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どうして到着導線に免税店が置ける

国際線の空港には免税店がある。

通常は国際線出発エリアにあるものだが、最近は国際線到着エリアにも免税店ができているらしい。

成田空港の全てのターミナルに到着時免税店がOPEN! (成田国際空港)


日本の空港では少なくとも国際線では出発・到着の導線を分けている。

国内線では出発・到着の導線が同じになる場合もあるが、こちらも出発・到着を分離するのが推奨ではあるようで、

羽田空港だと古い第1ターミナルビルでは分離されていないが、新しい第2ターミナルビルでは分離されている。

一方で、日本国外では国際線でも出発・到着の導線が重なる空港というのもある。

ただし、今回、僕たちが乗り継いだ空港というのは少し特殊な構造をしていて、国際線到着ゾーンと出発ゾーンが一緒になっている。

なぜ、この空港は到着ゾーンと出発ゾーンが一緒にできるのかというと、ゲートの手前に保安検査があるから。

典型的な空港の国際線出発の流れは 保安検査→出国審査→出発ゾーン→搭乗 となるところ、

この空港は 出国審査→出発・到着ゾーン→保安検査→搭乗 となるのだ。これなら乗継客も含めて出発客全てに保安検査ができる。

(飛行機を乗り継いで行く)

保安検査の順序に特徴があるが、もう1つの特徴が到着客も免税店が使えてしまうということ。

この免税店は出発客を想定しているのだろうが、到着客と区別がつかないので使えちゃうんですね。


免税店というのは制度上は保税蔵置場に該当する。港などにある保税倉庫と同じジャンルですね。

外国から輸入した貨物を置いておいて、関税・消費税なしに輸出することができるわけですね。

なので免税店では輸入品が関税・消費税のかからない金額で買えると。

国産の酒・たばこなどは輸出手続きを済ませて、酒税・たばこ税などをかからないようにした状態で売っている。

いずれにしても輸出することを前提とした制度になっている。

なので、従来は免税店は出発エリアにしかなかったのだ。


ただ、外国では国際線の到着時にも免税店が使える空港もあるのは確かで、日本でも到着時に免税店が欲しいという声があった。

到着時に免税店が使える背景としては、出発・到着の導線が分離されていないというのがある場合もあって、

本来の意図とは違うところで免税店が使えているだけという可能性も十分ある。

とはいえ、確かに免税店は買った商品を輸出することを前提とした制度ではあるが、

一方で、保税蔵置場に置いてある貨物を輸入したいタイミングで輸入手続きをするということもできる。

これは従来から行われてきた保税蔵置場の使い方の1つで、到着時免税店はこの考え方なんですね。


通常の免税店は 輸出(外国または日本)→免税店→輸入(外国) というフローになり、外国での輸入時に関税・消費税を支払う。

実際には免税になるケースも多いでしょうけどね。輸入時に普通に課税されては免税店のメリットが出ないので。

あと日本発の旅行客だと、この後に外国で輸出して、日本に輸入するということになるだろう。

これに対して到着時免税店は 輸出(外国)→免税店→輸入(日本) というフローになり、日本への輸入時に関税・消費税を支払う。

到着時免税店の考え方としては、外国から運び込んだ商品を、購入者が輸入手続きを行うということになるので、

免税店で払わなかった分の関税・消費税などは輸入時に支払うが、免税の範囲内で買えば免税店のメリットが出る。


ただし、到着時免税店は、通常の免税店とは異なり、国産品を日本から輸出するという前提で免税にすることはできない。これは重要なポイントだ。

もしも国産品が到着時免税店で買えてしまっては、日本で輸出した商品を日本で輸入するということになるが、

それは輸出していないということですから、日本から輸出するという前提が崩れるので認められない。

ってことだと思うんですけどね。

確かに輸出時に免税になった消費税などを輸入時に払い直すという点では一緒とも言えるのだが、

免税枠を使う前提で輸入するんだから、それは理屈に合わないでしょうと。


僕は到着時免税店ってのは外国の空港の見習うべきではない部分をマネしてしまった制度ではないかと思っている。

そもそも免税店とはなんぞやと考えたとき、到着客が使えるのはおかしいだろうと。

日本の導入時に精査した結果、国産品を除くという制約を付けたので制度上の一貫性は保てたが。

確かに出発・到着が分離されている空港で、日本で導入されたように到着導線に専用の免税店があるケースもあるのだが、

それが主流とまでは言えないとは思うんですけどね。具体的なデータの持ち合わせはないけど。

結局は、空港会社の金儲けの種に使われたって話なんじゃないですかね。


Author : hidemaro
Date : 2018/02/20(Tue) 23:08
買い物・消費 | Comment | trackback (0)

1カップの計量カップ

一人暮らしを始めてから使ってきた計量カップだが、この前買い換えた。

だいぶ前からひび割れが目立つようになっていて(漏れるような割れ方ではないが)、

その上、火の近くに置いてしまって、少し融けてしまったので、そろそろ買い換え時だなと思ったのだ。


というわけでイトーヨーカドーで台所用品の売り場を見ていたが、計量カップは4種類置いてあった。

  1. 200mLまで計量できる円柱型のカップ
  2. 500mLまで計量できる円柱型のカップ
  3. 300mLまで計量できて、上から目盛が読めるカップ
  4. 400mLまで計量できて、上から目盛が読めるカップ

