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無形資産からの利益って?

週末の旅行は、神戸から先のルートを全て付け替えて、決行することにした、

土曜日はもう関西への交通機関が寸断されかねないので、明日夜に出るというのは関東から確実に逃げられる案で、

土曜の移動はできるだけ少なくして、あとは台風の1~2日遅れで東へ追っかけながら帰っていく感じになりそう。

不本意な部分もあるが、これまで行かなかった、あるいは行けなかったところに足を伸ばそうかと、

いろいろ準備は間に合ってないけど、とりあえずは冷蔵庫の整理だ。


法人税の基本的な考え方として、恒久的施設(PE)のない国では課税ができないというのがある。

ところが昨今ではインターネットを通じて商売が行われるようになってきて、

実態として事業を営んでいるのに法人税を課税できないという問題が出ている。

この問題に対して対処すべしというのは、世界各国でだいたい合意が得られていたが、

具体的にどういう方法で課税するの? という案が決まったらしい。

GAFA拠点なくても法人税 OECD、課税原案を公表 (朝日新聞デジタル)

無形資産からの利益は、売上高の比率に応じて各国が課税できるというのが案らしい。


ちょっとわかりにくい案のように思うけど、一貫性のある案なのかなと思った。

というのも、2016年から外国法人への課税原則が帰属主義に改められたそうだ。

これはOECDモデルの課税原則に合わせたものだそうで、国際的な流れらしい。

従来採用されていた総合主義では、PEがあれば会社全体でPE所在国で上げた利益には課税、PEがなければ本国だけで課税となっていた。

帰属主義では、日本支店が取った契約はどこの国に売っても日本で課税され、

アメリカ本社が取った契約は日本国内のものでもアメリカで課税されることになった。

同じ会社の中でも国をまたぐ取引を把握して、PE所在国ごとに利益を計算するので、

アメリカ本社が日本支社に製品を売れば、アメリカ本社の売上であり、日本支社の費用となる。

帰属主義というのはおおざっぱに言えばそんなことである。


ここからわかることは、一般的な商売は有形の事業基盤があるところで課税するということ。

ところが、無形資産を使った商売、わかりやすいのはデジタルコンテンツの販売とか、

PEとは無関係にインターネットなどを通じて世界各国で事業ができてしまう。

そういうものは売り上げた国に事業基盤があるとしましょうという考えなのだと理解した。


無形資産というのもいろいろで、必ずしもインターネットを通じて出入りするようなものとも限らない。

スターバックス社が活用していたとされる国際的な節税戦略 (幻冬舎ゴールドオンライン)

コーヒー豆の焙煎をオランダで行って、価格を上乗せして各国のスターバックスに販売したり、

レシピなどの知的財産の使用料をオランダ→アメリカと流したり、そうやって利益を税率の低いところに集めていたわけだ。

どちらも知的財産とかブランド力とか、そういう無形資産に裏付けられた取引だと言えるが、

そういうものは、実際に事業を営んでいるところ、すなわちスターバックスの店のあるところで課税されるべきだというこということ。


考え方としては一貫性があるし、インターネットサービスに限らず適用可能なのはよいが、

問題はどうやって無形資産からの利益を計算するかということ。

明確に無形資産の使用料とか、そういうものはいいけど、なかなか簡単に切り分けられないものもあろう。

そんなわけで、実際にこの課税方式が運用されるまでにはまだまだ時間はかかるだろうが、まずは一歩なのかなと思った。


Author : hidemaro
Date : 2019/10/10(Thu) 23:45
社会 | Comment | trackback (0)

台風から逃げようと思っていた

この週末は徳島に行く予定だったが、台風のためマチ★アソビが延期になるようで。

厳密に言えば、マチ★アソビのクライマックスランが延期になるということになる。

3連休の2週前の9/28からファーストラン・セカンドランが始まっていて、

それにちなんでラッピングバスや空港ジャック、ロープウェイのアナウンスなどは始まっている。

ファイナルランの延期ということは、今度の週末もまだセカンドラン期間中ということになる。

イベントが集中開催されるクライマックスランにしか興味がない人が大半だろうが。


なんとか乗り切れるんじゃないかという思いもあった。

徳島への影響は初日の12日に留まり、大きく接近するという予想までは出ていない。

今日時点では徳島は暴風警戒圏の端となっている。今後の進路次第だが、ギリギリ回避出来る可能性もある。

実は去年も台風接近のため、初日の開催に大きな影響が出ている。(cf. 台風はもう去った徳島)

これぐらいで対応できると思ったが、広域交通の影響が続くことも考えたのかも知れない。

来場者はともかく、ステージイベントの出演者側ともなれば、東京などからやってくる人が多い。

関東地方では12~13日にかけて大きな影響が出ることが予想されているので、そこも含めての判断かも知れない。


さて、困ってしまった。

実はこの週末は火曜日も休暇にして4連休にしていたからだ。

しかも、この火曜日というのは有給休暇計画取得日として申告した日である。

原則は年度初めに申告したとおりに取得し、変更するなら1ヶ月前までとかそんなルールだったような。

実際には、上司もそこまで気にしてないので、直前で変更できてしまうんだが。

10月の徳島行き、今年は見送ろうという考えもあったのだが、すでに計画取得日が入ってるので、やっぱり出かけるかと決断した背景もある。

なんやかんやと面白くなりそうだと思っていたところにこれである。


旅行を全部やめるという決断が一番素直だが、関東地方に留まる方が影響が大きそうだ。

もともと11日夜に神戸に移動し、15日朝に大阪から戻る予定だった。

12日は台風の影響を受けるが、それも暴風圏に入るか入らないか、

以後は台風から避けて連休を楽しんで、関東に戻ってきたときには何もなければいいなと思っていた。

徳島行きをやめるにしても、この計画に生かせる部分はないか? ということで検討している。

神戸の宿がキャンセル料100%なので。その代わり激安なので執着することもないが、うまく使えればいいなと思っている。


マチ★アソビもそうだけど、各地でイベントの中止が相次いでいる。

台風の影響度を正確に見積もるのは難しいが、今回の台風は進路予想の確度がかなり高い。

東海・関東への影響は不可避だろうというところで、余裕をもって対応できているのかなと。

関東地方への影響が12~13日にかけて続くとみられるので、他地域でも人の行き来という観点で影響が大きいかもしれない。

自分自身はそこを逃れられると信じていた計画だったが、自分だけよくても仕方ないということか。


Author : hidemaro
Date : 2019/10/09(Wed) 23:39
日常 | Comment | trackback (0)

