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初めてのおサイフケータイ

昨日、SHARP AQUOS sense3が納入された。(cf. 電池をとるか、指紋認証をとるか)

結局、SIMフリー版で買った。PayPayモールのキャンペーンでお得だった。

正味、Y!mobileオンラインストアでのAndroid One S7(本日予約開始)の価格と同じぐらいで買えている。


現在、Y!mobileから付与されているUSIMカード、n111でNFC/Felicaが使えるかという話だが、

事前の情報通り、問題なく使えた。というかSIM実装前から使えた。

今はY!mobileが販売しているAndroid端末は一律にn111を付与しているという情報があったので、

日本国内で販売されるNFC対応端末(Felica搭載のおサイフケータイ)はn111でいいんでしょうね。


とりあえずNFC/Felica機能で使ってみたのがiDである。

というのも、三井住友カードのキャンペーンがあるから。

Apple Payまたは Google Pay のiDを新規設定で2,000円分のお支払いがタダ! (三井住友カード)

Google Payに登録するわけだが、カード番号・有効期限・セキュリティコード・住所・氏名・電話番号と入力して、

それからGoogleから届くSMSで認証して完了、ということでVpassのパスワードも使わないという。

カード会社に届けている電話番号と一致しているということが前提で、SMSで認証してOKということなんでしょうけどね。

てっきり3Dセキュアによるパスワード認証だと思ったけど、それに代わる方法ということかな。


それでファミリーマートで使ってみた。

セルフレジだったんだけど、スマートフォンでファミペイを開いて、ポイントカードとして読み込ませて、

支払い手段に「iD」を選んで、スマートフォンをICカードリーダーにタッチすれば支払い完了と。

スマートフォン1つで、アプリの切り替えもいらないのは楽ではあるか。

(そもそもFamiPayで払えば、ファミペイのバーコード読み取りだけで完了するだろというツッコミはおいておいて)

今回の場合、スマートフォンのロックは解除していたが、iDを使うだけならロックも解除せずタッチしてもよい。


ファミリーマートなんでこんな感じだったが、ローソンの場合モバイルPontaをおサイフケータイのアプリに登録していれば、

同じスマートフォンのNFC/Felica決済、iDでもSuicaでも何でもタッチで決済するだけでPontaの呈示も兼ねることになるようだ。

1回のタッチで決済手段とPontaの両方を読み出せるという仕組みらしい。

セゾンカードがGoogle Payのタッチ決済に対応してくれれば、ローソンでは専らそれ使うのになぁと思うんだけど。

ともあれ、ローソンではそういう使い方もあるよって話ですね。


本命視していたnanacoだが、クレジットカードチャージの登録まで4日待てということである。

そういえば、nanacoってそうでしたね。

8のつく日のためのnanaco

引っ越したらすぐに使えるように、大学院の帰り道にイトーヨーカドーに8のつく日合わせで行くというめんどくさいことをしたんだった。

nanacoカードだと10日後にならないと使えないところ、nanacoアプリだと4日後だよっていっても、

他のアプリではそもそもそんな制限ないわけで、なんだかなぁと思う。

初期設定の段階ではこんな感じだが、軌道に乗り始めればうまくいくかな。


あと、これはあまり積極的に使うつもりはないんだが、メルペイもiDとして使う機能がある。

メルペイのバーコード決済よりも、iD決済の方が歴史は長いし、使える店も多い。

ただし、Felica搭載の端末に限るということで、少し使用条件が厳しかった。

そこを緩和して利用拡大するためにバーコード決済も対応したと理解している。

1つのスマートフォンに2つのiDを搭載することができるのかというと、これはできる。

おサイフケータイのアプリでGoogle PayのiDと、メルカリのiDを切り替えることができる。

複雑なのは、Google PayのiDも複数のカードを切り替えることができること。

複数のiD対応カードを登録している場合は注意が必要だ。


Author : Hidemaro
Date : 2019/12/13(Fri) 23:23
お金 | Comment | trackback (0)

温湿度計の不思議な通信方式

Raspberry Piで部屋の温度を取得するという、いかにもな題材に取り組んでいる人がいて、

ふーんと思って見ていたら、使ってる温度センサーの通信方式がけっこう独特だった。


DHT11というよく使われている温湿度センサーもモジュールがあるようで。

温湿度センサ モジュール DHT11 (秋月電子通商)

足が4本生えているが、1本はNC(未使用)、1本はGND、1本はVcc(電源)で、

すなわち、通信線は1本だけということ。

通信線1本でデータをやりとりする手段自体はいろいろある。

調歩同期式シリアル通信(UART)はその典型ですよね。


どうなってるのかなーと見てみたら、なんかえらく複雑なんですが。

詳しいことはデータシートを確認して欲しいが、だいたいこういうこと。

  • 18ms以上のローパルスをマスターから送る
  • センサーからLo:80us, Hi:80us出力される
  • 40bitのデータを0はLo:50us, Hi:26~28us、1はLo:50us, Hi:70usとして出力
  • センサーから52us以上のローパルスを出力して、Hi状態が続く