もともと400mLの計量カップを使っていたので、それに近くて、キリのよい500mLまでひとすくいでできる 2 を選ぼうと思った。

ところが、目盛の刻みが粗くて、大さじ(15mL)単位で書かれるような量をはかるには向かないことに気づいた。

大さじは小さじ、カップは大さじを量る

1,3,4はいずれも10mLまたは20mLから10mL刻みで目盛が振られているので、この3種類であればどれでもよい。

ただ、3,4は値段がやや高かったので、じゃあシンプルな1でいこうということで、1を購入してきた。


というわけで今までの計量カップに比べるとずいぶん小さなカップになった。

でも、今までより目盛が読みやすくなったので、計量という目的としてはよい。

数百mLと計る必要のあるときはめんどくさいとは思うけど、

一方でいままでもひとすくいで注げたのかというとそうでもないので、2回が3回、4回になるだけならという気もする。


ところで料理のレシピを見ていると、水2カップとか酒1/4カップというような表記をみる。

もう慣れたけど、1カップって200mLって意味なんだよね。

すなわち水2カップは水400mL、酒1/4カップは酒50mLという意味になる。

もともと400mLの計量カップをつかっていたから、何カップという表記は全く役に立たず、mL換算して使っていた。

今回、200mLのカップになったので、レシピに書いてある1カップが本当に1カップになった。

とはいえ、実際に店に見にいっても、あんまり1カップ=200mLって計量カップは多くないね。もはや有名無実の単位なのでは?


ちなみに大さじ・小さじ、そしてカップという単位は特にそういう規格があるわけではないらしい。

ただただ慣例的に使われ続けている。それだけのことである。

以前、母にもらった料理本を見てみると、最初にこう書かれている。

レシピに出てくる分量は、1カップ=200mL、大さじ1=15mL、小さじ1=5mLです。

こうやって定義しないと厳密には定まらないわけですね。

でも、大さじ・小さじをこれ以外の定義で使うということはまずないので、そこは省略してもあまり気にならない人は多いかも。

世界的にも大さじ(tablespoon)・小さじ(teaspoon)はほぼこの量らしいので。(定義がオンス単位の場合もあるが、ほとんど差はない)


料理するときにそんなに厳密に計ってるのかというとそんなことはないんだけど、

何の目安もなく注ぐというのは無理がありますからね。

それが大半の用途、時々厳密に計るけど。


Author : hidemaro
Date : 2018/02/19(Mon) 22:42
買い物・消費 | Comment | trackback (0)

どうやって代行バスを走らせるの?

今日は京王井の頭線の下北沢駅付近の高架橋架け替えのために運休が発生した。

当初11時ごろまで運休と言っていたが、結果的には8時半ごろに運転再開ということで、

買い物の人が増え始める前に再開してしまったこともあって、特に混乱もなかったようだ。


運休区間は下北沢駅を含む明大前~渋谷間となっていた。

吉祥寺~明大前は本数を減らして運行をしていたらしい。

明大前駅・吉祥寺駅はいずれも東京方面に向かう路線に接続するので、この区間はそれでよい。

問題は明大前~渋谷の各駅だが、近くの駅から他路線を使うか、代行バスを使うかということになる。

代行バスか、と思ったけど、地図を見てみると井の頭線に平行して走る道路はほぼなく、

どうやって代行バス走らせるんだ? と思ったのだった。


そのルートを見てみると、明大前駅を出て、代田橋駅付近を通過(井の頭線の駅ではないからか停留所なし)、

新代田駅付近に停車、そこから非常に遠回りをして下北沢駅に入り、Uターン、元来た道を戻って、淡島通りに入る、

池ノ上駅から700m、駒場東大前駅から400m、神泉駅から300m程度の淡島通り上のバス停に停車し、渋谷駅に向かうとなっている。

最初見たとき、下北沢駅に入らないルートと入るルートがあるのかなと思ったのだが、

よく見るとUターンと書いてあって、えっ? と思った。


ものすごく効率の悪そうなバスだが、一方で運休区間の駅も徒歩10分圏内に他の駅があるので、他路線への迂回が十分便利ではある。

地図に600m程度の円を描いて調べてみると、徒歩10分圏内に他の駅がないのは東松原駅と駒場東大前駅の2駅に限られる。

そうはいっても東松原駅は近隣への代行バスの乗り入れが困難である一方、徒歩15分程度で他駅(明大前駅など)に行くことができる。

実際、今回の代行バスでも東松原駅に対応するバス停は新代田駅になっていたよう。(東松原駅からバス停は500m程度)

なので他の駅から他路線への迂回が不便なのは 駒場東大前駅 の1駅に限られるのだ。

これだけなら既存の淡島通りのバス(小田急バス)への振替輸送とかいう手もあったんじゃないのかな。


鉄道の代行バスが厳密に運休区間に沿って走るとも限らない。

2017年9月にJR嵯峨野線で梅小路公園付近の新駅工事に伴う、高架橋架け替えのために運休が行われた。

嵯峨野線(山陰線)高架橋架替工事に伴う列車の運休について (JR西日本)

