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新しい使い方ができる洗剤

この家で使っている洗剤類は花王のものが多いような気がする。

一応、改めて調べてみるとこんな具合。

花王 : 台所洗剤(キュキュット), シャンプー(メリット), ボディーソープ(ビオレu), 台所用漂白剤(キッチンハイター), 風呂用洗剤(バスマジックリン)

ライオン : 衣類洗剤(NANOX), 風呂用洗剤(研磨剤入) (ルック), 手洗い石鹸(キレイキレイ)

ほとんどは引越前に家で使っていたものを引き継いでいる。実質的に親のチョイスを引きずっているということ。

衣類洗剤と手洗い洗剤はどちらも景品などでもらったものを引越を機に使い始めたもので、

特に引越前に家で使っていた衣類洗剤はアタック(花王)なので、動機があってあえて切り替えている。(特にこだわりがあったわけでもないし)

手洗い洗剤はキレイキレイ使ってた時期もあったはずだが、最近はほとんどビオレuを使っているようで。

そう考えると、両親はほとんど花王の洗剤に囲まれて暮らしてるってことか。違うのはカビキラー(ジョンソン)ぐらいかも?


それはさておき、先日、イトーヨーカドーで日用品をまとめ買いしていたときに、面白い洗剤を発見したから買ってきた。

キュキュット ポンプ

キュキュット CLEAR泡スプレー

どっちも花王の台所洗剤、キュキュットシリーズなんだけどね。


そもそもこの家の台所洗剤はキュキュットで、引越してきた頃に買ってきたものに詰め替えながら使ってきた。

ところが、長く使っている間に、容器はボコボコになるし、洗剤が出てくるところが詰まったり、そろそろ容器ごと買わないとと思っていた。

その一方で、筒状の容器から洗剤を垂らして使うというのも不都合だなと思っていた。

けど、どこのメーカーもそうだしなぁ……と思っていたら、「キュキュット ポンプ」はシャンプーのように洗剤を出せるのだという。

これを見て「そうだこれだ!」と思った。

主力製品ではないからか値段は一般的な容器の倍ぐらいしたのだが、中身は一緒だから、詰め替え用は同じものを使える。

だからこの容器を長く使えば、通常タイプとポンプタイプの値段の差は無視できるってこと。


それで実際に使ってみたんだけど、思ってたとおり便利だった。

スポンジに洗剤を取るとき、これまでは容器を持ち上げて、ひっくり返して垂らす必要があった。

それが、ポンプの口近くにスポンジを持っていって一押しするだけで出てくるんだから、こりゃ楽だと。

わずかな差かもしれないが、これは便利だ。

今は主流とは言えないが、スポンジに取って使う前提なら、こちらの方が便利なんじゃないんですかね。


もう1つの「キュキュット CLEAR泡スプレー」は積極的に宣伝されているので知っている人も多いかも。

水筒や泡立て器のようなスポンジでは洗いにくい部分があるもの、汚れが強くいきなりスポンジを使うのが難しいところで使うのがオススメとある。

スプレーなんで洗いたいところに吹きかけると、洗剤が泡状になってその場に留まる。

それによって洗剤がその場の汚れを浮かすので、それを水で洗い流せば、それなりに汚れが落ちると。

僕は水筒で使うことを想定して買ったのだが、想像していた以上に汚れが落ちる。

まぁ茶渋のようなものが全部落ちきるかというと、それは難しいんだけど、日常的に洗うにはこれで十分。

水筒の内側にスプレー吹きかけて、しばらくしたら水でよく洗い流せば、それでOKってこと。


洗剤類って容器違いってのもけっこうあるんだよね。

ビオレuの泡タイプとか、キッチンハイターのスプレータイプとか。

中身は同じではないんだけど、洗剤としての基本的な機能は同じで、容器に応じて多少の調整をした程度だろう。

それによって新しい使い方が出てくるからね。どっちも今や定番商品になってるのは知っての通り。

「キュキュット ポンプ」の場合、中身は全く一緒で容器だけの違い、使い道も大差ないが、使い勝手は多少変わる。


今使っているものを買うことが多いけど、今まで使ってないものでいいのがないかなぁというのは見てるのだ。

それでチョイスが変わったものはあまり多くないけどね。

いろいろ調査はしているんだ。

それがうまく噛み合ったのが今回の2つの洗剤の話と考えればよろしいのではないかなと。


Author : hidemaro
Date : 2017/07/21(Fri) 22:27
買い物・消費 | Comment | trackback (0)