Windows 7 PCを買ってWindows 10を入れる

最近、製品評価のためのコンピュータの確保に向けて、いろいろ動いていた。

Windows 7の頃は、業務用PCを製品評価専用に用意して、そこにソフトウェアをインストールすれば済んでいた。

コンピュータの設定もいろいろ変えないといけないので、製品評価専用にしないといけないんだけど。

ところがWindows 7のサポートも終わることだし、次のプロジェクトからはWindows 10にしないとねと言っていた。


Windows 10への移行にあたって、他の部署に聞いてくれた人がいて、

その情報によれば、カスタムされたWindows 10のコンピュータへのインストールはできないらしい。

確かに説明書にも、プリインストールのOSを消して、Windowsのインストールからすることを推奨すると書かれている。

これ自体はWindows 7のときもそうだったのかもしれないが、なおさら問題のようだ。

レンタルで業務用PCを確保して、これをクリーンインストールするという方法で対応しているそうだ。


でも、クリーンインストールする時点で、業務用PCである必然性がないような気がした。

業務用PCをレンタルする意義は、社内でサポートを受けられること。故障時も代替機が早期に用意できる。

でも、既存のOSを消してしまうと、社内のサポート対象外になる。そりゃそうだ。

もう1つ問題があって、それが業務用PCの新規レンタルが逼迫していること。

レンタル業者から週ごとに納入される最大台数は決まってるようなんだけど、

Windows 10への移行という特需のため、今申し込んでも、納入がかなり先になってしまう。


この問題を解決する方法が、Windows 7の業務用PCをレンタル業者から購入するという方法だった。

現在、Windows 7が入っているPCは、ハードウェア的にはWindows 10にも対応できる。そんなに古くない。

購入費用はかかるだろうが、レンタル業者にとってみればメーカーサポートの切れたPCはそこまで大きな価値はないだろう。

どれぐらいか知らないけど、それなりに安く買えるんじゃないか。

購入後はサポートは得られないが、月々のレンタル料もかからなくなる。

さらに、この方法ならば、早期に製品評価用のコンピュータが確保できる。

評価計画を立てる人にとってはそっちの方が魅力的に映ったようだ。


それにしても、どうやってWindows 10ってインストールするの?

調べたら、どうも勤務先ではMicrosoftとEnterprise Agreement(EA)という包括契約を結んでいて、

ユーザー数に応じた費用を支払っているので、社内で使う限りにおいては自由にインストール出来るようだ。

ただし、現実的な問題として、Windows 10 Enterpriseのインストールメディアを借りる手続きは必要なのだが。


でも、Windowsってライセンス認証しないといけないよね?

調べたところ、基本的にはKMS認証という方式でライセンス認証をするらしい。

これは社内ネットワークにつないでさえいれば自動的に認証される仕組みだという。

インストール後30日、認証後180日経過すると、認証切れで制限がかかるよう。

なるほど、と思ったが、今回の評価用コンピュータは社内ネットワークから切り離して使う予定であること。

設定の都合、社内ネットワークとの接続を両立するのは難しいだろう(可能ではある)という判断である。


こういう場合どうするのかと調べてみると、MAK認証という方法があるらしい。

一般的にEAライセンスの配布方法には、KMS認証とMAK認証のいずれか、あるいは2つ併用できるそう。

とはいえ、コンピュータの数量が多い場合、ネットワークにつなぐだけで認証されるKMS認証のメリットは大きい。

KMSサーバーを立てる必要があるが、管理上も便利なので、勤務先も基本的にはKMS認証でと言っている。

一方のMAK認証はPC1台ごとにライセンスキーを入力して認証するという方式。

認証後は恒久的にライセンスが有効となる。これは家庭用のライセンスに似ている。

台数が少なければMAK認証しか選択肢はないし、そうでなくてもKMSサーバー不要なのはメリットがある。

この2つの方式は併用できるので、勤務先でもネットワークから切り離して使う場合は、一件審議の上でMAK認証用のキーを発行するとあった。

申請すると、無事にMAK認証用のキーが付与された。やったね。


他にも必要なセキュリティ対策や、関連ソフトウェアのインストール方法など、調査すべきことは多かったが、

まぁなんとかいけるかなぁというところまでやってきた。

うちの部署ではなかなかノウハウがなくて困ったが、今後は避けられなさそうだし。


ところで、部内の他の課では、レンタルPC以外にもけっこうな数のPCを持ってたりする。

現役で使っているものはまだよいのだが、もう長らく通電すらされていないものも数多く並んでいる。

実は、かつてこの部署で開発していた製品で使っていたものらしいのだが、

今はその製品がなくなり、開発者もほぼ残っていない状況で、古い製品とともに残されているようだ。

ふと気になって見てみると「Pentium 4」「Windows XP」なんてシールが貼られている。

もう使えないのでは? と思っているんだけど、捨てる決断をできる人ももういないのだろうか。


実はここはレンタルPCを購入することのリスクでもある。

レンタルだったら、一定期間経過するとレンタル業者が引き取って、適切に処分してくれる。

ところが買い取ってしまうと、最終的にはそれを処分するところまで責任を持たなければならなくなる。

そういうところで陳腐化したので捨てますという決断ができるかということである。

まさに今、Windows 7世代の部署所有の製品評価用のコンピュータが、そういう決断を迫られてるんじゃないかなと。

スタンドアローンで使うなら残せなくもないが、基本的にはサポートの切れたOSは使うものではないでしょう。

果たしてここから部署所有PCの大粛清になるかどうか。

そのために代替機が必要なら、今回の方法に準じて購入するか、あるいはレンタルPCで代替するか。条件次第かな。


Author : hidemaro
Date : 2019/10/08(Tue) 23:26
コンピュータ・インターネット | Comment | trackback (0)

