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どうして株主提案をしたか

株主総会の招集が届いていて、書面で議決権を行使するんだけど、

いくつか届いていた1社の議決権行使書を見てみると、会社提案と株主提案という欄があった。

どうも株主提案の議案も出ているらしい。


株主総会の議案は取締役会から提出されるものの、株主から提出されるものがある。

といっても株主が議案を出すことはそこまで多いわけでもないけど。

株主提案に対しては取締役会としての意見が付けられていて、

今回の提案については全て取締役会としては反対と書かれていた。


株主提案に対しては取締役会の反対意見が付くことが多いのかなと思う一方で、こういう事例もある。

日本ペイントHD、株主提案の取締役が過半数に (日本経済新聞)

株主提案への賛成ではなく、株主提案の内容を会社提案に含めて、株主提案を取り下げてもらったという例だが。

株主提案を受けて取締役会にとっても考えるきっかけになったって話だね。

この株主提案は提携関係にあるウットラム社からの提案で、なおかつウットラム社の人もすでに取締役にいたので、説明はしやすかったのだろう。

ただ、いかんせん取締役が従来7人、定款上の定員は10人だったところに、6人の取締役(1人は現職)を提案するという内容だったので、大変苦慮したようだ。

結果的にはウットラム社の提案する5人の取締役候補は面談などの結果、受け入れるのが妥当という判断になり、取締役は計10人で提案することになったようだ。


さて、この株主提案の内容を見てみると、もっともな提案も多いと思った。

実はこの会社、社長が筆頭株主という状況なんだよね。

そんな中でどうやって少数株主にとっての利益を担保するのかという課題があるでしょうと。

その課題を解決するため、世間の動向も考慮していくつかの提案をしているということのようだ。

ちょっとやりすぎなのでは? という提案もあったが、概ね妥当性はあるような気がしている。

というわけで、やりすぎと思った提案を除いては賛成として議決権を行使することにした。

やりすぎと思った提案の1つは会社提案の1つに矛盾するが、あとは特に会社提案にも矛盾しないので、会社提案も賛成でよいでしょうと。


とはいえ、議決権1個で結果が変わるとも思えず、機関投資家の動向次第というのが実情でしょうね。

社長が筆頭株主で、その社長も参加している取締役会では反対意見と考えると、なかなか厳しいような気もする。

他の大株主が束になって賛成意見となれば承認されるのだろうが、実際どうなるか。

世間動向も考慮すれば、賛成しやすい提案もいくつかあるので、そういうのは勝ち目があるのかなとも思うんだけどね。


取締役会は会社の実情とかもよく知った上で、株主総会に提案しているわけだけど、

それとは違う観点で株主から提案できるというのは意味があるのかなと。

それは会社の実情に照らして受け入れがたいという意見を出すこともあるだろうけど、

もっともだと思えば取締役会として賛成意見を出しても良いし、折りあいを探ってもよいだろう。

確かに従来なかった観点での提案だし、多くの株主にとって一考に値するものだと思った。


Author : hidemaro
Date : 2018/03/08(Thu) 22:19
社会 | Comment | trackback (0)

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