日記帳だ! with Tux on Libserver

二度目の大改造!! 日記帳…か?を継承し、より柔軟でパワフルなBlogに変身しました。

RSSに対応しています。リンク・コメント・トラックバックは自由にしていただいてほぼ問題ありません。
RSS購読方法、僕のリンク・コメント・トラックバックについての考えを読むことをおすすめします。

JavaScriptを有効にし、Cookieを受け入れ、以下のブラウザを使うことで完全なコンテンツが楽しめます。
Mozilla Firefox 3.0(Get Firefox)・Opera 9.6・Safari 3.2・Lunascape 4/5(Gecko)・Lunascape 5(WebKit)
Internet Explorer 7/8とそれを使うIEコンポーネントブラウザ(Lunascape・Sleipnirなど)

<< 過去

結婚してもアイドルでよいわけ

以前、こんな記事を見て、そういう考えもあるんだなぁと読んでいた。

アイドル声優の結婚が提示する新しいアイドルのカタチ (こえのおと)

一般的には女性アイドルは結婚しても現役であることなんてないし、恋愛が報道されると非難されるぐらいなのに、

声優でアイドル的に活動している人は、結婚しても素直に祝われるのが普通だし、それをもって活動が大きく変わるわけでもない。

その差異に釈然としないと思っていたのだが、という話が書かれている。


この記事を読んだときに、面白いなと思ったのがこの部分。

声優にはそのようなリスクはほぼない。アイドル活動をすればファンも付きやすい。そして恋愛しても結婚してもほとんど批判されない。アイドルとしてその声優を見ていたファンは減るだろうが、だからと言って仕事が減るわけでもなく、多少CD売上が減ったり、グッズをメルカリに出品される程度である。

この差が私には不平等に感じたのだ。誤解を恐れず言ってしまえば、アイドルは厳しく、アイドル声優はヌルい。

「グッズがメルカリに出品される程度」の影響というのがちょっと面白い書き方だが、実際よくあることらしい。

アイドル的な活動をきっかけにつかんだファンにとって、結婚を機に熱が冷めてしまうということもあるかもしれないが、

全体からしてそんなに多いわけではないし、なにより声の仕事にとっては全く影響がないと。

それを「ヌルい」とまで断じるのは、世のアイドルは「普通の青春を棒に振ってアイドルとして活動」している実情との対比なのだろう。


ファンの受け止め方が違う背景には、声優だと、結婚しても活動を継続してきた人が多くて、

なおかつ、一時的に仕事を離れることがあっても、復帰して再び活躍されている人も多く、今後の活躍に期待することは十分出来ると。

どんな仕事もずっと続けられる人ばかりではないのはそうだと思うんだけど、

結婚を機にどうこうということはあまりないので、ファンとしても安心できるということなんじゃないだろうかと。

ただ、それができるのは不断の努力があるからで、鳴かず飛ばずでそもそも声優業が続かない人も世の中にはたくさんいるわけだから。

そこを無視して「ヌルい」とか言っちゃいかんよ、とは思うけど。


そもそもアイドルってなんだよって話はあって、具体的な定義なんてないよね。

ただ、なんとなくこういうところに重点を置いているとアイドル的だというのはあると理解している。

そういえば、以前こんな記事を見たことがある。

日本のアイドルは世界でどう受け入れられる?「CHEERZ」海外フェス出展から読み解く、国・地域ごとの特性 (SENSORS)

日本のアイドル文化って外国ではどうですか? というところで、うまくハマる地域と、さっぱりダメな地域があると。

さっぱりダメな地域の代表がアメリカで、未熟なアイドルが成長していくという姿を応援するスタイルは受け入れられないと。

裏返せば未熟でもアイドルとしては成立するんだけど、そのスタイルで長く続けるのは難しいということでもあるのかなと。

だからアイドル後に何に転向するかなんて話も出てくるんでしょうが。


先の記事の最後は次の通り締めくくられている。

しかしながら、先日(4月10日)にアイドルグループのNegiccoのNao☆がアイドルを続けながら結婚した。このときはファンからも祝福された。(略)

アイドルの形が少しずつ変容してきているのかなと思う。アイドル声優はもしかしたら一般的なアイドル業界の先を行っているのかも知れない。

「Negicco」は2003年に新潟で結成されたアイドルグループ、メンバーの入れ替わりもあったようだが、現在の3人は結成当初からのメンバーである。

2003年結成ということは、今で結成16年ということで、まさにベテランアイドルということになる。

それ相応の立ち位置を獲得してきたからこそ、長く活動を続けられたんだろうし、メンバーの結婚も素直に祝福されたのだろう。

一般的なアイドル業界では珍しいことだったので、この現象は驚きを持って受け止められたようだ。


でも、それはアイドル声優にとってはすでに通り過ぎた道だったよねって。

先日、NHK BSプレミアムの番組で、声優ユニット「スフィア」についてのファンの印象を募集したところ、

結成10年を迎えるということで、「ベテラン」「アイドル」というキーワードがあったのが印象的だった。

4人組ユニットで2人が既婚者だが(2017年に豊崎愛生さんが、2019年に戸松遥さんがそれぞれ結婚された)、ファンの理解はベテランアイドルのようだ。

確かにこういう事例を見ると先進的だったのかなと思う。

そこに至る背景には多少の差がありそうだが、ベテランアイドルとしての立ち位置を築いたという点では同じなので。


Author : hidemaro
Date : 2019/06/23(Sun) 23:48
日常 | Comment | trackback (0)