思っていたCRC32とは少し違う

最近、CRCの計算とかやることがあって……

というかこれからCRCを導入しようとしているところがあって、そのための調査をしてたんだよね。

導入するならCRC32だろうと思ったのだが、詳しく調べてみると、これまで思ってたより複雑だった。


というのも、これまで職場で使ってたCRC32と、僕が想像していたCRC32と、世間的によく使われているCRC32は、それぞれ少しずつ違ったのよね。

これまで、職場で使われているCRC32の計算プログラムを他のシステムに移植したりすることはあったんだが、

その意味について詳しく考えたことはなかったし、世間のCRC32の計算がどうなってるかはあまり気にしてなかった。

だから、いろいろ勘違いがあったというわけ。


そもそもCRCというのは、2進数のわり算の余りのこと。

CRC32の場合、一般的には0x104C11DB7 という33ビットの値でわり算をして、その余りの32ビットの値を使う。

そういう理解はしていたし、職場で主に使われているCRC32も、世間的によく使われているCRC32もこの考えは一緒。

だけど、単純に上に書いた考えで計算した値と、職場で使われているツールで計算したCRC32の値が食い違うんだよね。

ソースコードの途中経過を追うと、かなり最初の方で食い違いがあるらしい。

そこでいろいろ調べてみたのだが、根本的なところに差があった。それは、よく使われるCRC32は右送りだということだ。


CRCの計算では左送りと右送りという考えがある。

普通、コンピュータの計算というのは一番左のビットがMSB、右のビットがLSBと考えて計算する。

CRCの計算もそうだと思ったのだが、この考えは主流ではないらしい。

ちなみにこの方法でのCRC計算はデータを左ビットシフトしながら計算するので、左送りという。

CRCの計算で一般的なのは、右のビットをMSB、左のビットをLSBと考えて計算する方法。

CRCの計算に限っては1バイト単位でMSBとLSBを反転させて計算するのが一般的な方法らしい。

除数(0x104C11DB7)のMSB・LSBを反転させた値を使いながら、データを右ビットシフトしながら計算するので、右送りと呼ばれる。

なぜ右送りが主流なのかというと、シリアル通信ではLSB→MSBの順序でデータを送ることが多いから。

到着したデータから順番に後ろに足して、わり算してというのを繰り返すとすれば、こちらの方が好都合なんだと。


そういう前提が分かれば、逆回しで計算するように書けばよいだけのことである。

これまでのソースコードも見返しながら、右送りで計算するように書くと、職場で使っていたツールの計算結果と一致するようになった。

ただ、その一方で世間でよく使われているらしいCRC32の計算ツールの結果とは食い違うことに気づいた。

なぜ食い違うのかというと、それは世間で使われているCRC32は前と後に追加の処理が入っているからである。

確かに世の中に転がっているサンプルプログラムと、職場でよく使われているCRC32の計算プログラム、

似てるが、前後に差があることに気づいた。


どうも、世間ではCRC32の初期値は0xFFFFFFFFとして計算して、最後にビット反転させるのが一般的らしい。

職場では初期値0x00000000のものしか見たこと無いし、最後のビット反転もしない。

なぜ、初期値を0xFFFFFFFFとするのが一般的なのかというと、

0を初期値にすると0x00が連続するデータに対するCRCがオール0になってしまうからだそう。

そういえば、以前このBlogにも「オール0のデータに対するCRCはオール0になる」ことに由来する事件について書いたな。

一見正しいCRCだけど

これを避けるために初期値を0xFFFFFFFFとすることが一般的になったそう。

最後にビット反転を行う意味はよくわからないが、なんとなく最後も反転させておくかと考えたんだろうか。

ただし、前処理・後処理は誤り検出の能力に本質的な差はないとされている。

オール0のデータに対するCRCがオール0になったとしても、それは運の悪いケースの1つという話だ。


このあたりの事情を調べているときに発見したことがある。

どうもデータの後ろにCRCを付加したデータを作って、それのCRCを計算すると一定のCRCになるという性質があるらしい。

16進数で 01 02 03 04 05 06 07 08 というデータ列があったとする。

これを初期値0xFFFFFFFF、右送りでCRC32を計算し、最後にビット反転すると0x3FCA88C5 という値が得られる。

このCRCはわり算の余りのMSB・LSBを反転して後処理した値なので、全体のMSB・LSBを反転して、

さらにデータ列の順序を踏まえて、計算バイト単位でMSB・LSBを反転すると C5 88 CA 3F というデータ列になる。

すなわち右送りの場合は、計算して得られたCRCをリトルエンディアンで並べ替えて付加すればいいってこと。

こうしてCRCを付加したデータ列のCRC32を同様に計算すると 0x2144DF1C になる。

一見すると意味不明な値だが、これは 00 00 00 00 というデータ列に対して計算したCRC32と一致し、

同様の方法で生成したデータ列に対しては必ず0x2144DF1C というCRCが求まる。


ちなみに最後のビット反転の後処理がない(再反転した)場合、最初のデータ列のCRCは 0xC035773A になる。

これをリトルエンディアンで並べ替えて 3A 77 35 C0 というデータ列を最初のデータ列に付加する。

このデータ列にビット反転の後処理なしのCRC32を計算すると 0x00000000 になる。

そうなんですね。後処理がなければ、綺麗にオール0になるんですね。

原理は上とまったく一緒なんだけど、後処理なしだとオール0になるということの方が本質に近い。

わり算の余りを後ろに付けるってそういうことだから。

CRCを最後に付ける場合にしか適用できないのだけど、当てはまる場合は実装上、シンプルでよい方法かも。


同じ方法で計算するだけならなんとなくで使ってればいいんだけど、

マイコンとデジタル回路とか、複数の方法で計算する場合はその間で整合性がとれる必要がある。

あと、今回は取り上げなかったけど、Intel CPUに内蔵されているCRC32計算命令では、一般的に使われているものと除数が異なるそう。

というわけで、よく理解して使わないと痛い目を見ることもあるって話。

原理が思いのほか複雑だから、ハマってしまうとなかなか手間取ると思うので要注意だなと思った。


Author : hidemaro
Date : 2017/07/20(Thu) 22:31
コンピュータ・インターネット | Comment | trackback (0)