このときは土曜の夜20時半以降が運休で、京都方面の列車は嵯峨嵐山駅まで、亀岡方面の電車は二条駅からの運転になった。

いずれも通常より本数を減らしての運行だった。あと往復で運休区間が違うというのも特徴的ですね。

で、このときの代行輸送だが、嵯峨嵐山駅→(地下鉄)太秦天神川駅→花園駅→円町駅→二条駅、二条駅~丹波口駅、京都駅~丹波口駅が主だったよう。

なんかえらく複雑だが、京都駅~二条駅は地下鉄を使うことを前提にしていると。京都~二条の中間駅、丹波口駅用のバスはあるけど、丹波口駅を使う人専用だ。

あと嵯峨嵐山から京都方面も太秦天神川駅で代行バスから降りて、地下鉄に乗り換えて可となっている。

いずれにしても二条駅までなので京都駅に行くには地下鉄への乗り換えが必須になっている。(ただし地下鉄終電後の1本は京都駅までバス)


鉄道を使えるところは使った方がよいということで、1995年の阪神・淡路大震災のときの山陽新幹線の代行バスは、

新大阪~姫路の運休区間に対して、三田~姫路で代行バスが運行されたとのことだった。

なんで? って思うかも知れないけど、原因は宝塚東・西トンネルの渋滞を回避するためだったよう。

新大阪~三田については影響のなかった福知山線を使って移動するようにということだったよう。

実は初日は新大阪~姫路で走らせたのだが、これでは無理だと気づいて、三田からにすることにしたのだという。

もっともその後には鉄道での迂回(播但線または加古川線経由)になったようだけど。


計画的な運休と、災害などでの運休ではやり方にも差が出てくるが、

できるだけ鉄道で運べるところは鉄道で運ぶというのが合理的なのは確かなのかなと。

とはいえ、運休区間に対してバスがまったく要らないということもそうそうないよね。

全く平行して他の路線が走っている場合は、それでなんとかということはあるだろうけど。

どっちかというと代行バスの運行が不可だから、バス代行なしというパターンの方がありそう。

いかに混乱なく運ぶかってのは作戦次第だと思いますね。


Author : hidemaro
Date : 2018/02/18(Sun) 13:12
交通 | Comment | trackback (0)

バーコードは有効活用されているか

今日の朝日新聞デジタルの速報がすごくて、

  • 藤井聡太五段が、羽生善治竜王を破って決勝へ。公式戦初対戦制す。朝日杯将棋
  • 平昌五輪フィギュアで羽生結弦が金メダル、66年ぶり連覇。宇野昌磨が銀
  • 中学生棋士の藤井聡太五段が朝日杯将棋オープン戦で初優勝。史上最年少で六段に

将棋の藤井さんも、フィギュアスケートの羽生さんも漫画の主人公でもやらないようなことをやるもんだからね。

いずれのニュースも驚いた人は多かったようだ。


世の中で売られている製品にはバーコードが付けられている。

このバーコードっていうのは、事業者がコードの割り当てを受けて、その範囲で事業者が商品にコードを割りあてることになる。

通常使われる13桁のバーコードでは、事業者コードは7桁または9桁になっている。

7桁ということはチェックディジットを除いて残り5桁あるから、10万点分の割り当てが出来る。

9桁だとチェックディジットを除いて残り3桁で1000点の割り当てができる。


10万点を超える商品を持つ会社ってあるのかな?

ただ、会社合併で7桁の事業者コードを複数持つ会社もある。

例えばKADOKAWAだと 4534993, 4541993, 4935228, 4942330, 4988111, 4988132, 4997766 と7つの7桁コード、あと9桁コード1つがある。

KADOKAWAの主な商品である書籍はISBNを使った書籍JANコードを使うので、通常のJANコードは使わない。

しかし、映像商品やゲームなどには通常のJANコードが必要なので合併前の各社で割り当てを受けてきた。

今も製品群によって違うコードを使っているようだ。とはいえ、あまり有効活用されてなさそうなコードはある。


1000点だとあまり多くないが、複数の9桁コードの割り当てを受けることもできるので、そういう会社もけっこうあるらしい。

勤務先ってJANコードの割り当て受けてるのかな? と思ったが、一般消費者向けの製品ではないから当然割り当てはなく。

でもグループ会社ではJANコードの割り当てを受けている会社があった。

調べたら小型製品で使ってるみたいね。一般消費者向けとは言いがたいが、専門店では取扱があるのだろう。

そのグループ会社は連続した9桁コードを4つ割り当てを受けていた。当初から4000点ぐらい使うというつもりだったのだろう。

でもちょっと調べた限りでは1000点も使ってなさそうですけどね。それなら最初は9桁コード1個でよかったんじゃないの?(後で追加も可)


日本のバーコードは 49 または 45 から始まる。(書籍など別の国際的な枠組みで割り当てを受けているものは除く)

もともと49だけだったところ、枯渇すると言うことで45を追加してもらったという経緯があるようだ。

小さな商品で使われる8桁バーコードはきつそうだけど、13桁でも45から始まるのは意外と多い。

けっこう早く49が枯渇しちゃったみたいね。45の新規割り当てがあったのが1995年だそうで、それ以降に割り当てされるとそうなると。


9桁のコードでも1000点行けるし、7桁のコードだと10万点だから実用上は無尽蔵なんだろう。

と、書籍のコードであるISBNと比べて思ったのだ。

ISBNは13桁化されてバーコードと完全一致するようになったが、

日本では978-4から始まる13桁(チェックディジット含む)を使っている。

出版社にコードを割りあてて、出版社がその範囲内で書籍にコードを割りあてるのだが、

出版社コードは短いと 978-4-04(KADOKAWA)だから、チェックディジットを除いて6桁あるので、100万冊まで登録できる。

とはいえ、そんな出版社はそうそうなくて、逆に長いと 978-4-9908643(東京都高圧ガス保安協会)と、チェックディジットを除いて1桁、すなわち10冊までになる。


