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焼いてから実装するか、実装してから焼くか

マイコン・FPGAを動かすにはROMを焼く必要がある。

ROMを焼くっていうのも古い表現だよなぁ。かつてPROM(1回だけ書ける)は回路を焼き切るなどしてデータを書いてた名残かね。

よく使われている言葉だけど、その真意を知っていて、なおかつ実感のある人なんてあんまりいなさそう。


基本的には工場ではROMライターを使ってチップ自体にデータを書き込んで、それからプリント基板に実装しているそうで。

プリント基板を実装する工場で焼いていることもあれば、業者に焼いてもらったものを買うという場合もあると。

どっちも一長一短あるらしいけどね。

いずれにしてもプリント基板に実装して、電源を投入すれば動くように、あらかじめデータを書き込んだのを実装するのが普通だと。


ただ、試作品だとデータを書き込んだチップを実装するのではなく、

データの書き込まれていないチップを実装して、それからデバッガでデータを書き込むという方法を取ることが通常で……

って以前、その話を書いたな。

ROMとROMを書き込む

届いた基板何枚もFPGAとマイコンのROMを書き込み、それからメンテナンスツールで初期化作業を行いとやってたと。

当たり前のことながら、これはデバッガの端子が生きているからできることなんだけど。

もし、デバッガ端子を殺しているとすれば、ROMライターで書き込む以外の手段はないんだが。


一方でメンテナンスツールはROM書き換え機能というのがある。

FPGA内の回路、マイコン内のプログラムにROMを書き換える機能を仕込んであるのよね。

この機能を使うとデバッガを使わずにROMを書き換えられる。

デバッガのハードウェアはともかく、開発ツールが入ってないと書き込みできないからね。

メンテナンスツールさえ使えればFPGAもマイコンもROMの書き換えが済むのはメリットが大きい。


というわけで試作品の最初の書き込みはデバッガでやるにしても、それ以降はデバッガの出番がないことはわりとある。

工場からROM焼きもされた完成品を買えれば、そこからROM書き換えが必要でもデバッガの出番は全く無いかもしれない。

開発ツール使って実装・デバッグしている人はデバッガで書き込むことはそれなりにあるけど、

それでもメンテナンスツールでの書き換えだと、筐体開けなくていいし、ツールも軽いし、やっぱり便利なんだよね。

ある製品のROM書き換えはメンテナンスツールだと絶望的に遅いから、さすがにそれは使用頻度低いけどね。

うっかりデバッガ端子を殺したときにはやむを得ず使ったけどね。役立つこともあるんだなぁって。


訳あって試作品のROMを剥がして、別のROMに貼り替えるということをやっていた。

工場ならデータを書き込んだROMを貼り付けるんだろうけどなぁと思いつつも、

ここにあるのはまっさらなROMだから、貼り付けて通電してからデバッガで書き込んだと。

開発職場にROMライターがあったら、それで書き込んでから実装するという選択肢もあったんだろうけどね。

残念ながら工場にしかないので。(どうしても必要なら工場のROMライターで書いたチップを取り寄せることもあるとか)

書いてから実装するか、実装してから書くか、手順は違うが出来上がるものは同じなんでいいんですけどね。


Author : hidemaro
Date : 2017/08/02(Wed) 22:29
電気・数学・物理 | Comment | trackback (0)

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