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なぜ僕はこの進路を選んだのか?

今日は合格発表、というわけで授業を終わって見に行くと、見事合格してた。

これで進路が決まったことになる。


と、ここで鋭い人なら気付いているかも知れない。

昼まで授業を受けてその後入試に向かったり、授業を終わった後に合格発表を見に行ったりできる学校なんて、

いま在学している高専の専攻科ぐらいのものである。まさにその通り。

というわけで、現在在学している高専の専攻科に合格しました。専攻も現在在学している学科に接続する専攻です。

まぁそんなわけで、見事に学内で進学を決めたわけです。


果たして、なぜ高専専攻科という進路を選んだのかということは、2年前ぐらいにさかのぼる。

入学当初、さほど就職か進学かということは考えていなかったが、将来技術者になることだけは決めていたつもりだった。

その2年前の授業の中でふと担当の教員が、「今は技術者は修士で入ってくることが多いですね、学部卒はさほど」と言っていた。

そのときまで大学院といえば雲の上の存在のように思えていたが、少なくとも工学においてはそうとは言えないようで。

実際それは正しいらしく、大学院修士課程まで勉強してくるというコースが一般的なようだ。学部では時間不足なようで。

そこから導かれるのは、高専卒業後に進学するということは、大学院の修士課程まで4年間は勉強するということになりそうだということ。

そういう大きな選択だと言うことです。


その時点では、大学学部へ編入学してから大学院というのを想定していたのだが、この問題点というのも後に見えてきた。

高専卒業後大学学部に編入学したOBが来て話をしてくれたのだが、その中にこういう話があった。

「高専でやったことをもう一度やることも多いのでテストの点は高いですね」

これは全く意外な話だったが、高専の性質を考えれば決しておかしな話ではなかった。

高専というのは1年から5年まで専門科目をバランスよく配置して、専門科目については大学学部より多めの配置になっているという。

勉強の時間だけ見れば高専の方が長いはずなのである。学ぶ量の比較は難しいが、きっといい勝負だろう。

大学は3・4年は専門科目中心の配置になっている、そう考えればOBの言うことは全くおかしいとも言えない。


そうなると進学する意味はあるのだろうかと懐疑的になってくるが、大学院がメインであると考えることとした。

確かにさらに勉強したい気持ちは確かにあるが、どうもこのルート、学部での2年間のところがしっくりこない。

果たしてどうしたものかと思っていたところで4年に進級してJABEE説明会である。

本科4・5年・専攻科でJABEEプログラムを構成しているので、それにあたっての心構えなどが説明されたのだが、

そこで専攻科の宣伝もあった。そこで説明された特徴は、

  • JABEEプログラム修了ということで技術士補の資格が得られる
  • 大学学部では1年しか研究が出来ず、しかも大学院入試もあり実質半年だが、専攻科では2年間じっくりできる
  • 学会発表などでの活躍が著しい、同年代の学生では考えられないことである
  • 就職はよい、研究職に就くこともある
  • 大学院への進学も良い
  • 学費も本科と同じでかなり安い

概ねこんな感じ。まぁなんか怪しいところもありますけどね。

後に聞いた話だが、高専専攻科は大学院修士課程をモデルに作られたらしく、これが研究関係での活躍が著しい理由らしい。

高専卒業というのは一応の完成であるから、この上に繋がるのはこのようなコースがよいと考えたのだろう。


これは面白そうだと即座に思った。

ただ、高専専攻科というのは学士の学位を独立行政法人大学評価・学位授与機構からもらうためのコースというだけである。

なので学士は別だし、大学卒ではないことは確かで、そこが問題であるという見方も確かにある。

ただ、大学院に進学する場合、大学卒でない問題は小さくなるのではないかという見方もある。

あと、講演会・見学などを通じて、大学の教員・設備のレベルは高いと感じ、その点でも大学院に行く意義は大きいと考えた。

そこで概ね、高専専攻科から大学院というルートが自分の中では定まった気がする。


4年の末に、高専専攻科と提示したら大いに驚かれたものであるが、そう言う考えも確かにあると納得してもらえた。

そして、学科の定める推薦基準を満たしているので、推薦をいただいて専攻科の推薦入試を受けることとした。

そして面接では、こういう専攻科修了後の展望なども話しつつ、そして合格したということとなる。


さて、これが僕の考えであったが、実際のところこのルートがよいかというのは一概に言えないと思う。

専攻科の体勢がよくできているかというのは高専によって違いが大きいと聞いてる。

うちの高専はその点ではよくできていてよいと思ったが、このあたりは口コミなども通じてよく調べる必要があるだろう。

かといって他高専に行くのも楽ではない。本科とセットで認定されているJABEEのこともありますし。

あと、他分野に行くのなら専攻科はあまりおすすめできない。学部でしっかり勉強するのが得策に見える。

また、豊橋技術科学大学・長岡技術科学大学は高専生を受け入れるための大学だけあって学部の体勢がよくできている。

こういう学校でこそ勉強したいというのなら、学部3年次入学するメリットは多いだろう。実務訓練とか学部4年末のことだしね。

そして何よりも大切な事は、専攻科でしっかり頑張ろうという意欲があることだ。同じ学校に居続けるなら、特に大切な事だ。


ところで、専攻科推薦入試といえば数年前には落ちるわけがないと言われていた入試だった。

ただ、それから数年経ち、専攻科の評判も上がり、希望者が増えてきて、今年の希望者はかなり多かった。

僕の受験した専攻は、学力を含めた全体の定員をはるかに超える志願者がいたという。これは恐ろしい事である。

さすがに今年は不合格が出てしまいました。

中学3年生の頃の入学説明会では「実際には定員を超えても全員取っている」という話もありました。

それから時間が進んで、去年は学力で不合格になる人が多数出たと聞いている。

今年はついに推薦でも不合格が出てしまった。さすがにこれは予期しない出来事というほかないですね。

果たして、学力入試はどうなるのか、考えるだけでも恐ろしい。


何はともあれ、進路が決まったわけですから、こうなると5年生の残る重要なことは卒業研究ですね。

きっと、この卒業研究を遂行し、それに続く高度な研究を専攻科で、さらにそれに続いて大学院でもがんばりたいところ。

というわけで、まずはこの卒業研究をがんばりましょうか。


Author : hidemaro
Date : 2010/06/11(Fri) 23:49
学問 | Comment | trackback (0)

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