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結局は地場スーパーの集合体

イオンがスーパーマーケットの運営会社を地域ごとに統合することを発表した。

スーパーマーケット改革に関するお知らせ (イオン)

イオンのスーパーは地場スーパーの統合を繰り返してきた経緯があり、地域ごとにかなり違う。

統合することで全国一体になるのかというと、多分そうではない。


イオンのスーパーマーケットのブランドは「マックスバリュ」がメインだが、

このマックスバリュはイオン傘下に入った地場スーパーが名称変更したのが大半を占めている。

そういう経緯があるので、かつては地域ごとの運営会社によってキャンペーンやサービス内容の差が多く、

さらに同じ地域にあるのに、運営会社が違うということで混乱をきたす地域もあった。

この問題を解消するために、会社同士を合併させたり、会社間で店舗の譲渡が行われたり、

独自のポイントカードをWAONポイントに統合したり、今はほとんど混乱はなくなったと思うが。


イオンが発表したスーパーマーケットの運営会社の統合だが、地域によって目的が違いそう。

  • イオン北海道 + マックスバリュ北海道
  • マックスバリュ東北 + イオンリテール(東北カンパニー)
  • マックスバリュ東海 + マックスバリュ中部
  • ダイエー + 光洋(+マックスバリュ西日本・山陽マルナカの一部店舗)
  • マックスバリュ西日本 + マルナカ + 山陽マルナカ
  • イオン九州 + イオンストア九州 + マックスバリュ九州

北海道・東北・九州については、イオン も マックスバリュ も1つの会社にするようだ。

なお、九州のイオンストア九州というのは旧ダイエーのことを表している。ブランド名はすでにイオンになっているけど。

他はスーパーマーケットの会社同士の統合なのだが、それとて目的が同じとは言えない気がする。


まず、マックスバリュ東海とマックスバリュ中部だが、合計すると神奈川県から滋賀県にかけての地域に店舗を持つことになる。

すでにほぼ全てのスーパーが「マックスバリュ」になっている。

この地域は、かつてはマックスバリュの運営会社が複雑に入り組んでいたのだが、段階的に整理を進めた結果、現在はすっきりしている。

近畿圏でも滋賀県は明確にマックスバリュ中部の担当になっている。


次に、ダイエーと光洋だが、ここが一番複雑かも。

光洋だが、2007年にイオン傘下に入り、2008年にイオンから近畿圏のマックスバリュを譲渡された。

元からの光洋の店舗は「KOHYO」で、イオンから譲渡された店舗は「マックスバリュ」と現在も混在している。

さらに2016年に近畿圏のピーコックストアを譲渡され、KOHYO または マックスバリュ に改名した。

ダイエーは、近畿圏と関東圏の食品スーパーに専念することになり、全てのGMSはイオンに、他地域の食品スーパーはマックスバリュになった。

この2社を統合すると近畿圏のイオンのスーパーを1社に集約できそうなのだが、実はそう簡単ではない。

マックスバリュ西日本の前身は姫路のスーパーなので兵庫県内の店舗が多く、山陽マルナカも兵庫県・大阪府・奈良県に店舗を持っているからだ。

この問題については、両社の 兵庫県阪神地域と大阪府・奈良県の店舗を光洋とダイエーに譲渡することで解決するようだ。

結果として、光洋+ダイエーの担当エリアは 大阪府・京都府・奈良県・和歌山県と兵庫県阪神 になる。


マックスバリュ西日本、マルナカ、山陽マルナカ は、先ほど書いた譲渡も考慮して合計すると、中国・四国と兵庫県播磨・但馬・淡路を担当する。

マックスバリュ西日本は多くの地場スーパーを統合したが、ブランド名は「マックスバリュ」に統合されている。

マルナカ・山陽マルナカは2011年にイオン傘下に入ったが、ブランド名はこれまで変更されずに来た。

マルナカと山陽マルナカは四国と本州で明確に区別があるが、マックスバリュ西日本と他2社は完全に混在している。

そんなわけでブランド名や物流網の統合効果は大きそうだけど、それなりに大変そうではある。


ここまで見てきて、あれ? と思ったのが関東圏のダイエーの行方だが、

実は関東甲信越・北陸は今回発表のスーパーマーケットの運営会社統合の対象になっていない。

というのも、関東地方については2015年に ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス(USMH) という持株会社を設立している。

ここにカスミ、マルエツとマックスバリュ関東の3社を束ねていて、これに手応えを感じているようだ。

この3社は各々のブランドを維持しているが、一方でそれぞれが地域ごとのすみ分けがあるようだ。

と、関東圏は他の地域とはやり方が違うので、関東圏のダイエーの行く末がまだ決まり切っていないらしい。


統合したところで地場スーパーの集合体という色はあまり変わらないんだけどね。

本当に多くの地場スーパーがイオン傘下に入っていき、それぞれいろいろ経緯があるけど、総じて単独で生き残るのは大変ということなんだろうと。

それに対する答えは何かと考えたら、地域ごとにブランド・物流網を統合していくということになるのかなと。

ただ、地域によって実情に差はあって、それぞれの地域で答えは違うんだろうなと。

今回の発表の対象に関東甲信越・北陸が入っていないというのが、その最たるものだよね。


Author : hidemaro
Date : 2018/10/12(Fri) 23:51
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