かつては花街、今はライブハウス

東京・渋谷というとライブハウスの多いところとして知られているが、

特に円山町界隈は多いと聞いていたが、右も左もライブハウスが連続しているところがあって、

ここまで多いとどれが目的地か迷ってしまいそうだ。


かくいう自分も迷ってしまったんだよね。

あまり行かないところだったので、そもそも交差点で曲がる向きを間違えたのだが、

正しい道に入って、目標物も見えてきて、このへんだというところで看板を見て歩いてたんだけど、目的地のライブハウスの名前がない。

行きすぎたかなと思って地図を見てみると、ちょうど今通り過ぎたところとなっている。

地図上ではこことなっているビルの看板を見ても違う名前が書いてあるんだけどと思ったら、フロアによって違うライブハウスになっていたようで、

さらに、起伏のある地形を生かして、玄関を分けていたんですね。

というわけで裏口に回り込むと目的地のライブハウスの看板があった。


円山町界隈というと、ライブハウス以上にラブホテルが目立つ街ですけどね。

渋谷というと、東名高速道路につながる首都高速渋谷線で上空を通過することもしばしばあるが、

首都高速渋谷線と東名高速道路のルートというのは、江戸時代までさかのぼると大山街道とか矢倉沢往還と呼ばれていた道があった。

その時代には円山町は宿場町として賑わったそうで、かつては料亭も多く建ち並んでいたそうだが、今はほとんど失われてしまった。

それと入れ替わるように発展したのがラブホテルであり、クラブであり、ライブハウスであると。

こうして考えてみると、物事の本質はあまり変わっていないのかもしれない。


小規模なライブハウスが集中しているのを見ると、大阪の心斎橋界隈の姿が重なる。

いろんな意味で東京の渋谷界隈と大阪の難波・心斎橋界隈は重なる部分が多いね。

もっとも東京では他にもライブハウスが点在する地域はあるし、なにより1000人以上も入る大規模なライブハウスも多くある。

だから、相対的に渋谷界隈に立ち並ぶライブハウスの存在感は薄いのかも知れない。

心斎橋界隈にあるライブハウスが大阪のライブハウスの大半というのと比べるとずいぶん事情が違う。

ライブハウスの街というイメージはおぼろげにあったが、実際に渋谷界隈のライブハウスにいったのは今回が初めて。


終演後にグッズ売り場を見ると、気になるCDがいくつかあって、しかも値段がちょっと安いような。

今回披露された曲も収録されていそうだということで、いくつかピックアップして買っていった。

想定外の支出で、財布の中身がすっからかんになったが。(すぐに下ろしたけど)

後で電卓を叩いて見たら、定価よりもおよそ2割引になっていた。

端数を丸めた程度かと思ったが、本当に安かった。

直販だとこれぐらいで売っても割に合うんですかね。それで潤うならありがたいことですけど。


Author : hidemaro
Date : 2019/06/22(Sat) 23:49
社会 | Comment | trackback (0)

怪しげな配当金

この時期は株式の配当金の支払いが多い時期で、かなりの金額の配当金が入ってきている。

そんなわけで証券会社の預かり金に集まった配当金を出金することにした。

来月はクレジットカードの請求金額がやや多いが、それを打ち消すには十分な金額だった。

ここだけみるとホクホクに見えるが、株価の変動により評価額が下がっているものが多いんだよね。

今、売るわけではないのだが、評価額のマイナスの方がはるかに大きいのが実情でもある。


届いた配当金計算書を集めて、証券会社の入出金明細と見比べて、家計簿に記録してとやっているのだが、

記載内容が他とちょっと違う配当金計算書があった。

「配当に関するご説明」という書類が同封されていて、事情が書かれていたのだが、

どうも、この会社の今回の配当金、資本剰余金を原資としたものなので、税務上の扱いが違うらしい。


一般的に配当金は利益剰余金から支払われる。

会社の利益の一部を配当金に充てるのが通常で、利益が積み上がっていく先が利益剰余金である。

過去に利益剰余金に積み上げた中から配当金を支払うこともあって、

その年度だけ見ると、損失が出てるけど、過去に積み上げた利益があれば、そこから配当金を払うことも出来る。


資本剰余金とはなにかという話だが、資本取引で生じた剰余金とのことだが、これではちょっとわかりにくい。

この会社について言えば、資本剰余金のほとんどは新設合併時に発生したものである。

会社が合併して新しい会社ができる場合、両社の株主資本の合計を資本金・資本準備金・利益剰余金に自由に割り振ることができる。

そして、いずれにも割り振られず残った分は その他資本剰余金 として計上される。

合併前の両社が持っていた余剰な資本金・資本準備金、あるいは長年積み重ねてきた利益剰余金が、合併を機にその他資本剰余金に移ったということだ。


資本金は会社の根本となるお金だから、資本金に手を付けるには株主総会での特別決議が必要となる。

資本準備金はもともと取り崩しも想定されているお金だが、株主総会の普通決議がないと取り崩せない。

利益剰余金が大きくマイナスになっているような会社だと、資本準備金や資本金に手を付けて立て直すことはあるが、それなりの手続きが必要だ。

一方、その他資本剰余金は、単純に余分な資本なので、株主総会の決議もなく、配当の原資にすることも許されている。


でも、それって「タコ足配当」じゃないの?