なんだこれ。


Raspberry PiでDHT11からデータを取得するプログラムの実装を見てみると、

GPIOでピンの状態を取得し続けて、0が連続する数、1が連続する数を数えて、

0のカウント数と1のカウント数、どちらが多いかでデータが0か1か判定する仕組みになっているようだ。

ひたすらGPIOの値を読み続けるのがちょっとなぁとは思うんだけど、

Raspberry Piのプログラムとしては案外実装しやすいようだ。

とはいえ、取得失敗することも多いようで、あまり完成度は高くないのかなぁ。


UARTが線1本で通信ができるというのは、便利そうだけど、いくつか難点がある。

その最たるものが、送受信双方のクロック精度が要求されるということ。

マイコン内蔵のCR発振回路を使って、UARTで通信しようとしたこともあるが、うまくいかなかったこともある。

CR発振回路は温度による変動も大きいから、常温では通信できたが、温度が変化するとダメということもあるかも。

その点ではSPIやI2Cのような、クロックとデータの2本以上の信号線を使う方式は扱いやすい。

これは、マスター側が発生させたクロックに応じて、スレーブ側が出力すればよいだけだから。


おそらく、DHT11の通信方式は、1本の線で全て完結するということを重視したんだろうと。

SPIだと典型的にチップセレクト・クロック・データの3本の線が必要である。

複数のデバイスを接続する場合、チップセレクトはデバイスごとに必要、クロック・データは複数で共用できる。

I2Cはクロック・データの2本で、複数のデバイスをぶら下げることが出来る。

ただ、デバイスごとにアドレスの設定が必要なので、その点では不便かなと。

これが1本で済めばやっぱり便利だろということである。

LoとHiが連続する時間が長い・短いぐらいの判別がつけばよいのだから、

マスター・センサー双方のクロックに10%ぐらい誤差があっても全く問題ないだろう。


ただ、OSなしのマイコンで動かすことを考えると、GPIOの状態を読み続けると、

通信中マイコンを占有し続けて大変かなぁ、とか思ってしまうよね。

UARTとかSPIとか、マイコンのペリフェラルで対応している通信方式ならば、通信中は手放しで済む。

ところが、DHT11のような特殊な変調方式だと、どうしてもソフトウェアで復調しなければならない。

どうせこのデバイス、温湿度の更新周期が2sおきというのだから、ゆっくり送ればよいのである。

あと10倍ぐらい長いパルスだったら、数百usおきに割り込みとかそんなんでもいけたかなぁと。

温湿度測定に使える安価なデバイスは他にもいろいろあって、I2C対応だとAM2320というのがあったりするようだ。

温湿度センサ モジュール AM2320 (秋月電子通商)

でもDHT11に比べるとだいぶ高いですね。流通量の差か。


Author : Hidemaro
Date : 2019/12/12(Thu) 23:58
電気・数学・物理 | Comment | trackback (0)

ファミマTカードを持ち歩かなくてもいい?

そういえば、書こうと思いながら書いてなかったけど。

ところが、ファミペイ+Tポイントをやろうとすると、Tポイントのためにプラスチックカードを呈示するか、

レジでファミペイとTポイントのアプリを切り替えながら操作する必要があり、とても煩雑なことになる。

これが不便なことはファミリーマートも認識しており、11月ごろにファミペイのアプリだけでTポイントも使えるようになる予定だそう。
(ファミペイは何をしたい?)

無事にファミペイのアプリがTポイント対応になりました。

楽天スーパーポイント と dポイント にも対応していて、どれか1つ選択して使える。


というわけでTポイントカードを登録して使っていた。

セルフレジでは「ファミペイとポイントカードの両方をお持ちの方」を選んでスタートして、

ファミペイの画面を読み取らせれば、それ1回でファミペイとTポイントカードを認識するよう。

あとはFamiPayで支払ってもよいし、他の支払い手段を使ってもよい。

QUOカードで払うときにファミペイの画面を見せて「これポイントカードで」といいつつ、

QUOカード指して「支払いこれで」と言うと、店員はすぐなるほどねと納得してやってくれた。

以前からファミペイのアプリを呈示して他の支払い手段というのはできたけど、

Tポイントカードの代わりという意味も持つようになったので、店員も理解しやすくなったんじゃないだろうか。


さらにファミペイアプリのTポイントのところを選ぶと「ファミリーマート以外で使う」というのがあって、

これを選ぶと、モバイルTカードの画面が表示される。

ファミリーマートでは使わないようにと書かれているが、純粋にTカードにもなるらしい。

モバイルTカードはTカードが使える全ての店で使えるわけではない。

実店舗で僕が使用実績のある店だと、吉野家(先月から対応)、ガスト他、ウェルシア はOK。マルエツは非対応のようだ。

ファミリーマートと吉野家でほとんどを占めてることを考えれば、モバイルTカードでもいいのかなという気はする。


ファミマTカードに期待してきた役割は2つ、1つはTポイントカード、もう1つはファミリーマートでの決済手段。

ただし、ファミリーマートでの決済手段のメインではなく、収納代行など決済手段が限られる場合に使うことが多かった。

実はこの役割については、今はFamiPayへ移行している。

FamiPayもファミマTカードからチャージしているわけだから、ファミマTカード自体は必要なのだが、

それだけが目的なら、別に引き出しにいれておいてもかまわないわけである。

そしてTカードもファミペイのアプリで代替可能となれば、もはやカード自体を持ち歩くことはないと。


あとは実用上の問題で、やっぱり従来通りファミマTカードを出すほうが便利という判断はあるかもしれない。

どうせクレジットカード決済ならFamiPayにチャージして、FamiPayで払うという手間を踏むより、

ファミマTカードを出して「クレジットで」という方が楽じゃないかというのはその通り。

ただし、ポイントなどの面で優遇される傾向にあるので、そこに期待して使っている実情はある。

すなわち、本質的にFamiPayのメリットを感じているわけではない。

ファミペイをポイントカードとして使い、支払いはPayPayで、となると画面の切替が煩わしい。

実際、ローソンでPontaとPayPayを切り替えるのにまごつくことはある。


ここら辺はなんでもかんでもスマートフォンに集約するデメリットだと思っている。

今回、ファミペイ のアプリは、Tポイント と ファミペイ をまたがずに済むようにしたという点ではよくできている。

決済手段としてFamiPayを使えば、画面1つですべて完了するのは、確かに楽である。

ただ、現実はそうなっていないことがあって、どうしたもんかなぁと。

できなくはないが、実用性に乏しければダメだし、実用的にできるならそれでもよいし。

しばらくは様子見ですかね。


ところでこれ書いてるときに気付いたけど、PayPayのアプリでもモバイルTカード表示できたんだね。

今まで気づいてなかったけど、確かにPayPayって言ったらYahoo!だし、Tポイントと紐付いてたんだね。

ただ、モバイルTカード表示までけっこう時間かかるから、

ファミペイ と PayPay のアプリ2つ立ち上げて、切り替えた方が早いですね。

統合されていればよいというものではないという話ですかね。それもそれでおかしな話だけど。


Author : Hidemaro
Date : 2019/12/11(Wed) 23:59
買い物・消費 | Comment | trackback (0)

NFCで何が出来るの?