フランスでも日本でおなじみの騎手

昨晩、フランス・パリで競馬の大レース「凱旋門賞」が行われた。

フランスといえば、公営競技としての競馬の発祥の地、世界的にも知名度の高い国際競走である。

日本の競走馬の遠征も恒例となっており、今年は12頭立ての3頭が日本からの参加だった。

そんなこともあって、日本でも注目されるレースで、JRAも凱旋門賞の馬券発売を行っている。

今年は41億5598万円の売上だったとか。一部は主催者に支払われるそうだが、JRAの取り分も十分多いとも。


そんな凱旋門賞の出馬表を見て、日本を感じたファンも多かったようだ。

もちろん、日本から3頭遠征しているのもあるけど、

「ジャパン」「ナガノゴールド」なんて日本にちなんだ命名の馬がいたり(馬自体は日本ゆかりというわけではない)、

「ソットサス」なんてなんか日本語っぽい語感の馬もいる。

でも、なにより騎手でしょう。出馬表に並んだ12人の騎手のうち、11人が日本での騎乗経験があるというのだから。


もちろん、日本から遠征する馬がいれば、それについて行く騎手もいる。

3頭のうち2頭は日本から騎手も遠征、残る1頭はフランスの騎手が乗った。

それとは別に日本から遠征した騎手が1人いた。そういうのもあるんですね。

ということで11人中3人はそもそもJRA所属の騎手なのだが、残る8人というのは短期免許で日本にやってきた騎手なんだという。

短期免許とはいうけど、毎年のように日本にやってきて活躍している騎手もおり、日本でもなじみの名前が並んでいると思ったファンは多かったんだとか。


外国所属の騎手が日本の競馬で騎乗するには、馬と一緒にやってくる方法と、短期騎手免許を取る方法がある。

馬と一緒に外国からやってきた場合も一定期間は他の馬に騎乗することができるようだが、基本的にはその馬への騎乗が目的である。

一方の短期騎手免許だが、これは各国で賞金獲得上位のリーディングジョッキーなどが、年間最大3ヶ月間、日本で騎乗できる制度である。

だから、短期騎手免許でやってくる騎手というのは、必然的にレベルが高いわけだ。

高い実績がないと短期免許取れないわけだから。


これは外国所属の騎手が日本に来て騎乗する場合のことで、そもそも日本で騎手免許を取った騎手は関係ない。

JRAには2人の外国人騎手が所属しており、その1人が今回、凱旋門賞に遠征したクリストフ・ルメール騎手である。

フランス生まれで、もとはフランスで活躍していた騎手である。

短期騎手免許で日本にやってくる中で、本拠地を日本に移すことを決意、2015年に日本での騎手免許を取得したという。

日本での騎手免許取得前後を通じて顕著な活躍をしている。


短期騎手免許で日本にやってくる騎手が多いのも、はたまた外国で活躍していたところ日本に本拠地を移してしまう騎手がいるのも、

やはり日本の競馬の賞金が高くて稼げるからなんだろうと。

1レース単位の賞金で言えば、日本最高額のジャパンカップなどで世界10位とかそんなもんだが、

なんといっても、日本の競馬は平均的な賞金のレベルがむちゃくちゃ高い。

凱旋門賞に出たキセキ号が、その前に走ったフォア賞、G2ということで高い格付けのレースだが、

1着賞金は74100ウロ、これは日本のJRAで言えば1勝クラス(以前は500万円下と呼んでいた)の賞金とほぼ同じなんだという。

フランスの名の知れたレースで勝つより、日本で名前も付かないようなレースに勝つ方が稼げるぐらい。

大レースが続く時期に日本に2~3ヶ月やってきて、あれこれ騎乗すれば、ガッポリと稼げるのだろう。


今回の凱旋門賞で1着を取ったヴァルトガイスト号に騎乗していたピエールシャルル・ブドー騎手も、

過去に日本にやってきたことがあるのだが、このときにこんなことがあった。

ブドー騎手ブーツ履かず靴下騎乗で戒告 (ニッカンスポーツ)

2014年に日本にやってきたとき、勝負服の重さの都合、急に減量が必要になった。

そこでブーツを脱いで靴下で騎乗するという手に出たのだが、安全面などで問題があるだろうと戒告処分を受けたという。

その後は日本にやってきたことはないのだが、フランスでの活躍は顕著だったそうで、

あのとき靴下騎乗したブドー騎手が――と日本のファンにとっても思うところがあったようだ。


日本競馬の国際化というところも、いろいろな観点があると思うが、

外国で活躍している騎手が日本に多くやってきているのは、やっぱり一番わかりやすいところなのかなと思った。

一方で、ファンからの注目も大きい日本調教馬の外国遠征だが、それなりに成果を挙げているようだけど、

ことに凱旋門賞は1969年以来50年間、近年は毎年のように挑戦しているけど、なかなか勝てないもんだそうで。

芝などのレース環境の差が大きいようで、短期間の遠征ではなかなか成果が上がらないのが実情らしい。

実際のところ、凱旋門賞はこれまでヨーロッパ以外の馬が勝ったことはないそうで厳しいよね。


やはり地元勢強しということではあって、逆に日本の国際招待競走であるジャパンカップは、

当初は外国勢が強かったのだが、日本の競馬のレベルが上がるにつれて、最近10年では日本の馬が勝っている。

日本に遠征してくる馬が減っていて、その背景には香港国際競走との競合もあるらしいんだが、

ジャパンカップのために日本に遠征しても勝ち目がないというのも理由の1つではあるらしい。

それだけレース環境の差というのは大きいってことなんだろうね。


Author : hidemaro
Date : 2019/10/07(Mon) 23:50
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初めての持ち歌はお蔵入り?

