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どうやってタオルを買い換えた

タオルを買い換えた。

一人暮らしになる前に母が買ってくれたものを使っていたのだが、見た目も機能もずいぶん劣化してしまった。

以前から検討していたのだが、永久不滅ポイントの交換クーポンを使って安く買えるということで購入した。


去年、社宅が閉鎖になるということで、今の社宅に引っ越すための準備をしていたところ、未使用のタオルが3枚発見した。

多分、購入したタオルの枚数が多くて収まりきらずに、ここにしまったのだろうと思うが。

当時、すでにタオルの劣化がかなり進んでいたので、それ以来、この3枚のタオルを優先して使うようにした。

3枚あれば、風呂上がりに使う分はほぼ足りるのだが余裕がないのも事実。ゆえに今まで使ってたタオルも一部残していた。


これをきっかけにしてタオルの買い換えの検討を進めたのだが、

そうやって検討をしたときに、タオルは枚数を使う割には安くないなと思った。

安いものもあるが、肌触りや吸水性の面で満足はいかないだろう。

そんな中、リサイクルショップで贈答品のタオルが品質の割に安く購入できると思ったが、

希望するものを購入するのは難しく、とりあえず手拭き用のタオルを買い換えるに留まった。


ここで学んだのだが、やはり機能的に満足のいくタオルを買うためにはそれなりにお金がかかると。

あと、タオルにもいくつかタイプがあって、薄いタイプと厚いタイプはやはり、それぞれに良さがあるということ。

あまり考えてなかったが、引越前に母が買ってくれたのは厚いタイプ、手拭き用に買ったのは薄いタイプ。

手拭き用のタオルとしては、こちらの方が適していた。白いので変色が見えやすいのはちょっと残念だけど、それ以外の機能面ではよい。

ただ、体を拭くタオルには向かないので、そこは厚いタイプのタオルをそれなりのお金をかけて買うべきだと判断した。


そんなわけで、タオルそのものは一定のお金がかかるものとして、体を拭くのに適した厚手のタオルという条件で探した。

希望する品質のタオルはあまり安くないとは書いたけど、むやみに高いものもあまりないので、その点では探しやすかった。

そして、永久不滅ポイントの交換先としてやたら割のいいクーポン(期間限定)があったので、これを適用した。

この結果、1枚あたりにするとちょっと割安感が出てきた。

タオルそのものは安くならないが、外側から安くする方法があったということですね。

ただし、そのためには8枚まとめ買いする必要もあったが。


こうして、一気にタオルの枚数が多くなってしまったが、まぁ適度にローテーションしながら使いましょう。

引越前に3枚掘りだしたが、集中して使うと劣化してしまうのも早い。

当初使っていたのは水色のタオルだったが、今回は紫色のタオルを購入した。

色も希望するものを買えるのはうれしい。機能的には大した話はないが。

購入したタオルを早速使ってみたが、やはりパイルが生きていると肌触りがよくていい。


Author : hidemaro
Date : 2019/04/13(Sat) 23:28
買い物・消費 | Comment | trackback (0)

ファミリーマートはかく行く

いろいろあって、僕にとって一番身近なコンビニのチェーンはファミリーマートだが、

そのファミリーマートではセルフレジの配備が進んでいる。

JR東日本のNewDaysではすでにおなじみだけど、大手チェーンでは先行している印象だ。

利用者が集中しやすいオフィス近くの店舗を中心に配置され、レジが混んでいるときには優先的に使っている。

混んでなくても使えばよいのだが、できればQUOカードを使いたいという事情もある。

まだ客が慣れていないので、セルフレジはガラ空きなのに、レジは行列ということもあるが、混雑する時間帯には役立っているのかなと思う。


そんなファミリーマートだが、現在24時間営業の店で時間を区切って営業する実験を行うそうだ。

2019年2月期 第4四半期 決算説明会プレゼンテーション資料(pdf) (ユニー・ファミリーマートホールディングス)