タコ足配当 とはタコが自分の足を食べるかのように、利益不相応に資産を取り崩して配当することを表している。

利益剰余金ではなく、資本剰余金から配当するということは、まさに資産を取り崩して配当しているように見えるが。

でも、この会社は連結では営業利益を出しているので、利益不相応とまでは言えないと思う。

ただ、さっきも書いたように、この会社は合併時に利益剰余金は0円からスタートして、合併前に長年積み重なった利益剰余金はその他資本剰余金に移っている。

なおかつ、この会社自体は持株会社で、連結での利益の多くは子会社で発生しているが、子会社から配当されるまでは親会社の利益にならないんだよね。

ところが子会社から親会社への配当はあまり行われていなくて、子会社の利益の多くはその会社で留保されている状況だ。

連結でみると利益剰余金の金額は十分ありそうだけど、親会社単独でみるとさっぱりないという状況になっている。

事情を考えると、そういうこともあるかもしれないなぁとは思うが、なぜこうしているのかはよくわからない。


資本剰余金を原資とした配当金は税務上の扱いが違うと書いたが、

これは資本の払い戻し、言うならば株の一部を売ったような扱いになってしまう。

例えば、資本剰余金から配当して純資産が1%減ったとする。これを純資産減少割合という。

その場合、その人は株式の1%相当を売った対価として、配当金を手にしたかのような処理をする必要がある。

例えば、1株1000円で100株買った株から、1株あたり15円の配当金を受けとったとする。

すると、1000円×100株×1%=1000円で購入していた株を、15円×100株=1500円で売ったことになり、500円の譲渡益が発生する。

ところが、1株2000円で購入していた場合は、15円×100株-2000円×100株×1%=-500円 と500円の譲渡損が発生する。

取得価格によって、配当金を受けとったことによる損益額が異なるので、各自で計算して、各自で税金の申告をする必要がある。

あと、この株を将来売るときには、すでに一部は売却したということで、取得価格も純資産減少割合だけ減らす必要がある。

特定口座を使っている場合は、証券会社で勝手に補正してくれるので、こちらで考えることはない。


今回のケースでは、譲渡益が発生したことになっていた。

取得時よりも株価が下がっていたので、含み損が出ていたのだが、配当金を受け取ったことで、取得価格を下げる補正も行われて含み損が減少した

これがいいことなのかは、なんとも言えないが……

まぁ配当金を受け取って勝手に譲渡損が発生しなかったのはよかったのかね。


Author : hidemaro
Date : 2019/06/21(Fri) 23:50
お金 | Comment | trackback (0)

改造できるモジュールが足りない

他部署の人から、評価で使用するモジュールの改造を依頼された。

とある偶発的に発生する事象を模擬するためにマイコンのプログラムを書き換える改造を行うもので、

特に回路を変更したりということは必要なくて、ごく簡単な作業である。


ところが問題は渡されたモジュールが古い試作品だったこと。

僕が今の職場に来るちょっと前に開発されていたものなのだが、試作品もたくさん作られた。

ただ、ある時期以前に作られた試作品は製品版と回路構成が大きく異なる部分があるので、マイコンのプログラムに互換性がない。

今回書き込みを依頼された、模擬用のプログラムは最新の製品版のプログラムを改造して作ったもの。

終盤の試作品以降であればプログラムは互換性があるので、最新の製品版である必要はない。


ところが終盤の試作品は台数が少なく、そのほとんどは他の改造が施されている。

逆にその部署には今となっては使いづらい中盤の試作品が多く残されている。(生産準備の都合で多く作ったのが渡ってたらしい)

うちの部署ではその時代の試作品は混乱の元だと軒並み捨てたのだが、なんとなく使う分にはあまり問題ないので未だに使われ続けてるんだとか。

苦肉の策として、過去にはその部署からの依頼で古い試作品を最新版にごまかすという改造もしたことがある。

システムからの見た目は最新版だが、中身のハードウェアもソフトウェアも古いというひどい有様だが。


さっきも書いた通り、もともと最新の製品版のプログラムを改造したものなので、

終盤の試作品以降であれば、製品版でも改造可能である。

それで「終盤の試作品がなければ、製品版でも」とは提案したのだが、

その部署のポリシーとして製品版を改造するのは避けたいとのことである。


そういう事情はわかるし、もう改造できるモジュールがその部署にないのは認めざるを得ない。

困ったなぁということで、うちの部署の人に聞いて回ったら、未使用の製品版が1つ発見された。

それならば、ということで自分が開発用に持っていた終盤の試作品に依頼された改造を施して貸し出すことにした。

貸し出すと手元にあるモジュールが1つ減ってしまうが、それを発見した製品版で穴埋めすればとりあえず困らない。

製品版といっても、特に用途もなく放置されていたもの。必要なら改造しても問題ないだろうとのことだった。

今回貸したモジュールも最終的には返してもらえるはず。いつになるかわからないけど。


他のモジュールでも、同様の改造を依頼されたことがあったのだが、

このときはうちの部署で持っていたものを改造して貸し出した。

このモジュールは当初開発時の試作品も多く余ってて、このときは当初の試作品からほとんど設計変更がなかった。

さらに製品化後に小さな設計変更をやっていて、このときの試作品も数台余っていた。

なので、こちらから数台改造して提供するのは全く問題なかった。


本来ならば改造用に製品を購入して提供してもらうのが筋なんだろうけどね。

うちの部署でも終盤の試作台数が少なかったこともあってか、そのモジュールの台数は不足気味だった。

最近は製品評価のために製品版を購入して台数が増えているが、それは厳密な用途で使うので改造は避けているのが実情である。

他部署からの改造依頼にも、そちらから改造元のモジュールを提供して欲しいと依頼していたのは、

この部署にとっても改造可能なモジュールはカツカツであることを表している。

こっちで余裕があればいくらでも貸し出すんだけどね。


Author : hidemaro
Date : 2019/06/20(Thu) 23:48
電気・数学・物理 | Comment | trackback (0)