さすがに10冊だけというのは出版社というより、個人とか他の事業の傍ら書籍を出すようなところが使うものだが。

でも出版社としても日本でISBNの新規割り当てを受けるとすれば、10冊用か100冊用からスタートになるようだ。

100冊用を使い切れば1000冊用の新規割り当てはあるようだけど、それ以上は通常想定していないらしい。

そこまで達する出版社が新たに現れることはあまり想定していないのだろう。というか割当できるコードもあまり余っていないのだろう。

一般消費財と書籍という用途の差はあるが、ISBNの出版社コード割り当てはなかなか渋い。


事業者にコードを割りあててて、その範囲内で商品に割りあててもらうというのは簡単な方法だけど、

コードの有効利用という点ではちょっと怪しいよね。

会社合併の影響で7桁コードを7つも抱えることになったKADOKAWAはその一例だし、

ISBNだと、NHK出版が978-4-14という100万冊用のコードを持ってるが、どう考えてもそんなに本があるわけはなく、

実際、最近の本を見ても 978-4-14-0xxxxx-xしかないので、おそらく90万冊分ぐらいはきれいに未使用で残されてるんじゃないかなと。

1つずつ割りあてる方式ならそういう問題もないけど、コード全てを上位団体で管理する必要があるので、それもそれで大変だが。


Author : hidemaro
Date : 2018/02/17(Sat) 23:55
社会 | Comment | trackback (0)

岡山のバス業界が厳しいって言っても

先日、両備バス・岡電バスが一部路線の廃止届を出したという話があった。

両備グループ、不採算31路線で廃止届 バス主力路線の他社参入に反発 (日本経済新聞)

きっかけとなったのが両備バス・岡電バスの主力路線に並行して、新規参入する業者の認可が出たこと。

これにより経営が厳しくなることが見込まれるので、不採算路線を廃止したいということらしい。

もしも新規参入を辞めるというなら、この廃止は撤回するつもりだという。


岡山のバスというのは多くのバス会社が入り乱れているのが特徴である。

岡山駅に乗り入れるバス会社を見てみると、

宇野バス、岡電バス、両備バス、下電バス、中鉄バス、中鉄北部バス、備北バス と多くの会社が乗り入れている。

そういう土地柄、バス会社同士の競争というのもあるようだ。基本的にすみ分けはあるんだろうけど。

新規参入の背景にはそういう岡山のバス事情もあるのだろう。


ほとんどのバス会社は黒字路線も赤字路線も抱えているが、

そういう体制でやっていることには歴史的経緯もさることながら、地域独占ということがある。

例えば、奈良交通は奈良県・京都府南部のバス路線をほぼ独占している。

奈良県北部の住宅地路線で大きな収益を出してきたが、一方で奈良県南部の人口密度の少ない地域を走る路線も多い。

もともと奈良県内のバス会社を統合してできたという経緯もあるのだろう。

とはいえ、赤字路線を維持し続けないといけないという決まりがあるわけでもないのだが。


その奈良交通は2012年に奈良県中南部の路線を中心に2014年以降の運行について、廃止もちらつかせて協議を行ってきた。

奈良交通から突きつけられた予告状

結果的には2014年時点で廃止になったのはわずかだったが(減便・短縮はけっこうあった)。

でも、その後にコミュニティバスになった路線も含めると、問題提起のあった路線はほとんど手が入ったような気はする。

時間はかかったが、奈良交通・奈良県・市町村でよく話し合った結果できたことだろうと思う。

実際、全くバスが走らなくなった区間はさほどないですからね。


両備バス・岡電バスの廃止届だが、半年後と1年後の廃止を申し出ているので、ずいぶん急な話である。

代替交通の手当があるわけでもないだろうし、実際にこのスケジュール通りに廃止すると大変なことだ。

ただ、両備バス・岡電バスが求めているのは新規参入の差し止めですからね。

それを実現するために岡山県・市町村はなんとかしろ、さもなくば路線を廃止するぞという脅しですよね。


とはいえ、基本的にバス事業の参入・撤退は自由ですから、そういう中で取りうる手があるのかはよくわからない。

バスの新規参入がよい効果を及ぼしてきた例も多く、両備バス・岡電バスの主張が正しいとも必ずしも言えない。

取りうる手がないとすれば、廃止することは認めて、代替交通の手当を考える必要が出てくるかもしれない。

もし、そこまで含めて考えたいというのなら、半年とか1年というのは短いよね。

そういうシナリオは想定していないんだろうか。


バス会社の新規参入1つでここまでの騒ぎを起こしたのは岡山特有の事情があるのは確かだろう。

調べてみるといろいろなエピソードが出てくるけど、岡山のバス会社間の競争はなかなか厳しい。

それは運賃にも現れていて、宇野バスは日本一運賃の安いバス会社だとも言っている。

それがよい方向に働いている面もあるだろうけど、一方でバス会社間の競争で体力を削られることもあろうと思う。

そういう積み重ねがあったから起きたことだと思うよ。


Author : hidemaro
Date : 2018/02/16(Fri) 23:58
交通 | Comment | trackback (0)

いつのまにやらメジャーレーベル

バンダイナムコグループの再編で、バンダイビジュアルとランティスが合併することが明らかになった。

子会社の組織再編について(pdf) (バンダイナムコホールディングス)