昨日、コンサートに出かけていた。

最近、こういうのが毎週末のように続いているが、昨日のもこれは外せないという思いで観に行った。

「伊藤美来 5th Live Miku's Adventures 2019 〜PopSkip Life〜」

その名の通り、伊藤美来さんの5thライブなんだけど、何が5thなんだろう。


調べてみたところ、単純にこうらしい。

  1. Miku's Adventures 2015~WONDERLAND~ (2015/10/12)
  2. Miku's Adventures ~Thanks to 19~/~Start in 20~ (2016/10/10)
  3. 伊藤美来 Birthday Live Miku’s Adventures 2017 ”Island of aquaveil” (2017/10/14)
  4. 伊藤美来 4th Live Miku’s Adventures 2018 ~Live is Movie~ (2018/9/30)
  5. 伊藤美来 5th Live Miku's Adventures 2019 〜PopSkip Life〜 (2019/10/5)

伊藤さんの誕生日が10月12日なので、だいたいそこら辺で毎年やってるんだね。


でも、伊藤さんのソロ歌手としてのデビューシングルCDの発売日は2016年10月12日である。

2015年は完全にデビュー前、2016年ですらCD発売直前で、シングル収録の2曲ぐらいしかなさそう。

2017年になると、アルバムCDの発売もあって、大半を自分の持ち歌でこなせるようになったのだが、

それ以前の2回は一体どんなライブイベントだったのだろうか? と調べてみたところ、

主には声優としてキャラクタで歌った曲や、いろいろなカバー曲、あるいは当時所属していたユニット「StylipS」の曲を披露していたそう。

ところが、初回の2015年のときも、1つだけ自分の持ち歌があったのである。

それが「妄想Realize」で、このイベントが初披露だった。(cf. 声優・伊藤美来、バースデーライブでスペシャルゲストと特撮ソングを熱唱! 「Miku's Adventures 2015」 (マイナビニュース))


この「妄想Realize」という曲は、その後イベントのメモリアルブック付属のCDに収録されたが、製造数も少ない。

2016年のソロ歌手としてのデビュー後、この曲がCDに収録されたこともない。

2017年のライブでは披露されたのだが、後に同ライブの模様を収録したCD付属のDVDからはカバー曲とともにカットされている。

そんなこともあって、イベントで披露されなければほとんどの人にとって聴けない曲になっている。

かといって、そう頻繁に披露される曲ではなく、初めての持ち歌にたどり着くのは難しい。


なんでライブ映像のDVD化のときにカットしてしまったのかは解せないところもあるのだが、

1つ確かなことは、2016年以降のソロ歌手としての楽曲と作風が大きく違うということである。

それがゆえに、今の持ち歌でセットリストを作ると入れにくい曲になってるんだよね。

CDへの収録もそうだろう。初めての持ち歌なんて、いかにもという感じだが、なかなか他の曲とのつながりを考えると入れにくいのかな。

「妄想Realize」は伊藤さんの特撮ヒーロー好きにちなんだヒーローソング、他の曲に合わせるには突飛な気もする。

お蔵入りになったわけではないが、初の持ち歌ゆえに出番を与えにくいようだ。


初の持ち歌というところで思い起こされるのが、大橋彩香さんの「No Surrender」だな。

「幻のデビュー曲」なんて書かれているが、歌手デビューが決まる前に作られた曲だったらしい。

こちらはバースデーイベントなどで細々と披露されていたそうで、2013年ごろにはすでにあったらしい。

ソロ歌手としてのデビューが2014年、そこから2年ほど経って1stアルバムが発売されるにあたって、レコーディングをして、CDに収録したのだった。

そして、同年の初めてのワンマンライブでも直近のアルバム収録曲とあって披露された。

このアルバムが出るまで、軒並みポップで明るい曲ばかりで、今に至るまで代表曲は一貫してそんな作風。

一方で「No Surrender」というのはクールでちょっとダークな曲だったから、アルバムでは浮かないようにしたのか同じような作風の曲を1曲入れていた。

その後、楽曲のバリエーションが増えていったので、今はワンマンライブならあんまり違和感なく演目に組み込めるようになってきた。

というわけで歌手活動を5年ぐらいやってきて、初めての持ち歌に追っついてきたという感じですね。


どうして歌手デビューが決まる前にこういう持ち歌を作ったのかはわからないけどね。

ただ、世の中知られていないだけでお蔵入りになった曲なんていうのは山ほどあるでしょうと。

ゲーム用に作った曲が、ゲームの開発中止により危うくお蔵入りになってしまうところ、後にCDへの収録にこぎ着けたなんてのも見たことがある。

せっかく作った曲なら、なにがしか歌おうということだったのかもしれない。

そんなのだから、音源にして売ることはあまり考えていなかったのだろうし、

後の歌手活動に直接的につながっているかというと、そんなこともないんだろう。


それにしても、持ち歌もほぼないうちから、本格的なライブイベントをやっていたのは驚いた。

トークイベントに付随してカバー曲だか少し歌うなんていうのは、まだありそうな話だけど。

もしかすると、所属事務所のルーツによるものかもしれない。

伊藤さんの所属事務所「スタイルキューブ」の事実上の前身は「アップフロントスタイル」だそうだ。

この名前を聞いてピンと来るひともいるらしいけど、アップフロントというと「ハロー!プロジェクト」で知られた事務所である。

アップフロントスタイルはその中でアニメ・ゲーム関係の開拓に取り組んだ、いわばアイドル事務所の声優部門で、アイドルからの転向者が多かったとか。

2011年にスピンオフして、そこからまもなく行われたオーディションで採用された1人が伊藤さん、生え抜きの1人である。

そんな経緯もあって、アイドル事務所のやり方を下敷きにしてきたところもあるのかなと思っている。

アイドルがカバー曲をやるのは定番だっていうしね。そんな発想での挑戦だったのだろうか。そう考えると合点が行く。


Author : hidemaro
Date : 2019/10/06(Sun) 19:37
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アイルランド島ならOK

先週末、ラグビーワールドカップと日本チームと戦ったアイルランドというのは、

アイルランド島の合同チームで、アイルランド共和国とイギリスの北アイルランド地域の両方を含んでいる。

そもそもイギリスがイングランド、ウェールズ、スコットランドと別れて出ているのも独特だが、

残る 北アイルランド もこういう形で出場してるんだから、驚くべきことである。

アイルランド島のチームなので、通常は国旗とか国歌が使われるところも、ラグビー協会の旗とチームの歌を使うことになる。

同じような問題は他のイギリスの地域にもあって、イギリス国歌を使うイングランドを除いては、そのための歌があるんだそう。


そんなアイルランド島だが、1960年代から1998年の合意まで、長らく紛争が続いていた。

もとはイギリスの植民地だったが、1922年にアイルランド自由国として独立の道を歩むことになった。

(1922年時点ではイギリス自治領だったが、完全に独立国になったのは1938年ごろ)

