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円とウォンはアメリカドル経由

この前、ファミリーマートで買い物したときレシートに30円割引券を付いてたので、

それを出して、残りはTポイントでと言ったら、無理といわれ、じゃあと、セゾンカードを出したら、

「それも併用できませんね。現金とかICOCAとかならいけるんですけど」と言われ、ICOCAで払った。

なぜに。注意書きをよく確認してないので本当かはようわからんのだが、なんだかなぁ……


今日、ニュース見てたときに知ったんだけど、日本円と韓国ウォンを直接交換する市場ってないんだね。

土地柄、お金の行き来も相当多そうなのに意外だなと思った。

調べてみたところ、過去にもソウルで円とウォンを直接取引できる市場を成立させようとしたものの、けっきょく失敗したという経緯があるそうだ。

ウォンと人民元の直接取引市場開設に合意か、韓中が首脳会談に向けて調整 (東亜日報)

どうもウォンと元の直接市場が先日出来たみたいね。ただ、果たしてうまくいくのかというのを、円ウォン市場の過去を取り上げていると。


ところで外国為替市場というのは株式などのように取引所が存在するわけではない。

銀行同士が直接取引を行うインターバンク市場こそが外国為替市場なんだと。

だから、需要があるところに勝手に成立するはずなんだよね。

そう考えると、円ウォン市場が存在していないというのは、よっぽど需要がないのだろうか。


ここで円と他の通貨との市場で成立しているものはどれだけあるのか、気になって調べてみた。

そこで三菱東京UFJ銀行のWebサイトを調べてみたところ、少なくとも6つの通貨とのインターバンク市場は存在するようだ。

外国為替相場一覧表(リアルタイムレート) (三菱東京UFJ銀行)

アメリカドル・ユーロ・イギリスポンド・スイスフラン・オーストラリアドル・ニュージーランドドルの6つですね。

アメリカドルとユーロは言うまでもないけど、ユーロ以外のヨーロッパの通貨としてポンド・フラン、

地理的にも近く、やりとりも多そうなオーストラリアドル・ニュージーランドドルというのは、なるほどと納得のいくラインナップだ。


ただ、これ以外の通貨とのインターバンク市場が存在しないのかというと、そうでもないのではないだろうか。

というわけで調べてみたら「アジア為替市場の取引状況」という資料があった。

アジア為替市場の取引状況 (日本銀行)

いろいろ書かれているが、ここを見てみると、少なくともウォン・シンガポールドル・タイバーツ・台湾ドルについては一定の市場があるよう。

ふーん、ソウルでは市場が成立してないけど、東京だとか他の地域では市場がなり立ってるんかなぁ、と想像できる。

とはいえ、これらの市場が果たして役立つものになっているのかというと、ソウルにない限りはそんなに役に立たないらしい。

というのも、ウォンではオフショア市場(非居住者向けの市場)とオンショア市場(国内の市場)が分断されているからだ。

円やアメリカドルだとかは特に取引に規制はない。誰がどんな目的で取引してもいい。だからこそ、主要通貨として認識されているわけですよ。

ただ、流通量が潤沢とは言えない通貨だと、投機目的で買われたときの影響が大きすぎる。

というわけで、監視のきくオンショア市場とオフショア市場を分断して、オンショア市場に一定の規制をするというのは、よくあることらしい。

そして、そのような規制がある都合、ウォンに関わる市場というのはそんなに大きくないらしい。


そのような限られた市場だからこそ、ほとんどの取引がアメリカドルに集約されているのだろう。

ウォンについて言えば、96%がアメリカドルとの取引、2%がユーロとの取引、2%が円との取引だそうだ。

ソウルにはアメリカドルとの市場しか存在しないそうだから、当たり前といえば当たり前のことだが、

他の日本以外のアジアの通貨でも、タイバーツで93%がアメリカドルとの取引、4%が円との取引とのことで、アメリカドルに集中しているのは同じ。

これが円だと、アメリカドルとの取引は74%、ユーロとの取引が17%、オーストラリアドルとの取引が4%程度と、

ドルの割合が高いとは言え、ユーロとの直接取引も盛んに行われていることがわかる。それが当たり前だと思ったけど、そうでもないと。

日本以外のアジアの通貨だと、ユーロとの市場もそんなに活発ではないようだ。


もし、ウォンと円を直接取引できる市場ができたとしても、取引量が少なければよい条件での取引は期待しがたい。

直接取引できる市場があれば、取引にかかるコストが下がりますよというわけだけど、

活発に取引されているウォンとアメリカドルの市場と円とアメリカドルの市場を組み合わせる方が結局有利な条件で取引できるのだとなれば、

そりゃ使われずに寂れるやろなと。過去に円ウォン市場が根付かなかったのもつまりそういうことなんだと。

選択肢があることはいいことだけど、使われないのでは結局意味がない。

というかニーズがあるのなら、すでに存在しているはずだろうと。


円といろいろな通貨との市場がそれぞれ存在しているのは先に書いたとおりだけど、

そうはいっても取引の74%を占めるアメリカドルとの取引に他の取引もかなり引っ張られるのは当然なんだよね。

別にアメリカドルを基準に世界中の通貨が動く必然性はないわけだけど、現実にはそうなってるからね。

円とユーロの市場は世界的に見てもかなり盛んな方だけど、そうは言ってもねぇ。

アメリカドルを介する必然性はないが、どうせなにもかもアメリカドルとの関係に引きずられるなら、

別にアメリカドルを介してもというのはあるような気はする。

本当はアメリカドルと無関係でもいいはずだし、直接取引の市場が成立するのなら、うまく活用してコストの軽減できればいいと思うんだけどさ。


Author : Hidemaro
Date : 2014/11/05(Wed) 23:43
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