他のチェーンでもやろうとしているけど、ファミリーマートの試みはかなり実践的で、

一定地域内である程度まとまった数の店を時間営業に切り替え、3~6ヶ月程度かけて、

販売への影響、配送への影響、そしてフランチャイズ店の意向など調査していこうとしているようだ。


コンビニの24時間営業が必要かどうかと問われれば、

全店舗はやりすぎだが、もはや24時間営業はやめられないだろうと思っている。

かつてはロードサイドにドライバー向けに深夜営業する食堂などもあったと聞くが、今はコンビニがその役割を担っているといって良いだろう。

コンビニにとってみれば、深夜も営業することで配送などにメリットがある。

コンビニは人手のわりに高く売れる商売なので、労働生産性としても比較的よいだろうし、深夜営業するのに見合った商売だろう。

深夜帯の各種ニーズの相当分を取り込んでしまったコンビニは今さら24時間営業はやめられないだろう。


とはいえ、全店舗やる必要は全くなくて、24時間営業をする店は絞り込めるはず。

狭い地域に24時間営業の店が並んでも見合うわけはなくて、深夜帯は集約してもかまわないと思う。

ただ、もともと深夜に配送したり、24時間営業であることを前提とした運用もけっこうあったし、

コンビニは生産性が比較的よいもんだから、無駄が見過ごされてきた面もあったのかもしれない。

弁当類の廃棄もそうだよね。常に品揃えを保つということは、廃棄されてしまう分も増えてしまうのだ。

閉店などにあわせて売り切ろうとするスーパーは、欲しいときに欲しいものが買えないというのは確かにある。

スーパーのやり方はよいものを安くというという考えには合う。そのためには妥協も必要だ。

一方で、高くてもいいならコンビニのやり方は確かに成り立つが、そこには無駄が付きまとう。


深夜帯の人の確保には特に苦心しているようで、それは近所のスーパーで夜間帯だけの求人広告が出ていることからもわかる。

朝・昼・夕方は十分な従業員が確保できているが、夜は足りないと。

このスーパーは24時までだから、24時すぎで終わりだけど、コンビニだとそこから朝まであるからなおさらだろう。

一方で、店にもよるが、深夜帯はそう儲かるわけでもない。人件費も高いから割が合わない店も多い。

じゃあ、集約しようというのが合理的だし、スーパーだと店ごとに営業時間を変えて役割分担するのはよくあった。

ただ、コンビニはフランチャイズで店によって経営者が違ったりするし、無駄が許容できる余力もあったかもしれない。

最近になって、とうとう深夜帯の営業は厳しいというのが見えてきたということなのかな。


ファミリーマートは、施設内店舗ということで24時間営業していない店が結構ある印象だ。

さらに、オフィスビル内の店舗ブランド「ファミマ!!」なんていうのもあるが、

これは、基本的には24時間営業をせず、多くは7時~23時の営業になっている。

ビルの都合というのも大いにあるだろうけど、目的に応じて営業時間を決めている先行事例とも言えるのではないか。

すでに路面店でもごく一部には24時間営業をやめている店もあるらしい。(cf. コンビニオーナー残酷物語 働き方改革のカギは「京都」にあり (ITMedia))

今回の実験もそういう取り組みを踏まえての挑戦である。


ファミリーマートの決算説明会の資料を読んでみると、興味深いことがいろいろ書いてある。

ファミリーマートはサークルK・サンクスの店舗を順次ファミリーマートに転換したわけだけど、その過程で3316店舗を閉店したそう。

うち833店舗はビルド&スクラップということで、移転して改めて開店しているが、2483店舗はただの閉店である。

これとは別に新規出店が669店舗あるのだが、けっこうな数の店を減らしたということがわかる。

あと、サークルK・サンクスのブランドを集約するのと同時に、ユニーの株式をパン・パシフィック・インターナショナルホールディングスに譲渡した。

この譲渡益を使って、閉店などに伴う減損、店舗の改装にあてたということが書かれている。

ユニーがいなくなった結果、ユニー・ファミリーマートホールディングス はファミリーマートに名前を改め、現ファミリーマートを吸収するとのこと。

経営統合時からスーパーに本気で取り組める環境ではないと思ってたけど、やっぱりそうだったねというだけの話。


Author : hidemaro
Date : 2019/04/12(Fri) 23:39
買い物・消費 | Comment | trackback (0)

それはきっと製品愛だ

僕が今の職場に配属になった時は、開発組織は技術分野別で構成されている――ということになっていた。

製品ごとに必要な技術分野の人を集めて、そして開発活動を行うという体裁だった。

これがこの4月に名実ともに解体され、製品別の開発組織に移行した。

以前はこの形式だったそうなので、元に戻っただけだが。


もっとも、うちの部については、すでに数年前に実質的に製品別の開発組織になっていた。

そもそも、当初から部のメンバーとある製品群の開発担当はほとんど一致していた。

もともと、この製品群の開発者は1つの部に集まっていて、その大半はエレキ技術者だった。

社内全体としてもエレキ技術者は人数が多く、技術分野別といっても2つの部に分けてマネージメントを行うことになった。

エレキ技術者を集めた2つの部には、それぞれ重点分野が設けられていたのだが、

実質的には一方の部にはこの製品群の開発者の大半が流れ込んだ。例外はメカ技術者とあと少し。


その後、本部レベルの組織変更の巻き添えで小変更が行われたのだが、

このときメカ技術者が転入、逆にこの製品群に関わらない技術者は転出した。

この結果として、元の製品別の開発組織とほとんど同じ形になった。

ただ、この時点では全社的には「修正された技術分野別の開発組織」という位置づけだったのだが、

この4月で全ての開発組織が製品別になり、名実共に技術分野別の開発組織は解体された。


技術分野別の開発組織が解体するにあたって、社内のポータルサイトにセンター長が感想を書いていた。

だいたいこんな内容だった。

  • 技術分野別の開発組織で技術力強化につながることを期待していて、メカ分野(主に筐体設計)などうまくいった試みもある
  • 製品群を越えた技術者のアサインがうまくいった部分もあるが、限定的だった
  • 一方で、開発現場の技術者の「製品愛」に支えられた面も多かった

