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埋立地をめぐる争い

中央防波堤内側・外側埋立地の帰属について調停案が出たというニュースがあった。

中央防波堤内側埋立地及び中央防波堤外側埋立地の境界に関する調停について (東京都)

面積の86%を江東区、14%を大田区に帰属させるという内容になっている。

江東区はともかく、大田区が取れるんだとは思ったけど。


東京都の特別区は市町村相当なので、特別区の間ではたびたび境界争いが起こっている。

特に埋立地の争いはいつものこと。

他の大都市ではあんまり聞かないんだけど、それは争いになる要素がないように埋め立ててるからなんだよね。

例えば大阪市は咲洲・夢洲・舞洲と3つの大きな埋立地を持っているが、

いずれも大阪市が明らかに大阪市域の延長線上に埋め立てているので、帰属は全く問題にならない。

一方で大阪市は指定都市なので、新しい大阪市域をいずれかの行政区に割りあてる必要がある。

咲洲は住之江区、舞洲・夢洲は此花区に属しているが、これは大阪市の裁量で勝手に決められる内容だ。


一方で、東京港の埋立地は東京都がどこの特別区に属するかは特に考えずに埋め立てている。

そのため、後で争いになるわけだけど、こういう場合は調停が行われて、それに従って分けられることになる。

以前もちょっと紹介したが、13号埋立地は争いの結果3つの区に分割して属することになった。

芝公園と台場公園に行く

今の町名は江東区青海・港区台場・品川区東八潮ですね。


中央防波堤内側・外側埋立地については、江東区から埋立が進んできた経緯がある。

なので暫定的な所在地表記は「江東区青海三丁目地先」だった。

その後に東京港臨海トンネルで大田区城南島と、東京ゲートブリッジで江東区若洲ともつながった。

太田区との接続ができたというのがポイントで、そこは今回の調停案でも考慮されたようだ。

一方で、以前は所属を主張していた、品川区・江戸川区・中央区は主張を取り下げている。


その上で86%を江東区、14%を大田区と決めた根拠だが、

江東区と大田区の水際線からの等距離線を引いて、面積を計算するとこうなったかららしい。

その上で、この面積配分になるように境界線を調整したものを提案している。

具体的には中央防波堤外側埋立地の西側22%を大田区、残りを江東区に所属させるようにとしている。


ところで埋立地の利用というのは、何を埋め立てたかによってかわってくる。

ごみの最終処分/埋立処分場 (東京二十三区清掃一部事務組合)

中央防波堤内側・外側埋立地のうち、概ね東側がゴミ(上のページの写真で囲われている)、西側が土砂の埋立地になっている。

土砂であれば、その上は都市や港湾施設として使うことができる。一方、ゴミであれば、その上は公園ぐらいしか使い道はない。

そこに江東区と大田区の線引きをあてはめてみると、大田区に属するとなった部分は全て土砂の埋立地、

江東区に所属する地域は土砂の埋立地もあるけど、大半はゴミの埋立地だ。

そう考えると大田区はいいところ引いたよね、と思った。


ただ、大田区はこの調停案に不満なようだ。

埋め立て地の調停案を拒否 大田区議会委員会 (日本経済新聞)

もともとこの水面でノリ養殖をしていた事情を考慮するべきと言う主張のようだ。

調停案の中には漁業権は考慮する必要はないと切り捨てているので、その点では全く相容れないものだろう。

これを覆せる勝算があるのかはよくわからないが。


しかし、どういう土地利用になるんだろうね。

江東区は公園になる部分が多いということか、スポーツを軸に活用していきたいと。

大田区は羽田空港近くということで物流拠点などへの活用をしていきたいと考えているようだ。

人が住む街という感じではないのかな。人が住んだとしても道路だけだと他の地域との行き来が大変か。

まだ全く分からんけどね。


Author : hidemaro
Date : 2017/10/17(Tue) 23:03
社会 | Comment | trackback (0)

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