バンダイビジュアルは映像、ランティスは音楽をやっているのを合併して1つの会社にしますよと。

合併後の社名はバンダイナムコアーツとなる。ただし音楽事業において ランティス のブランド名は残るとのこと。


以前、このBlogにも書いたんだけど、昔、ランティスはCDの販売をキングレコードに委託していた。

CDの販売を委託するレーベル

2009年以降は委託先が バンダイビジュアル に変わっているのだが、再編後はバンダイビジュアルとランティスが同じ会社になるので、

「発売元・販売元: 株式会社バンダイナムコアーツ」という表記に変わるのだろう。

実態としては何も変わってないのだけど、発売元・販売元が同じ会社になるってことだ。

どちらかというと2009年に委託先を変えた時点で、グループ会社内での委託に変わったわけで、そこが大きな変化だったんだと思いますけどね。


ところで、ランティスって今は日本レコード協会の正会員なんだよね。

日本レコード協会について/会員社

これってどういうことかっていうと、メジャーレーベルの1つとして認められたということなんだよね。

といっても正会員と準会員の差は単に事業規模らしいので、何か意義が変わったわけでもないのだが。

1999年創業の新興レコード会社が、気づいてみれば老舗のレコード会社たちと同じ区分になっていたわけですね。

アニメ・ゲーム関係の音楽がほぼ全てって会社ですけど、それでも規模の要件を満たせるってのが業界のガリバーだって話なんでしょうけど。

販売を委託していたとしても、事業規模が大きければ正会員になれるのはランティスの例を見てもわかる通り。

それが意外だったんだけど、どうも制度上はそれでいいらしい。合併するとそれも過去の話になりますが。


最初にランティスのブランド名は今後も残るらしいと書いたが、

実はランティスはランティス以外のブランドもあるんだよね。Kiramuneってのが。

調べた限りではLantisとは別のロゴマークを付けているらしい。品番は LA から始まるので他のLantis製品と同じだが。

なので元々ランティスの発売するCDが全てLantisブランドということはないんですね。

だから、社名変更に連動して変える理由はほとんどないってことで、しれっと発売元・販売元の表記を変えておしまいってことでしょうよ。

それはバンダイビジュアル製品もそうかもしれない。


というわけで、単なるグループ会社同士の合併で、言うほど変わらないのかなという話なんだけど、

これと同時に発表されたバンダイナムコグループの中期計画のこの記載に驚いた人はけっこういたそうで、

また、国内外で市場拡大するライブイベント事業の強化のため、映像・音楽・ライブが一体となったライブイベント展開を国内外で強化するほか、新たなジャンルのライブイベントにも挑戦します。ネットワークエンターテインメントユニットにおいては、家庭用ゲームタイトルのIP などを活用しeスポーツビジネスへの本格的な取り組みに着手します。これらライブイベント事業の強化にあたり、東京都渋谷区に取得した土地に複合施設を建設しバンダイナムコグループならではの場として活用します。

どうもNHK放送センター近くの土地を昨年末に買ったらしく、そこにコンサート会場として使える施設を作ると読める。

これを見てリアル「765プロライブ劇場」(ゲーム「アイドルマスター ミリオンライブ」の中心となる劇場)か? と言った人もいたが、

実際にはランティスの音楽事業が背景にあって、それを中心にライブイベントに活用できるという考えなんでしょうけどね。

とはいえ、景気の良い話で。


Author : hidemaro
Date : 2018/02/15(Thu) 22:57
日常 | Comment | trackback (0)

フライ用のパン粉ってこと

最近、鶏肉が安いもんで買うことが多い。

特にむね肉が安いので、買ってはチキンカツにして食べることがけっこうある。

むね肉の食べ方としては一番好みだ。


そのためには衣としてパン粉を使うのだが、

先日、パン粉についておもしろい話を教えてもらった。

仕事でアメリカに出張していた人が「アメリカでも『パン粉』は”panko”なんだって」と言ってたのよね。

え? それがアメリカでそのまま使われるような言葉なの? と驚いたようだが、どうも日本のパン粉は画期的だったらしい。


そもそも、パン粉というのはもともとヨーロッパにあったものだ。

フランス語では chapelure 、英語では bread crumbs と呼んでいる。(それは今でもそう)

