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マイナンバーカードはやっぱり貴重

本人確認書類の取扱もところによりいろいろだけど、こんな記載を見て、なるほどなぁと思った。

・当日はご本人様確認をさせていただく場合がございます。公的な顔写真付身分証明書(免許証・パスポート・在留カード・ 障害者手帳・顔写真付きクレジットカード・顔写真付き住民基本台帳カード・マイナンバーカード)をご準備の上、ご来場ください。ご提示頂けない場合、入場をお断りする場合がございます。

本イベントに限り、以下のものを本人確認書類に追加いたします。

・顔写真付きの学生証  ※顔写真が無いものは、ご本人確認が十分にできないため不可となります。

※今回のみ顔写真付き学生証を本人確認書類として使用できますが、次回以降の開催イベントについては、この限りではございませんので予めご了承ください。

※次回以降のイベントにご参加を検討されている方は、必ず、マイナンバーカードなどの公的な顔写真付身分証明書を事前にご取得いただけますと幸いです。

(TOKYO MX presents 「BanG Dream! 7th☆LIVE」)

そうか、マイナンバーカードを取得することを推奨される時代になったのか。


イベントの入場時に本人確認が実施されることも増えてるのかなぁ。

ただ、十分な本人確認を行うためにはいくつかの問題がある。

その問題の1つが、厳密な本人確認には顔写真が必要だが、顔写真付きの本人確認書類を持っていることを前提にするのは難しいということ。

会員制のイベントだったりすると厳格な本人確認が行われることもそれなりにあるようだが。

顔写真なしの本人確認書類でも可とならざるを得ないのが実情ではないか。


本人確認書類の取扱はところによりけりだが、多くの人にとってなじみがあるのは金融機関の取引時確認ではこうなっている。

  1. 顔写真付きの公的機関の発行する証明書1点
    運転免許証、運転履歴証明書、在留カード/特別永住者証明書、パスポート、マイナンバーカード、各種障害者手帳(顔写真付き)など
  2. 健康保険証、介護保険証、年金手帳、年金証書、印鑑登録証明書+実印、母子健康手帳のいずれか2点
  3. 2.の証明書1点と住所が確認出来る書類(公共料金の領収書、住民票の写しなど)1点
  4. 2.の証明書1点と郵送での住所確認

顔写真付きの公的機関の発行する本人確認書類は実はいろいろな種類あるけど、パスポート申請用にリストアップされている。

パスポート/本人確認書類 (東京都)

本当にいろいろあるけど、使用機会が多いのは上に列挙したものだろうな。無線従事者免許証と船員手帳は多少使う人もいるかもしれないが。


そこでここに書かれている顔写真付きの本人確認書類の取得条件と記載事項を調べてみた。

人を特定するのに必要な情報として、住民基本台帳の基本4情報(氏名・生年月日・性別・住所)というのがある。

顔写真付きで基本4情報がすべて記載されている書類は意外と少なく、マイナンバーカード、在留カード、海技免状、猟銃・空気銃所持許可証/教習資格認定証 に限られる。

そんなに少ないの? って思ったかも知れないが、性別が記載されていないものが多いんですね。

性別だけが欠けているものとしては、運転免許証/運転履歴証明書、各種障害者手帳(性別の記載があるものもある)・小型船舶操縦免許証などある。

性別はなくても本人確認にそこまで大きな問題はないので、あまり問題ではないのかも知れない。健康保険証などでも省略されつつあるようだし。


一方で、基本4情報のうち住所が揃わない書類も少なくない。

その最たる物がパスポート、住所は自分で記載する。さらに言うとパスポートはローマ字氏名は印字してあるが、漢字氏名も自分で記載する。

せめて漢字氏名は印字するべきだと思うんだけどね。中国は漢字氏名書いてあるし、韓国もハングル氏名書いてるんだけどね。

免許証の類は無線従事者免許証などが住所の記載がないものも多い。住所が変わるごとに書き換えするのが大変だからか?

その代わり、船員手帳のように本籍地が書いてあるものもある。

住所に比べれば本籍は変わりにくいが、人の本籍地なんて普通は知らないわけで本人確認にはほとんど役に立たない。

そういえばパスポートにも本籍地の都道府県が書いてありますね。役に立ってるのかなぁ。


さて、いろいろな本人確認書類があるが、大半が免許証の類であったりするわけである。

各種の障害者手帳は認定された人には発行されるが、認定されない人には無関係である。

在留カードは外国人住民(特別永住者以外)なら携帯義務があるぐらいだが、日本人には関係ない。

そんな中で取得のための条件がゆるいものを列挙してみると、次のようになる。

  1. マイナンバーカード (住民ならば誰でも)
  2. 日本国旅券 (外国に渡航できる日本人)
  3. 各種健康保険証 (適用事業所の従業員と家族 か それ以外で生活保護世帯以外の住民)
  4. 年金手帳 (20歳以上の住民 または 厚生年金加入事業所の従業員 または 任意加入者)
  5. 介護保険証 (65歳以上の住民)
  6. 印鑑登録証明書+実印 (住民なら誰でも)