AndroidでNFC/Felicaに対応すると何ができるかというのをいろいろ調べていた。

以前、財布に入っていたカードをバーチャル化するということをやっていた。

財布から減らせないもの

バーチャル化したもので、もっとも使用頻度が高いのはPontaかな。

ただ、このときの感想がこれである。

基本的にお金が絡むものはプラスチックカードが手放しにくくて

ここでAndroid端末のNFC機能でなんとかならんかということ。


ところでNFCというのは、NFC Type-A/Bという世界的に普及した方式と、Type-FというFelica相当の方式があり、

NFC対応のデバイスはこのいずれのNFCタグを読み書きできる。

ただ、端末自体がNFCのカードとして振る舞うという点では、Felicaは特殊である。

というのも、日本で普及したFelicaは通信速度が速いので、専用のチップが必要だから。

Type-Aならソフトウェア的に模擬することは可能なのだが、Felicaはできないのが日本でのNFC対応スマートフォンの悩み所だった。

とはいえ、Felicaの代表的アプリケーションであるSuicaなどの交通系ICカードは、Felicaの性能が必須である。


結果的に、現在では日本でNFC対応として販売されているスマートフォンはほぼFelicaチップを積んでいる。

AppleのiPhoneについては、全世界にFelicaチップ搭載のものを出荷しているそう。

日本でのFelica利用の熟度を考慮した結果なのかな。香港の八達通など日本以外での使用例もあるが。

他のAndroid端末については、日本向けはほぼFelicaチップ搭載で統一されているそう。

Androidはもともと「おサイフケータイ」としてFelicaチップを搭載しているものがあったが、

世界的なNFC普及の流れに合わせて、日本ではFelicaチップでいこうということになったようだ。

AndroidではFelica非搭載でNFC対応の可能性もあるが、混乱を招くので日本の通信会社じゃ取り扱わないでしょうね。

Felicaチップを搭載している場合は、SIMカードのNFC対応は必須ではないという情報があり、

それが本当ならば今のY!mobileから付与されているUSIMカード、n111で問題ないということになる。


話は戻って、AndroidのNFC/Felicaで財布は整理できるかという話である。

僕が現在持っているカード類で、Androidでの代替可能性があるのはこのあたりかなと。

  • Suica (モバイルSuica または Google Pay)
  • nanaco (nanacoモバイル または Google Pay)
  • 三井住友VISAカードのiD (Google Pay)
  • イオンカードのWAON (モバイルWAON または Google Pay)
  • JMB WAONカードのJAL IC機能 (おサイフケータイアプリ)
  • ANAマイレージクラブEdyカードのIC機能 (おサイフケータイアプリ)

セゾンカードがMastercard Contactlessに対応できるとか、そういうのを期待したのだが、

クレジットカードについてはApple Payだけ対応という会社が多い。

一方で、それ以外の用途ではFelica搭載の歴史が長い分、Androidの方が使い方は豊富である。


代替可能性があるといっても、実際に代替するかは別問題である。

Suicaはどこでもチャージできるのは長所だが、カードでないことによる不便もあろうと思うとちょっと。

一方で、モバイルSuicaはJR東日本の新幹線のチケットレスサービスに使えるので、カードとの併用が答えかな。

WAONは確かに使えるが、このイオンカードはWAON POINTカードとしての用途が多いので、全く意味は無い。

三井住友VISAカードのiDについては、使用頻度も低いが、キャンペーンもやっているので、あてはまれば登録はするか。

Apple Payまたは Google Pay のiDを新規設定で2,000円分のお支払いがタダ! (三井住友カード)

ただ、このカードは決済手段としての期待は少なくて、もしかしたら空港ラウンジ使うかもなと持っている面もある。

ところが、これはカードの現物を持っていないとどうしょうもないのである。

ご丁寧にも「Apple Payのカード画面のご提示ではご利用いただけません。」と書いてある。


一方であまり問題が無いのがnanacoで、もともとWebでクレジットチャージして残高確認していたのが、

アプリの操作で全て完了するのはメリットが多い。

飛行機の搭乗用のICカードというのは、単なるIDカードとしての役目を持たせるということで機能的にはシンプルだが、

登録してしまえばプラスチックカードの必要性が全くなくなるので便利かなと。

QRコードでよくねという話もありますがね。(特にANAはクレジットカード会員以外に新規でICカードは発行してないし)