わが健康保険組合は厳しい

健康保険組合が扶養家族の調査をやっているよう。

扶養家族がいない僕には関係ない話なのだが、どんな調査なんだろうと説明を見てみたら想像以上に負担の重い調査だった。


対象者は20歳以上の扶養家族となっている。

20歳未満の扶養家族については、特に調査しなくても適正な運用がされているだろうという想定だろう。

調査っていっても調査表に収入とか必要事項を記入するだけと思いきや、添付書類が必要と書いてある。

この添付書類も簡単に集められる書類ばかりではないのだ。


同居している20歳以上の家族に対しては、市町村の発行する課税証明書が必須となっている。

これを20歳以上の扶養家族全員分付けないといけない。

ここで収入が0円ならば、それで終わりなのだが、収入がある場合は最近12ヶ月分の給与明細を全て提出するようにと書かれている。

退職したりで、今後収入がないのが明らかならば、それを証明する書類を提出すればよいのだが、

継続して働いている場合は、過去12ヶ月で給与を受け取った月の全ての給与明細を提出する必要がある。

給与を受け取っていない月がある場合は、その月は働いてなかったからないとか、そういう説明が必要だそう。


さらに別居の家族の場合、仕送りの証明が必要になる。

通帳のコピーを提出して、それで毎月欠かさず仕送りがなされていることを示さないといけない。

確かに仕送りで生計が成り立っているのが前提ではあるのだが、その方式について詳しく定義があるわけではない。

ただ、客観的に見て仕送りで生計が成り立っていることを証明できないなら、扶養家族には留め置けないという運用をしているようだ。

別居している家族が学生の場合はこのあたりの条件が緩和されていて、学費とか家賃を振り込んでいることが証明できれば足りる運用で、

証明書が出せなくてしくじる可能性は低いようになっているのだが、原則はこの通りとのこと。


ところで、これを見て変だと思った人がいるかもしれない。

課税証明書を見れば収入が分かるのに、なぜさらに給与明細を出させるのかと。

これは、健康保険の扶養家族の基準では、収入に通勤手当を含むことになっているからだそう。

所得税・住民税では通勤手当はほとんど除外されるようになっている。

なので、給与支払者から市町村に送られる給与支払報告書にはそもそも通勤手当の金額は書かれていない。

だから健康保険の扶養家族にあてはまるかの判定には給与明細が必要というのが、健康保険組合の見解らしい。

とはいえ、そもそも収入が低すぎる人が、通勤手当などの差で扶養家族にならないというのは不自然な話だし、本当に必要なのかは疑問だが。


働き始めるまで、父の扶養家族として健康保険に入っていたのだが、そのときこんな苦労をしてたのだろうか。

けど課税証明書取ってきてとか言われた覚えないし、ましてや給与明細を出せと言われた覚えもない。

気になって、当時加入していた健康保険組合のWebサイトを見てみると、

そもそも定期的な調査についての記載はなく、新規に扶養家族に入れるのに必要な証明書すらこれより緩いものだった。

だからおそらく父はこういうことで苦労した覚えはないのだろう。

自己申告ぐらいはあったのかもしれないけど、その程度ならそんなに大変なことではないし。


扶養家族に対するチェックが厳しいのは、本来対象ではないのに異動手続きがなされないことがあったからだろう。

確かに健康保険の扶養家族の条件ってけっこう厳しくて、その一方で対象者にならないと自分で健康保険に加入する必要がある。

本当は勤め先で加入できればいいんだけど、加入できないと国民健康保険に加入する必要がある。

そのことを知らないまま、扶養家族に留まってしまうことがあると。それが問題だと言っている。

パートタイムでも一定の条件を満たせば、事業者は健康保険に加入させないといけないんだけど、

扶養家族の基準に当てはまらないからといって必ずしもこの条件を満たせるわけではない。

所得が低ければ国民健康保険料は軽減になるので、国民健康保険だから高いというわけでもないのだけど、収入が増えるとガンガン上がる。


健康保険は制度によって保険料の負担が違いすぎるので、有利な制度に乗っかりたいって話が出るんだよね。

なにしろ職場の健康保険の保険料(共済組合の短期給付の掛金含む)は基本的に標準報酬月額・賞与だけで決まる。

扶養家族の人数は無関係だから、扶養家族に含められればそれだけお得なのだが、それだけにこういう厳しいことを言われる。

後期高齢者医療制度ができて、75歳以上の人は扶養関係とは無関係に独立して健康保険に入るようになった。

これまで自分で保険料を払ってなかった人にとっては新たな負担が発生することになるのだが、

他の健康保険からの支援金や税金が投入されるので、国民健康保険よりは全体的に有利な制度になってるはず。

これまでより公平な制度になったって話ですね。高齢者同士で見ても、保険者同士で見ても。


というわけで、なぜ厳しい調査をやっているかというと、今の健康保険の制度がいかに不公平かという話なんですね。

基本的にサラリーマンにとっては有利な制度なんだけど、それでよいのかという話だ。

とはいえ、根本的に変わる気もしないんだけどね。特にサラリーマンの健康保険は。国民健康保険は変わる余地があるけど。


Author : hidemaro
Date : 2017/07/19(Wed) 19:51
社会 | Comment | trackback (0)

男子更衣室なのに

昨日、プールに行ってたが、夏休みが始まる頃ということでかなりの混雑だった。

先々週に行ったときはまだ空いてたんだけどねぇ。気温がやや低かったのもあるが。

屋外のプールで泳ぐのは久々か。(先々週時点で屋外プールは開放されてたが寒かったので温水プールで泳いでた)


当たり前のことながら、男子更衣室で着替えてからプールに行くわけだが、

男子更衣室なのに女性がいることがけっこうあるんだよなぁ……

と書くと、何だそれはってなるけど、父親らしきに連れられた幼い女の子がけっこういるって話。

最初は驚いたんだけど、よく考えてみればそういうこともあるよねと納得している。


かつて、父親と兄弟でプールに行ったことはけっこうあったけど、みんな男だから一緒に着替えてというのは自然な話。

けど、父親と女の子、母親と男の子だとどうだろう?

一人で着替えができるなら分かれてという話になるだろう。それは真っ当な話。

でも余りに幼いと、分かれて着替えというのは実情として難しい。

それが男子更衣室なのに幼い女の子がいる理由だろう。


逆に母親らしきに連れられた幼い男の子が女子更衣室にいることもあるんだろうけど、どっちの方が多いんでしょうね?