トークイベントで引っ張りだこ

北の丸公園にある科学技術館、その地下にはサイエンスホールというのがある。

定員およそ400人という、比較的小規模なホールである。

サイエンスホールと聞くと、トークイベントの印象があまりに強い。

交通アクセス(竹橋駅・九段下駅から至近)、キャパ(410席)が手頃で便利なため、アニメ・アニラジ関連のイベントがよく行われる。元々講演などの学習活動に使われるためのホールなので、各座席には折りたたみ式の机がついていてアンケートの記入などに便利に使える。

(実況ネタ/サイエンスホール (超!A&G+実況@Wiki))


科学技術館サイエンスホール (Eventernote)

Eventernoteはもともと声優のおっかけが参加したイベントを管理するのに作られたツールで、

今ではアイドル・歌手などの追っかけも活用しているようだが、ありとあらゆるものを網羅したものではない。

そういう偏りがあるのは考慮しなければならないが、その分野ではほぼ網羅されていると言われている。

そこには最近1年でおよそ90ほどのイベントが登録されていたが、そのうち70ほどのイベントはトークを主体としたイベントと思われる。

1日に同じ名前で複数公演ある場合は、1つのイベントとして数えている。(同一日でも出演者などが大きく違えば、公演数だけ数えた)

見た目からなんとなく判断しているし、CDのリリースイベントなど歌唱もありそうだが、メインはトークだろうという推定をしてカウントしているのもある。

いい加減なカウントではあるが、純然たるコンサートや演劇の割合は低いと思われる。


トークイベントはコンサートなどに比べれば集客力は劣るかもしれないが、

準備が簡単だからか1日2公演とかやりやすいし、複数公演やればどちらも参加する物好きも比較的多いんだろう。

そういうことも考慮して400人程度のホールを1日2公演とかで使うのが適しているのだろう。

実際どういう計算なのかはよくわからない面もあるが、トークイベントといえばサイエンスホールという定着しているようである。

さっきの数字を見ると、毎週末のようにトークイベントがあるということだからね。


400席程度の会場で手狭に感じるようになってくれば、より大きな会場を求めるわけだが、

そこでよく出てくるように思うのが ニッショーホール である。

港区虎ノ門にある日本消防会館にあるホールで700席程度とのこと。

こちらは最近1年でおよそ40のイベントが登録されていて、うち30ほどがトークイベントと思われる。

さっきのサイエンスホールに比べると、本格的なコンサートや演劇もあると思ったが、やはりトーク主体と思われるイベントが多い。


あと、会場自体の使われた方として多いとは思わないけど、

Eventernoteの登録だけ見ると、芝公園近くにある メルパルクホール東京 はトークイベントの割合が高くて、

最近1年で6件のイベントが登録されている中、5つがトークイベントとみられる。

郵便貯金のホールだったもの

1600席近くあるので、ここでトークイベントをやるのはよっぽどの集客が見込めるということだろう。

トークイベントとしての使用例が多い会場としては最大級ぐらいかもしれない。


もっとも、世の中には2200席もある中野サンプラザをトークイベントの会場にするところもあるが……

そんな中、トークだけで2000人以上も入る 中野サンプラザを使うというのはちょっと異質である。

「あどりぶ」の人気の高さもあるのだが、同日夜に同種のイベントを行った「洲崎西」の人気の高さによるところが大きい。

実はあどりぶグランプリは全席埋めたわけではないらしい。一方の洲崎西はトークイベントで中野サンプラザのホールを埋めてしまうとんでもない番組だ。

(アイドルやってバンドやってトークして歌手もする)

だから、こういうのは特殊事例だよね。


トークイベントなんてどんな会場でもできそうなもんだけど、それだけに便利な会場に集中しやすいのかもね。

同種のイベントで使用実績のある会場を、ある程度網羅的に調べようかと思ったが、

使用実績のある会場はとても多くて、とても追えたもんではないが、

パッと見ただけでサイエンスホールは極端に多く、数えてみると週末はほとんど埋まっているぐらい。

それに次ぐのがニッショーホールかというと、それは当てずっぽうなんだけど、当たらずとも遠からずかなと。


Author : hidemaro
Date : 2019/06/19(Wed) 23:48
社会 | Comment | trackback (0)

源泉徴収は税額控除と同じ?

出勤すると机に住民税の税額決定通知書が置いてあった。

毎年のこととも言えるが、今年は所得税の申告として配当・譲渡所得を申告している。

配当・譲渡所得の場合、すでに所得税・住民税が源泉徴収されている部分がある。

なので、源泉徴収分を差し引いた税金を毎月の給与から払うことになるのだが。


受けとった税額決定通知書を開封してみると、既充当額の欄が0円になっていた。

すでに源泉徴収された分はここに書かれるんじゃないの思っていたが違うらしい。

一体どうなっているんだろう、と所得税の申告データと比べてみた。

すると、源泉徴収額は税額控除に含まれているようだ。


税金の計算を厳密にやろうとすると、随所に入る丸め処理が難しい。

住民税の計算では次のところに丸め処理が入っている。

  1. 給与所得(=給与収入-給与所得控除)は1000円未満を切り捨て
  2. 1.から人的控除・社会保険料控除などを差し引いた所得金額は1000円未満を切り捨て
  3. 配当・譲渡所得は上場株式等とそれ以外のグループごとに1000円未満を切り捨て
  4. 税額控除前の所得割額から税額控除(調整控除・寄付金控除)を差し引いた金額を、市民税・都民税それぞれで100円未満を切り捨て

