~8時半の深夜早朝はほとんどがテレビショッピング、ショップチャンネルの長時間の生放送も含まれる。

平日8時半~18時はドラマとテレビショッピング交互で、BS11と似ているが、ドラマもテレビショッピングも長尺の傾向がある。

平日18時~24時はテレビショッピングなしで、野球中継をしたり、ドラマをやったり。ここは力が入っている時間帯だ。


BS朝日のように深夜・早朝の穴埋めにテレビショッピングを使うというのは典型的だと思っていたが、

ところが、BS11にとっては深夜帯の構成が差別化ポイントである。(さすがに深夜2~4時は持て余してるが)

一方、トゥエルビは深夜でも比較的浅い22時~翌3時にQVCをやっているので、QVCを見てもらうことを重視しているようだ。

平日昼間はドラマを多く編成するのは民放BSでは共通しているが、トゥエルビはそこがQVCになっている。

BS11は6~10時がショップチャンネルで埋められているが、この時間帯はBS11にとって注力する時間帯ではないのかもしれない。

こうやって見比べると、トゥエルビのQVC重視は特徴的だし、BS11とBS朝日で深夜帯についての考えがずいぶん違うことがわかる。


ところで、ここまでBS放送局のことを書いたが、実は地上波でも放送局によっては通販番組がかなり多いところがあるそう。

その典型が ぎふチャン(岐阜放送) でなんと56%が通販番組ということで、トゥエルビよりも多いというから驚きだ。

平日では5時45分~7時半と17時半~24時、休日は19~23時を除いた時間帯で通販番組が多く編成されている。

独立系の放送局ということで、他局からの番組が少なく、かといって自社制作の番組も少なく、深夜帯などに持ち込まれる番組も少ない。

ぎふチャンは極端だが、30%前後に達する放送局は珍しくない。


同じぐらいひどいのが東京都のTOKYO MXで、通販番組の割合こそ30%だが、時間で見ると1日平均14時間である。

日平均14時間も放送して30%なのはおかしい気がするが、TOKYO MXは終日2チャンネル編成なので分母が48時間なんだよね。すると計算に合う。

MX1(HD画質)とMX2(SD画質)のどちらがテレビショッピングかは時間帯によるのだが、

平日昼間~夕方はMX2で市況実況や競馬中継、深夜早朝はMX2で「ヒーリングタイム&ヘッドラインニュース」としてBGMを流して埋めている。

おかげで深夜2時~6時、8時半~17時に通販番組を多く編成できているようだ。

BS各局の本音もそうかもしれないが、BS11のようにドラマと通販を交互にやって体裁を保っているのが実情かも知れない。


Author : hidemaro
Date : 2019/06/01(Sat) 23:56
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