できるといいなってのはいろいろあって、筆頭がEX-ICカードだよね。

というか、既存のICカードに紐付ける スマートEX も始まったのに、EX-ICは個別に持たんといかんのかと。

実はエクスプレスカードのEX-ICはモバイルSuicaに統合できるらしいが、J-WESTカードのEX-ICは統合できないらしい。

そのJ-WESTカードの本体も e5489の予約引き取りにはJ-WESTカードが必須であるから、こちらも手放せない。

同じことは えきねっと と ビューカード(ビックカメラSuicaカード) にも言える。

きっぷの引き取りだけなんだから、なんか代替手段はないんかねぇと思ってしまう。

この辺、旅行先に持って行くのを忘れると怖いので、使用頻度は低くても財布から出すことすらできないという。

キャッシュカードも今のところは全く代替出来ない。

イオン銀行が「スマッとATMアプリ」というNFCを使ったキャッシュカード代替サービスを提供してるが。

こういうのはNFCのいい使い方だと思いますね。操作によりキャッシュカードとしての機能を持つという。


今後に期待は持てるけど、まだまだ道半ばですかね。

重要性が高いものは、今後もプラスチックカードで持つ必要があるんじゃないかと思う。

あと、セゾンカードが将来的にMastercard Contactlessに対応してGoogle Payで使えるようになる日が来ても、

従来型のクレジットカードとしての期待の方がはるかに大きいわけで、やっぱり手放せない。

重要性が低い物は集約できればいいと思うし、必要時だけカードで普段は家に置いておくという運用もあるのかなと。

三井住友VISAカードなんて、まさにそうかもね。

iDとして使う可能性があるから持ち歩いてるけど、iDはGoogle Payで使えるというのなら、

飛行機を使いうるときだけ持って行けばよくて、それだって忘れても大したことはないし。


Author : Hidemaro
Date : 2019/12/10(Tue) 20:58
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電池をとるか、指紋認証をとるか

スマートフォンの買い換えを考えている。

今使っているAndroid One S3は、ストレージ容量不足に対応して購入したものだった。

USB PDで急速充電OKのはず

安かったのはよかったが、当初から性能面では問題だろうと思っていた。

ストレージ容量の問題が解決したことで、ゲームで遊ぶ時間が増えてなおさら問題になってきた。

もともとつなぎとして購入したような面はあって、1年経たずに買い換えること自体は妥当だろうと。


それでY!mobileのWebサイトを見ていると、秋から冬にかけて新発売の端末リストが出ていた。

2019 AUTUMN & WINTER NEW COLLECTION (Y!mobile)

SONY Xperia 8、ZTE Libero S10、Android One S6(京セラ)、Android One S7(SHARP)が並んでいる。

あと、すでに8月から販売されている HUAWEI P30 lite、この5つがY!mobileの商流で買える端末かなと。


搭載されているチップからCPU・GPU性能はだいたい想定できて、

Xperia 8 と Android One S7 は同じSnapdragon 630、Libero S10はSnapdragon 450なのでそれより性能は劣る。

Android One S6はMediaTek Helio P35で、Snapdragon 630と同じぐらいだが少しよいかもしれない。

P30 liteはこれらのチップを積んだ端末よりはるかに性能が高いようである。

とはいえ、現在使っているAndroid One S3と比べると、Libero S10以外は大幅な性能向上であろう。


それ以外の特徴を見てみると、似たり寄ったりだが、少しずつ違う。

まず、NFC/Felica対応はXperia 8、Android One S6、Android One S7 の日本メーカーの3つが対応。

ちなみに今のAndroid One S3はNFC/Felica非対応である。

次、電池容量、ほとんどが3000mAh前後だが、Android One S7は4000mAhという大容量の電池を積んでいる。

「1週間の電池持ち」と書かれているが、さすがに1週間持つのはほぼ待ち受けに近い場合だが、

電池容量の多さと、IGZO液晶を搭載して画面の消費電力を抑えたということで、電池持ちはよさそう。

この辺、SHARPらしいなと思う。Android One 507SHのときも電池はセールスポイントだったし。

指紋認証、いまどきは標準搭載なのかと思って見ていたら、Android One S7 だけ付いていない。

指紋読み取り部は、Xperiaは側面、他は背面のようだ。背面が多数派なのか。

ストレージ容量は Xperia 8 と P30 liteが64GB、他は32GB、いずれもmicroSD対応。

今までの実績だと32GBあれば足りないことはないかな。microSDが併用できるのは前提だけど。


ここまで見てきて思ったのは、やはり電池という面でAndroid One S7はいいなと。

サイズ感もこの中では長手方向の長さではもっとも小さく、その点でも僕の希望とマッチしている。

ただ、唯一気になるのが指紋認証に対応していないこと。

SHARPのWebサイトを調べてみると、Y!mobile向け以外では AQUOS sense3 として発売する製品に相当するようだ。

ただ、スペック面では差があり、AQUOS sense3は外向きのカメラが2種類付いているのに対して、

Android One S7は1つ、この点については楽天モバイル専売というAQUOS sense3 lite と同じ特徴である。

ストレージ容量が64GBに対して32GB、そして指紋認証は他がありでAndroid One S7は なし となっている。

楽天モバイル専売のAQUOS sense3 liteは、ここは64GBで指紋認証ありなので、それとも違うという。


指紋認証いるか? というところは悩み所である。画面ロックだけなら別になくてもとは思う。

ただ、HUAWEI MediaPad M5に指紋認証がついていて、確かに便利ではあるんだよね。

最近、Googleパスワードマネージャーでパスワードの管理をさせるようになったわけだが、

Chrome以外でパスワードを使うときはパスワードのコピペが必要で、

そのためには、Androidでは端末の画面ロック相当の認証が必要になるが、指紋だと煩わしくない。

あと、FIDO というパスワードレスログインがこれから普及しようとしているが、

スマートフォン+生体情報というのがもっとも普及しそうな方式で、そこで指紋が使えるか使えないかは大きな差かなと。

FIDOってだけなら、スマートフォン+PINコード とか セキュリティキー というのもあるんですけどね。


まぁY!mobileの商流にこだわることはなくて、他の方法で買ってもいいんですよね。

Y!mobileから買う方が有利なことはあるが、SIMフリーの端末を購入するのもそんなに不利なわけではない。

AQUOS sense3はAndroid Oneとそう変わらなくて、発売後2年間で最大2回のOSアップデートをすると言っている。

いろいろ調べた限りではAndroid Oneと同じような感じで、少しSHARP独自アプリが入ってる程度なのかなと。

Android Oneで慣れているので、指紋認証付きAndroid One S7だという考えもある。(価格も大きく変わらんだろう)