1~3は所得税と同じなんだけど、4.は住民税独特ですね。

住民税とまとめて言っているけど、実際には市町村民税と都道府県民税をあわせたものである。

その両方が100円単位になるように丸め処理が入るんですね。


その上で、源泉徴収額は税額控除に含まれているとはどういうことかという話だが、

まず、所得額×税率で税額控除前の所得割の金額を市民税と都民税それぞれに計算する。ここでは丸めない。

調整控除・寄付金控除・源泉徴収額を市民税と都民税で3:2で分ける。ここでも1円単位で分ける。

そして、市民税・都民税それぞれで差し引きして、それぞれ100円単位で丸めて合計すると。

こういう仕組みなので、源泉徴収がない場合の税額 - 源泉徴収額 とはわずかに一致しない。


所得税の計算では、所得税額(復興特別所得税含む)の合計金額を計算してから、源泉徴収額と差し引きして還付・納付額が決まる。

住民税もそれと一緒だと思っていたので、すると給与から1円単位で差し引かれるのかと思ったが、そんなことはなかった。

給与から差し引かれる金額は100円単位でキリよくなっている。

逆に言うと、給与から納める住民税 と 源泉徴収で納めた住民税 の合計は100円単位にはなっていないということでもあるが。

所得税の場合は、合計で100円単位になるのだが。(今は復興特別所得税が1円単位で計算するので、そうはならないけど)


市町村が正しく税額を計算してくれているはずなので、あまり細かいところを考える必要もないんだが、

一体、自分の申告がどういう形で反映されているのかというのはわかりにくいね。

所得税の場合は、e-Taxでも手書きの申告書と同じフォーマットの申告内容確認票が表示されるので、

それを追って行くと、どういう順序で計算されたかわかるんだけどね。


ちょっと納得いかないのは、源泉徴収で納めた住民税もれっきとした住民税なのに、

税額控除の金額に含まれてしまい、税額からは除外されてしまっていること。

あたかも払い逃れたような書き方になっているが、納める先が違うだけでちゃんと払ってますから。

サラリーマンではあり得ないと思うけど、住民税の仕組みからして、納付ではなく還付となる税額決定通知書を受けとることもあり得る。

でも、源泉徴収額>還付額ならば、その差額はちゃんと住民税として納めてますからね。

こういう場合、課税証明書で見るとどうなってるんだろ。住民税が0円とかマイナスに見えていたら実態と違うよね。


表記上はわかりにくいことこのうえないけど、結果として金額が正しいことは確認出来た。

源泉徴収で納め過ぎた住民税は、確かに毎月の徴収額から少しずつ差し引かれているようだ。

これに加えて寄付金控除などの影響などもあって、今年に毎月納める住民税は去年よりも少し少なくなっている。

月々にするとわずかな差なのでわかりにくいけど、計算を追うとなるほどとなる。


Author : hidemaro
Date : 2019/06/18(Tue) 23:54
お金 | Comment | trackback (0)

今日は有給休暇取得推奨日

今日は休暇を取っていたが、これといった用事があったわけでもない。

というのも、今日が有給休暇取得推奨日だったから、それに乗っかったと。

飛び石の祝日を埋める日と祝日がない月のある1日が推奨日に指定している。

どうも、これまで一部の職場で推奨日を設定していたのを、全社展開することになったらしい。

(新しい有給休暇計画取得日)

6月って祝日がないよね。それで今日を推奨日に指定していたわけ。


推奨日にしたことで、休暇を取る人はそれなりにいたが、それでも半分近くの人がいなくなるほどではない。

半分近くの人がいなくなるというのは、年末の最終稼働日(cf. あまり休みたくない会社)とか、連休明けに1日挟まった稼働日(cf. 中途半端に1日稼働日)とか。

うちの職場の年末最終稼働日の人の少なさは尋常ではないが、特に休日を延ばす理由もないので人いないなぁと思いながら仕事をしているが。

今日はそこまでではなかったはず。出勤してないから事前情報で知る限りのことだが。


推奨日を設けるに至った経緯としては、有給休暇計画取得日が年5日間設けられたことによる。

もともとフレックスホリデーという個人設定の休日があったが、それよりも日数が増えている。

一体どうやって計画取得日を埋めろというのだ、ということへの対策か推奨日が設けられたのだった。

というわけで、今日に休暇を取る人は計画取得日として申告した日として取得している人が多いと思うが、僕は特に申告していたわけではない。

ただ、どちらにしても実務上は何ら変わるものではないし、上司も「よい心がけですね」という反応だった。

そもそも休暇を取ることに上司が難色を示すことはほとんどない職場ではあるけど。


これといってやることはなかったのだが、普段の3連休だって得てしてそんなものである。

3連休だからといっていつも遠出したりするわけでもないし。

ただ、確実なメリットはあった。

今日に買い物に行くと言うことで、日曜のお出かけを長く取れたこと。

土曜(雨で外出できなかった)と今日に観られていなかったBlu-rayを鑑賞できたり。

なにより、今日に床のワックスがけができたこと。(cf. ウェットシートで床掃除)

