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チャージして使う敬老パス

ここ最近、大阪の市営地下鉄の駅では、

8月から敬老優待乗車証の乗車1回につき50円の負担が必要になることを頻繁に放送している。


大阪市の敬老優待乗車証がICカードになって長いが、

このICカードというのはPiTaPaのシステムを使っていて、

市営交通の利用分は大阪市に請求され、それ以外のPiTaPa・ICOCAエリアの利用はチャージ残高から差し引かれる仕組みになっている。

ICカード導入前は大阪市から交通局への支払い額というのはどんぶり勘定だったそうだが、

ICカードに切り替えたことで利用に応じた支払いとなり、交通局、特にバス事業の収入がだいぶ減ってしまったとかなんとか。

ここ数年の市バスの減便ラッシュはそのせいかもしれない。これをどう見るかは意見が分かれるところだろうが。


これまでも敬老優待乗車証の利用にあたっては年間3000円の負担が必要だった。

とはいえ、3000円払えば、月に2回の利用でも、毎日2回の利用でも一緒というのは不公平感もあった。

そんなこともあって利用のたびに負担が必要になる仕組みが導入された。

神戸市の敬老優待乗車証(2008年から鉄道は半額、バスは110円負担)、奈良市の老春手帳(2009年からバス乗車1回につき100円負担)など

自己負担を導入したシステムが導入されているので、それにならったものだろう。


乗車1回につき50円の負担だが、これは地下鉄・市バスの乗り継ぎも含めて乗車1回と数える。

例えば、市バスで出戸に行き、そこから地下鉄でコスモスクエアに行く場合、

普通に乗車すれば地下鉄370円+市バス210円-割引100円=480円となるところ50円の負担で済む。

まぁこんな利用する人はそうそういないと思うけど、市バスも地下鉄も使ってた人にとってもそこまで負担は伸びないということだ。


この50円の負担金はICカードのチャージ残高から支払うので、あらかじめチャージしてねという話なんだけど、

実は市バス車内ではチャージ出来ない。

というかPiTaPaエリアのバスは基本的には車内でのICOCA・PiTaPaのチャージに対応してないらしい。

だからバスでICOCAの残高が足りなくなった場合は不足分は現金で払うことになるそうだ。

それは敬老パスでも同じだそうで「料金収納機にタッチのうえ、現金で不足額をお支払いいただくことで降車していただけます。」と書かれている。

「乗継も可能です」とあるから現金精算したからといって、不利益を被ることはないのだが、

市バスのみ使う人だと、わざわざ駅まで行かないとチャージできないので、チャージしたくてもチャージ出来ない人が出てきそう。

そこらへん神戸市はどうなんですかね?


定額の負担が利用に応じた負担になるのは喜ばしいことだと思ったのだが、

どうも利用ごとの負担が導入されても年間3000円の負担は変わらないようなのよね。

神戸市も奈良市も利用ごとの負担はあるが、カード発行にあたっての負担はない。

定額負担も利用ごとの負担もどっちもというのは道理に合わないような気がする。

1回あたりの負担額は50円、しかも乗り継ぎは1回で数えるから、利用ごとの負担は抑えられているとはいえ、

定額の負担が残ると低頻度の利用者が救済されない。

そんな敬老優待乗車証はいらんわという話にもなりかねないわけだが、それが狙いか?


もう10年ぐらい前にはなくなったと思うけど、昔はうちの市にも高齢者への交通費補助の制度があったのよね。

バスカードかパールカードかタクシー券が年間3000円ぐらいだったか支給される制度だったはず。

このぐらいの金額だと、数回使うだけですぐになくなってしまうので、どれぐらい効果があったかはよくわからんが。

それに対して市営交通の無料乗車というのはかなり強力な制度だし、

そうやって乗車してもらうことによって公共交通の維持にもつながるというのは、高齢者はもちろん、それ以外の交通弱者にとってのメリットでもある。

とはいえ、税金を使う名目として妥当な方法かという問題はあって、そんな中で利用ごとの負担という方法が出てきたんだと思うけどね。


Author : hidemaro
Date : 2014/07/10(Thu) 23:56
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