ところが、このときに北アイルランドがアイルランド自由国から離脱して、北アイルランドはイギリス本土を構成する地域になった。

そういう背景もあってか、1998年まではアイルランド共和国の憲法にはアイルランド島全域を領土と定義していた。

1998年のベルファスト合意によりこの規定は削除され、現在は北アイルランドの領有権を主張することはない。


ところが、ベルファスト合意にはこんな内容も含まれていたらしい。

北アイルランドで生まれた人にも、アイルランドの市民権が与えられることになった。

(34kmの壁が分断する町、EU離脱は「住民を二極化」 (朝日新聞デジタル))

気になって調べてみたのだが、現在、アイルランド国籍を出生で取得する条件は、だいたいこうなっている。

  • アイルランド島で生まれ、他の国籍を得る権利のないもの(自動的に国籍取得)
  • アイルランド島で生まれ、少なくとも一方の親が、アイルランドまたはイギリス国籍
  • アイルランド島で生まれ、少なくとも一方の親が、アイルランド島で無期限の在留資格を持っているか、最近4年中3年合法的に居住していること
  • 少なくとも一方の親がアイルランド国籍

アイルランドは国籍について出生地主義の国として知られていて、2005年以上は親の条件はなかったという。

いずれにせよ、基本的にはアイルランド島内で生まれれば、アイルランド国籍を取得できるということで、

親の国籍がアイルランドでもイギリスでも、親の在留資格がアイルランドのものでも、北アイルランド地域のものでも問わないということである。


そんなわけで、イギリス在住のアイルランド国籍の有資格者による、アイルランドのパスポートの申請数が増えているよう。

アイルランドのパスポートへの申請数が倍に、EU離脱控え 英 (CNN)

北アイルランドで生まれた人はもちろんのこと、親はもちろん祖父母までさかのぼってもよい。

少なくとも一方の親がアイルランド国籍というのは、アイルランド国籍の有資格者であればよいそうなので。

今までは積極的にアイルランド国籍を主張する必要はなかったかもしれないが、

イギリスがEUから離脱すると、EUの市民としての権利も失う。

ところがアイルランド国籍を有していれば、EUの市民としての権利は保持できる。

容易に重国籍になってしまう実情もあって、イギリスもアイルランドも重国籍を認めているそうである。


少なくともアイルランド共和国としては、国籍の取得において、自国領土と北アイルランドの区別はあまりないのは確からしい。

アイルランド島は1つという思いは今も続いているのかも知れない。

実際、イギリスがEU離脱するとなって、もっとも大きく揺れているのが北アイルランドで、

アイルランド島内で分断されるか、グレートブリテン島と分断されるか、どちらか選ぶべきものもあるだろう。

同じ国なんだからグレートブリテン島と分断されるのはよくないが、それがゆえにアイルランド島内の分断が起こるのも望まない。

何らかの妥協は必要なんだろうけど、そもそも勘弁してくれというのが本心だろうか。


余談だけど、日本で生まれた両親とも外国人の子供がどうなるかというと、通常はこうらしい。

  • 両親のいずれかが特別永住者 → 特別永住者 の在留資格を取得(これだけは市町村窓口で申請できる)
  • 両親のいずれかが永住者 → 永住者の在留資格を取得
  • 両親のいずれかが定住者 → 定住者の在留資格を取得
  • 両親のいずれかが 人文知識・国際業務 など家族滞在が認められている在留資格 → 家族滞在の在留資格を取得

特別永住者・永住者・定住者は基本的には子に在留資格が連鎖するようだ。

後に親が永住者になると、扶養されている子も永住者になるので、日本で生まれた後、長く住み続けた場合は結果的には永住者になるケースが多そうだ。

一方で子だけが日本国籍を取得することは基本的にない。(両親がともに無国籍の場合など特殊なケースは除く)

基本的には日本国籍を取得するなら、親子揃って帰化するということなんですかね。

帰化が条件として厳しいかはともかく、自ら帰化する場合は、現在の国籍を明示的に放棄しなければならない。

やはり、そこは両親の両方を外国にルーツを持つ人にとっては、厳しい選択なのかなという気はする。


Author : hidemaro
Date : 2019/10/05(Sat) 13:09
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アーバンパークラインに急行はお似合い?

来年3月から東武アーバンパークラインの全線で急行が運行されるらしい。

2020年3月東武アーバンパークラインで大幅なダイヤ改正を実施!ラッシュ時の柏~船橋間を最大11分短縮します! (pdf) (東武鉄道)

アーバンパークラインという愛称路線名が付いたけど、定着度合はどんなもんなんだろ。

正式路線名は野田線、当初は野田からの醤油輸送のための貨物路線だったという。

大宮~春日部~野田市~柏~船橋と東京都市圏の郊外を走る路線で、総延長63kmとけっこう長い。

長らく各停のみの運行だったが、2016年に大宮~春日部のみ通過運転する急行の運転が始まり、

来年からは急行の通過運転区間が拡大され、春日部~運河を除く全区間で通過運転が行われる。

途中に各停区間があるのは、この区間の大半が単線で、増発は困難だし、行き違いを優先したいということだろう。


都市の中心から郊外に延びる放射線に対して、中心から距離を保って放射線同士を結ぶ路線を環状線と呼ぶ。

ここでいう環状線は実際に輪っかになっている必要はなく、一部でも放射線という。

鉄道で言えば、東京の山手線や大阪環状線が代表例である。

山手線の品川~池袋~田端は、東京を通過する貨物列車を、当時は開発が進んでいなかった山の手を通したのがルーツだし、

大阪環状線の天王寺~京橋~大阪は、天王寺駅と大阪駅の間を、都心部を避けて結ぶために作られたものである。

ただ、今となっては山手線沿いが都心になりつつあるわけで、都心を避けて放射線同士をつなぐという感じも薄れつつあるのかな。


もう少し郊外を走る環状路線を東京大都市圏と京阪神大都市圏で抜き出してみた。

東京だと、JR南武線・JR横浜線・JR武蔵野線・JR相模線・東武野田線・東急大井町線・新京成線・多摩都市モノレールかな。

大井町線は東京へ至る路線という側面もあるが、始発駅が品川区の大井町駅とやや郊外で、

都心へ至る路線というよりは、放射線に乗り換える路線として使われているようだ。

京阪神だと、JRおおさか東線・近鉄京都線・橿原線・大阪モノレールあたりでしょうか。

近鉄京都線・橿原線が環状線としての性質があるなら JR奈良線 も、と思ったけど、これは違いそう。

だいたいこんなところではないか。

これらについて、大都市交通センサスの「駅別発着・駅間通過人員表」のデータを使って各路線の性質を調べてみた。

第12回大都市交通センサス調査結果集計表 (国土交通省)