祝日があれば、そこを活用してやってたかもしれないけど、6月はないわけだし。


今年度では12月も同じく祝日がないということで推奨日が設定されている。

そうか、今年からは12月に祝日がないのか。年末の休日はあるけど。

来年以降で祝日がないのは6月と12月の2回だけだが、それ以外でも土曜と被って実質的に祝日がなくなるケースもあろうと思う。

あと来年度は体育の日が7月に振り替えられる(オリンピックの開会式の日になる)ので、10月の祝日がなくなる。

そういうところにも推奨日が設けられるんじゃないかなと思う。なければ勝手にでっちあげればいいんだが。

推奨日に休むも休まないも自由ではあるが、目安にはいいんじゃないか。


6月に祝日がないというのは、小学生の頃によく言っていた覚えがある。

当時は8月も祝日がなかったが、小学生にとって8月は夏休みだから、そこは無視すると6月だけだった。

サラリーマンになってしまえば、有給休暇をだいたい好きな時期に設定できるけど、

学生の頃は学校が休みではないのにむやみに休むわけにもいかなかったので、祝日がないことへの不平は出がちだった。

そこまで言うほどのことかって話はあるけどね。もうすぐ夏休みだったわけだし。


Author : hidemaro
Date : 2019/06/17(Mon) 23:23
日常 | Comment | trackback (0)

あえて乗換回数を増やす

今日は東京に買い物と美術館のためにでかけていた。

買い物といいつつ、ついでに秋葉原で中古屋に物を売ろうと思って、

持参すると査定にかなりの時間がかかると言われて、美術館に行ってから戻ってくるという作戦で行くことにした。

そんなわけで、いつものように万世橋から北の丸公園まで歩いて、東京国立近代美術館に向かった。

本館は展示替えの直後、工芸館は展示替えの直前ということで、両館のんびり見ていたら時間も過ぎるだろうと。

ちょっと家に帰るのが遅くなるなとは思ったが。


そうやって本館の展示を半分ぐらい見ていたところで、査定が終了したという電話がかかってきた。

言われていたよりも2時間ぐらい早く終わったので驚いた。どれだけサバを読んでいたんだか。

別に急いで店に戻る必要もないのだが、ここで早く戻ると家に帰るのが遅くならずに済むので。

本館はまた改めて来るだろうし、展示替えの多そうな展示室は見たからと、途中で切り上げて、展示替え直前の工芸館の展示を見てきた。

ちなみに工芸館では「デザインの(居)場所 」という工業デザイン・グラフィックデザインの特集展示をやっていた。

普段の工芸館とは少し風合いが違うということなのだが……確かに平面物(ポスター)が展示されるのは珍しいか。


それで、もともと時間に余裕があったら、また歩いて戻ろうと思ってたけど、電車で戻ることにした。

普通に地下鉄に乗ればよいのだが、次の目的地が渋谷だったので、

都営地下鉄→東京メトロの乗り継ぎにすれば安上がりだということで、

九段下→小川町/淡路町→渋谷という移動にすることにして、紙のきっぷを買った。

小川町・淡路町で乗り換えるという名目で寄り道するのは常套手段ですね。(cf. 万世橋を渡ったらすぐ)

そうして店に戻って査定結果を聞くと想定よりよかったのでほっこり。


そしてまた万世橋南詰に戻って、淡路町駅から渋谷を目指すわけだが、さてどうしよう。

いくらでもルートはあるが、むやみに歩いたりするのもいやだなぁ。

ということで路線図を見た結果、丸の内線で赤坂見附まで、銀座線に乗り換えて表参道まで、半蔵門線に乗り換えて渋谷までというルートで行くことにした。

乗換1回で済むルートもあるのだが、あえて乗換2回にすることにした。


東京の地下鉄をよくご存じの方ならばわかると思うけど、

赤坂見附駅の銀座線・丸の内線、表参道駅の銀座線・半蔵門線はいずれも同じホームでの乗換になっている。

だから、どちらの乗換もとても楽になっている。あえての2回乗換はそのためである。

でも、それなら表参道駅で乗り換えずとも、銀座線に乗り続ければ渋谷駅にたどり着くじゃないかと。

確かにそうなんだけど、次の目的地へ行くには銀座線渋谷駅からだと遠くてめんどくさい。

一方、半蔵門線渋谷駅からはごく近いので、あえて乗り換えてこちらの渋谷駅を目指したわけである。


最初に思いついたのは、赤坂見附駅で半蔵門線(通路で接続された永田町駅)に乗り換えるという案で、

これもアリだとは思ったんだが、よく考えると対面乗換2回の方が楽だということでこうした。

2回乗換になることで、電車の待ち時間が2回になって不利な気もするが、電車は頻発しているからいいかなと。

実際、赤坂見附駅での待ち時間はほとんどなかったので、これなら歩いて半蔵門線を目指すのと同等以下の時間で済んだだろう。


ちなみに次の目的地というのは、東急ハンズだったのだ。

半蔵門線渋谷駅の西側から出るとSHIBUYA 109なので、すると東急ハンズへは比較的近い。

放射状に広がる商店街を横切るように進むのは直感に合わない部分もあるが。

銀座線から道玄坂側に行く場合、水平距離で遠いのも不利だけど、JRを越えるところが複雑でアップダウンが多かったり、遠回りを強いられたり。

今は渋谷駅周辺の地上・高架レベルの工事が多くて導線が複雑なのでなおさら悪い。

半蔵門線からだとそれがないので楽だ。そのためにわざわざ乗り換えする価値があるかは微妙かもしれないが、意味はある。


お目当ての品は、当初はわざわざ東急ハンズに買いに行くようなものでもないんじゃないかと思ったが、

思っていたよりも入手性が悪そうだということで、たいへん品揃えがよい東急ハンズ渋谷店に向かった次第である。

そうやって店に行ったら、当初想定していなかった、皮のお手入れ用品を買い込んでしまったが。

ふらっと通りかかって、そういえば財布のお手入れしたほうがいいなぁと思ってね。

もちろん当初のお目当ての品もちゃんと買えましたので。さすがの品揃えですよ。


Author : hidemaro
Date : 2019/06/16(Sun) 23:33
交通 | Comment | trackback (0)

