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バスとバスを乗り継げばどこへでも行ける

昨日、中之島から上六までバスに乗ったわけだが、直行するバスは当たり前だがない。

大阪駅行きならば肥後橋バス停から科学館はわりと近いが、住吉車庫行きは御堂筋を通るので都合が悪い。

それでどうやってバスで帰ってきたのかというと、中之島四丁目から市バス53系統にのり大阪駅前に行き、そこから62系統に乗った。


大阪の市バスはおそらく知る限りではもっとも太っ腹な乗り継ぎ運賃制度を取っている。

その内容とはバスとバスを乗り継ぐ時は、前回の降車から次の降車まで90分以内なら1乗車分の200円で乗車できるというもの。

そのバスとバスは何でもいいというのが特徴で、なかなかこんな制度を取っている事業者はない。


そもそも事の発端はゾーンバスシステムにあるらしい。

ゾーンバスシステムというのは、ターミナル間を結ぶ幹線バスと、ターミナルと各地を結ぶ支線バスに分ける方式のことを言う。

大阪におけるゾーンバス発祥の地らしい出戸を例に取れば、

あべの橋と出戸バスターミナルを結ぶ1系統・9系統、南港通を通り住之江公園と出戸バスターミナルを結ぶ3系統、

長居公園通を通り長居駅方面へ向かう4系統・4A系統あたりがかつては幹線バスになっていたのだろう。

その頃は系統番号も幹線1系統など呼んでいたようだ。

一方で出戸バスターミナルから出て行く1A,1B,1C,1D,2,3A,3B系統あたりはかつては支線バスだったのだろう。

実際に支線1甲系統などというバスがあったようです。

これらの幹線バスと支線バスを出戸バスターミナルで乗り継ぐ場合は1乗車の扱いになっていたようだ。


これによりむやみやたらに駅から各地へ向かってバスを走らせる必要がなくなり、

幹線バスは大型車、支線バスは中型車などという風に車両を分けて合理的に運行できるようになったりしたようだ。

その後、大阪市内にゾーンバスシステムが広がっていったのだが、ここで少し問題が発生した。

あまりに複雑になりすぎてどこで乗り継げばいいかとか、どれとどれが乗り継ぎできるのかとかわけわからんようになってきたらしい。

そこで2002年に幹線と支線の区別を廃して、どのバス停でもどの系統にでも乗り継ぎできるようにした。

それによってこんな太っ腹な制度になったそうだ。


ちなみに2002年までは都心の系統はゾーンバスシステムの対象外だったから、今回のような乗り継ぎはできなかったはず。

当時から53系統は幹線も支線もつかない53系統だったし、

現在の62系統のもとになった系統の1つである102系統(大阪駅~上本町六)は当時は支線も幹線もつかない2系統だったらしい。

なので2002年の変更により開けた新しいルートと言えるが、意図しない使われ方だとも言えるかも知れない。

もっとも53系統は梅田から中之島へのフィーダー路線と言えるので、支線バスとも言えないことはないが。


さて、乗り継ぎの仕方だが、カード乗車券を使っている場合は普通に使っていれば勝手に乗り継ぎが適用される。

実際、以前にICOCAで乗った時には勝手に適用されていた。 (参考記事 : 大阪の市バスに乗ってきた)

ただ、今回は現金で乗車したので事情が違った。


まずバスとバスの乗り継ぎをする前に、地下鉄とバスの乗り継ぎをした。

行きの四つ橋線と帰りのバスを乗り継ぎにすれば100円安く済むから。

地下鉄で切符を買う時にバス乗り継ぎ券を選び地下鉄の運賃+100円を支払って切符を買う。バスと書かれた切符が出てくる。

まずこれで地下鉄に乗って降りる時にこの切符を持って行く。

そして乗り継ぎ先のバスで運転手に見せてに運賃箱に入れる。これが地下鉄とバスの乗り継ぎだ。


そこからさらにバスとバスの乗り継ぎなんてできるのかという人もいるかも知れないができる。

実に大阪の市営交通は太っ腹である。確かに真っ当に利用していてもそういう風に使わざる得ないことも考えられますからね。

現金でバスとバスを乗り継ぐ時は運転手に「乗継券ください」など言ってから運賃を入れればいい。すると運賃箱から乗継券が出てくる。

地下鉄とバスの乗り継ぎをした後にバスに乗り継ぐ場合は、この現金が切符に変わるだけであまり事情は変わらない。

乗継券には90分後の時刻が書いてある。これを降りる時に運賃箱に入れればいい。


ちなみにバスから地下鉄への乗り継ぎのときにはバス降りる時に運賃箱のボタンを押して300円入れる。

すると運賃箱から連絡券が出てくる。さっきの乗継券もそうなんだが裏の黒い切符が出てくる。

乗継券に磁気情報はいらないはずだが、共通化できるメリットの方が大きいのだろう。

これは地下鉄200円区間の乗車券として働くから、そのまま自動改札に投げこんで降りる時に必要に応じて精算すればいい。

200円を超える区間に乗る場合はあらかじめ券売機で精算することもできるようだ。

バス・バス・地下鉄と乗り継ぐ場合は、1回目のバスを降りる時に連絡券を出す時に一緒に乗継券を出してもらう。

そして2回目のバスは乗継券を出して降りると。1回目に2枚も券を渡されるというのは不気味だな。


まぁ大阪市の乗り継ぎ運賃制度は全体的に太っ腹な印象を受けるが、

この全部は無理でもちょっとずつ見習っていければよい都市交通を作れるのではないでしょうか。


Author : Hidemaro
Date : 2011/03/13(Sun) 23:52
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