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小中学生が通学しやすいように決めている

小中学校の校区というのは意外と複雑なものだ。

農村であればかつての村ごとに小学校があって、というのがかつての典型だったが、

都市化したところだと ○○町15~22番 とか ○○町(1234番地を除く) とか妙に細かい指定がある場合がある。

歴史的経緯でそうなっていることもあるが、通学の負担を考えての設定であることもある。


通学の負担といってもいろんなケースがある。3つの例を紹介する。

例えば、太い道路を渡って通学するとなると、なにかと危険が想定される。

この問題への答えの1つが歩道橋の整備で、世の中にある歩道橋のかなりは通学路という理由で作られたものである可能性が高い。

数年前に撤去された堺筋の日本橋3南交差点の歩道橋は日本橋小学校への通学路という理由で設置されたものだと聞いている。

商店街の回遊性を損なっているということで撤去され、歩車分離式の横断歩道が設置されることになったが。

もう1つの答えが太い道路を基準に小中学校の校区を分けてしまうということで、

本来は同じ町なのだが、道路の両側で校区を分けるという意図で、○○町15~22番 みたいな細かい校区設定がなされることがある。

もっと直接的に 「○○町(国道XXX号線の北側を除く)」 みたいな記述もある。

同様に線路も適当な踏切・跨線橋がないなどの理由で「○○町(○○線の東側に限る)」のような校区を定めることがある。


2つ目が単純に近くに小中学校があるから、そこに通学させているというケース。

今住んでいる地域の小学校がまさにそうで、○○1丁目~3丁目というまとまった区域に △△3丁目2番~5番 という微妙にくっついてきている区域がある。

実はこの小学校の所在地は △△3丁目2番 ということで、○○1丁目~3丁目 だけを校区とすると、小学校自体が校区外ということになってしまう。

それが理由かはしらんが、小学校のある一角だけ △△3丁目 の区域を小学校区に入れているらしい。

3つ目が宅地開発後の町名整理で町名が分かれてしまったようなケース。

宅地開発の後、開発エリア内は新しい町名が付けられることになるが、微妙に開発エリアから外れるところにも便乗した宅地があったりする。

その手の開発が行われる地域は得てして昔からの集落から離れたところにあったりするので、町名通りに校区を決めると通学が不便になりがちだ。

そこで、特定の番地だけその隣接地区の校区に含めてやるということが行われることがある。

引越前に住んでいた市ではそういうのがあって、番地単位でピンポイントで校区を変えられているところを調べると、隣に住宅団地があるのが常だった。


小中学校の校区編成でも地域でのまとまりを維持できるに越したことはないのだが、

他の行政施設に比べると、小中学校の校区は通学の都合を重視している印象がある。

ごく近くに小学校があるのに、その小学校を無視して遠くの小学校に通うというのが変というのもごもっともな話だ。

もっとも実際には小中学校ごとに受け入れできる人数には限りがあるので、あえて遠くの小中学校に通わせると言うことはあるのだが。


かつて住んでいた市で小学校の整理と中学校の移転・校区変更が行われるという話が出てきたそうだが、

その中で上に挙げたような事情で細かく校区を変えていた部分を、本来属する地域の小学校に付け替えるという話が出ていた。

小中学校の場所が変わったり、校区が変わったりする事情も踏まえてのことではあると思うのだが、

なぜ今まであえて校区を変えていたのかという事情を想像すると、それでいいんかなぁと思うところはある。

まだ案が示された段階で、住民の意見を反映して変わる可能性は大いにあると思うのだが、どうなるんだろうね。

一見、すっきり整理された校区が便利とも限らないという話である。


Author : Hidemaro
Date : 2016/03/08(Tue) 22:46
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