プールで見る限り、幼い子供が父親らしきと遊んでいる姿の方がよく見る印象はあるので、それと同じなんかね。

その一方で、実は両親ともいるんだというのも見るので、それならあえて男子更衣室に女の子連れて行かんだろうしねぇ。

真相はわからんが、なんやかんや言って、いつ行っても見るので。


どれぐらいの歳までならよいかという基準は全く示されていないのだけど、実際どんなもんなんでしょうね。

プールの更衣室での基準は誰も決めていないが、公衆浴場での基準は都道府県ごとにあって、

東京都の条例では「十歳以上の男女を混浴させないこと」と定められているので、それぐらいですかね。

(これは風呂の事業者に課せられた義務で、それを実現するために利用者にこれより厳しい指導・制限をしてもいいのだけど)

プールの更衣室には全く基準はないが、付き添いの人はだいたいこの範囲内で判断しているのではなかろうか。


プールの利用者の大半は小学生以下とその付き添いなのが実情ですからね。

大人で水泳を楽しむ人だってそりゃいるけど、割合からすれば少ないと言ってもよい。特に夏休み期間は。

プールの中がそうってことは更衣室の中もそう、そしてその中にはあまりに幼い子供だっている。

最初驚いたけど、よくあることっていうのはそういうこと。


Author : hidemaro
Date : 2017/07/18(Tue) 23:40
日常 | Comment | trackback (0)

つみたてNISAはかなり違う

どうも2018年から「つみたてNISA」という制度が始まるそうで。

2018年開始!「つみたてNISA」のポイントをご紹介!(つみたてNISAとは?) (SBI証券)

これが現在のNISAとはかなり違う制度のようで。


そもそもNISAって言ってるのは少額投資非課税制度のこと。

年120万円までの投資からの配当金・譲渡益が最長5年間非課税になるという制度。(当初は年100万円までだった)

対象は 株式(上場投資信託(ETF)含む)・株式投資信託 となっている。

現在は 株式 と 不動産の投資信託 の購入に使っている。

これのバリエーションとして、ジュニアNISAってのが2015年から始まっている。

20歳未満の人の名義で投資するときに、年80万円まで非課税になる制度で、子供の名前で蓄財させるのを想定している。

つみたてNISAというのもNISAの制度内のバリエーションとして新しくできるものだそうで。


対象者は20歳以上の日本居住者なので、これまでのNISAと同じ。

違うのが上限額と投資期間と対象商品で、まず上限が年40万円、ただし投資期間が20年ととても長い。

こういう長期投資であるということと、あとその名の通り、月々の積み立てを想定しているということで、

対象商品は特定の条件を満たす株式投資信託に限るということ。

長期的な財産形成に役立つようにということで、信託報酬が低いこと、信託期間が長いこと、運用資産の規模が大きいことが条件になるそうで。

積立NISA、金融庁基準に適うアクティブ投信はわずか5本…森長官の講演が話題 (QUICK)

これまでの実績からこれらの投資信託が対象となりうるというだけで、実際にこれが対象になるとは言ってないが、だいたいこういうこと。

大して選択肢は多くないが、客観的に見て長期的な財産形成に役立つのってこれぐらいだよってことだそうで。


対象商品が限られるのはともかく、投資期間が長いのは大きなメリットだよね。

実は40万円×20年=800万円 は現在のNISAの 120万円×5年=600万円 よりも金額が大きい。

1年あたりにすると金額は小さいけど、積み上げればつみたてNISAの方が大きいんだよね。

なおかつ、期間が長いってことは、長い期間にわたって非課税のメリットが得られると言うこと。複利効果ってのもありますから。

商品が限られると言うことだけが難点だが、ETFよりも非上場の投資信託の方が信託報酬高いんだよね。

といっても非上場ので0.21%、同種のETFで0.084%ってぐらいの話で、しかもSBI証券だと投信マイレージで前者は0.05%戻ってくる。

まぁわずかな差か。それよりも長い期間かけて上がって来る利益に対する非課税の方が大きいって想定なんだしね。


というわけで来年以降はこちらに切り替えるかと考えている。

これまでNISAを使っていた人は、つみたてNISAに切り替えるためには手続きがいるが、

とりあえず9月末までに証券会社にマイナンバーを登録しておけば、NISA口座の継続ができる。

つみたてNISAへの変更はまたそれからの話。このあたりは追って証券会社から連絡が来るだろう。


20年という投資期間は長いけど、別に売却ができないわけではないので。(その先の非課税期間を放棄するだけ)

年40万円って大した金額ではないけど、こつこつ積み上げていくという意図にはよく合った制度と言える。

年40万円ってどれぐらいって話だけど、12では割り切れないので……月3万円+ボーナス月2万円 でいかがでしょうか。

たいてい千円単位で設定できるから、もっと細かく月33000円+ボーナス月2000円でもいいけど。

これでフル活用なので、かなり敷居は低いように見える。これで20年積み上げれば今のNISAよりも積み上がるんだから。

これまでは投資は(持株会を別として)ほとんどNISA枠の中で行っていたが、つみたてNISAの枠には収まらないので、

今後はNISA枠外での投資というのも増えるのかなと。ちょっと作戦も変わりそう。


Author : hidemaro
Date : 2017/07/17(Mon) 23:58
お金 | Comment | trackback (0)

駅ビル経由なら遠回りにならない

今日は久々に東京国立博物館に行っていた。

久しぶりっていっても2ヶ月ぶりなんですけど。

小中学校の夏休みが始まるということで、親子向けの展示を充実させているようだった。

実際、親子で来てる人は普段よりちょっと多かった気がする。

それ以上に外国人が多いなとは思ったけど。日本以外でも夏休みなんですかね。


その後、中央通りを歩いて秋葉原界隈に行っていた。

その帰り道、人に教えてもらった「アトレ1改札口」を使ってみたが、これは確かに便利だった。

なんとなくあるなぁとは思ってたんだけど、ここまで便利だとは。


前提として、これはJR秋葉原駅の総武・中央線各駅停車(黄色の電車)を使い、電気街方面に用事がある人のためのルートだ。

このような場合、特に考えなく、電気街口改札を使う場合、回りくどいルートを通ることになる。

秋葉原駅/駅構内図 (JR東日本)

電車を降りる場合、ほとんどの場所では山手線・京浜東北線ホームを介して、電気街口に誘導させるようになっている。

逆に電車に乗る場合は、このルートではなく、昭和通り口への通路(2階レベル)を介して、総武・中央線に誘導されるようになっている。

前者のルートの方が距離が短いが、山手線・京浜東北線ホームを介するということで、取り回しが難しい。

あと、総武・中央線~山手線・京浜東北線の間は階段だけなので、下り方向はいいが、上り方向は不便という考えもあるのかも。

昭和通り口への通路を介する場合、エスカレーターで2本乗り継いで行くわけだけど、けっこう長いもんねぇ。


これに対してアトレの改札口はホームの中央通り寄りからほとんどダイレクトに出入りできるようになっている。

アトレ1はJR秋葉原駅の中央通り側にある駅ビルだから、電気街口よりもさらに電気街側にある。

そのアトレ1の3階に改札口があるのだが、これは総武・中央線ホームの両側をつなぐ連絡通路に接続している。

この通路は山手線・京浜東北線ホームにつながる通路ではないし、他の出口につながる通路でもない。

(山手線・京浜東北線への乗換にも使えるように書かれているが、他のルートに比べてメリットはない)