これは日本にもフランス料理とともに持ち込まれた。

もともとフランス料理では、揚げ料理の衣に使ったり、グラタンの表面にかけたりしていた。

……というところまで見ると、なんでアメリカでも panko って言ってパン粉を売ってるのかさっぱりわからんな。


日本の洋食で独自に発展した料理はいくつかあるが、その1つとしてフライというのがある。

もともとフランス料理の côteletteに由来し、日本では英語表記からカツレツとして伝わっている。

これは牛肉にパン粉を付けて、少量の油で揚げ焼きにする料理だった。

ところが日本に伝来して、いろいろやったところ、豚肉にパン粉を付けて大量の油で揚げるポークカツレツが生まれて、評判になったのだという。

このポークカツレツは現在は とんかつ として知られ、和食に分類されることも多いが、経緯からすれば洋食である。


こうやっていると、当初のフランス料理のパン粉と求められるものが変わってきたんだよね。

もともとのパン粉は乾燥して固くなったパンを細かく砕いたものだったのだが、

大量の油で揚げる前提だと、粗く砕いたものの方が衣がサクサクになってよいことがわかった。

こうして生パン粉として知られる、やわらかいパン粉が生み出されたのだった。

日本の洋食で発達したフライを作るには、それに適した日本式のパン粉が必要になる。

というわけで、日本式のパン粉が “panko” として世界各地で売られるようになったのだという。


まさかパン粉がこんなわけの分からんことになってるとは思わなかったのだが、

フライは日本の洋食では特徴的な料理であることは確かだろうし、その用途のために変化してきたというのも分からんではない話だ。

それでも、そもそものルーツとなったパン粉があるヨーロッパをはじめとする各地に再輸出されるってのはただ事ではないよね。

日本料理の材料という理解かもしれないけど、そうとしても、なかなかできるもんではないよねぇ。

いやはや。


Author : hidemaro
Date : 2018/02/14(Wed) 23:10
買い物・消費 | Comment | trackback (0)

新聞にバーコード?

スポーツ新聞を中心にバーコードのついた新聞というのがある。

でも新聞のバーコードってどんな体系なんだろ? と気になった。


そもそも、雑誌のバーコードは2004年以降、定期刊行物コードに移行している。

2004年以前の雑誌のバーコードは国際規格との整合性の問題で使えなくなったので移行したんですね。

特徴としては通常の商品で使われるバーコードは13桁のところ、13桁+5桁(価格)というコード体系になっていること。

書籍は2つのバーコードを用意して、1つがISBNを表し、もう1つが分類・価格を表すようになっている。

ISBNだけで書籍を一意に区別できるのだが、価格を表すバーコードも用意することで価格表がなくても値段がわかると。

雑誌でも同じことをやっているのだが、スペースの都合もあるからか、1本のバーコードで価格まで入れる方法を選んだようで。

2004年以前は13桁のバーコードに価格も含めて埋め込んでいたが、もともときつくて(価格を10円単位にするなど苦心していたよう)、13桁+5桁にしたのだろう。


この定期刊行物コードを作るにあたっては、将来的には新聞にも使うことも想定しているということが書かれている。

でも、最初に書いたようにすでに新聞にもバーコード付きがあるんだよね。

そこでどうしているのかと調べてみたところ、どうも雑誌の体系で新聞を表しているらしい。


スポーツ新聞を中心にと書いたが、産業経済新聞社は産経新聞、サンケイスポーツ、夕刊フジ、いずれにもバーコードを付けているようだ。

電子版の試し読み機能を使ってバーコードを調べてみると、こうだった。

    • 産経新聞(2017/11/12)  4910851011277 00102
    • サンケイスポーツ(2017/11/13) 4910851811372 00130
    • 夕刊フジ(2017/11/13) 4910853611378 00130

太字で書いた部分が雑誌コードに該当する。

通常の雑誌と同じように新聞として雑誌コードを取っているんですね。

雑誌コードの概要 (雑誌コード管理センター)

新聞は 85xxx で月刊誌相当の番号を取得できるとなっている。


ところで雑誌コードというのは、単純に番号を敷き詰めているわけではない。

月刊誌は通常は奇数のコードを割り当て、別冊・増刊号では偶数のコードを使うとなっている。

もっとすごいのが週刊誌で、実は1つの雑誌で10個の番号を使えるようになっている。

  • 週刊ファミ通 2/22号: 雑誌21884-2/22 バーコード: 4910218840281 xxxxx
  • 週刊ファミ通 2/15号: 雑誌21883-2/15 バーコード: 4910218830282 xxxxx
  • 週刊ファミ通 2/8号増刊: 雑誌21886-02 バーコード: 4910218860289 xxxxx

雑誌コードの末尾の桁が本誌は発売週で1~5を使い分け、増刊・別冊では6~9を使うとなっている。

なぜこういうことをしているのかという話だが、雑誌コード+月で一意に区別できるようにするためなんだと。

21884-2 という情報だけで、2/22号とわかるようになっているわけですね。

だから、バーコードも21884(雑誌コード)+02(月)+8(年)で構成されている。


そう考えると新聞に割りあてる雑誌コードが月刊誌の番号体系というのは不思議な気もするが、

通常の雑誌とは流通のされ方に差があるので、問題ないという判断なのだろう。

最初の産経新聞のバーコードを雑誌コードに戻すと 85101-12 ということになる。(そうは書いてないが)