まず、南武線、細長い川崎市内を縦断する路線だが、ピークは武蔵中原~武蔵小杉間である。

立川方面から武蔵小杉駅に到着すると、乗客の半分以上が降りて、降りた乗客の1/3ぐらいが乗り込んでくるぐらい。

武蔵溝ノ口駅では乗客の3割がほぼ同数入れ替わり、川崎方面から登戸駅に到着すると乗客の半分が降りて、その半分ぐらいが乗り込んでくる。

中間の乗換駅で大きく乗客が入れ替わるのが特徴で、川崎に近づくほど乗客が増えるというわけでもない。

川崎・立川での乗降も含めて、利用者の多くが他の放射線との乗換に南武線を使っていることが推測できる。

相模線も小田急との乗換駅の厚木・海老名で乗客で2/3が入れ替わってるので似たようなもんでしょう。

基本的には東京方面と行き来する人が乗り換えて使う路線という感じである。


ちょっと違いそうなのが横浜線で、わりと東神奈川駅までの利用が多い。

途中の乗換駅の町田駅で乗客の半分ぐらいが入れ替わり、町田~橋本で乗客が半分に減る。

ターミナル乗換人員表と見比べると、東神奈川駅も町田駅も、東京方面への乗換というよりは、

町田駅では海老名方面と横浜線両方向、東神奈川駅では横浜線と京浜東北線横浜方面の行き来が多い。

こうやってみてみると、乗換含めて神奈川県内(町田市を含む)の移動に使う人が多い路線みたいね。


さて、東武野田線だが、これがグラフにしてみるとすさまじい。

大宮が利用者数のピークで、ここから春日部に向けて減り、春日部駅を通過するのは大宮を出たときの1/4ほど。

春日部~運河の利用は他区間に比べても明らかに少ない。単線のまま放置されてるのも利用実態の通りなのかもしれない。

七光台付近で底を打って、運河あたりから柏へ向かっては増加傾向、柏時点で底から3倍まで増えている。

そして、柏ではほとんど全ての乗客が入れ替わっている。前後の乗客数は同程度だが。

直接の原因かわからないけど、柏では方向転換があるんだよね。直通列車もあるが別路線みたいなもんかもしれない。

新鎌ケ谷あたりから船橋方面に向かって乗客が増え、ここで1.5倍ぐらいに増える。

全線通してみると、両端の乗客が多くて、中間の利用者が少なく、なんとピークの1/5まで減ってしまうというすさまじい路線である。


いろいろな利用が重なり合ってはいるんだろうけど、実態からするとここら辺に大別されそう。

  1. 大宮~岩槻・春日部・野田市内
  2. 春日部~野田市内
  3. 柏・流山おおたかの森~流山市・野田市内
  4. 船橋~新鎌ケ谷~柏

1, 2, 3は東京方面へ向かうのにどこで乗り換えるかという感じだけど、

4はちょっと違って千葉県内の都市間路線という色も濃いようで、

柏では常磐線取手方面から野田線 船橋方面、船橋では野田線から総武線 千葉方面という流れも多い。

すでに運行している大宮~春日部の急行は1の利用に、今回運行開始のうち船橋~柏の急行は4をターゲットにしている。

運河~船橋は急行の通過駅があるが、この区間の急行は昼間のみの設定のようだから、

ラッシュ時は2, 3の利用は基本的には各停で対応ということらしい。

単線区間の運行上の制約や、この区間を通り抜ける利用者が少ないこととか考慮すると、通過運転のメリットは少ないのだろう。


東京都市圏の環状路線で終日にわたって通過運転をするのは、意外にも野田線ぐらいである。

東急大井町線を環状線といえばそれもあるか。東急他線の乗換駅だけに停まるが、これも2008年運行開始と比較的最近になってから。

南武線も横浜線も快速はあるが、ラッシュ時は走らないわけだし。

南武線は特にそうだけど、近くの乗換駅で乗り換える傾向が強いので、

ラッシュ時は長距離乗り通す人のために快速を走らせるよりも、とにかく運ぶことを重視して各停を増発してるんだろう。

一方の野田線は、かつては単線区間が多かったこともあって、通過運転どころではなかったのだが、

最近になって条件がそろってきたのか、急行を充実させようとしているようだ。

中間には単線区間もあるので、そこは相変わらず各停メインなのだが、ある程度かたまった利用者の見込める区間は急行ということなのだろう。


ところかわって、近鉄京都線・橿原線は、急行がほぼ全線通過運転していて、それが終日にわたって主力である。

急行とともに特急も終日走っていて、こういうのは全国的にも珍しい路線では? と思ってるのだけどどうだろう。

でもこれができるのは、京都・奈良・橿原を結ぶ都市間路線で、乗り通す利用者が一定いるのは大きな理由だよね。

環状線らしく、沿線各駅から京都・丹波橋・西大寺・八木・橿原神宮前で他路線で乗り換えるために利用する人も多いが、それだけなら急行でなくてもいいと思う。

単純に京都への通勤路線と捉えられそうだが、総合的に見れば大阪方面への流れも多い路線である。

独特だけどこういう環状線も世の中にはあるってことですね。


Author : hidemaro
Date : 2019/10/04(Fri) 23:51
交通 | Comment | trackback (0)

まさかフィンガープリントが一致しただけ?