もう1つ選択肢に入りうると思っているのが HUAWEI P30 lite である。

HUAWEIはMediaPad M5で使ってるから、いろいろわかってきたが、基本的にはいいと思う。

ただ、設定でHUAWEI独自色が強いのが気になったり、すこし性に合わないところもある。

画面上部に設けられたノッチも気になってしまう。これは慣れかもしれない。

あと、FIDOについては、なぜか みずほ銀行 のアプリではHUAWEIダメみたいね。これはようわからん


Y!mobile以外から購入する場合、基本的にはUSIMカードを差し替えれば終わりなのだが、

NFC/Felica対応の端末の場合、今使っているn111というタイプのSIMはNFC用のIDが入っていない。

ご丁寧にもAndroid One S3への買い換えのときに、n101(NFC対応)からn111へ交換されちゃったのね。

HUAWEI P30 liteのように、NFC非対応の端末なら、それはそれで関係ないことである。

とはいえ、NFCを使う時だけの問題で、NFCを使わないならn111のままでもいいし、後で交換してもかまわない。

SIM交換については、Y!mobile店舗で「機種変更」を申し出れば、3000円(本体)の手数料でやってくれるそう。

これは店頭でY!mobile取扱端末を購入する場合と同じ手数料である。(オンラインショップではかからなくなった)

そんなところで総合的に判断するのかなと。今までの実績だとY!mobileでAQUOS sense3の取扱はないでしょうし。


Author : Hidemaro
Date : 2019/12/09(Mon) 23:22
コンピュータ・インターネット | Comment | trackback (0)

Tポイントが減らない!

ちょっと前から悩んでいることがあって、それがTポイントの使い道である。

実はTポイントの残高が6000ポイントほどあるのだが、一向に減らないという。

使わないから減らないんだろうと言われれば、その通りだが、使い所に悩んでいるのはある。


もともとTポイントの消費先といえば、Yahoo!ショッピングだった。

なぜならば 期間固定Tポイント とあわせて消費していたから。

期間固定Tポイントは事実上Yahoo!独自のポイントだが、一般のTポイントと使い方は同じ。

期間固定Tポイントが430ポイントあれば、Tポイントを600ポイント消費とかして、

期間固定Tポイントの全部と一般のTポイントを170ポイント消費するとか、そんなことをやってチマチマ使っていた。

Yahoo!ショッピングでも一般のTポイントも付与されますからね。


ところが、Yahoo!のサービスで付与されていた期間固定TポイントはPayPayボーナスライトに変更された。

そして、Yahoo!ショッピングの「5のつく日」のボーナスポイントの基準がPayPay残高での支払い額になるなど、

購入金額からPayPayで実際に支払った金額基準に変わっていた。

これがなにを意味しているかというと、Tポイントを消費すると、それだけPayPayボーナスが目減りするということである。

引き続きYahoo!ショッピングではTポイントが付与されているが、Tポイントを消費するところではなくなった。


それなら、以前のTポイントのメインだったファミリーマートでという考えも出てくる。

ここには2つの問題がある。

1つはQUOカードの消費を優先させたいということ。(cf. QUOカードが使える店って)

QUOカードの端数調整はTポイントを使っているので、そこで消費されるが、Yahoo!ショッピングでたまるペースよりゆっくり。

もう1つ、キャッシュレス決済の還元制度の対象とならないこと。

QUOカードも同じ問題があって、中小企業がフランチャイジーの場合はPayPayやFamiPayを優先している。

大企業がフランチャイジーであれば問題ないが、この場合はQUOカード優先となり、Tポイント消費まで回らない。


ここ最近でTポイントの消費がもっとも回っているのは吉野家。

ここは株主優待券の端数調整に使っている。

昔はWAONを使ってたもんだけど、Tポイント最優先だと変わりつつある。


これはYahoo!公金支払い(寄付金の支払いに使ってる)にTポイントを充当しておくべきだったかな。

とか思ったけど、Tポイントの有効期限は最終加算日から1年なので、今すぐ使わないとならないわけでもない。

とはいえ、来年にはそうしてガサッと消費することも検討しないとならないような状況である。

今年でかなり状況が変わってしまったなぁと思っている。

別に悪い話ではないんだけどね。


Author : Hidemaro
Date : 2019/12/08(Sun) 22:49
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スカパーにしばらく加入する

今月からスカパー!のとあるチャンネルに加入した。

今のところは来月までの予定なんですが。


ここでいう「スカパー!」とは東経110度CS放送 または WOWOW以外のBS有料放送を指している。

BSなのにスカパー?

BSデジタル放送が見れるところでは、基本的に東経110度CS放送が受信できるので、あとは手続きだけすればOK。

専用のアンテナと受信機が必要な「スカパー!プレミアムサービス」(2012年まではこれが「スカパー!」だった)に比べれば手が出やすい。

以前、2週間体験をして、とあるチャンネルの特集番組を見たこともある。


今回、スカパー!の契約をした最大の理由はBSスカパーで12~1月にかけて特集番組があること。

ただ、BSスカパーというのは、スカパーのいずれかのチャンネルと契約している人向けのおまけチャンネルである。

そこでちょっと悩んでいたのだが、スカパーのとあるチャンネルでおもしろそうな番組があったので、

このチャンネルに加入することで、BSスカパーも見られるようにしようとなったのである。


スカパーの料金は基本料とチャンネルごとの料金で構成される。

今回の契約の月額料金は 429円(基本料)+770円(チャンネル)=1199円 だった。

ちなみにスカパーの加入料はもともと廃止されている。(2017年廃止、それ以前は約3000円かかってたらしい)