というわけでアトレ1改札口がなければほとんど無意味な通路なのだが、これがあるおかげで非常に有用になっている。


駅ビルの中を通るということで、初めてだととっつきにくいが、1回使えばそんなに迷うようなルートでもない。

終日使えるわけではないが、7時~23時と十分長いので、電気街に用事がある場合はまず困らない。

こういう商業施設直結の改札口だと、きっぷ売り場がない場合とかもあるけど、この改札はちゃんときっぷ売り場もあるのでその点でも困らない。

そもそも僕はオートチャージの利くSuicaで乗るから、自動改札機さえあれば何も問題ないのだけど。

というわけで、黄色の電車を使う場合には非常に役立つ。

逆に山手線・京浜東北線を使う場合はかえって遠回りになるので、例えアトレにいたとしても、1階に降りて電気街口改札を使った方がよさそう。


役立つパターンは限られるのだが、そのパターンに該当する人にとっては画期的な発見なんだよね。

それぐらい正攻法で電気街口と行き来するルートは不都合なんだ。

あまり積極的に宣伝されてはいないのが残念なぐらい。

本当ならアトレ1に「総武・中央線ホーム近道」とデカデカと書いてもいいぐらいなんだけどね。

そしたら通過するお客さんが買い物してくれるかもしれないし、乗客は楽できるし、Win-Winでしょ。

地下街とか駅ビルだとよく見る表記なんだけど。


ただ、現実問題として使う人が増えすぎると対応できないかも知れないけどね。

改札口も狭いし、アトレ内の通路もそんなに広くないので。

遠回りでも人数を捌けるルートに流すというのはわりとある話だし、意図的なのかも。

けど、今はまだ余裕ありますから。少なくとも電気街口改札よりは空いてるので。

千葉方面ホームと最短ルートで行き来する階段はちょっと狭いけど、

本来の連絡通路の階段は広いので、通路幅もまだ余力はあると言ってもよいのでは?

というわけで便利な人は使ってあげましょうと。僕もこれからは使う。


Author : hidemaro
Date : 2017/07/16(Sun) 23:14
交通 | Comment | trackback (0)

旅先でみずほ銀行

以前もちょっと書いたけど「りそなめぐり」という言葉がある。

りそな銀行の通帳では入出金した店舗名が表示されるので、それを使ってりそな銀行の店舗を巡る人がいると。

そういう面白い話ではないのだが、旅行先でみずほ銀行のATMを使うことは時々ある。

意外と使えるのかも。


みずほ銀行はゆうちょ銀行以外で唯一、全ての都道府県に店舗を持つ銀行として知られている。

宝くじの業務を受託しているのが要因の1つと言われているが。(実際、宝くじ売り場を併設していることが多い)

密な店舗網を持っている地域は限られているが、まんべんなく店舗があるというのが特徴だ。

そんなこともあって旅行先でも中心市街地を歩いてるとみずほ銀行の店舗を見かけることがある。

僕はみずほ銀行に口座を持っていて(会社の経費口座に必要だから)、時間外手数料がかからない条件を満たしているので、

みずほ銀行を見つけたとき、ちょうど現金が欲しければ、そのATMを使うのだ。


旅行先でこれは便利と思ったのが、徳島でのこと。

みずほ銀行徳島支店は東新町商店街にあるんだけど、マチ★アソビで行くとよく通るんだよね。

地元の阿波銀行を別とすれば、多分、一番便利なところにあるんじゃないかなぁ。コンビニのATMよりも便利なぐらい。

というわけでみずほ銀行に口座を持ってる僕は現金が足らなくなれば適宜活用している。


今回の旅行、最初に財布に入ってた現金がそこまで多くなくて、

その割に現金が出ていったので、途中で追加で現金が欲しくなることがあった。

それで会津若松を歩いていたら、ちょうどみずほ銀行があったので、ここでいくらか現金を引き出した。

翌日、朝に郡山駅に向けて歩いていたら、ちょうどみずほ銀行があったので、ここでもいくらか現金を引き出した。

どちらもみずほ銀行がなければコンビニのATMあたりで下ろしてたんじゃないのかな。

なんとなく現金が減ってるなぁと思ったところに遭遇すると優先的に選んでるってぐらいの話。


みずほ銀行の通帳にはATMでの入出金に対して店番号が書かれるので、それを店名に戻して調べてみた。

多くは市内2店舗と会社にATMを設置している店舗の3店舗で占められているが、それ以外でもある。

東京では、渋谷中央支店(マークシティ内のATM)、上野支店(秋葉原駅のNewDays内のATM)、品川支店(JR品川駅のATM)など。

上野支店ってなんだろ? と思って調べたら、秋葉原駅周辺のATMの管理が上野支店だからこうなるようで。ちょっと不思議。

引越前の難波支店(なんばウォーク内のATM)、出張中の事業所内ATMというのも、その時の生活圏にあったATMと言える。

そういうのを除くと、徳島支店、梅田支店(ドーチカ内のATM)、会津支店、郡山支店 が残る。会津と郡山は今回の旅行だね。

大阪都心であえてみずほ銀行のATMを使うというのはなかなか思いつかないが、ちょうどそこにあったから使った。


以前、箱根を越えて三島駅に着いたら、ちょうどそこにスルガ銀行があったからATMでお金を下ろしたという話を書いた。

通帳を見ればATMがわかることもある

スルガ銀行は静岡県の地方銀行、けどネットバンキングで使う前提で使っているから、静岡県にあるということはあまり気にしない。

けど、それでも静岡県に行けば、こういう形でメリットが出ることがあるという話。

みずほ銀行は全国に分布しているので、そういうことが全国的に発生する可能性があると。

そんなに密なネットワークはないから、遭遇すればラッキーぐらいの話だけど。


僕が口座を持ってる中で、他に全国展開している銀行としては三菱東京UFJ銀行の口座もあるが、

これは残高があまり多くない(KIPSカードの請求1回に耐えるぐらい)ので、あえて使うかというとちょっと難しい。

それならコンビニで下ろせばいいかとなるか。(E-net・セブン銀行・ゆうちょ銀行ならスルガ銀行、イオン銀行ならみずほ銀行が選ばれる)