技術分野別の開発組織では、製品の責任を持つ部署の役割が重要なはずだが、不甲斐ないという声もあった。

そこを支えていたのは開発現場の技術者の「製品愛」だったことを認めざるを得ないということらしい。


製品別の開発組織にするのは、製品のライフサイクル全般に、開発現場が積極関与して欲しいという意図と受けとった。

うちの職場は実質的に製品別の開発組織になっていたので、あまり大きな組織変更はなかった。

ただ、部長のメッセージで「言われたものを作るだけでは下請けに過ぎない」「ビジネスがわかる技術者になって欲しい」と言っていた。

技術分野別の組織のときは、製品責任部署からの下請けという側面もあった。

それを否定して、この製品群の関わるビジネスをよく理解して、現場から提案して欲しいというのは変化だよね。

従来から現場の技術者はやってたことなんですけどね。それこそ「製品愛」だ。


ここまで書いてきたことから読み取れるとおり、僕の配属されたとき、今の職場はエレキ技術者の部署だった。

確かに僕はエレキ技術者なのだが、一方で組み込み分野のソフト技術者としての活躍が期待されての配属だった。

実は技術分野別といいながら、この部署に限っては、エレキ技術者の中にソフト技術者を混ぜていたのだ。

なぜそうなっていたのかというと、従来の製品別組織のときからそうだったからというしかない。

以後、マイコンのソフトウェア開発を主にして、論理回路設計、エレキ評価も担当していた。

得意分野が生かせる範囲で、その時々に必要とされている業務を割りあてられた結果なのだが、

こういうことができたのは、本来の意味で技術分野別の開発組織ではなかった証拠である。


これは僕にとってよい面もあったが、この4月はこの体制の欠点が現れた時でもあった。

というのも、配属時から一緒に仕事をしていたチームリーダーが、部内の他の課に異動になったからだ。

この結果、課内でソフト技術者は自分1人になってしまった。

プロジェクトによって、課を越えてのアサインは普通に行われているので、他の課のソフト技術者と一緒に仕事をするときは問題ない。

ただ、自分1人でマイコンのソフトを担当するケースもすでに発生していて、

その場合は、チームリーダーにレビューに参加してもらうなどしてアドバイスを得ていたが、今後は課内に適任者がいないことになる。

元チームリーダーも引き続き部内にいるので、必要時は引きずり戻して頼ろうと思っているが、

ソフト技術者の層の薄さが顕在化してしまった瞬間でもある。


製品別の開発組織になってサイロ化が加速しないかなとかいう懸念はあるんだけど、

製品内に横たわる組織の壁の方がはるかに問題という判断があったんだと思う。

とはいえ、技術分野別の組織でも、製品群を越えて技術力強化できていたのは限定的だった。

そんな中で比較的うまくいっていたメカ分野の連携は、今後も続くようだ。

うちの部はエレキ技術者を主とした組織だから、部内でソフト技術者は取り残されがちだが、

一方でソフトウェア開発部署の取り組みに相乗りさせてもらうことは、以前からやっているし、今も続いている。

方法はいろいろってことだね。それぞれ難点はありますが。


Author : hidemaro
Date : 2019/04/11(Thu) 22:44
電気・数学・物理 | Comment | trackback (0)

北里といえばワクチンだった

2024年発行予定の新紙幣のデザインが発表された。

もう変わるのかと思ったのだが、2024年には現紙幣(2000円札以外)の発行が始まって20年なんですね。

2000円札から導入されたパールインキが全紙幣に導入され、5000円・10000円ではホログラムが導入された。


その新紙幣の肖像には、10000円札は渋沢栄一、5000円札は津田梅子、1000円札は北里柴三郎とのこと。

渋沢栄一は過去にも肖像画に採用候補になっていたようで、何度か印刷局に写真の貸出が行われていたらしい。

1万円札の渋沢栄一、1000円札で伊藤博文と競って落選した理由は「ひげ無し」 (毎日新聞)

第一国立銀行(→みずほ銀行)を創設し、多くの企業の起業に関わった人で、まさに紙幣に描くにはふさわしい気がする。

津田梅子も教科書で必ず取り上げられている人だと思う。

女性が紙幣の肖像として描かれるのは現5000円札の樋口一葉が初めてだった。(ただし、2000円札には肖像ではないが紫式部が描かれている)

写真が残っている同時代に活躍した女性というのはなかなかいなくて、人選は限られたようだが、納得の人選である。


1000円札に採用される北里柴三郎、世間的な知名度はどうなんだろう?