スカパーは加入月の料金は原則無料となっているので、翌月から1199円請求されるわけだ。

これを来月解約で考えているわけだが、解約月までの料金の支払いで解約となる。

すなわち1ヶ月分の料金で来月末まで2ヶ月間視聴できる。(手続き日によらず月末まで視聴できる)

ということは、来月解約すれば1ヶ月あたり600円ほど。こりゃ安い。


もっとも、初月の料金が無料なのは、前月に契約していなかった人が対象。

3月に同チャンネルに加入しなおすと、3月分の料金がかかることになる。

ただ1ヶ月以上開けて、例えば4月から再加入すると4月分は無料で5月分から料金がかかる。

ここで気になるのが、2月に解約して、3月にスカパーの他のチャンネルに再加入したとき。

スカパーに加入中にチャンネルを変更する場合もチャンネル料金については、初月無料は適用される。

説明を読む限りでは、基本料を含めて全て初月無料になりそうなんだけど、あまり想定されてなさそう。

もともとスカパー!はスポーツのオフシーズンに一時解約する人が多いようで、再加入自体はよくあることらしい。


ところでスカパー!の番組はCATVでも再送信されていて、基本パッケージでスカパーの有料チャンネルを数十チャンネル含んでいることがある。

実はスカパー自身も「スカパー!基本プラン」という50チャンネルのパックを提供している。

料金は月3960円、これに基本料が加算されて4389円となる。

地域によっては、CATV単独契約でも、この値段と同じぐらいか、場合によっては安いかも知れない。

うちの地域のCATV会社はそんなに安くないですけどね。


ちょうど今日、CATV会社の人が設備点検ということでやってきた。

話を聞くと、インターネット高速化と4K対応のための工事を行ったので、アンテナ端子での信号レベル点検に来たようだ。

特に問題なしということで、この部屋でも新サービスに対応できるようである。

すでにフレッツテレビで4K放送を見ているというと「すでに対応できてるのなら、うちのサービスいりませんね」という反応だった。

というか今までCATVで4K対応できてなかったのね。

光伝送方式のCATVならBS右旋での4K放送(NHK BS4Kなど)はすぐに対応できたけど(フレッツテレビもそう)、

同軸伝送だと、地上波以外はセットアップボックスが必須なので、4K対応にはセットアップボックスの交換が必須だ、

調べた限りでは、セットアップボックスのレンタル料が数百円上がるみたいね。そういうもんか。


Author : Hidemaro
Date : 2019/12/07(Sat) 22:24
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暗号化されているかいないか

職場で使っているPCは基本的にはレンタル品だが、一部には自社所有のものもある。

といっても、特殊なスペックのコンピュータか、レンタル品を現品で購入したものかどちらかなんだけど。

Windows 7 PCを買ってWindows 10を入れる

こういうこともやってるんですね。


上司が部署のセキュリティについてのチェックリストを確認していたときに、

レンタル品ではないPCに「部署管理品」というシールが必要なのではないかという指摘をしてきた。

これ、以前も気になって調べたのだが、実はこのシールの対象はノートPCだけなのである。

しかも、レンタル品ではないノートPCの全てにこのシールが必要なわけではないのだという。

実はこのシールにはある目的があったのである。


それがストレージの暗号化である。

どうも会社のルールでは、ノートPCは原則としてHDDなどのストレージを暗号化しなければならない。

これは社外に持ち出すストレージには原則として暗号化が求められていることに対応している。

今ではレンタルPCはストレージの暗号化設定がされた状態で納入されていて、

起動時にパスワードを入力することを除いて、暗号化を意識することはない。

ただ、過渡期には後付けで暗号化を導入する必要があったようで、その識別用のシールがあった。

暗号化設定がされたものは対策済みシールを貼り、暗号化対策しないことを認めたものは「部署管理品」シールを貼っていたようだ。


それも今は昔、レンタル以外でノートPCを調達することはほとんどないだろう。

古い開発環境を保持する目的で暗号化がなされていないノートPCがある可能性はあるけど、

暗号化導入後のレンタルPCを買い取ったとすれば、それもそれで問題はない。

再確認はするべきだけど、そもそも「部署管理品」シールの対象になるPCは少ないだろうな。


ただ、この背景を知ったときに、あれ? と思ったことがあった。

それがデスクトップPCはストレージの暗号化をしていないということ。

ノートPCであれば(実際に持ち出すかはともかく)、社外に持ち出される可能性を想定して原則暗号化と言っている。

暗号化されていないPCには識別用に「部署管理品」のシールを貼りなさいと言っている。

これがデスクトップPCになれば、社外に持ち出されない想定なので、暗号化も原則やらないし、識別シールも貼らない。

でも、実際には製品評価の目的で社外にデスクトップPCを持ち出すこともあるんだよね。


今まで、社外にデスクトップPCを持ち出す案件に関わったことはあるが、暗号化が求められたことはない。

原則暗号化というけど、技術的に暗号化できないとかいうなら、搭載されているデータを精査するなどして持ち出すことが認められることもある。

「部署管理品」シールが貼られていても、必ずしも社外持ち出し禁止ではないということはQ&Aにも記載されていた。

実際、製品評価のために持ち出すPCにセンシティブなデータはほとんど含まれていないと思われる。

ノートPCに比べれば置き忘れのリスクは低い。(輸送手段もチャーターのトラック便が多い)