先日、会社の業務用PCに新しいマルウェア対策ソフトを入れた。

至急インストールせよという指示だったので、その通りにやった。

それで今日、自作のVBAマクロを組み込んだExcelワークシートを開くと「不審なマクロを検出しました」と出てきて開けない。

なんだこりゃ。


対策ソフトのメーカーのWebサイトを見ると、Microsoft Officeのマクロに対する検査機能を備えているようだが、

一律にマクロを禁止しているというわけではなく、何らかの解析を行って危険かどうか判定しているようだ。

以前、これと似たような操作を行うマクロを作ったことがあって、それはどうだと開いて見ると問題はない。

なんとなく説明を読む限り、一定のフィンガープリントを持っているものを弾いているように見えた。

そこで、Excelワークシートのファイルにちょっと細工をしてみると、無事に開けた。

それでとりあえず回避できたが、Excelで開くと「ファイルが壊れています」という警告が表示される。

警告が表示されるだけでやりたいことはできるので問題ないが、改めて恒久対策をしないと。


今のところは、自作のマクロのフィンガープリントがマルウェアのものと一致したのか、そんな理由で弾かれたように見える。

プログラムの内容に対して評価が入って弾かれたのではなさそうに見えるので、

プログラムの動作に影響がないところでソースコードを変更すると回避出来そうに見える。

そんなんで回避出来ていいの? って思うけど、マルウェアの性質なども考慮してのことか。


本当にフィンガープリントの一致だけが原因だとすると、よくそんなの引き当てたなと思うけど。

どういうアルゴリズムを使ってるか知らないけど、SHA-1ハッシュだとすると80bitだから、

偶然一致する確率は1.2×1024回に1回、照合対象のフィンガープリントはいくつもあると思うが、

例え100万個のいずれかと一致するとしたところで、121京回に1回とかそんなレベルですからね。

ちょっと疑わしい数字だけど、少し変更するだけで回避できるってのはそういうことなんじゃないのかな。


パッと見た感じでは、この対策ソフトを無効化することはできなかった。

一般的な対策ソフトだと、一時的にオフにする機能があったりするけど、

オフにしたまま使われ続けては危険なので、一般ユーザーには封じているのかもしれない。

今回は細工をすることで回避出来たが、どうしても回避出来ない場合はどうするんだろうね。

危うく業務が止まってしまうところだっただけに心配になった。


Author : hidemaro
Date : 2019/10/03(Thu) 23:31
コンピュータ・インターネット | Comment | trackback (0)

強制送還できずに溜まっちゃう

出入国在留管理庁という役所は収容施設を持っている。

短期の収容は各地の入国管理局の庁舎内で、長期の収容は全国2箇所の入国管理センターを使っているそう。

どうして、このような収容施設を持っているのかというと、

不法滞在などの疑いのある外国人を審査する間、あるいは退去強制が決定してから実際に国外に退去するまでの間、外国人を収容するため。

犯罪の容疑者を拘置所に収容するとはまた違う目的なので、こういう独自の施設を持っているわけだ。


もっとも、不法滞在だからといって必ず収容されるわけではない。

現在は出国命令という制度ができて、不法滞在でも簡易な手続きで早々に自費で出国すればよしとなった。

出国命令 (入出国在留管理庁)

この仕組みによれば、収容されることなく、早々に出国でき、出国後の上陸禁止期間も1年と短くなっている。

国にとってみても、収容にかかる費用、強制送還にかかる費用がいらないので、メリットが大きい。

あと、不法滞在があった場合でも、状況によっては特別在留許可が認められることがある。

認められるには時間を要することもあるが、逃亡などのおそれがなければ、仮放免を認めている。

条件次第ではあるんだけど、条件にあてはまるからといって必ず収容されないというのはそういうこと。


いろいろな事情により長期間の収容になっている外国人がいるわけだが、

そうして収容されている人についてのデータが新聞に掲載されていた。

入管施設、ハンスト相次ぐ 収容長期化で「仮放免を」 (朝日新聞デジタル)

収容中の外国人の7割が退去強制命令を受けて拒否した人だという。

国籍別ではイランが最も多く101人、全体の1割以上を占めている。

それに続いて、スリランカ、ブラジル、フィリピンとなっている。

さらに、こうして収容されている人の4割は収容前に有罪判決を受けており、仮放免しないことにも理由があると言っている。


イラン国籍というと、入国者数で言えば全体の1%にも満たないほど少ないのだが、

こうやって収容されている人数でいうとトップになることには、それなりの理由があるようだ。

新設の在留資格、イラン・トルコは除外へ 来月最終決断 (朝日新聞デジタル)

実はイランは本人の同意がない場合は、退去強制になった外国人へのパスポートを発給しないそうで、

それが長期間の収容の原因になっているようだ。


あとは、こうして退去強制を拒否するような人は、飛行機に乗せてもらえないという問題もあるようで、

国籍国ごとに人数がまとまったところでチャーター機による強制送還を行っているそうだ。

数十人のために飛行機を1機借り切るというのはお金はかかるのだが、個別に職員などが立ち会うよりは楽で安上がりらしい。

合点がいかない「不法滞在者の強制送還にチャーター機、年間3000万円」の国費負担…それでも法務省が「実はコスト安」という“内実” (産経ニュース)