僕はこの名前を聞いてすぐにピンと来たんだけど。

僕がこの人の名前を知るきっかけは予防接種なんだよね。

いつ気づいたんだろ? 母子健康手帳を見るとインフルエンザワクチンとおたふく風邪ワクチンで「北研」と書いたLotシールが貼られてるのは確かなんだけど。

ワクチンの製造者が「学校法人北里研究所」というのを知って調べるとすぐに行き着く。

北里研究所の創設者で、感染症や免疫の研究に活躍したのが北里柴三郎である。

ただ、1つ勘違いがあったのは読みで 北里 は「きたさと」と読むこと。


それにしてもワクチンの製造者が「学校法人北里研究所」というのは、ちょっと不思議である。

まず、どうして研究所がワクチンの製造をしているのかということである。

同様にワクチンの製造をしていた研究所としては、化学及血清療法研究所(化血研)と阪大微生物病研究会(BIKEN)がある。

いずれも大学の研究所に由来する団体である。特にBIKENは現在も大学の研究所と同居して事業を行っている。

ちなみに北里研究所が学校法人という体裁を取っているのは、2008年に社団法人北里研究所と学校法人北里大学が合併したことに由来する。

北里大学は北里研究所が設立した大学なので、もとは大学の研究所ではないけど、今の北里研究所の研究機能は大学に編入されているようだ。


予防接種に使われるワクチンというのは、確かに社会的意義の高いものだけど、それにしてもとは思う。

調べてみると、北里研究所のワクチン製造は、国営事業に由来するものだったらしい。

北里研究所のルーツは「伝染病研究所」という研究所で、当初は私立の研究所だったのだが、まもなく国立になり、

その中で痘苗製造所と血清薬院を合併して、ワクチンや抗血清の製造部門を持つことになった。

ちなみに北里柴三郎の業績として知られているのが、血清療法の開発で、抗血清というのはその製品化である。

この伝染病研究所は現在は東京大学の研究所と国立感染症研究所に引き継がれているのだが、

この過程で1914年に北里柴三郎は所長を辞任、それに連れて職員が辞任し、その人たちが設立したのが北里研究所である。

というわけで、北里研究所というのは、伝染病研究所の正当な後継ではないんだけど、人的には伝染病研究所を引き継いで作られた研究所だ。


北里研究所のワクチン製造もこの時期から始まっていたようだ。

伝染病研究所と北里研究所がワクチン製造の多くを担っていた時代も長かったようだ。

なお、伝染病研究所のワクチン製造は、国立感染症研究所に継承されていることになっているのだが、

実態としては国立感染症研究所はワクチンの製造はしていなくて、ワクチンの国家検定を担っている。

ある時期にワクチンの開発・製造は民間団体が行い、国の研究所は必要な検体の提供や品質保証を行うという役割分担になったようだ。

北里研究所もそこでワクチン開発・製造を担う団体の1つとして、長らく活躍してきた。


ただ、現在は北里研究所はワクチン製造を行っていない。

2011年に北里研究所はワクチンの製造を第一三共との合弁会社、北里第一三共ワクチンに移管した。

ワクチンの商品名も「北研」と付いていたのが「北里第一三共」に変更されていたよう。

この時点では北里研究所を連想することもできたかもしれないが、

2017年に北里研究所は北里第一三共ワクチンの持分を引き上げ、今年4月に第一三共に吸収され消滅。

ワクチンの商品名も「第一三共」に改められ、今後は北里の名前の付いたワクチンを見ることはなくなる。

僕のようにワクチンがきっかけで北里研究所を知る人は出なくなるということである。


ワクチンや抗血清というのは、今でいうところのバイオ医薬品の先駆けとも言える存在で、

第一三共が北里研究所のワクチン部門を引き取った背景には、バイオ医薬品の時代になってきたという事情もあるのかもしれない。

他のワクチンを製造する研究所として先に書いた、化血研とBIKENだが、

化血研については、製造方法を無断変更していた問題の影響もあって、去年「KMバイオロジクス」に事業を譲渡した。

こちらも商品名に付いていた「化血研」は「KMB」に改められている。

BIKENは製造部門を田辺三菱製薬と共同出資する 株式会社BIKEN に分社化したようだが、

一方で製造販売者は引き続き阪大微生物病研究会のようで、こちらはあまり変わってないのかな。

商品名の「ビケン」も今まで通りのようだし。


北里柴三郎と伝染病研究所→北里研究所の感染症分野での貢献は相当なもので、

北里研究所のワクチンはまさにその象徴的なものだと思っていたが、

新紙幣が発行される頃には「北里第一三共」と付いた在庫もとっくに掃けているだろう。

ただ、紙幣になったことで、また違った形で業績が知られることになる。

偶然だけどよい機会だったのかも知れない。


Author : hidemaro
Date : 2019/04/10(Wed) 23:19
社会 | Comment | trackback (0)

