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電波には限りがあるから

先日、ニュースで放送法の規制緩和として、

第四条 放送事業者は、国内放送及び内外放送(以下「国内放送等」という。)の放送番組の編集に当たつては、次の各号の定めるところによらなければならない。

一 公安及び善良な風俗を害しないこと。

二 政治的に公平であること。

三 報道は事実をまげないですること。

四 意見が対立している問題については、できるだけ多くの角度から論点を明らかにすること。

という規制を民放については外すことが検討されているという話が出ていた。

本当にやるのかどうかは知らないし、この規制を緩和することはあまり本質的なところではなさそうなのだが。


こういう規制は他のメディアにはない。新聞などは基本的に何を書いても自由だ。

なんでテレビ・ラジオに限ってこういう規制があるのか?

それは電波という限りあるリソースを使っていて、新規参入も容易ではないからだろう。

そこが公共放送であるNHKの存在意義でもある。

実はラジオ黎明機にも民間からラジオに参入したいという話があったらしいのだが、戦前は公共放送に一元化されていた。

どうしても電波には限りがあるので、放送局を乱立させるわけにはいかず、公共放送が一手に担うべきと考えられたのだろう。

受信料制度(かつては聴取料と呼んでいた)もこの時代に生まれたもの。ラジオを聞く=公共放送を聞く だったわけですから。

戦後には民間から放送に参入できるようになったが、そのときに民放にもいろいろな規制がかけられたというわけだ。


ほとんどの地域で地上波のテレビ・アナログラジオにつかえる電波は埋まってしまっており、新規参入は難しい。

奈良県のFMラジオ局とか、周波数計画にはあるが、未だ放送局が存在しないようなところなら参入余地はあるけど。

とはいえ、BSはデジタル化後には新規参入が相次いだり、地上波でも i-dioはまさに始まったばかり。

もっとも、BSはテレビショッピングが多くを占めるチャンネルが出てきたり、

VHF帯を使った地上波への新規参入も先駆者だったNOTTVはすでに撤退、i-dioも果たしてうまくいくのか。

新規参入がうまく行っているとも言いがたい状況ではあるが。

でもBSのチャンネル増は地上波では対応できないところをうまく埋めてるとは思いますけどね。


ところで、なんで最初に書いたような話が出てきたのかという話だが、

インターネット向けの動画制作を行う会社などが放送に参入することを想定しての規制緩和として、

他のメディアにはない諸々の規制を取っ払うとという発想だったようだ。

放送規制撤廃、急ぐ政府 政治的公平や外資の出資制限 「議論拙速」指摘も (朝日新聞)

すでに行われていることだが、放送のハードとソフトの分離というのも、ここにつながることらしい。

BSデジタル放送、i-dioでは、ハードとソフトの分離が行われている。

BSデジタル放送では 放送衛星システム が、i-dioでは VIP社 が放送に使う設備を運用している。

この会社から設備を借りて放送するのが、BSだとNHKやWOWOWなど、i-dioでは東京マルチメディア放送などの地域ごとの会社となっている。

地上波のテレビ、アナログラジオは分離されていないので、各社が鉄塔を建てているわけだ。(設備を共用していることもあるけど)


ただ、インターネット時代だからこそ、既存の放送局のレベルの高さがわかるという話もあるんだよね。

インターネットラジオ局「超!A&G+」は、東京のラジオ局、文化放送がやっているが、質・量ともにこの分野では特に優れていると思っている。

AbemaTVだって、テレビ朝日の支援を受けて立ち上がったインターネットの放送局だし。

放送局への新規参入が本当に自由に出来るなら、いろいろやりようはあるけど、どう考えても不可能なんだよね。

だって既存の放送局にとっても電波だけでは社会のニーズに応えられていないと思っているのだから。

何を目指すのか。具体的なところが示せないと納得感はないよね。


Author : hidemaro
Date : 2018/04/14(Sat) 23:50
社会 | Comment | trackback (0)

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