長崎の離島に飛ぶのは何か

最近、飛行機の話を紹介することが多いが、最近いろいろ話題があるんですよね。

いろいろ注目して見ているわけだけど、先日こんなニュースが出ていた。

ORC 老朽化進み不具合 14日も2便欠航 (Yahoo!ニュース)

ORCとはオリエンタルエアブリッジ、長崎空港に拠点を置き、主に長崎県の離島路線を運航している。

この会社ではDHC-8-Q200という39人乗りのプロペラ機を主に使っているのだが、老朽化が進み、故障が相次いでいる。

Q200は2機しか持っていないので、故障などで使えなくなると欠航など大きな影響が出るので困っているのだが……


問題はQ200がすでに製造中止になっているということ。すなわち同型機を新規に購入することが出来ない。

一方でORCはANAと提携関係にあり、ANAからより大型のDHC-8-Q400を借用して併用している。

Q200とQ400で大きさは違うが、どちらもDHC-8シリーズで操縦資格が一緒なので、併用するには好都合なのだろう。

Q200は長崎~壱岐・福江・対馬と福岡~福江の一部で、Q400は福岡~福江の一部と、福岡~宮崎・小松で使用している。

福岡~宮崎・小松は長崎県と関係ない路線だが、機材を借用していることも考慮すると、出稼ぎみたいなもんでしょうね。

普段はQ200が使われる路線でも、故障時などは借用したQ400を代わりに使うことがあるようだ。


ここだけ見ると、Q200が買えないならQ400でいいじゃないと思うかも知れないが、そうもいかないのだ。

それが壱岐空港の滑走路が1200mしかないこと。

Q400の離発着を制限なく行おうとすると1400mほどの滑走路は欲しいが、それには足りない。

乗客数を減らすなどの対応をすればQ400が使えなくはないが、長崎~壱岐で使うにはなんと1/3まで減じる必要があるらしい。

空港滑走路延長が急務。後継機の運用定員わずか27人。ORCが検証報告。 (壱岐新聞)

一方で壱岐市としては、壱岐空港の滑走路を1700mまで延長することを要望していて、するとQ400どころか、ジェット機までいける。

ただ、壱岐空港を管理する長崎県は否定的なようだ。


となると、やはり本命は天草エアライン・日本エアコミューター(JAC)・北海道エアシステム(HAC)の3社が導入を決めたATR42でしょう。

サイズ的にもQ200に近い48人乗りで、1200mの滑走路でも全く問題ない。(天草空港に至っては1000mの滑走路で運用している)

JACの本拠地、鹿児島空港ではATR42の整備体制が充実していて、フライトシミュレータまで整備されたので、近場で訓練もできる。

日本国内での実績も豊富だし、なにも言うことはないような気がするが、なかなかハードルは高いようだ。

まず、現状ANAと提携関係にあって、Q400を借用するほどの関係性だが、ATR42を使うなら重整備をJALグループのJACに依頼する必要があること。

といってもORCはANAグループというわけでもないし、JACも特に拒んでいるわけではないとは思う。


それ以上に問題なのが、ATR42の操縦資格を得るための訓練が必要で、乗務員数の少ない航空会社ですから、減便などの対応が必要なこと。

実際、天草ではATR42の就航前に、約半年間にわたって訓練のため減便を行っていた。

その上、航空機の操縦資格って同時に1つしか持てなくて、過去に経験のある機種でも訓練を挟まないと切替ができないらしい。

すなわち、Q200とQ400を併用するのは問題なくても、ATR42とQ400の併用は実質的にできないということ。

なるほど。それでJACはQ400を全部売却して、ATR42より大型のATR72も同時に導入したのか。ATR42とATR72は操縦資格一緒だし。


そんな事情もあって、とりあえずはQ200の中古機を購入して、当座をしのごうということだ。

Q200は2008年に製造中止になっている機材ですから、延命できても5年ほどということで、なかなか厳しい。

ATR42に移行する決断をするのか、壱岐空港をQ400対応にするのか、それとも路線自体をやめてしまうのか。

本命はATR42だろうと言われて久しいが、踏ん切りが付かない事情もそれなりにある。


こういう事情を知ってみると、似たような悩みがあったんだろうなというのが琉球エアコミューター(RAC)である。

ここもDHC-8-Q100とDHC-8-Q300という、同じくDHC-8シリーズの生産中止になった機種を使っていた。

結論から言えば、DHC-8-Q400CCというQ400の貨物増強型(Cargo Combi)で代替することにして、すでに完了している。

ぴったりの座席数の飛行機が買えないなら、大きめの飛行機を買って貨物室を増強してしまえというのは、ヤケクソ感があるが、

かつてジェット機からダウンサイジングした路線で、航空貨物の輸送力不足が問題になっていて、改善要望が出ていたという背景もある。

RACにとっても、与論空港の滑走路が1200mしかないのは問題だったのだが、滑走路の補強工事をした上で、

10席ほど減じれば(すなわち約40人乗りで)なんとかなるということでQ400への移行を決断している。1日1往復だけだしね。

それ以上に同じ操縦資格で移行できて、貨物輸送の増強で島の経済にも貢献できるというメリットが勝ったのだろう。


とはいえ、ORCもいつまでもANAに頼ってはいられないんじゃないかと思うのが、

ANAのMRJ90 あらため 三菱スペースジェットM90 の導入計画である。(cf. MRJ、「三菱スペースジェット」に改称 70席クラスは「M100」に (Aviation Wire))