昼休みも守れないようではいけない

年度初めは大規模な会議が多いもので。

そんな中でも特に大きいのが本部レベルの説明会である。

全社だと動画配信で行われるのだが、本部レベルでは人を集めてやる傾向がある。

もっとも、本社事業所に勤務する人に限られて、それ以外はやっぱり動画配信なんだけど。


会場に行くときに、財布をカバンから抜いて持ってきた人がいて、

なんでかなと思うと「終わったらそのまま昼食を食べに行こうと思って」と。

確かに昼前だけど、終わってすぐ昼休みだったっけ? と聞いてみると、

なんと終了予定時刻にはすでに昼休みが始まっているという。

なんだと!? 気づいてなかった。


説明会自体はやや遅れて始まったが、終了は予定通りだった。

それでも、すでに昼休みがおよそ20分経過しての終了だった。

そこから食堂に行って、食べて職場に戻ると、ちょうど昼休み明けのチャイムが鳴っていた。

常識的に昼休みを取ってこれだからおとがめなしだろうと思ったが、

職場に戻ってE-mailを見ると、部長から「本日の昼休みの終了は20分繰り下げます。」という連絡が来ていた。

というわけで、所定の休憩時間は確保されたのだが、部長が事後に指示するというのがよくない。


勤務先では昼休みを3つのグループに分けて取っていて、うちの職場は一番早いグループ。

他部署の人が来る可能性がある会議は、いずれの職場の昼休みにもかぶせてはいけないというのは、うちの職場の人は散々言われていることである。

実際のところ、昼休みのグループの違う職場の人が来るのは極めて稀なのだけど、タブーとして認識されている。

それを本部レベルの会議でやらかすのだからよくない。

本部長のようなリーダーが立つ会議だからこそ、そこには配慮されてなければならなかったのに。

というか、参加者の大半の昼休みが一番早いグループなのに、そこにかぶせてくるとはさすがにひどい。


ただ、もしかするとやむを得ない事情があったのかもしれない。

というのも、当初の案内では、開始・終了が30分早かったんだよね。

終了予定時刻が昼休みに入り込んでることに気づいてなかった要因もそこで、

当初は昼休みの少し前で終わるという理解だったのだが、いつのまにか時間が変わっていたと。

その理由は明かされていないが、何かやむを得ない事情があった可能性はある。


でも、それならそれで、主催者があらかじめ昼休みの振替指示を出せという話である。

仕方なく昼休みにぶつけるのなら、それ相応の対応をすべきだったのだ。

幸いにして、うちの部長は、終了後にこれではまずいと気づいて、昼休みの振替指示を出してくれた。

開始前に気づいて対応してくれていればなお良かったけど、部長も始まるまで昼休みに割り込むことに気づいてなかったのかもしれない。

昼休みの時間が確保できないことに気づいてからは、自ら先導してきちんと対応したのは好感が持てる。


会議を昼休みにかぶせることは、この部署では誰もが知るタブーである。

それを本部長ら組織のリーダーが主催する会議でやるようではよくない。

実務上、この日程を決めた人は本部長ではないと思うんだけど、それでも印象は悪いよね。

よりによって、これが新しい本部長のお披露目だったりするわけだから。

他にもこの会議にはいろいろ思うところがあって、なかなか印象が悪い。

得るものなしとまでは言わないけど。


Author : hidemaro
Date : 2019/04/09(Tue) 23:25
日常 | Comment | trackback (0)

山科駅もつかってね

この春、JR西日本はこんなキャンペーンをやるらしい。

もっと京都<京都の東の玄関口>山科駅から京都観光に行こか!ICOCAポイントキャンペーン (JRおでかけネット)

期間中に山科駅を経由して地下鉄に乗り換えると、ICOCAポイントが付与されるというもの。

そういえば、このルートを推奨してるって話は聞いたことあるなぁ。


山科から地下鉄に乗り換えて京都都心へ向かうのは滋賀県方面からは定番ルートのはず。

滋賀県から見ると、京都市内に入って1駅目、京都駅の1駅前だが、この1区間が山越えなので長い。

もちろん京都駅は京都市の玄関口ではあるけど、市街地の南寄りにあるので、地下鉄・バスへの乗換を要することが多い。

東西線に乗り換えれば、こちらも山越えだが、ダイレクトに都心へ向かうことが出来る。

どっちがよいかは目的地次第ではあるけどね。


一方で、滋賀県以外との行き来にはそんなに便利に見えない。

山科駅は北陸方面からの特急は全て通過、新幹線も山科区内は通過して京都駅まで行ってしまう。

西から山科経由で地下鉄に乗り換えるのは、山科・醍醐各地へ向かうならもちろん有用だ。

ただ、そこから都心へバックするのは明らかに遠回りに見える。2回も山越えしますからね。

でも、このキャンペーンではそういう利用を推奨しているのである。

というのもキャンペーンの対象は京都駅より西から乗って、山科駅で降りて、市営地下鉄に乗り換えていずれかの駅で降車する場合。

この条件が揃えば、山科駅までのJR運賃の20%相当のICOCAポイントが還元されるというものだから。


典型的に目的地を東山駅(東山三条)として、スタート地点を例えば新大阪駅として計算してみる。

京都駅で地下鉄に乗り換えて、烏丸線・東西線を乗り継いで行くと、運賃は560円(JR)+260円(市営)=820円、乗換2回、

それに対して、山科で地下鉄に乗り換えると、運賃は760円(JR)+260円(市営)=1020円、乗換1回となる。

遠回りだが乗換回数が少ないこともあって所要時間も同程度だが、運賃差は200円もある。

キャンペーンが適用されると、152円相当のポイントが還元されると、差はだいたい埋まる。片道だけだけど。


ただし、地下鉄が唯一の選択肢というわけでもない。東山方面なら京阪電車を使うのもよい。

新大阪~淀屋橋~三条 と京阪を使って京都市内に行くことを考えてみると230円(OsakaMetro)+410円(京阪)=640円で済む。

このケースでは所要時間は少し長くなるが、目的地次第だろう。(そもそも京阪の三条駅と東西線の東山駅で比べるのが妥当なのか)

ただ、観光シーズンの京阪電車ってかなり混むんだよね。

それでも、時間が読みにくくて、積み残しも起こすバスよりはよっぽどいいと思うが。


こういうキャンペーンを行う背景には、京都駅の混雑を緩和したいとか、

烏丸線の混雑を緩和したいとか、東西線の利用を両方向に分散したいとか、そういう意図があるんだろうと思う。

実は新幹線や特急で京都駅に到着した人にも、山科経由で都心へ向かうことを推奨しているようだ。

通過してきた山科に戻って、また東西線に乗り換えて都心へ向かうのは、あまりにアホらしい気もするが、

京都市内発着の乗車券を持っていれば、京都~山科を折り返しても追加料金がかからないので。

さっき書いたケースのように、京都駅を通り過ぎて山科で乗り換えるケースのように、乗換回数のメリットもないんだけど、

京都駅の改札を出ずに琵琶湖線の電車に乗り換えて、山科で東西線に乗り換える方が、駅でも電車でも混雑には巻き込まれにくい。


関西各地から京都へ行く場合は、もともと京都駅を通らないルートがよく使われてるとは思うけどね。

京阪か阪急を使えば京都駅は通りようがない。

近鉄だと丹波橋で京阪に乗り換えるか、竹田で烏丸線に乗り換えるか。

JRでも嵯峨野線なら二条から東西線が使えるし、奈良線なら東福寺(快速通過駅かつ狭いが)で京阪に乗り換えることもできる。

滋賀からはもともと山科経由がよく使われている。

というわけで、条件に応じて使い分けられるようになっているはず。


ただ、やっぱり新幹線・特急で京都に来る人の場合、どうしても京都駅を通らざるを得なくて、これがとても多いから大変だ。

条件が合うなら、バスよりは地下鉄を使ってもらう方がいいとは思うんだけど、その地下鉄もけっこうな混雑。

それだけに、京都駅を通り過ぎて済む人は、山科で東西線に乗り換えて欲しいということだよね。


なお、このキャンペーンは、地下鉄の駅ならばどこで降りても対象になる。

だから、山科・醍醐地域が目的地なら、遠回りにはならないけど、キャンペーンはちゃんと適用される。

キャンペーンを賢く使えるという点では、最初の目的地にもってこいかもしれない。

ちゃんとモデルコースに書いてありますね。


Author : hidemaro
Date : 2019/04/08(Mon) 23:36
交通 | Comment | trackback (0)