信頼がおけると考えている試験場に設置して使われるので、他人が触れるリスクは低い。

ここら辺を総合的に考慮すれば、暗号化せずともOKという判断は成り立つが、そこまで熟慮されたかは疑問もある。


それで気になって、先日、レンタルの現品を購入したデスクトップPCのBIOSを確認してみた。

そうしたら、BIOSの設定項目に HDD Password という項目があるんですね。

HDDを抜き取っても、パスワードがわからない限りは読み出せないということで、

ストレージに求められる暗号化の要件を満たせているはずである。

だから、この設定をしておけば、デスクトップPCも大手を振って社外持ち出しができるということである。


一方でストレージの暗号化の実効性ってどんなもんよという話もある。

メーカーはストレージを他の機器に付け替えても使えないので安全だと言っている。

ただ、どういう技術で暗号化をしているかという情報はあまり明らかではなく、

あまり出来の良くないものでは、特殊なアクセスを行えばパスワードが読み出せてしまうなんて話も。

そもそもパスワードを総当たり攻撃されたらどうなんだとか、気になるところは多い。

気休め程度の機能と割切ってればいいんだけど、どうなんでしょうね。


Author : Hidemaro
Date : 2019/12/06(Fri) 23:13
コンピュータ・インターネット | Comment | trackback (0)

石炭も石油も相変わらず使う

火力発電の燃料といえば、天然ガス か 石油 か 石炭か。

最新鋭の天然ガス火力発電所は、熱効率がとてもよく、SOxや煤じんの排出が皆無で、

ガスタービンは起動・停止が素早く、CO2排出量も少ないということで、大変優れた性質を持っている。

日本の電力の40%ほどは天然ガス火力発電ということで、まさに主力である。


じゃあ、天然ガスでいいじゃないかという話ではあるが、

石炭火力発電所も新設されているし、石油火力発電所も少し新設されている。

最新鋭の発電所同士比べると天然ガスに比べて熱効率も劣るし、環境負荷も大きい。

SOx・NOx・煤じんなどは適切に対策されるのが前提だが、CO2は排出するしかない。


石炭火力発電所について言えば、低コストであることが大きな理由のようだ。

石炭は可採年数が150年以上ということで、他の化石燃料に比べれば経済的に採掘できる量が多い。

それゆえ比較的安価に輸入できるということで、期待が多いようだ。

石炭はほとんどが炭素だから、同じエネルギーを得るのに排出されるCO2の量はどうしても大きくなる。

ただ、熱効率が改善されているので、発電量あたりのCO2排出量は、昔の石油火力発電所ぐらいに抑えられる。

老朽化した石油火力発電所の代替としては、環境負荷が悪化することはなく、経済性は高いということである。


あと、石炭火力発電所の期待としては、バイオマス燃料の混焼というのがある。

石炭を燃やせるなら、他の固形燃料も燃やせるので、木質バイオマス燃料を混ぜてもよいと。石炭火力発電所でバイオマス燃料を燃やしても、固定価格買取制度の対象になっていた。

ただ、この方式でのバイオマス発電があまりに多くなりすぎたので、新設だと対象にならなくなったようだ。

バイオマス燃料の安定確保は課題だが、発電するだけなら石炭でもよいとも言える。

なかなか日本国内でも未使用間伐材の燃料化が進んでいないようで、まだこのメリットは十分生かされてないとも。


石油火力発電所が少し新設されているというのは、アスファルトのような油を有効活用するため。

石油製品で高く売れるのが、ガソリン・灯油・軽油、逆に重油というのは安くしか売れない。

そこで重油となってしまう分子量の大きな炭化水素を、ガソリン・灯油・軽油の材料によい炭化水素に作り替えるわけだ。

(製油所で大量の水素が消費される)

従来は船舶やボイラーの燃料、あるいは発電用燃料としてC重油を売っていたわけだが、

環境対策からC重油から他の燃料(天然ガスとか軽油)への転換が進んでいる。

そこで従来、C重油として出荷していたものを、さらに分解して軽油などに作り替えているわけだが、

それでもなお残る油というのは、C重油よりさらに重質なアスファルトのようなものになる。

アスファルトは舗装用にも使われるが需要が低迷しており、それなら燃やして燃料にしようということである。

硫黄分・窒素分・金属分が多く、環境対策には気を遣う必要があるが、製油所内で発電や熱源に使われているようだ。


いずれにしても共通して言えることは、資源の有効活用であるということ。

日本は石炭すらほとんどを輸入に頼っていて(石炭はある程度自給できている国が多いのだが)、

エネルギー需要が増大した時代に石油火力発電所を増やしてしまった経緯もある。

それこそ資源の有効活用という点では問題だったので、是正した結果が天然ガスとか石炭への転換だったのかなと。

余剰なアスファルトのような単純に燃やすしかない石油は、引き続き燃焼させて使うけど、

石油はできるだけ輸送用燃料と化学原料に使うという方針は明らかなのかなと。


地球温暖化対策という点で、石炭火力発電所の新設はおかしいんじゃないかと言われることもある。

先日、そのことで日本が「化石賞」に選ばれたなんてニュースもあった。

COP25、初「化石賞」に日本 (朝日新聞デジタル)

ただ、果たしてなにを重視するかという話ではあるんだよね。

CO2排出量か、省エネルギーか、省資源か。いずれも両立する分にはよいが、相反することもある。


僕の考えだが、資源の浪費だけは取り返しが付かないので、何においても省資源は重要だろうと。

省資源のためにはおのずと省エネルギーを目指すことになるだろう。リサイクルも重要ですね。

そうして考えてみると、CO2排出量削減だけを追求するのはちょっとちがうんじゃないかなと思うんだよね。

以前、「CO2フリー水素」のことを紹介したが(cf. 水素で聖火を灯す?)、

二酸化炭素の分離・貯留にかかるエネルギーは果たして見合っているのかという見方もあるようだ。

省エネルギーが結果として、CO2排出量削減につながるのはよいのだけど、

CO2排出量だけが理由で活用できない資源が出てきたり、活用できる資源に偏りが生じたりするのはよくないなと。

実際、それで世界中でバイオマス燃料の奪い合いになっているという話も見ている。


老朽化した石油火力発電所を、最新鋭の石炭火力発電所に置き換えて、経済性を向上させて、石油資源の有効活用を図る。

この時点ではCO2排出量は横ばいだが、後にバイオマス燃料の導入を拡大し、カーボンニュートラルに近づける。

というのは理にかなったシナリオだと思うんだけどね。

日本には、より先進的な取り組みを期待されているんだということでもあるんだろうが、

どうしても段階的な取り組みにならざるを得ない実情はあるし、今どきの石炭火力発電所は案外よくできている。


Author : Hidemaro
Date : 2019/12/05(Thu) 23:53
電気・数学・物理 | Comment | trackback (0)

