日記帳だ! with Tux on Libserver

二度目の大改造!! 日記帳…か?を継承し、より柔軟でパワフルなBlogに変身しました。

RSSに対応しています。リンク・コメント・トラックバックは自由にしていただいてほぼ問題ありません。
RSS購読方法、僕のリンク・コメント・トラックバックについての考えを読むことをおすすめします。

JavaScriptを有効にし、Cookieを受け入れ、以下のブラウザを使うことで完全なコンテンツが楽しめます。
Mozilla Firefox 3.0(Get Firefox)・Opera 9.6・Safari 3.2・Lunascape 4/5(Gecko)・Lunascape 5(WebKit)
Internet Explorer 7/8とそれを使うIEコンポーネントブラウザ(Lunascape・Sleipnirなど)

高専の手薄なところ

今日、こんなニュースを見た。

大学はリストラ、高専は増設を 国家戦略会議 (日本経済新聞)

大学への交付金・補助金の配分の変更やらとともに、高専の拡充が話題になったよう。


インターネットでの話題は意外にも否定的で、高専の質を下げる気かなどいう言う人も多いようだが、僕はこの方針については概ねよいものだと思う。

確かに高専は中学卒業で受け入れるということもあって、なかなか主流になりにくい。

現状で高専の学生の割合は、大学の学生に対して2%程度、工学を専攻している人のうち1割程度とかなり低い。

高専の拡充を進めたところでこれが飛躍的に増えるものではないだろう。やはり工学を専攻するにしても典型的な高校から大学というルートを選ぶ人が多くならざる得ない。

それは中学卒業で専門分野を選んで5年勉強することを決断するのはどうしても難しいから仕方ない。

スーパー高専設置のときに定員が減ってるという事情もあるし、そのまま定員増というのはないだろう。


では扱う領域を増やすということが浮かぶが、現状取り扱っている工学と商船以外の分野に広げるのは難しいだろう。

個人的には看護学は高専で取り扱うとよさそうだと思っているが簡単に実現できるものではないだろう。(参考記事 : 看護学をやる高専はできないか?)

その他の分野はその足がかりすらない。


じゃあどこで拡充するとよいのか。注目するべきは地域性である。

高専の立地を調べてみると、全国にまんべんなくあるようで手薄な部分がある。

高専が立地していない都道府県を列挙すると、埼玉県・神奈川県・山梨県・滋賀県・佐賀県 と5県ある。

ただし佐賀県については久留米高専が県境近くに立地している。

あとはなんとも言えないんだけど、滋賀県については近くと言うことである程度わかるのでこれを例にとってみる。

滋賀県の近くには舞鶴高専・奈良高専・福井高専があるものの、どれも往来は便利ではない。奈良高専にはその気になれば通学出来るがそれでも遠い。

そうなってくると滋賀県の中学生が高専に入学したいと考えても近くにないとなればなかなか選びにくい。

確かに高専は学寮に入る人が多いのは確かだが、それにしても中学を卒業してあまり遠いところに進学するというのは厳しいものがある。

この辺は中学卒業で受け入れることの難しさなんじゃないかなとも思う。同一府県にないと選択肢にも入らないというのが実情ではないかなと。

僕も中学3年生のことを思い出してみると、確かに他府県の学校の話題はほとんど出なかった。そういうもんだろう。

そうやって高専が取り逃している学生を拾うためにも高専が手薄な地域を埋めるように拡充するべきではないかと思う。


滋賀県は最近人口増加と工場の進出が著しい、すなわち入口も出口も需要が見込めるということである。

十分な需要が見込めて手薄な地域に高専が進出することは大変意味のあることだと思う。

高専の新設は長らく行われてこなかったが、2002年に沖縄高専が設置されており、これに続くものがあってもよいはずである。

今回の会議での話題はそれを後押しするものになるのかなと思っている。


この拡充とあわせて、中学生が高専への理解を深めてもらわなければならない。

結局はそこが問題なんですけどね。理解が深まらないと学生来てくれないんで。

そこらへんは中学校とも協力して進めていかんとね。


Author : hidemaro
Date : 2012/04/10(Tue) 23:51
学問 | Comment | trackback (0)

Tools