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パスポートのコピーでOK?

クルーズ客船の入出国は飛行機や定期旅客船とはいろいろ違うらしい。

特に寄港は短時間で大勢の客を捌く必要がある。

もともと設備的に余裕がある大空港ならそれでもなんとかなるかもしれないが、

国際定期航路のない港に発着することの方が多いわけだし。


地上側の設備が不十分な場合、入出国手続きを行う場所を仮設する必要がある。

それなら船の中に設備を持ち込んで入出国手続きを行う方が都合がよいという考えもある。

地上で行うか、船内で行うかは、地上側の設備と乗客数次第ですかね。

ちなみに定期航路でも、かつて存在した那覇~基隆(台湾)の航路では船内で入出国手続きをしていたそうな。


あと、もう1つの特徴として、パスポートを持たないまま入国させるというのがある。

本来はパスポートにスタンプ(外国人の上陸許可はシールみたいだけど)をして、そのパスポートを滞在中は携行する必要がある。

ところが、クルーズ客船の乗客は紛失防止と手続きの円滑化のために、パスポートを最初に船に預けている。

原則に従えば、入国前に返却して、パスポートを呈示して上陸許可を受けて、それを滞在中は携行するべきなのだが、それは不便だ。

そこで、かつては仮上陸許可書を発行して、これをパスポートの代わりに携帯させていたらしい。

現在は制度が多少変わって、船舶観光上陸許可書をパスポートのコピーの裏面に貼ったものを携帯することになったようだ。

この方式を取るメリットとしては、パスポートを船で預かりっぱなしでよいというのもあるが、

許可書を回収するだけで出国手続きが完了するというのもあるらしい。そうなんですね。


あらかじめ船会社が乗客の情報を入国管理局に通知することにより、手続きが簡略化されている。

どうしても入国審査官が対面で実施しないといけないのは指紋採取ぐらいになったらしい。

2007年以降、日本人と特別永住者以外の入国者は指紋採取と写真撮影が行われるようになった。

この写真撮影については省略可としたが、指紋採取についてはクルーズ客船の乗客でも必須としている。

指紋採取と写真撮影は犯罪歴がある人や過去に退去になった人が入国することを防ぐためにやっているのだが、

特に指紋採取は効果的なようで(主目的が過去に退去になった人の再入国防止なので、対象者の指紋データがしっかり存在するのもある)、

これさえしっかりやっておけば、とりあえずはOKと言う考えなんだろうと思う。


ところで、船舶観光上陸許可 ってあんまり聞き覚えのない制度だけど、2015年から始まった新しい制度だそうで。

もともと寄港地上陸許可という制度があって、これも活用していたようだが、クルーズ客船に必ずしもマッチした制度ではなかった。

これが適用できないと原則通りの入国審査を行う必要があり、これでは時間がかかる。

そこで、クルーズ客船であらかじめ船会社が情報提供してくれるのなら、もうちょっと広く簡略化した手続きをできるようにしたということだそう。

特に中国人など、本来であればビザの取得から必要な場合でも、クルーズ客船で船舶観光上陸許可を使える場合はビザが不要になる。

最近では中国を母港にするクルーズ客船も増えており、近国である日本に寄港することも増えている。

別にそれだけのために作った制度ではないんだけど、そういうメリットもあると。


パスポートを使わず入出国する人には、船の乗員もある。

船の乗員は船員手帳というのを持っていて、船員手帳がパスポートの代わりになる場合があるから。

先ほどまで書いた客船の乗客と制度は似ていて、滞在中は乗員上陸許可書をパスポートの代わりに携帯すればよい。

ただし、補足資料として船員手帳も携帯する必要があるようだけど。

これは飛行機の乗務員にも言えるのだが、飛行機の乗務員は船員手帳がないので、必ずパスポートを使うことになる。

ただ、それにしても乗員上陸許可書を使うことに差はないようで。だから、パスポートにスタンプは押さず、許可書の回収で出国する。

なお、これは外国人の話で、日本人は普通に出国・帰国の手続きをすることになると思うけど、スタンプはどうかしらない。


Author : Hidemaro
Date : 2018/09/23(Sun) 23:22
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