フィリピン、タイ、スリランカ、ベトナムなどで実績があるようだ。

確実な方法であるのはそうだけど、やはりチャーター機を待つような状況だと、収容期間も長くなってしまう。


日本国憲法には居住移転の自由とか、職業選択の自由というのがあるけど、

外国人にはこれらの自由が完全には認められていないとされている。

特別永住者だと上陸許可も退去強制もないので、完全に認められていると言ってよいでしょうが。

そして国際的な慣例では、国籍国は送還された国民を受け入れなければならないことになっている。

実際、日本人が日本に帰国することは拒否されることはなくて、パスポートを失おうが、どんな犯罪を犯していようが帰国はできる。

いざとなれば帰国させればよいから、外国人は自由に上陸拒否や退去強制をしてもかまわないと考えているわけだが、

実はそうもいかないケースがあって、そういう外国人が不法滞在の状態で溜まってしまうのではないか。


もっとも、国籍国の保護を受けられないということで、難民認定されればその限りではないし、

難民というのは国籍国の保護を受けられない人のことだから、テロ組織に迫害されているのは当てはまらないといいつつ、

そういう場合は難民に準じて特別在留許可を与えるなどの配慮はされているようである。

日本にいる外国人には、帰国したところで生活基盤がないケースもあろうと思うが、

その一方で日本国内には身寄りがいるような場合だと、特別在留許可を与えた方がよいという判断も成り立つ。

夫婦関係・親子関係など精査した上で、大きな犯罪を犯していなければ、認められるケースはけっこうあるようだ。


外国人との関わり方は国次第ではあるけど、日本の入出国在留管理庁の考えがおかしいとまでは言えないとは思う。

不法滞在の外国人を退去強制にするのも、素行不良の外国人の特別在留許可を認めないのも、

犯罪歴などを理由にして逃亡する恐れのある外国人を強制送還の手配ができるまで収容するのも、あり得る話だ。

裁判所が基本的に関与しないのは気になるが、外国人に対して役所の自由裁量を認めるのも、わりとよくあることである。

ただ、問題は国籍国へ送還するという手段が妥当ではないケースが一定あるということ。

生活基盤に乏しく、素行不良な日本人もいるけど、それは仕方ないと生活保護や地域の支援を受けながら暮らしているわけだけど。

特別永住者以外の外国人にそれを適用するのは抵抗があるということなんでしょう。


Author : hidemaro
Date : 2019/10/02(Wed) 23:46
社会 | Comment | trackback (0)

阪大前はたくさんある

今日の運賃変更にあわせて駅名変更が全国各地であったようだ。

関東では東急田園都市線の南町田駅の南町田グランベリーパーク駅への改名がある。

グランベリーモールの最寄り駅として賑わっていたのだが、2017年に閉鎖して改築、

今年11月にグランベリーパークとしてリニューアルオープンするにあたって駅名も改めることになったそう。

以前、町田市出身の人に教えてもらったんだけど、この駅のあるあたりは町田市では南地区と呼ばれているらしい。

南というのは、明治の町村制施行時にできた「南村」に由来するもの。実は村の名前だったのだ。

改名後も由緒ある(?)南町田の名前は残るが、やたら長くなるのが問題かな。


改名される駅もいろいろだが、阪急宝塚線の石橋駅が石橋阪大前駅に改名された。

そのことは知ってたのだが、同時に大阪モノレールの柴原駅が柴原阪大前駅に改名されたようだ。

確かにこっちの方が阪大前というにふさわしいよね。

というのも石橋駅から大阪大学豊中キャンパスには山登りをしないといけない。

石橋駅から大学内各地まで15~25分とのことで、それなりに歩く。

一方の柴原駅は中央環状線側にある正門からほど近く、大学内各地まで徒歩7~15分ほどと近い。

ただ、利便性の問題もあって、石橋駅が同大学の玄関口として多く利用されているのが実情なんだよね。

地域と協議の上で改名しているが、石橋駅の立地する池田市では改名を肯定的に受け止めているようだ。


そこで、そういえばと思い出したのが、北大阪急行の箕面市への延伸のこと。

千里中央から先に2つの新駅ができるが、その駅名が 箕面船場阪大前 と 箕面萱野 になると発表されている。

そう、ここにも阪大前とついた駅ができるんですね。

箕面船場には大阪大学箕面キャンパスが2021年に移転することになっていて、それを想定した駅名になった。

当初は北急延伸が先になる見込みだったが、開業が遅れてキャンパス移転が先行するようだ。


そうすると、大阪大学のもう1つのキャンパス、吹田キャンパスはどうなんだと。

そしたら、モノレールに阪大病院前駅があることを思い出した。

その名の通り、大阪大学医学部附属病院の目の前にあり、ということは校舎にも近い。

だから、大阪大学の最寄り駅には全て「阪大」と付くことになるのだ。

これには驚いたが、確かにその通りである。


もっとも、吹田キャンパスについては注意が必要である。

アクセスマップ (大阪大学)

吹田キャンパスの目の前に阪大病院前駅があることは事実なのだが、校地が広いため、場所によって徒歩5~15分と結構歩く。

一方で、阪急千里線の北千里駅から歩いた場合、ところにより15~30分となっている。

北千里駅からもっとも近い工学部エリアだと、どちらの駅からいっても大差ない。場合によっては北千里駅からの方が近い。

駅自体の利便性は阪大病院前駅よりも北千里駅のほうがはるかによいので、この場合は北千里駅を利用するのが一般的だろう。


実は大阪大学には医学部附属病院の他に、歯学部附属病院もあって、同じキャンパス内だが場所が異なる。

こちらのアクセスを見ると、阪大病院前駅からのアクセスよりも北千里駅からのアクセスの方が優先して書かれている。

徒歩だと北千里駅から25分、阪大病院前駅から15分ということで、どっちも遠いわという話なのだが、

北千里駅からバスに乗ればわずか7分ということで、バスの本数の問題はあるにせよ、北千里駅の方がオススメのようだ。

一方の医学部附属病院は、北千里駅からのアクセスは全く書かれていないので、同じ校地とはいえずいぶんな差である。

この辺は普段から利用する人には当たり前のことであるんだろうが。


石橋駅・柴原駅の改名のように、施設を取り囲むように駅名を変更していた例があったような覚えがあるが、なんだったっけ。

一方は駅名変更じゃないけど、業平橋駅→とうきょうスカイツリー駅 の改名と同時に、

押上駅に(スカイツリー前)の副名称が付いたのは覚えてるんだけど、そんな話かね。

バス停だと、京都市バスで岡崎公園内・公園周辺のバス停に軒並み「岡崎公園」と付けて回ったのが印象に残っている。

【いよいよスタート 市バス大快革!!】 新しい市バス路線・ダイヤについて ~ますますご利用いただける魅力あふれる市バスを目指して~ (京都市交通局)

京都会館美術館・平安神宮前 → 岡崎公園 ロームシアター京都・みやこめっせ前 とか 東山二条 → 東山二条・岡崎公園口 とか。

むちゃくちゃ長いし、系統によっては岡崎公園とつくバス停にいくつも停まることになるが、それでもやったんだよね。

それに類する話じゃないでしょうか。


Author : hidemaro
Date : 2019/10/01(Tue) 23:50
社会 | Comment | trackback (0)

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