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ハングルの裏でうごめく漢字

ドイツ語だと複合語はとにかくスペースも付けずにつなげる(例えば Volk+Wagen→Volkswagen とか)が、

日本語もそうですよね。じゃあ韓国語はどうなのよ、と韓国人の留学生に聞いてみたら、

実は韓国語ではスペースの入れ方は複雑なのだという。


ご存じの通り、現在は韓国語はハングルを使って書くので、なにも空けずに連ねて書くとわけがわからないことになる。

なので適宜スペースを入れているのだが、このルールがけっこう複雑で、テストでも出題されることがあるほどだという。

ただ、聞いた感じだと助詞の後ぐらいにスペースを入れることが多いようね。

例えば、「市民の森」だと「시민의 숲」となるとのことで、「市民の」と「森」の間にスペースが入っていることがわかる。

このあたりはヨーロッパの言語とも似ている気がする。

ただ、その一方で韓国語は漢字で書き記すことができる言葉も多い。

そのような漢字で一繋がりになる言葉はハングルでも区切らず書くとのことで、

例えば「仁川国際空港」はそのままハングルに置き換えて「인천국제공항」と書くことになるようで。

そんなわけで今でも多少、漢字はハングルの表現に影響を与えていることがわかる。まぁ漢字とハングルは一対一対応するらしいしね。


ところで、今は韓国語はハングルで書くわけだけど、漢字も存在しているし、昔はそれなりに使われていたよう。

東亜日報という新聞のアーカイブを見せてもらったんだけど、どうも1998年まで漢字とハングルが混ざって書かれていたようね。

ハングルと漢字が混ざってるのは不思議な気がしたが、日本語の漢字かな交じりとやってることは一緒だから、お前が言うなとなるが。

ただ、漢字の割合は時代に応じて変わっていたようだから、一気に変わったわけでもないみたい。

今となっては漢字を使うことも少なくなり、自分の名前を漢字でかけるかどうかという程度だそう。

ちなみにハングルでしか書けない名前を持っている人もそこそこいるらしい。


そんなわけでほぼハングルしか使わなくなった韓国語だが、漢字を使わないものだから、放ったらかしになっていたことがあった。

それがソウルの漢字表記ですね。

ソウルは韓国語で首都を表す意味の言葉で、正式に都市名になったのは1945年以降のようだが、それ以前からそういう言い方はあったらしい。

別に韓国語で書く分にはハングル使っておけばいいし、他の表音文字でもラテン文字ならSeoulとか表すわけだから問題は無い。

日本語だってカタカナで書いてるから問題は無いが、ただ1つ問題があったのが中国語での取扱だ。

中国語では漢字圏の地名はそのまま漢字で表している。それで中国語の読みで読んでるとかなんとか。

だからソウルも漢字で書きたいけど、当て字も付けないものだから(昔は当て字もあったらしい)漢字で表記できなかった。

それでどうしていたかというと、昔使っていた 漢城(韓国語で読むとハンソン) という表記を2005年まで使い続けていたのだ。

2005年に首爾という中国語での当て字が決まって、それ以後はこの表記に変わり、ソウルに近い発音で読めるようになったのだが、

中国人の留学生(まだ研究生だが)が「そういやソウルって名前変わったんだな」とかいう反応をしてたが、中国語だけみてるとそういう認識になるんだね。


とかなんとか、韓国語での漢字というものの位置づけが見えてくる話をいくつか聞いた。

「確かにハングルで書くけど、大半の言葉は漢字があるからね」と言っていた通り、

漢字があることは意識しているようだが、ほぼ使わないというのが韓国語らしい。

このあたり日本語とは似ているけど違った考えかなと思った。

日本語はカナでも表せるが、かさばるし同音異義語だらけでめんどくさいから適宜漢字を混ぜているんだ、と僕は思っているんだけどいかがですかね?


Author : hidemaro
Date : 2014/09/20(Sat) 23:55
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