ANAは24機と多くのQ400を運用しているが、この多くはジェット機でも運航できそうな路線で使われている。

サイズ的にQ400がちょうどいいというのもあるんだろうが、M90はQ400より少し大きいぐらい。

現在、ANA(コードシェア便を除く)でプロペラ機だけが使われているのは、対馬空港・福江空港・青森空港の3つ。

青森空港はどう考えてもジェット機の運航に問題なく、JALは同一路線にジェット機(エンブラエルE170/190)を使っているので移行対象だろう。

残るのは長崎県内の2空港だけで、対馬・福江の両空港もジェット機の運航実績があるので、M90への移行も可能ではある。(実際にするかはともかくとして)

ANAからQ400を借用できるからとDHC-8シリーズに留まっても、ハシゴを外される可能性は十分あると。


ANAがこれほど多くのQ400を運用しているのは、かつて日本で活躍していたYS-11の代替に最適だったという事情があるそうだ。

YS-11は64人乗りのプロペラ機ということで、プロペラ機にしては大型だったので、代替機はすぐに見つからなかったらしい。

そこに現れたQ400は 燃費がよく、プロペラ機にしては静かで高速、そして75人乗りと大型ということで、YS-11の代替にはぴったりだったのだ。

ただ、時代が移り、リージョナルジェットが発展して、かつてYS-11が活躍していたような路線に使うのに適するようになってきた。

プロペラ機の長所は短い滑走路でも運用できて、燃費がよいこと。一方でジェット機に比べると遅いという短所もある。

一方で、ジェット機の燃費が向上してきたので、70~90人乗りのリージョナルジェットの優位性が高まっている。

日本の制度面でも、伊丹空港のプロペラ枠が低騒音機枠に振り替えられた(cf. 伊丹空港の近い将来と遠い将来)ので、プロペラ機にこだわる理由が減っている。


それでも残るプロペラ機のメリットは、短い滑走路で運用できること。

日本では小規模な空港もジェット機対応のところが多いが、離島を主にどうしても短い滑走路の空港はある。

リージョナルジェットの導入で先行したJALグループで、伊丹空港でプロペラ機が残るのが、滑走路が短い屋久島と但馬の2路線だけになったのはそういうこと。

ジェット機と張り合うプロペラ機としてQ400は優秀だし、DHC-8シリーズでQ400だけ残ったのは売れていたからだろうけど、

より短い滑走路での運用を望む航空会社にとっては困った話だし、Q400はリージョナルジェットと真っ向勝負になりかねないし、ろくなことは無い。

ATR42/72で代替出来るのは幸いだが、移行には多大なコストがかかるわけで、いやな話だよなぁ。


Author : hidemaro
Date : 2019/06/15(Sat) 22:26
交通 | Comment | trackback (0)

ソケットのはんだ付けがダメ

もうかれこれ半年近く、マイコンの代わりにソケットの付いた基板を使った調査をしている。

フルICEとはなんだったのか

フルICE用に作られた基板だったんですね。


すぐに解決できない問題があって、停滞していた時期もあったのだが、

最近になって対策が決まって、その効果を確認したところ良好な結果が得られた。

これが解決したなら次のステップということで、もっとも動作条件がもっとも厳しいと思われるものに手を付けることに。

昔作った、ソケット付きの基板を取り出してきて、それで調査に着手した。

おっ、正しく動き出したぞ、と思ったのだが、問題が2つ発生した。

一方の問題は発生したりしなかったり、もう一方の問題は必ず発生するが、程度に差がある。


一方の問題は手の付け所がわからなかったが、もう一方はオシロスコープ片手に調査できそうな気がした。

調査は難航したのだが、結論としてはソケットのはんだ不良だった。

そういう観点でもう一方の問題も調べてみると、こちらもソケットのはんだ不良が原因だった。

中途半端に導通していたので、問題が発生したりしなかったりするんですね。


想定外の問題だったのだが、確かにはんだ不良になるのも無理はないなと思った。

というのも、周辺の部品との位置関係により、はんだ付けの作業性が極めて悪い部分で発生した問題で、

ソケットの他の部分はきれいにはんだ付けできているのに、この部分だけ明らかに仕上がりも汚い。

自分ではどうやっても直せないだろうということで、職場のはんだ付けが上手そうな人に頼んで修正してもらったのだが、

一方の問題は解決したものの、もう一方は作業性が極めて悪く修正が困難とのことだった。


不幸中の幸いは、ちょうどこのソケット付き基板を新しく作ろうと準備を進めていること。

基本的に1種類1枚しかないので、故障すると代えがないということで、新しく作って欲しいと要望をしていたのだ。

まさか、使う前から壊れているとは想定外だったが、転ばぬ先の杖とはこのことである。

しかし、今回の問題は根本的にソケットを付ける作業性の悪さに起因するものだから、

ソケットを付けるのは工場の熟練作業者がやるとしても、果たして問題なく作れるのかという疑問が出てくる。

もともと熟練作業者が作ったはずのものが、こうして問題を引き起こしているのだから。

周辺の部品を一旦のけてもかまわないとか、そういう指示も必要かも知れないなど、新しい波紋が起こったのだった。


コネクタの接触不良とかで、つながるべき場所がつながっていないというのは、

これまでも何度か発生しているが、まさかソケットでそれが起きるとはねぇ。

ソケット付きの基板は1種類1枚しかないので、取り替えてうまくいくかという観点で試せない。

原因が判明すれば、そりゃそうもなるよねという感じなんだけどね。


Author : hidemaro
Date : 2019/06/14(Fri) 23:02
電気・数学・物理 | Comment | trackback (0)

Tools