桜まつりは社会見学

市役所の近くで花見をするのは、どこの都市もにたようなもので、

今日は桜まつりということで、市役所周辺は大賑わいだった。

そんな桜まつりに足を運んだのは、花見が目的というわけでもない。


実は市役所の近くにとある会社の事業所がある。けっこう大きい。

事業所内には展示施設があるのだが、桜まつりにあわせて特別公開をしているのだ。

といっても、普段は非公開というわけではない。

平日であれば、団体向けに公開しているから、市内あるいは近隣都市の小中学生なら遠足や社会見学で行ってるだろうし、

一般の人が予約なしに見学できる日も時々設けられている。

とはいえ、基本的に休日に公開されることはないから、桜まつり は貴重な機会である。


というわけで、特別公開に行ってみた。

そもそも、この特別公開は、事業所内に植えられた桜を観賞してもらうのも目的の1つということで、

場内に入ってみると、確かに桜がきれいだった。

桜だけのために来る人もいるわけだけど、展示もそれなりに人は多かった。

この会社のことはなんとなく知ってたけど、展示を見てみると本当にいろんなことやってるなぁと。

もっとも今は昔ということも多いんだけどね。

いろいろ勉強になった。


もう1つ、市役所の隣にあるゴミ処理施設も、桜まつりということで公開していた。

こちらは平日の日中であれば自由見学できるようになっていて、普段から市民に開放されている。

ピットを覗いてみると、ゴミがたくさんあるが、指定袋に入っているものが少ないような。

説明のためにいた職員に聞いてみると、「クレーンで高いところから落として袋を破いてるんですよ」とのこと。

収集するには袋に入れていないと困るが、燃やすには袋があるのは不都合だということだけど、そんなことやってるんだね。

公開内容はシンプルだが、市民にクリーンなゴミ処理の理解が深まるようによく考えられているなと思った。

このあたり一帯は過去には曰く付きの土地だったとはいえ、今はすっかり市街化してしまいましたから。


というわけで、桜まつり にあわせて小中学生のごとく社会見学をしていたということである。

もともと市内に住んでいる人にはいまさらかもしれないけどね。

なお、桜まつり のメイン会場は露店が並び、すさまじい混雑で足を踏み入れる気にもならなかった。

みんな花見好きだなぁと思いつつ、市役所を去ったのだった。


Author : hidemaro
Date : 2019/04/07(Sun) 22:26
日常 | Comment | trackback (0)

版画も枚数に限りはある

そういえば、東京国立近代美術館のコレクション展も見に行かないとな、

と、北の丸公園に行くと、お花見だか式典だかでえらく混んでいた。

周辺はえらく混んでいたが、春にちなんだ作品の特集展示もあり、満足感は高かった。


美術館に展示される作品は平面物が多いが、手法もいろいろである。

平面の作品は絵画と呼べばよさそうだが、写真は絵画ではないので。

一番多いのは絵の具や鉛筆を使って直接描いた絵だが、版画もそれなりにある。

版画といってもいろいろな手法がありますからね。


そんな版画の作品には「36/50」のようにシリアルナンバーが振られているものが多い。

最近、なんかサインとは別に書いてあるなと気付いて、いろいろな作品を見てみると、たいてい書いてある。

確かに版画ですからね。1つの版を使って複数枚刷れるわけだ。

といっても、版の耐久性の問題や、複雑な刷り方を要するなどの都合もあるのだろう。

シリアルナンバーの分母の数字はせいぜい50ぐらいである。版画といってもそんなもの。


歴史的には本の表紙やポスターは版画で作られることが多かったようだ。

写真すらなかった時代には、絵を複製する手段は本当に版画ぐらいしかなかったから。

今はそういう実用的な用途で版画が使われることはほとんどなくなった。

表現としては、今も版画は活用されているのだが、実用面では「これは刷るの大変そうだなぁ」とか思ってしまう。


美術館で手の込んだ版画の作品や、手の込んだ写真の作品を見ると、今はコンピュータグラフィックスでやることだよなぁと。

版画は直接描く絵とは違って、版を作るのと、インクを乗せるのが独立しているので、

そうやって作られる絵はコンピュータで作られる絵に通ずる部分があるような気がしている。

もともと活躍したという本の表紙やポスターはコンピュータグラフィックスに代替されているのもある。

写真も現像時に特殊な操作をして作られたコラージュのような作品もあるんだよね。

こういうのなんて、まさにコンピュータグラフィックスでやってしまうことだよね。


とはいえ、コンピュータグラフィックスだと、デジタルデータが正だからね。

データなら無限に複製できるし、紙に出すにしても妥当な印刷方法があればいくらでも増やせてしまう。

というわけで、作品のありがたみは少ないのかもしれない。

肉筆で描かれた作品は1点もの、これは特別だ。

版画は複数枚刷れるといっても、刷り方によってできるものは違うだろうし、耐久性の問題はある。

だからこそ、何枚か刷ったら終わりにしていて、それが作品の価値にもつながっているのだろうけど。


ここまで書いてきたことを見ると、今となっては版画は中途半端と思ったかも知れないけど、

手で直接に版を作ることには今でも意義があるような気がする。

肉筆で描いて完成させるわけではないけど、版を作るところは完全に手仕事ですからね。

今も表現手法として版画が使われているのはそういうことなのかなぁと思っているが、作者の考えはどうだか知らない。


Author : hidemaro
Date : 2019/04/06(Sat) 23:55
日常 | Comment | trackback (0)

