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Azureってどんなの?

今日は組み込み講座の特別編のようなものの補助のために出かけていた。

そこでMicrosoftのクラウドプラットフォーム、Azureを使う話が出ていた。

一体なにが組み込みなんだと思うところだけど、次回このあたりがつながるらしい。


以前、クラウドコンピューティングとはなんぞやということを話題にしたことがある。

クラウドコンピューティングとはなにか?

クラウドはSaaS・PaaS・IaaSに大別できて、ということを書いたけど、AzureはPaaSにあてはまる。

そのPaaSというのは、Platform as a Service、ソフトウェアの実行に必要な環境をサービスとして提供するもののこと。

Azureの他にAmazon EC2やGoogle App Engineが有名だが、実際のところPaaSはどんなもんなのか。

今日見てきた感想を書こうと思う。


Azureを実際に使うときにはサーバを使用するのにお金がかかる。

しかし開発時はエミュレータを使えばお金をかけずに開発ができる。

このあたりの仕組みはAzureは優れているようだ。

Azureの開発はC#を用いる。

Azureの上で動かすものにはWebロールとWorkerロールの2つの区分があって、

WebロールはASP.NETのアプリケーションになっている。Workerロールはバックグラウンドで動かすためのプログラムらしい。

今回の話ではWebロールだけ扱ってたけど、バックグラウンドでとやかくやらせるということもできるよってこと。

ともかく、WebロールとWorkerロールのプログラミングをしてAzureに送り込んでやればそれが動くってことだ。


もう1つAzureが提供しているのがストレージですね。

Azureが提供しているストレージにはSQLデータベース・テーブル・BLOB・キューの4種類があるようだ。

キューはWebロールとWorkerロールの間のやりとりなどにつかうものなので少し異なる。

SQLデータベースは料金設定がかなり高めになってるが、これまで慣れ親しんできたリレーショナルデータベース同様に扱える。

テーブル・BLOBはまさにクラウド世界のためのストレージで値段も安いのでこれを使った設計が好ましいのだろう。

テーブルは分散KVSにより実現されているもので、キーを指定してデータの読み書きを行うもの。

これまでのリレーショナルデータベースに比べると分散化させやすい点でクラウド時代に適したものになっている。

ただし、データの整合性が保証されないとか、キーを指定して読み書きを行うというだけの仕組みだから検索・集計機能が貧弱という弱点もある。

ただ、それを踏まえた設計をやっていけば安くて便利なものなのだろう。

BLOBはバイナリデータを保存するためのストレージで、仮想的なNTFSドライブとして振る舞うものらしい。

ネットワークドライブのようなものととらえれば良いだろうか。


なるほど、これがAzureか、とある程度理解はできた。開発環境も整えてエミュレータでテストもした。

さぁ使おう、となったとき考えないといけないのがお金ですね。

単純に従量課金なのかと言えばそうでもなくて、事前申込みで割り引かれるサービスがあったり、大口向けの割引があったり、

なんかけっこう複雑そうでしたけどね。このあたりMicrosoftらしいのかもしれないけど。

ちなみに標準的なSインスタンスの値段が1時間あたり10.49円、BLOB・テーブル・キューのストレージが1GBあたり月額10.93円と。

Sインスタンス1つを24時間×30日動かしたら7553円だけど、これが6ヶ月契約すると6292.65円で済むとかそういう感じ。

Sインスタンス1つでどれぐらい動かせるんだとかわからんからこの値段がいかほどか評価しにくいけど、

PaaSだからハードウェアの管理はもちろんOSの管理からも解放されるし、時間あたりの課金だから手軽ではあるのかな。


Author : Hidemaro
Date : 2012/08/03(Fri) 22:57
コンピュータ・インターネット | Comment | trackback (0)

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