12というのは12月号というわけではなく、通常の雑誌では月を表す2桁に適当な連番を振っているようだ。

1年が365日あって、休刊日があるといっても2桁では収まりきらないのは明らかで、同じバーコードの新聞が出ることは避けられない。

とはいえ、新聞のバックナンバーが流通することはあまりないので、実情として問題はないとは言える。

そもそも通常の雑誌でも、年は1桁しかないので10年すると1周してしまう。

でも10年前の雑誌のバックナンバーなんてまず流通していないので問題なしと判断しているようだ。


雑誌コードはなかなか余裕がなくて、実質的に新しい雑誌ができても既存の雑誌も別冊扱いにしたり、ムック扱いにしたり、

廃刊になった雑誌があれば、その雑誌コードはまもなく再利用され、という状況らしい。

とはいえ、それは雑誌コードの体系が冗長だからということもあると思うんだよね。

よく考えてみれば、定期刊行物コードの月を表すコードは2桁の数字が入れられるわけだから、

そこに週番号(01~52)を割りあてて、60~は増刊・別冊で使うとかすれば、週刊誌1つに雑誌コード10個も使う必要はないはず。


あと、雑誌コードって雑誌以外にもムック・コミックへの割り当てもある。

でも、ムック・コミックはISBNという通常の書籍に振られるコードも持っていて、バーコードも通常の書籍と同じものを使っている。

すなわちバーコードの都合を考えれば、特に雑誌コードである必要はないと。

雑誌コードは昔から使われてきたコードなので、専らバーコードのためのものではないんだと思いますけどね。

その一方で雑誌コードの枯渇で、雑誌コートの対象になるものでも雑誌コードを振らないことも出ているようだ。

そう考えるとISBNで統合的に管理した方がメリットがありそうな気はする。どうせムック・コミックはISBNが必要なわけだし。


新聞の場合は、連番2桁+年1桁 よりも 連番3桁(約3年で1周) の方がいいんじゃないかなぁとか思うけど、

考え方としては従来の雑誌の延長線上で対応できたんだね。

しかもバックナンバーを想定しないという割り切りもあって、月刊誌相当のコードで対応しているというのも効率的だ。

偶数番って使ってるのかな? 夕刊用に使うとかいうこともできそうだけど。(産経新聞の夕刊はバーコードないようだが)

現状、新聞にバーコードが必要という考えはあまりないと思うのだが、取ろうと思えば取れるという仕組みならよいのかなと。

実際、活用されてるんですかね? でもニーズがあるからスポーツ新聞だと付けてるんだと思うけど。


Author : hidemaro
Date : 2018/02/13(Tue) 23:38
買い物・消費 | Comment | trackback (0)