どのみち都市部にしか店舗ないから、ATMの選択肢が少ない地域では、都市銀行はそもそも選択肢に挙がらないんだよね。

コンビニATMが暗躍する今の時代、全国展開していて真に役立つのは ゆうちょ銀行 ぐらいなのかも。

あと相互利用が徹底している 信用金庫 と 農協 も想定されるが、このあたりはコンビニATMには勝てない地域の方が多そう。

旅行先でみずほ銀行を使うというのは、いろいろ選択肢がある中でのお遊びみたいなものだと捉えた方がいいってことだね。


Author : hidemaro
Date : 2017/07/15(Sat) 17:21
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のんびり帰ってくる

天童駅にはICカード用の改札機があるように見えるのだが、

実はこれはモバイルSuica特急券用のもので、山形や仙台に普通列車で行く場合には使えない。

山形県内では山形・山寺の2駅がSuica対応で、仙台方面への利用に特化している。(一応、福島方面に普通列車で行く場合も使えるようだが)

つばさ号停車駅にはICカード用の改札機があるんだし、山形県内の移動でもSuica使えるとそれなりに便利なのでは? と思うんだけどね。

ただ、モバイルSuica特急券用と普通列車用で別々の装置が必要そうだし、そんなに簡単なもんでもないんだろう。


山形行きの電車に乗り、羽前千歳駅で降りる。ここで仙台行きの電車に乗り換えるのだ。

羽前千歳駅はホームの片側が山形線、片側が仙山線、方向によらず路線ごとに使い分けるらしい。

理論上は両方に同時に山形行きの電車が停まることも考えられるが、さすがにそんなことは……ないよね。

とりあえず同じホームで待ってれば向かい側に仙台行きの電車が来るってこと。しばらく待つとやってきた。

仙山線はけわしい山の中を進む。面白山高原駅なんて滝まで見えるぐらい。けど、都市圏路線の雰囲気はある。

山形まで来るのは1時間に1~2本ぐらいなんだけど、山越え区間なんてどこもそんなもんか。


なんか仙台駅にはたびたび来てる気がする。

今回は東京行きのバスに乗り換えるだけなんだけど。

仙台から東京までのバスは6時間ほど、意外とかかるな。

バスはガラガラだったが、のんびりと乗ってれば着くので、こういうときにはちょうどいい。


家に帰ってきたら、クソ暑い。気温を見たら35℃とかとんでもないことになっていた。夕方なんだけどね。

換気して、冷房付けてとやったけど、部屋全体が暖まりすぎて、冷えるのにすごく時間がかかった。

別に涼しいところに出かけてたわけではないけど、やっぱりこのあたりはひどいよなぁ。

なんてことを帰ってきて思ったのだった。夏にでかけるといつもそう思ってるけど。

旅行中にためこんだ洗濯物もすぐ乾くというのはいいことかもしれないが。


Author : hidemaro
Date : 2017/07/14(Fri) 22:52
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内陸の山形県