鉄道も集中工事

5月24日~6月3日の10日間で阪神高速神戸線を終日通行止めにしてリニューアル工事をするらしい。

阪神高速3号神戸線リニューアル工事 (阪神高速)

通行止めになる区間は湾岸線と並行していない湊川~京橋なので、影響は大きそうだが、

新名神の開通で、中国自動車道・北神戸線を使った迂回が現実的になったというのも背景にあるようだ。

このように終日通行止めでの工事を積極的に行うのは阪神高速特有のことらしい。

期間中の影響は大きいが、短期間で効果的な工事ができるということで、阪神高速では最善の策と考えているようだ。


ところかわって、JR西日本の山陰本線で昼間に列車を運休して集中工事を行う告知が出ていた。

山陰線における昼間時間帯の集中工事の実施と今後の線路設備改良工事について (JR西日本)

鉄道では夜間は列車が走らないので、夜間に工事を行うことが一般的だが、大変そうだとは思っていた。

時間がかかる工事では終電・始発付近で一部運休にするようなこともあるが、あくまでも夜間工事の時間確保のためである。

今回の告知は改良工事を昼間に行うために日中の列車を3日間にわたり運休し、バス代行するというものである。

通勤・通学の利用が少ない日中の6時間程度を運休し、それ以外の朝夕は通常通り運行するとのことである。


かつて、JR西日本の一部路線では保守工事のため、毎月決まった日に昼間の列車を運休していた。

バス代行輸送すらないということで、その日の日中は移動するなということである。

利用者が少ない路線というのも背景にはあるが、桜井線・和歌山線のようにそこそこ利用者の多い路線もあった。

さすがにそれは問題だということで、ある時期から定期的な運休はなくなり、運休をする場合でもバス代行輸送を行うようになった。

今回の山陰本線の日中の運休もやっていることは似ているのだが、日常的な保守工事というよりは、

集中工事と書いてあるように、将来的な維持管理を効果的に行うための大規模改修という位置づけなのだろう。

今後、区間ごとにこのような集中工事が設定されるようだ。


日中に工事を行うメリットは、工事の効率が高いことと、作業員への負担が軽いこと。

「労働力人口の減少に伴い線路保守作業員の確保が困難となりつつある状況において」とあるように、作業員の負担軽減という意味合いが強いようだ。

日中に工事ができると、工事計画にどういう差が出てくるのかわからないが、

単に夜間の工事を昼間に移すのも選択肢だし、日中と夜間の工事を併用して工期を短縮するという選択肢もある。

どちらも作業員のやりくりという面ではメリットがあるだろうと思う。

3日連続の工事にしていることからも、まとめて工事をすることで効率化することは意図していると思う。


日中運休による工事が計画されているのは、山陰本線の益田~小串の区間である。

山陰本線は京都~下関という長大路線で、区間によってずいぶん姿が変わる。

通勤電車や大阪・京都との特急が多く走る 京都~城崎温泉、都市間路線として快速列車や特急が比較的多く設定されている鳥取~米子~出雲市、

それに比べれば寂しいが1時間に1本程度の列車は設定され、特急も多少走るのが、城崎温泉~鳥取と出雲市~益田である。

ただ、益田~下関は特急の設定もなく、下関市内で比較的利用が多い小串~下関を除けば、1時間に1本以下である。


この区間に特急の設定がないのは、スーパーおき号が鳥取~米子~益田~新山口という運行をしているからで、

もはや日本海沿いに走り続けるより、島根県西部から直近の新幹線駅である新山口駅に山口線を走った方が便利だからということだ。

ちなみに去年、豪雨で山陽本線が不通になったときに、山陰本線に迂回した貨物列車も山口線を使って山陽本線に復帰している。

他の山陰本線は曲がりなりにも主要路線という体裁はあるが(城崎~鳥取はちょっと怪しいけど)、この区間については単なるローカル線である。

日中運休での工事を計画した背景には、特急も走らない重要度の低い区間ということもあるんだろうな。


集中工事のメリットが乗客にどう還元されるかというと、なかなか難しい。

阪神高速では神戸線リニューアル工事のメリットをこのように示している。

今回のリニューアル工事で実施する舗装及びジョイント補修などを通常の車線規制工事で実施する場合、工事日数が約140日必要になります。

これらの工事は、連休や大規模イベントのない比較的交通量の少ない休日の昼間に実施せざるをえず、試算では約2 年4 ヶ月の期間が必要となります。

現に老朽化により緊急工事が多く発生しているので、早期のリニューアル工事は大きなメリットだし、

長期間にわたり休日の車線規制で渋滞に巻き込まれるより、計画的に対策できる短期間の集中工事の方が影響は小さいのは確か。


鉄道にも同じようなことが言えるかと思ったが、もともと他の路線では夜間工事で対応しているわけで、乗客への影響はほとんどない。

工期を短縮できるのはメリットかもしれないが、そこまで急を要する話かというとそうでもないような気はする。

先延ばしすると、今後の保守に影響が出るから、JRにとってみればできるだけ早くやりたいだろうが。

ここで集中的にやれば、以後の保守の手間は大きく減るはず。

それが道路だったら車線規制しての工事という形で利用者に見えるけど、鉄道だと夜間工事だろうから見えにくい。

それだけにうちの路線だけ、という思いも利用者にはあるかもしれないが。


利用者の多い朝夕は平常通り運行なので、問題は日中のみということで、利用者もある程度対策できる。

