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ファミリーマートはかく行く

いろいろあって、僕にとって一番身近なコンビニのチェーンはファミリーマートだが、

そのファミリーマートではセルフレジの配備が進んでいる。

JR東日本のNewDaysではすでにおなじみだけど、大手チェーンでは先行している印象だ。

利用者が集中しやすいオフィス近くの店舗を中心に配置され、レジが混んでいるときには優先的に使っている。

混んでなくても使えばよいのだが、できればQUOカードを使いたいという事情もある。

まだ客が慣れていないので、セルフレジはガラ空きなのに、レジは行列ということもあるが、混雑する時間帯には役立っているのかなと思う。


そんなファミリーマートだが、現在24時間営業の店で時間を区切って営業する実験を行うそうだ。

2019年2月期 第4四半期 決算説明会プレゼンテーション資料(pdf) (ユニー・ファミリーマートホールディングス)

他のチェーンでもやろうとしているけど、ファミリーマートの試みはかなり実践的で、

一定地域内である程度まとまった数の店を時間営業に切り替え、3~6ヶ月程度かけて、

販売への影響、配送への影響、そしてフランチャイズ店の意向など調査していこうとしているようだ。


コンビニの24時間営業が必要かどうかと問われれば、

全店舗はやりすぎだが、もはや24時間営業はやめられないだろうと思っている。

かつてはロードサイドにドライバー向けに深夜営業する食堂などもあったと聞くが、今はコンビニがその役割を担っているといって良いだろう。

コンビニにとってみれば、深夜も営業することで配送などにメリットがある。

コンビニは人手のわりに高く売れる商売なので、労働生産性としても比較的よいだろうし、深夜営業するのに見合った商売だろう。

深夜帯の各種ニーズの相当分を取り込んでしまったコンビニは今さら24時間営業はやめられないだろう。


とはいえ、全店舗やる必要は全くなくて、24時間営業をする店は絞り込めるはず。

狭い地域に24時間営業の店が並んでも見合うわけはなくて、深夜帯は集約してもかまわないと思う。

ただ、もともと深夜に配送したり、24時間営業であることを前提とした運用もけっこうあったし、

コンビニは生産性が比較的よいもんだから、無駄が見過ごされてきた面もあったのかもしれない。

弁当類の廃棄もそうだよね。常に品揃えを保つということは、廃棄されてしまう分も増えてしまうのだ。

閉店などにあわせて売り切ろうとするスーパーは、欲しいときに欲しいものが買えないというのは確かにある。

スーパーのやり方はよいものを安くというという考えには合う。そのためには妥協も必要だ。

一方で、高くてもいいならコンビニのやり方は確かに成り立つが、そこには無駄が付きまとう。


深夜帯の人の確保には特に苦心しているようで、それは近所のスーパーで夜間帯だけの求人広告が出ていることからもわかる。

朝・昼・夕方は十分な従業員が確保できているが、夜は足りないと。

このスーパーは24時までだから、24時すぎで終わりだけど、コンビニだとそこから朝まであるからなおさらだろう。

一方で、店にもよるが、深夜帯はそう儲かるわけでもない。人件費も高いから割が合わない店も多い。

じゃあ、集約しようというのが合理的だし、スーパーだと店ごとに営業時間を変えて役割分担するのはよくあった。

ただ、コンビニはフランチャイズで店によって経営者が違ったりするし、無駄が許容できる余力もあったかもしれない。

最近になって、とうとう深夜帯の営業は厳しいというのが見えてきたということなのかな。


ファミリーマートは、施設内店舗ということで24時間営業していない店が結構ある印象だ。

さらに、オフィスビル内の店舗ブランド「ファミマ!!」なんていうのもあるが、

これは、基本的には24時間営業をせず、多くは7時~23時の営業になっている。

ビルの都合というのも大いにあるだろうけど、目的に応じて営業時間を決めている先行事例とも言えるのではないか。

すでに路面店でもごく一部には24時間営業をやめている店もあるらしい。(cf. コンビニオーナー残酷物語 働き方改革のカギは「京都」にあり (ITMedia))

今回の実験もそういう取り組みを踏まえての挑戦である。


ファミリーマートの決算説明会の資料を読んでみると、興味深いことがいろいろ書いてある。

ファミリーマートはサークルK・サンクスの店舗を順次ファミリーマートに転換したわけだけど、その過程で3316店舗を閉店したそう。

うち833店舗はビルド&スクラップということで、移転して改めて開店しているが、2483店舗はただの閉店である。

これとは別に新規出店が669店舗あるのだが、けっこうな数の店を減らしたということがわかる。

あと、サークルK・サンクスのブランドを集約するのと同時に、ユニーの株式をパン・パシフィック・インターナショナルホールディングスに譲渡した。

この譲渡益を使って、閉店などに伴う減損、店舗の改装にあてたということが書かれている。

ユニーがいなくなった結果、ユニー・ファミリーマートホールディングス はファミリーマートに名前を改め、現ファミリーマートを吸収するとのこと。

経営統合時からスーパーに本気で取り組める環境ではないと思ってたけど、やっぱりそうだったねというだけの話。


Author : hidemaro
Date : 2019/04/12(Fri) 23:39
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