この船のルーツは紅丸

以前、フェリーさんふらわあ の大阪~別府航路を使って以来、

定期的に フェリーさんふらわあ からメールが届いている。

大阪⇔別府航路に待望の新造船就航が決定しました!
船名は「さんふらわあ くれない」「さんふらわあ むらさき」。

一応、この船の名前、仮称らしいのだが、えらく具体的な名前である。


現在、大阪~別府航路に入っているのは「さんふらわあ あいぼり」「さんふらわあ こばると」

それぞれ1997年・1998年デビューということで、もうけっこうな年数が経っている。

この船は客船(カーフェリーではない)「あいぼり丸」「こばると丸」の代替として導入された経緯がある。

2016年に使ったときにもけっこう年期が入ってるなぁとは思ったものである。

やはり雑魚寝ことツーリストの持て余しっぷりは気になるところではあった。

日によるのもあるだろうが、ツーリストに乗れば、ツーリストベッドへの無償アップグレード券を配っていたほど。


じゃあ、新造船はどうなるのかという話だが。

大阪/別府航路 待望の新造船就航決定! (フェリーさんふらわあ)

「日本初のLNG燃料フェリー」と書かれている。まさかのLNG燃料になるようで。

2020年以降、船用燃料の硫黄分を0.5%以下にする必要があり、従来から使っているC重油のままでは対応できない。

C重油のまま低硫黄化するか、A重油(ほぼ軽油)に移行するか、SOxを除去する装置を付けるか。

既存の船での対策としてはここら辺だが、新造船ではLNGを使うという選択肢もある。

LNGは液化前に硫黄分などが除去されていて、燃料費も 低硫黄C重油 や A重油・軽油 より安いのだという。

一方で、LNGの補給には課題もあるところだが、このフェリーの場合、基本的には大阪港と別府港にしか入らない。

なので、この2つの港でのLNG補給体制が整っていればよく、その点ではハードルは低いとも言える。

そもそも日本はLNG自体はたくさんありますからね。(天然ガスの多くをLNGとして輸入しているから日本各地にタンクがある)

国内航路で実績を積むというのは理にかなった話である。


あと、船自体も大きくなる。

今のさんふらわあ あいぼり/こばると が9245トンに対して、新造船は17300トンとなっている。

定員も710名から763名と増える。全定員の42%が個室となっている。

個室についてはエクストラベッドなども含めた定員なので、実際にはそこまで埋まらないかもしれない。

相部屋は45%だが、7割はプライベートベッド、新型ツーリストベッドみたいなもんですね。

2割はツーリスト、従来型の雑魚寝も団体利用などで需要があるので一定残る。

そして22名、相部屋の6%分は「プライベートベッドシングル」となっている。

大阪~志布志航路では1段のシングルベッドを備え、カーテンで区切れるということで、1人用個室に近いものになるようだ。


残りはドライバールーム、従来70名だったところを89名に増やしているが、

最近ではトラック輸送の引き合いも多いようで、トラックの搭載数も13m換算で92台から136台に増やしている。

観光航路の印象も強い大阪~別府だが、トラックからの人気もあるようだ。

大分県というのはフェリーの便利なところではあって、ドライバの負担軽減からも長距離フェリーを使いたいニーズは高まっているのかもしれない。

新造船の大型化というのは、観光航路としての期待に応えるのもあるけど、物流を支える意図が大きいようだ。


ところで、最初に船の名前について「仮称らしいのだが、えらく具体的」と書いたが、

この名前はかつて大阪~別府航路で運航されていた「くれない丸」「むらさき丸」に由来するのは明らかである。

大阪~別府航路は1912年に大阪商船(→商船三井)が開設した航路に由来する。

日本の長距離カーフェリーで客船時代からの歴史を持つのは大阪~別府が唯一である。

その次に長い歴史を持つのは阪九フェリーで1968年開設、日本初の長距離カーフェリーである。


その大阪~別府航路に最初に投入された船こそ「紅丸」である。続いて「紫丸」が入った。なんと石炭炊きである。

1924年にはディーゼル動力の2代目「紅丸」が就航した。日本で2隻目のディーゼル動力船だったという。

そこから時代が進んで1960年に3代目「くれない丸」と2代目「むらさき丸」が導入され、1980年にフェリーに置き換えられるまで活躍したという。

日本初のLNG燃料フェリーということで、初めてディーゼル動力になった2代目「紅丸」を意識したのかなとは思ったけど。

よっぽどのことなければ、この名前でいくんでしょうね。


これを書くために調べて知ったんだけど、3代目「くれない丸」は今も現役の船なんですね。

レストラン船「ロイヤルウイング」として、横浜港で活躍している。

先月には進水から60年で「還暦」を迎えたが、60年も現役で活躍する船はそんなにないらしい。

操舵室などの見学プランをスタート ロイヤルウイング (カナロコ)

用途は変わったが、瀬戸内航路の黄金時代の生き証人として、映画やドラマの撮影に使われることもあるんだとか。

この船が瀬戸内を去ったおよそ30年前には、大阪~別府も平凡な長距離フェリーになりはじめていたわけだが、

時代が移り変わって、フェリーにもクルーズ要素が求められるようになってきたということで、

本格的な観光船としてデビューした3代目「くれない丸」と2代目「むらさき丸」へのリスペクトもあるんでしょうね。


Author : Hidemaro
Date : 2019/12/04(Wed) 23:56
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