連日の日中運休なので、病院に行く日を1日ずらせば済むとか、そういう話ではないけど。

日中のバス代行輸送が効果的にできるかどうかというのもポイントだろう。

日中なら道路の渋滞はあまりないだろうが、道路が並行していないとバス代行輸送がやりにくい。

利用者が多い路線ではやらないだろうけど、条件が揃えば活用されそうだとは思った。


Author : hidemaro
Date : 2019/04/05(Fri) 22:47
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休憩時間以外はセンシティブ

新しい勤怠システムを4月から使うという話を先日書いた。

新しい勤怠システムがやってくる

最初はシステム運用にいろいろ問題があったが、4日目にして正常化した。

まぁそこまで大きな問題はないと思うが、慣れるまでは細々とした問題は発生しそう。


始業・終業時刻や休暇の入力は、基本的には従業員が自己申告して、これを上司がチェック、必要に応じて補正する。

参考情報としてPCのログイン・ログオフ時間との比較を行っているのだが、

勤怠の実績とズレることは想定されているので、差が大きい場合はコメントを付けることができる。

この考えは新旧の勤怠システムで差はない。


ただ、グループ会社の中で工場をメインとする会社は、運用に多少の差があるようだ。

この会社の人でも、PCで勤怠システムにログインして、勤怠事項を入力できれば同じなのだが、

工場で働いている人の多くは、自ら勤怠システムにログインして勤怠事項を入力しにくい。

そんなこともあって職場に出退勤時刻を登録する機器が設置されている。

普通に勤務する場合は、この装置で出退勤を登録しておけば、それで問題ないようになっていた。


従来の勤怠システムでは、この装置で登録された出退勤時刻を15分単位で丸めるなどして勤怠事項を生成していたそう。

ただ、これが勤務の実態に合っているとは限らないので、こうやって生成された勤怠情報が実態と合わない場合は、

上司に伝えて、補正してもらうようにとも書かれていた。

この勤怠システムで入力できる勤怠事項はかなり限られているので、上司の補正に期待する部分は大きかったようだ。


この考えは新しい勤怠システムでも変わっていないのだが、15分単位に丸める処理はやめたようだ。

といっても、定時出勤・定時退勤ならば、ほとんど差はないようだ。

というのも始業時刻の前と終業時刻の後には休憩時間があるので、

この間に出退勤時刻の登録があっても、休憩時間にかかる部分は勤務時間にカウントされない。

例えば、9時始業・17時30分終業で、前後15分が休憩時間に設定されていると、

8:52出勤、17:36退勤と登録されていても、休憩時間分をカットして、9時~17時30分で勤務した扱いになる。


問題は時間外にかかる場合で、この場合は休憩時間で終わるとは限らないので、

8:52出勤、18:48退勤という登録は退勤時刻はそのまま登録され、17:45~18:48で1時間3分の時間外労働としてカウントされるのだろう。

これが実態に合わなければ補正するだろうが、実態と大きな差がなければそのままだろう。

自己申告で勤怠事項を登録する場合、これは18:45退勤として登録するだろう。

上司からの指示も本人の認識も1時間の時間外労働のはずだから。


新しい勤怠システムになるまで、所定始業時刻前の休憩時間のことは意識してなかった。

トライアル期間に、在宅勤務で6時間弱の勤務時間を午前中に全部寄せたときの勤怠を入れると、

なんか時間がずれてしまうので、確認してみると休憩時間が差し引かれていたことで気づいたんだけど。

以前の就業管理システムでは、休憩時間という概念がなく、フレックスタイム入力時には手で休憩時間を差し引いて入れていた。

気になって就業規則を見てみたのだが、フレックスタイムで始業時刻が変えた場合は休憩の取り方を変えることができるので、

この場合は勤務時間が6時間未満なので、休憩を取らなくても問題ないので、休憩時間を消せばOK。

逆に、勤務時間が6時間に達すれば昼休みがなくても昼休み相当の休憩が必要だし、1日の所定労働時間に超えると定時後の休憩相当が必要になる。


ちなみに4月からフレックスタイムのコアタイムが制度上は廃止になった。

これによって勤務時間中、いつに中抜けしてもフレックスタイムで処理できるようになった。

中抜けってフレックスタイムになる?

もちろん、中抜けには上司の承諾を得る必要があるが。

従来の勤怠システムでは中抜けを実態に即して勤怠に登録するのは難しかった。

中抜けがコアタイム内の場合は、私用外出として減給対象になっていたが、減給単位が時間単位なので、1時間単位でしか入力できなかった。

コアタイム外の場合は、フレックスタイムで処理できたが、中抜け時間を登録する仕組みがなかったので、不自然な入力になっていた。

今後は休憩時間に中抜け時間を追記することで、自動的にフレックスタイムの計算が行われる。

あと、私用外出で減給になる場合も、1分単位で減給できるようになるようで、1時間単位でしか入力できないという制約はなくなる。

あえて減給を選ぶ人がどれぐらいいるかという話だけど。(時間単位有給休暇ができる以前はあったかもしれないけど)


Author : hidemaro
Date : 2019/04/04(Thu) 23:10
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