日記帳だ! with Tux on Libserver

二度目の大改造!! 日記帳…か?を継承し、より柔軟でパワフルなBlogに変身しました。

RSSに対応しています。リンク・コメント・トラックバックは自由にしていただいてほぼ問題ありません。
RSS購読方法、僕のリンク・コメント・トラックバックについての考えを読むことをおすすめします。

行列に囲まれた京博と禅寺の元祖

今日は京都に出かけていた。

最初の目的地は京都国立博物館、普通に考えれば丹波橋から京阪で七条に行くところだけど、

京めぐりを使う都合、東寺駅まで行き、九条近鉄前がスタート地点となった。


京都駅からでなく九条近鉄前から乗るメリットは、駅出たらすぐバス停でコンパクトだし、

東山通方面へは207・202と本数の多い系統が走ってるので、かなり便利。まぁもっと便利なのは京阪電車なんですが。

ただ、次の九条車庫前で乗務員交代・時間調整があるので、そこでタイムロスが発生するのが難点。

東山七条で降りようと思ってたけど、207・202に比べれば本数の少ないはずの208に当たったので、七条通に曲がってからの博物館・三十三間堂前で降りた。

そしたら博物館の入口すぐだぞ、と思ったのだけど、なんか行列が東山七条に向けて延びてるし。これなら東山七条で降りた方がよかったなぁ。


なぜ、こんなに行列が出来ているか。そして、なぜ僕がこの時期に京博に来たのかというと、

現在、「国宝 鳥獣戯画と高山寺」という特別展を行っているからだ。

高山寺か、おもしろそうだなと思ったのだけど、その中でも特に注目を浴びているのが鳥獣人物戯画だよね。

その鳥獣人物戯画の修復を記念して行われている展覧会で、やはり目玉は鳥獣人物戯画である。

それで来てみたんだけど、なんだこの混雑は。なんか120分待ちとか240分待ちとか言ってるんですけど。

さすがにこれは待てんぞ。ということで、特別展は諦めて、常設展だけ見ることにした。

道路の外に出ている行列は入場券売場・博物館入口への行列ですぐ進んだので、入口で学生証を見せて常設展だけでということで入った。

特別展会場への行列は博物館の敷地内に作っていて、会場となっている明治古都館(本館)の周りに形成していた。

だから、敷地内に入ってしまえば、あとはすんなり常設展を見ることができる。


特別展やってるからこの時期に来たとは申しますが、常設展も今回の旅の目玉ではありましてね。

というのも、京博は最近まで常設展会場の建て替えを行ってましてね。

せっかくキャンパスメンバーで常設展を見られるようになったのに、これまで見ることができなくて。(代替として特別展を無料で見られたんだけどね)

