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成分を調整した分は他に持って行った

「成分無調整牛乳」があるなら「成分調整牛乳」はあるのだろうか?

と疑問を持った人がいるかは知らないけど、実際「成分調整牛乳」というのは売られている。


成分無調整牛乳の表示を見ると季節により成分が変化するというような記述がある。

無調整である以上は牛から出てくる乳の成分次第ということでこういう記述がある。

一般的に冬は乳脂肪分が高くなり、夏は乳脂肪分が下がると言われている。

なので 乳脂肪分3.6%以上・無脂乳固形分8.3%以上などと最低値を保証する書き方をしているわけだ。

それに対して成分調整牛乳では乳脂肪分を調整して、常に一定の値で出すようにしているということなのだが、

なぜそんなことをするのだろうか? という疑問はある。味を安定させるためかな?


ということは前から気になってたんだけど、成分調整牛乳と成分無調整牛乳の表示を見比べて理由がわかった。

成分無調整だと乳脂肪分3.6%以上となっているのに対して、成分調整牛乳は1.6%以上など乳脂肪分が明らかに低い。

この差はどこに行ったのかってバターとか生クリームに取られたってことだ。

成分調整牛乳には乳脂肪分を低くするタイプ以外にも、乳脂肪分を高くする(水分を除去する)タイプもあるそうだが、

乳脂肪分を低くしたタイプの成分調整牛乳は成分無調整牛乳に比べて多少安く売られている。

その差額はバター・生クリームの材料として乳脂肪分を取ったからという理解ができる。


脂肪分を低くした牛乳という視点では低脂肪牛乳・無脂肪牛乳というものもある。

実はこれも成分調整牛乳の一種だ。いずれも原材料は100%生乳で乳脂肪分を低くする処理を行ったものという位置づけだ。

低脂肪牛乳・無脂肪牛乳というのはエネルギーを低くするために脂肪分を低く抑えたと理解されている。

「成分調整牛乳」の表示は低脂肪乳の基準の乳脂肪分1.5%を超えるものになされているわけだが、

この領域では特に低エネルギーであるということはアピールされない。確かに乳脂肪分を低くしていれば低エネルギーなのだが。


特にそういうアピールがされない背景にはあまり味が変わらないという事情もあるのかもしれない。

【この差って何ですか?】牛乳の価格差は乳脂肪分にあった!安い牛乳でも味にほとんど変化がない理由は・・・ (メディアの虜)

テレビ番組で成分調整牛乳の話題が取り上げられたときに飲み比べをしてみたそうな。

その結果、あまり味に差はないとのこと。

メーカーいわく乳脂肪分1.6%を上回っている限りにおいてはあまり味に大きな差は生じないらしい。

すなわち 成分調整牛乳 というのは牛乳としての体が保てる範囲で余分な脂肪分は別に持っていった牛乳だと。

だから特に低エネルギーであることをアピールもしないわれだ。


ちなみに単に「牛乳」と書いてあれば成分無調整牛乳であると理解してよい。

「牛乳」もしくは「成分無調整牛乳」と名乗るには成分を調整せず乳脂肪分3.0%以上、無脂乳固形分8.0%以上であることが求められている。

真っ当な牛から絞った乳は当然満たしているはずという数字を決めているのだろう。

ただ「成分調整牛乳」「低脂肪牛乳」「無脂肪牛乳」にしても「牛乳」という文言を含んでいる限りは原材料は100%生乳だ。

脱脂粉乳などを原料にすればそれは「加工乳」の表記が必要になる。

その点では牛乳に違いは無く、味の面でも先ほど書いたとおりであれば「成分加工牛乳」の範囲に収まる限りでは大差ないということになる。

これをお値打ちと考えるか、姑息と考えるかは人次第だが、合理性はある。


Author : Hidemaro
Date : 2016/03/06(Sun) 22:42
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