わりとよく知られた話だが、福島県の郡山駅はきっぷでは「(北)郡山」と表記される。
山形までの特急券にはこの表記で書かれていた。
これは奈良県の郡山駅との区別のためで、こちらは「(関)郡山」と表記される。
もっとも奈良県で単に郡山駅といえば、近鉄郡山駅のことを指すような気はするんだけどね。
どっちも特急もとまらないような駅なんですけどね。(JRの大和路線は特急が走ってないだけだが)
それにたいしてこちらの郡山駅は新幹線も停車する立派な駅だ。
長い新幹線ホームを端まで歩き つばさ号自由席 の乗り口まで行き、列車が来たら乗り込んだ。
つばさ号というと銀と緑のイメージだったが、いつのまにやら塗装が変わってたようで。
次の福島駅で新幹線からはずれ、在来線区間に入り、深い山の中を走っていく。
トンネルもあるけど、もともと在来線だから山の中を進んでいる実感が強い。
福島県・山形県の県境区間は普通列車の本数がすごく少ないらしい。
つばさ号は1時間に1本以上走ってるから便利なんですけどね。
そして山形駅に到着、山形駅はつばさ号専用ホームがあるんだね。
山形駅付近の地図を見ると、近くに城跡が見える。
近そうだと思って歩いていくんだが、外堀の都合でそんなに近くはない。
霞城公園に入ると発掘調査してたり草刈りしてたり、わりと荒っぽいことをしている。
その中に山形市郷土館というのがある。
郷土館とはいうのだが、実はこの建物、済生館という元病院の建物を移設したもので、
展示内容も山形市の郷土というよりは病院にまつわる展示が多かった。
済生館の名前は山形市立病院に引き継がれているとのこと。
中庭から日差しが差し込む構造で、こういう暖かい雰囲気の病院というのはいいなと思った。
それにしても霞城公園の周りはあまり市街地が発達していないように思えた。
そこから東に歩いていくと、商業施設や役所が建ち並ぶようになってきた。
このあたりが山形市の中心市街地なのだが、なんで城のあたりと断絶があるのだろうか。
この理由は旧山形県庁、山形県郷土館「文翔館」の展示を見始めて、少ししたらわかった。
実は山形城とその周辺の武家地というのは、江戸時代中期ごろにかなり衰退してしまったらしく、
その結果、町人地だけが残されたような形となり、これが現在の山形市の中心市街地になっている。
官庁街としても使われなかったようで、結果として市街地の周りに城跡があるような形になったそう。
文翔館は旧山形県庁の建物を徹底的に修復したようで、当時の気合いの入りようがよくわかる。
古い設計ではあるが、機能的な作りではあるような気がした。業務量の増加には耐えられなかっただろうけど。
山形県各地の展示を見て初めて知ったんだけど、山形県って最上川流域というつながりで成立した県だったんだね。
山形県内陸部を流れる最上川は最終的に酒田で日本海に注いでいると。
知ってれば当たり前なんだろうけど、あまり意識することはないから、ちょっと驚いた。
ただ、日本海側の庄内地方とそれ以外の内陸部ではやはり往来は少ないのが実状らしい。
もともと庄内地方は日本海沿いの交易で栄えた地域で、今も秋田県沿岸部との交流が深い。
一方で内陸部では、山形と仙台の行き来が激しいことを代表例に、太平洋側との交流が深い。
今となっては東京との直接の行き来も多いが、陸路なら庄内は新潟経由、それ以外は福島経由(山形新幹線ルート)と全く違う。
最上川でつながってるって言ったところで、本当につながりを感じているかというとそうでもないって話。
昼ご飯を食べたあたりで、電車に乗り込み、天童を目指す。
山形駅のホームで線路を見ると、線路の幅が違う路線があることに気づく。
つばさ号の走る区間は新幹線と同じ標準軌、仙山線・左沢線はJRでは標準的な狭軌になっている。
左沢線・仙山線とはしばらく併走するのだが、実はそれぞれ個別に線路を引いている。
新庄・天童~東京の直通運転も、山形~仙台の直通運転もというとこういう形になるんだよね。
山形~天童はそんなに遠くはない。隣の市だしね。
さて、天童というと将棋駒で有名なところで、駅を降りると早速、将棋にまつわるものがいろいろある。
しかし、クソ暑い。山形にいたときは曇り空で時々雨も降ってたのにいきなりだ。
その上、なんとなく舞鶴山に上ってしまったばかりに、汗ダクダクだった。
駅でもらってきた地図をみると、舞鶴山の上に「人間将棋盤」という怪しげなことが書かれている。
何だと思って見に行くと、9x9の将棋盤の大きいのがあった。
近くにある看板を見てみると、春の桜まつりで人間将棋を行うためにある将棋盤だったらしい。
かなり長い歴史を持つ行事のようで、プロ棋士なんかも呼んでやってるらしい。
春とはいえ、将棋の駒のみなさんはけっこうな重装備で大変そうだなと思ったが、実際どうなんだろうね。
ところでなんで天童で将棋の駒を作ってるんだろう?
天童駅舎にある将棋資料館には将棋にまつわるいろいろな展示がある。
やたらと駒の多い将棋を実際に並べて見せてあったが、実は実際に勝負した記録がなくて、
ゲームとして成立していた将棋というのは中将棋ぐらいとも書いてあったが。
それに続き将棋駒の展示に入るわけだが、実は天童の将棋駒ってもともと書き駒という字を筆で書いた駒なんだよね。
伝統的にはそうなのだが、その一方で現在は彫り駒なども作っている。
このあたりの真相は展示の中に書かれていたのだが、もともと天童の将棋駒って安い価格帯に特化してたのよね。
なにしろ小学生がこづかい稼ぎに将棋駒を書くこともあったっていうんだから。
将棋駒の需要が伸びたとき、天童では機械化により大量生産に対応した。
兵隊さんに持たせる将棋駒を作るときとか、特に生産量が伸びたようだ。
ところが需要がしぼんでくると大阪などほかの生産地での生産が取りやめられた。
その結果、天童に将棋駒の生産が集中するようになり、高級品から普及品まで天童で作るようになったんだという。
そんな経緯もあり天童ではいろんな種類の将棋駒を作っている。
メインは彫り駒だけど、伝統的な書き駒も残ってるし、最高級品の盛り上げ駒も作っている。
気づいてみれば将棋駒の生産をほとんど独占し、将棋ゆかりの地になってしまった天童、
市内のホテル・旅館がタイトル戦の舞台になることもしばしば。
電柱には詰め将棋が書かれていたり、橋に将棋の駒の名前が付いていたり、不思議な雰囲気がある。
ただ、それを除けば普通に生活感のある都市なのかなというのが、天童を歩き回っての感想かな。
明日はほとんど家に戻るだけ。
当初、このまま秋田県まで進もうかと思ったのだが(日数的にはそれぐらいが収まりがよかった)、
前も困ったんだけど、秋田県は公共交通、特にバスが貧弱で、自動車なしではろくに観光もできない。
田沢湖はなんとかなったんだけど、なかなか思うように動ける地域は限られてる。
ほかの地域では妥協と工夫でなんとかなってるんだが、秋田県だけは厳しい。それでやめたんだ。
まぁここまででもけっこう楽しめたので、それはそれでいいんだけどさ。
Author : hidemaro
Date : 2017/07/13(Thu) 23:12
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山越えて会津へ