とある交差点を回避して右折・左折・左折

最近、隣の隣の市まで出かけることがぽつぽつある。

そこから電車に乗って出かけたり、映画を見に行ったり。

自転車で30分ばかり走って、そこから電車ってどうなのよ? って話もあるけど、

市内から全部電車だと遠回りなのでね。バスもあるけど、バスよりは自転車の方が早いから。


ところが、何度も走ってると、目的地にずいぶん近づいてるのに、そこから時間がかかることが多いことに気づいた。

スムーズに走ればあと5分ほどの区間で10分以上かかることもあるのだから、時間が読みにくい。

それで乗ろうと思っていた電車を逃したこともあったからねぇ。


目的地付近で時間がかかってしまうポイントは2つの交差点である。

自宅付近からA通りをひたすら走って、目的地付近で幹線道路Bと交差する。

ここの信号はA通り側の青信号の時間が短いので1回で渡りきれないことが多い。2回あればだいたい渡れる。

そこから少し進んで、C街道との交差点で右折するのだが、ここの交差点も1回で渡りきれず2回になることがある。

この交差点を右折してしまえば、あとはスムーズで、D通りとの交差点の手前の公共駐輪場に自転車を投げ込んでいる。


というわけで、幹線道路Bとの交差点、C街道との交差点が時間がかかるのだが、

どちらかというと問題はC街道との交差点であることに気づいた。

というのも、この交差点は小さな交差点なので、右折レーンがない。一方で右折車が多い。

自転車の場合、二段階右折になるので、右折といっても直進相当なのだが、

この区間は道路の幅に余裕がないので、自転車であっても右折車の左をすり抜けることはできない。

なので、どうしても右折車のケツで車が進むのを待つしかないのだ。1回の青信号で車が2台しか進まないこともあるが、それでも待つしかない。

確かに幹線道路Bとの交差点も問題ではあるのだが、ここは右折レーンもあるし、信号も細かく制御されているので、ちゃんと流れるようにはなっている。


そこで回避策はないかと目的地付近の地図を見てみたところ、

幹線道路Bとの交差点についてはおそらくここが最善手だろうが、この交差点で右折してしまうという手はあるのではないかと思った。

D通りの手前で左折して、細い路地に入り、駐輪場付近に向かえば、C街道との交差点は回避出来る。

地図を見ると、コンビニの1つ次の交差点で左折するとよいようだ。


というわけで週末にそっちに行く用事があったときに試してみたが大当たりだった。

幹線道路Bは広い道だから自転車でもスムーズに走れる。なんならC街道を走るよりも楽かも。

もともとは細い路地に入って駐輪場付近に向かうつもりだったが、目印のコンビニが見つからず、

D通りとの交差点まで来てしまったので、そこから左折・左折でC街道に入り、駐輪場に入った。

当初の想定とは少し違って遠回りになってしまったものの、それでも大きなメリットがあると思った。

というのも、もともとのルートでは駐輪場に右折で入る必要があった。

といっても急に右折するのは危険なので、手前の横断歩道で自転車を降りて、ここから押して駐輪場に入っていた。

でもD通り側から駐輪場に入ったということは左折でそのまま入れるという意味なので、非常に楽だ。


ちなみに復路は従来通り、C街道→A通りのルートを通っている。

すなわち往復で見ると、A通り→道路B→D通り→C街道(駐輪場)→A通りと左回りで一周してるわけですね。

A通り→道路B 以外は全て左折ってことだね。

こちら向きだとA通りとの交差点はスムーズに流れる。直進か左折の車が多いからでしょうね。

時間帯の差もあるのだろうが、復路はここらへんすごくスムーズに流れる。


ちなみに自宅付近も往復でルートを変えている。こっちは安全上の理由で変えてるんだけど。

というのも、自宅から直接A通りに出ようとすると、信号もないところで右折で出ないといけないんだよね。

以前はそれでも右折で出ていたのだが、右折できるタイミングを図るのも大変だし、怖いしやめたんだ。

そこで、どうしたのかというと、一旦、別の道路に左折で出て、A通りとの交差点を右折する方法にした。

これだと信号に従って二段階右折をすれば安全にA通りに入れる。

一方で、復路はA通りから直接左折で自宅方向に向かっている。こちらの方がスムーズだし、安全上の懸念は小さいので。


右折車の処理というのはなかなか手を焼くところで、交差点の渋滞対策も右折レーンの充実が筆頭に上がることが多い。

青信号が灯らない=矢印信号で制御する交差点もけっこうある。(実はA通り・幹線道路Bの交差点もそう)、

左折・直進の車を流すタイミングと、右折車を流すタイミングを分けることで、効果的な交通制御を行うことができるって話だろう。

ただし、これをやる前提は、右折レーンが十分長いこと。

じゃないと、直進・左折が青なのに、赤信号待ちの右折車が邪魔をして、後続の左折・直進車が足止めされることが起きるから。

とはいえ、右折レーンの延長というのは、もともと幅に余裕がない道路では難しい。なのでいつも使える手ではないが。


大規模なショッピングセンターも右折車の処理には手を焼くところだ。

ショッピングセンターに入る専用の信号を用意するという方法もあるが、スペース上の問題もある。

そこで隣接する交差点を活用して、ショッピングセンターの横とか裏から入るというという方法を取ることも多い。

ショッピングセンターの手前の交差点で右折して、その先で左折でショッピングセンターの横から入るとかね。

帰りに同じルートを使ってもよいが、表から左折で出るのは可とされている。

逆に表から左折入庫した人が、帰りは裏とか横から帰らないといけないというケースもある。

右折車対策できる交差点に集めて(場合によっては周辺の交差点の右折車対策をして)、あとは左折で流せるようにすると。そういうことですね。


というわけで右折する場所は重要なんだねって話だ。

一見遠回りでも、渋滞ポイントをうまく回避出来ると結局早いと。自転車ですらそういうことはあるんだから。

自動車での来客が多いショッピングセンターでは、いかにして誘導するかって話ですよね。

複雑だなぁと思ったこともあるけど、やはりよく考えられているんだよね。


Author : hidemaro
Date : 2018/02/12(Mon) 23:11
交通 | Comment | trackback (0)

雪山が開催都市

オリンピックはいずれかの都市が開催都市になるが、

実際にはそれ以外の地域で競技が行われることもある。

1964年の夏のオリンピックは東京が開催都市だったが、馬術は軽井沢町で行われた。

1998年の冬のオリンピックは長野が開催都市だったが、カーリングは軽井沢町で行われた。

軽井沢町自体はオリンピックを開催したことはないものの、唯一、夏と冬のオリンピック競技を行った町として知られる。

こういう珍事も起きるわけですね。


それで現在行われているピョンチャンオリンピックだが、

開催都市はピョンチャン郡ということになっている。

郡という単位でオリンピックを開催するのは初めてのことだろうと言われている。

韓国で自治権を持つ基礎自治体としては、市・郡・自治区(特別市・広域市の区)の3つがある。

市は日本の市のイメージと同じで良いはず。自治区は東京都の特別区のようなものだろう。

郡の下には邑・面という単位があるが、これはそれぞれ町・村に相当するものとされている。

すなわち、町村レベルでオリンピックの開催都市になっているのだ。


もともと韓国では市と郡は明確に分けて考えていたようで、

邑が大きくなって市となった場合は郡から抜けるということをやっていたらしい。

ただし、現在は市の中に邑・面を含むことはできる制度があるので、一部地域が歯抜けになった郡は少なくなったそう。

郡内で都市化の進んだ地域があって、その地域の人口が5万人以上であれば郡ごと市になることもできるので、

今の韓国の郡は、今の日本の町村と制度上もそう変わらないものなのかもしれない。


とはいえ、もともとが大きな単位だったので、規模は日本の町村に比べるとずいぶん大きいけど。

ピョンチャン郡は人口は4万人程度、面積は1463km2とのこと。

日本で3番目に広い市である日光市と同程度の面積と言われるとその広さがわかる。

それに対して人口が4万人というと、日本だとその程度で市になっていることも多いが、都市とは言いがたいだろう。


スケートなどは隣接するカンヌン市でも行われるが、こちらは立派な都市ですからね。、

オリンピック観戦の人もカンヌンを拠点に観戦することも多いようだ。

普通に考えればこっちが開催都市のような気もするが、メイン会場となる「アルペンシアリゾート」がピョンチャン郡にあるので、

それを重視してピョンチャン郡が開催都市になってるのかなとは思う。

それこそがこの場所でオリンピックを行う大きな理由なのは確かなのだから。


実際のところ、冬のオリンピックで氷の競技と雪の競技の会場が離れることは珍しくない。

長野オリンピックの場合、氷の競技はおもに長野市で行われたが、雪の競技は白馬村などで行われている。

2020年の北京オリンピックなんて、氷の競技は北京でやるけど、雪の競技は160km離れた張家口市で主にやるというのだから。

実態としては過去の大会とそんなに考えに差はないと思うのだが、

雪山側のピョンチャン郡が開催都市になるってのはちょっと珍しい考え方なのかなとは思う。

当然のことながら、カンヌン市などとも連携しながら大会運営を進めていることだろうけどね。


Author : hidemaro
Date : 2018/02/11(Sun) 14:16
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