1,2は顔写真付き、3,4,5,6は顔写真なしですね。

本当の意味で誰でも発行されるのはマイナンバーカードと印鑑登録証明書ぐらいしかない。

印鑑登録証明書は意外だったけど、確かに印鑑登録のときってそれなりの本人確認やってるんだよね。

問題は実印を押さないと本人確認にならないことですが。銀行では実印を届出印にする場合に限り認めるとなっていたりする。

2.の日本国旅券は犯罪歴などを理由に渡航を禁止されると発行されない。稀な事例だがないとは言えない。

3.の健康保険証は対象者が複雑だが、日本の居住者でも除外されうるのは生活保護世帯の人である。

(ただし、生活保護世帯でも勤務先が健康保険の適用事業所の場合は、健康保険に加入するので保険証がある)

4.の年金手帳は20歳以上の住民は必ず加入するので問題ないが、20歳未満で厚生年金に入っていない人は持っていない。

あと年金手帳は氏名・生年月日・性別しか記載がないので、本人確認書類としてはずいぶん弱い。

健康保険証も似たようなものだが、こちらは自分で住所を書くので、住所があるという理解もある。


こうやって見てみると、マイナンバーカードがいかに貴重な物であるかがよくわかる。

年齢制限も除外もない、国籍も関係なくなった。(外国人なら在留カード持ってるけど) 発行手数料も無料である。

確かに運転免許証は原動機付自転車・小型特殊自動車であればペーパーテストで比較的簡単に取得できるが、

適性検査に合格して、テストに合格するという明確なハードルがある。あと16歳以上でなければならない。

あと、原付は合否には関係ないが、講習を受けないと免許証が発行されないし、定期的に講習を受けて更新しないといけない。

まぁ自主返納すれば運転履歴証明書が発行され、記載変更しながら使い続けられるのは救いかも知れないが。

あと、実技試験なしで取れる免許証としては無線従事者免許証もあるが、試験は難しいかもね。講習を受講する方法もあるが。

ただし、無線従事者免許証は住所の記載が全くないので、住所の補完書類が必要と言われる可能性もなきにしもあらずだが。


さて、最初の話に戻るが、今回、顔写真付きの公的な本人確認書類を持参するようにとなっているが、

学生証(顔写真付き)は本来なら除外するところ、今回は特別に許容するとなっている。

学生証ってのは各種免許証などに年齢制限もある中では貴重なものだが、やや弱いという判断はあるかもしれない。

その割には顔写真付きクレジットカードはOKなの? って思うけど。これこそ公的機関発行ではないでしょ。

パスポートの申請なんかだと、健康保険証などと顔写真付き学生証をセットで認めていたりしますけどね。

まぁマイナンバーカードの取得を推奨するのは悪くはないでしょう。これなら誰でも取得できるわけだし。

ただ、取得に1ヶ月程度かかるので、すぐになんとかというわけにもいかないのが問題。


一方で、この本人確認は抜き打ちで実施すると明示されている。すなわち、持ってなくても入場できる可能性は十分あると。

そこがイマイチだなと思っていて、転売などあったとしても、運が悪くなければOKという考えもあるかもしれない。

その点では多少ザルでも全員に本人確認をやるほうがいいんじゃないかという思いもある。

チェック自体はチケット記載の名前と本人確認書類を照らし合わせるだけの簡素なものだったが、
インターネットの情報によればハネられた人もいたようで、かなり徹底していたようだ。
それでも観客はだいたいスムーズに押し込めたので、所定時刻には開演と相成った。

(風と雨とモヤの宮城)

実際、これでチケット全部を転売する人は激減した。2枚購入したうちの1枚を転売する人は相変わらず多いが。(同伴者氏名の登録は任意だから)


本人確認の取扱をどうするかは、場合によりけりなんだけど、厳密さと実現性をどう両立するかというのは問題。

厳密さを言えば、本人確認書類の偽造がないかICチップでチェックするべきだし、チケットの氏名も偽造されていないか確認する必要がある。

でもそんなことは多分出来なくて、目視で判断とするしかない。そこは実現性の問題である。

顔写真付きの本人確認書類もそうで、厳密なチェックには必須だが、持っていない人のための代替策がないと現実味はなかった。

今はマイナンバーカードがあるじゃないと言われれば、確かにそうだ。でも、後出しで言うことではないと思う。

そうなんですよ。確かに本人確認するかもとは当初から言っていたけど、こう具体的に書かれたのは後からなので。


Author : hidemaro
Date : 2019/02/10(Sun) 15:01
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