そんなわけで9月の常設展再開早々に京博に行こうと思ってたのだけど、特別展の存在を知り、遅らせたという経緯がある。

その常設展だが、かなりのボリュームで驚いた。新しい建物ということで、照明もあっちゃこっちゃに付けられるようになってて、展示の自由度も高そう。

その中でもひときわ面白いなと思ったのが、京焼の展示かな。木桶を焼き物で再現したり、藤かごを焼き物で再現したり、不思議な焼き物がけっこうあった。

京博の収蔵物は京都ゆかりの品が多いわけだけど、けっこう派手なものも多くて、文化の中心地として挑戦的な取り組みをいろいろやってたんだなと思ったり。

あと驚いたが1階の仏像の展示だよな。そもそも大きい上に照明効果も加わって、大きなインパクトがあった。広い展示室を用意するのは今風の設計なのかなぁ。


さて、博物館を出て、バス停に行くと、接近表示に水族館・東山シャトルがあったので、これに乗ろうと思った。

次の目的地は梅小路公演ですね。京都駅に目もくれず、七条通を突き進む水族館・東山シャトルは好都合だ。

ただ、やっぱりガラガラだわ。梅小路に行く人が狙って使う分には便利だけど、わざわざ走らせるほどではないよなぁ。

梅小路公園に来たのは冷やかし……いや、交通科学博物館の引っ越し先、京都鉄道博物館がどうなるのかなぁと思ってね。

梅小路公園バス停で降りたらかつての市電の車両に出迎えられた。

どうもこの公園、市電の車両が何台も置かれている。お店として使われている車両もあれば、公園内を走る回っている車両もある。

公園内を走っているのは、GSユアサの蓄電池を積んで走れるように復元した車両だそうで、集電用のポールは上げずに走っている。

車庫の中に充電器があって、昼に充電休みがあるようだ。蓄電池とはいえ、昔の路面電車が走る状態で存在しているのはすばらしいな。

駐車場に目を向けてみると、なんか鉄道車両がおる。大阪から運んできた車両が留め置かれているのだろう。着実に引っ越しは進んでいるようだ。

工事中の建物の姿は見えなかったが、今日も梅小路蒸気機関車館は賑わっているようで、構内を走るSLの汽笛が鳴り響いていた。

梅小路蒸気機関車館は京都鉄道博物館が開業すると、当然そこに内包されることになる。

2つの博物館が1つになることでお互いのコレクションをうまく合わせられるということで、博物館全体の厚みが増すことを期待している。


烏丸線に乗るのに京都駅に行くのもなぁ、と思い、五条通まで出て、烏丸五条までバスで行き、烏丸線で北大路まで上ることに。

北大路バスターミナルから西に行くバスの適当なのに乗って向かったのは大徳寺ですね。

大徳寺は以前、行こうと計画してたこともあったのだが、理由は忘れたが計画から外してしまったのね。というわけで初めてですね。

大徳寺は中にいくつもの塔頭寺院がある。それぞれ独立してやってるんだろうね。

非公開のところが多いが、いくつか公開しているところもある。今は特別公開で公開しているところがあるけど、それを抜くと4つだったかな。

このうち2つを見てきた。


1つが大仙院、これはすさまじい。なんてったって国宝の本堂に特別名勝の庭園である。それぞれ最高ランクの保護を受けているわけだ。

解説してくれる人がいて、その人の話を聞きながら見て回ってたんだけど、建物は一見すると普通に見える。

けど、その普通が先進的で、茶室にある床の間は日本最古のものだと言われているし、玄関という構造も日本最古のものだと言われている。

本堂を取り囲むようにある枯山水の庭園はなかなか手の込んだ作りになっている。

激流の川が大海原にいきつく姿を描いていて、雑念が取り払われる様子を描いているとのこと。そんなに広くはないが、空間をうまくつかっていると思った。

その大海原に、清めの意味を込めてか盛り砂をしてあるのは蛇足だと思ったが。

ちなみに拝観料は400円なのだけど、京都観光一日乗車券を出すと10円割引になる。誤植かと思ったがそんなことなかった。

どうも団体割引が10円引きみたいで、その点ではよくある取扱だったよう。てっきり割引施設リストに載せるためにでっちあげたとばかり。


もう1つが龍源院だ。「最古の方丈建築」とアピールする看板に従って行ってみたが、足を運んで大正解だった。

最古というのは建立が一番古いということかというと必ずしもそうではないよう。

方丈建築の寺も時代が進むにつれて創建当初から変わった部分があるけれど、資料を基に完全に復元したということで、

唯一、古い方丈建築のデザインが完全に残っていますよということらしい。これこそが禅寺のデザインであるとのこと。

床は大半が板張りで、一部が畳敷きになっているのだけど、

応接間として使っていた書院の間ではわざわざ、一部だけ畳になっていて、位の高いお客さんだけが畳を使うようになってたらしい。妙なことを。

眠蔵という部屋は禅僧が座禅するか寝る部屋だけど、寝る部分だけ畳敷きであとは板張りになっていた。

庭園だが、小さな庭と大きな庭があって、小さな庭もそれはそれで工夫が凝らされていて、「電流の+と-のように湧き出しと吸収を表している」みたいなことが書いてあってなるほどなぁと思って見たり、

大きな庭だと、「一枝担」は苔の島だとか石の島や山というのがうまく表されていて、見とれてしまった。

「竜吟庭」は一面苔で、苔の使い方としてはかなり違うけど、なるほど確かにどちらも面白いと思った。


大徳寺から少し西に進んで少し下ると山が見えてくる。これは船岡山という山で建勲神社がある。

眺めを期待して上がってお参りしてきたのだけど、木が生い茂ってて眺めはあまりよろしくなかった。

神社の周りは公園になっていて、そこなら、と思ったけど、多少は眺めがきくけど微妙だなぁ。

なんか地域の祭りをやってて賑やかだった。

また北大路通に戻って、千本北大路からバスで北野天満宮へ。北野白梅町まで乗るつもりだったけど、101だったので北野天満宮前まで行けた。


北野天満宮を出て、最後の目的地、岡崎公園に向かおうとした。

50に乗って二条城前まで行き、東西線で東山三条に移動したんだけど、バス停ダダ混みだし、バスもダダ混みだし。

これは烏丸今出川か西大路御池で乗り換えるべきだったかねぇ。50は京都駅まで行くバスだから混みやすいのかな。

あと、50と101ってどちらも毎時4本なんだね。北野天満宮といえば50だとばかり思ってたんだけどね。

101は洛バス(観光用の急行バス)の1つで、京都駅~二条城~北野天満宮~金閣寺道~北大路BTを結んでいる。

50は京都駅~二条城~北野天満宮~立命館大学なので、101と50のルートはよく似ている。

50はかつて京都駅~北野天満宮を結んでいた路面電車のルートにほぼ忠実に走っているので、市内にしては珍しく細い道を走るバスだったりする。

101はそれを幹線道路を突き進むように変えたバスで、そんなに大きな差はない。

北野白梅町から先は立命館大学に向かうか、金閣寺を経て北大路BTに行くかというところで違うけどね。しかしどちらも混むことは同じだ。

満員のバスに揺られて、二条城前で降りたら、二条城前駅はすぐそこ。東西線で進めばまもなく東山駅。地下鉄に乗ってしまえば速い。


岡崎公園では久しぶりにキャンパスメンバーで京都国立近代美術館のコレクション展を見てきた。

今回は版画が目立ってた気がする。版画と言うには繊細な絵に、見慣れない技法の名前が書いてあるからなんだろと気になって、

そこに置いてあったカタログを見てみたら、やはり版画の技法だったということで、版画の表現力に驚くばかりだった。

もちろん素朴な木版画も好きよ。多色刷りがぴったり合ってるのを見て、さすが! と思ったり。


こうして京都を一日楽しみ終えて、京都駅に向かって、近鉄のホームに行くと、ちょうど急行がホームに入ってくるところで、

わざわざ京都駅で乗り換えた甲斐があったなと。京都駅から乗っても座れるとは限らんし、というか京都駅で座れないことの方が多い気がする。

どうせ座れないなら竹田で乗り換えるかと迷ったんだけどさ。今回は成功と。


Author : Hidemaro
Date : 2014/11/08(Sat) 23:44
記録 | Comment | trackback (0)

Tools