今市で晩ご飯を食べてから鬼怒川温泉に行ったから、着いたときは景色なんて見えなかったんだけど、
明るくなってみると鬼怒川というのはずいぶん下を流れてるんだなと気づく。景色はいいな。
駅まで歩いていく途中、東武と古河電工の保養所があるのをみた。
今時、直営の保養所なんて割に合うのかね。まぁどちらもこのあたりに事業所を有する会社ではあるけど。
鬼怒川温泉が寂れて見えるのは、空き家が目立つからだろうか。
もしかしたらこれもある会社の保養所だった時代があるのかも。そんな見た目の建物がけっこうある。
昨日、日光駅で西若松までのきっぷを買って、途中下車しているが、
実は東武の自動改札機は途中下車に対応していなくて、問答無用で回収されてしまう。
駅員に見せて途中下車だと言えばなにもないんだけど。そう下今市駅で失敗したんだ。駅員に言ったら取り返せたが。
それで鬼怒川温泉駅から会津若松行きと示したディーゼルカーがやってきた。
えっ、東武の駅にディーゼルカーやってくるの?って驚くけど、会津から4往復やってくる。
運賃だけで乗れる快速列車だが、リクライニングシートを装備してたり、特急並みの扱いだ。
乗り込んでしばらくしたら東京からの特急がやってきて、乗り換えを待って会津に向けて出発した。
ところで、今市経由で会津というのはあまりイメージが沸かない人もいるかもしれない。
東武は鬼怒川温泉の2つ先の新藤原駅までだが、そこから先、福島県に入るまでの区間は野岩鉄道の路線になっている。
この野岩鉄道の運行形態は東武と一体化されていて、基本的に普通電車は下今市発着で走っている。
だから会社またぎという気はあまりしない。そもそもここで乗ってる車両は会津鉄道所有の車両だし。
野岩鉄道はトンネル続き、けわしい山なんで温泉ぐらいしか目印がないのか、温泉にちなんだ駅名がやたら多い。
福島県に入って会津高原尾瀬口駅からは会津鉄道になるが、会津鉄道は国鉄時代から走っていた路線らしい。
野岩鉄道は東武と会津鉄道の間を結ぶ新路線を作り、東京~今市~会津のルートを完成させたと。そういうわけ。
会津鉄道は会津高原尾瀬口~会津田島が電化されていて、東京からの直通特急も入る。
会津田島~西若松(~会津若松)は非電化だからディーゼルカーしか走らない。
会津鉄道はもともと非電化だったのだが、野岩鉄道(当初から電化)に東京からの直通列車が来るようになって、
さらに会津鉄道内にも、と考えて電化の難易度の低い区間だけ電化して、直通列車の入れる区間をのばしたというのが真相らしい。
だから会津内の移動としては重要性が高そうな若松側の区間はディーゼルカーしか走れないんだと。
なので東京(浅草・北千住)~会津若松では1回は乗り換えが必要となる。その乗換駅は場合によりけりだが。
西若松駅で列車を降りた。地図で見るとここが鶴ヶ城の最寄り駅に見えたから。
確かにそうなんだけど、たぶん、隣の七日町駅あたりが中心市街地なので、ここを起点にするべきだったんだよね。
会津若松駅まで乗ってしまうと市街地の北端あたりになってしまうのでかえって都合が悪そう。
だまされたと思いながら、幹線道路を歩いていくと、鶴ヶ城入口とあったので、ちゃんと到達できた。
鶴ヶ城のあたりは官庁街になっていていろんな役所がある。
地図で見ると「大熊町役場会津若松出張所」という不思議な役所がある。
会津若松市役所の一部を間借りしているようだが、なんと浜通りの大熊町の行政機能が会津に避難しているのだという。
比較的多くの住民が避難してきたということでこういうことになったようだが、大変なことだ。
そもそも生活圏も大きく異なるわけで、ここに避難するというのは重い選択だろうし、まだ近くのいわきとか郡山とかに避難している住民も多いでしょうし。
ほかの地域に住む避難住民のためのサービスも一定やらんとならんし、なかなか大変な役所だと思うよ。
ちょうど法務局の近くに測量点があって、2011年の地震の前後でどれぐらい動いたか書いてあったのだが、
水平方向で1m以上、垂直方向では8cmほど沈下したということで、比較的震央から遠いイメージのある会津でもけっこう影響があったようで。
わりあい被害の少ない地域だったからこそ避難者を受け入れられたんだけど、それでも数字を見ると驚く。
若松の市街地を散歩していると野口英世博士の名前をぽつぽつみる。
どうも野口さんが医者を志し、まず勉強したのがこの会津若松だったらしい。
それにちなんで野口英世青春通りなんてのがあったり、野口英世青春館なんてのもある。
なんで青春をアピールするのか?生まれたのは猪苗代で、ここに野口英世記念館などがあることへの配慮だろう。
過ごした期間は短いが、彼にとって重要な土地だったということがポイントというわけ。
知っての通り、野口英世博士は千円札の肖像になっていて、採用されたときには若松の人もずいぶん喜んだようだ。
ゆかりの地というのはいろいろあって、生まれの猪苗代もそうだし、黄熱の研究をしていた南アメリカ・アフリカもそうなんだけどね。
鶴ヶ城に戻ってきて、天守閣の中に入る。
入ると涼しいと思ったのだが、地下階部分は籠城用の食料を保存する倉庫として実際に活躍したそうだ。
というわりには中は博物館建築になっているし、展示の中で鶴ヶ城は取り壊されたとある。
そう、これは現代になって再建されたものだ。だいたい知ってたんだけどね。
実は会津藩は幕末に新政府軍にこてんぱんにやられてしまい、その後、無主の城となったときに壊されちゃったのよね。
籠城と書いたのはこの新政府軍との戦いのことを言っていて、1ヶ月は耐えたそうだ。でもダメだったと。
再び西若松駅、この駅は一見JRの駅なのだが、実態は会津鉄道の駅だ。
というのも窓口の人って会津鉄道の人だそうで、平然と浅草までのきっぷも売っている。
列車もJRよりも会津鉄道の方が本数が多い。西若松~会津若松はJRだが、会津鉄道からの乗り入れの方が多い。
東武・野岩鉄道・会津鉄道は連帯して各社相互ほとんど自由にきっぷを買えるが、JRを含むきっぷというのは買いにくい。
僕は西若松からのJRのきっぷは別途手配しておいたけど、そうでなければ東武方面からはJR分は会津若松駅で精算かね。
会津若松駅まで会津鉄道の汽車で来て、そこから郡山行きの電車に乗り換え。
今日の宿は郡山だったのだ。
郡山駅というと以前、新幹線と在来線の乗り換えで通っているので、見覚えはあった。
ただ、外に出るのは初めてで、やはり福島と県庁所在地を争うだけの大都市に見えた。
もっとも宿まで少し歩いていくとすぐに住宅地になっちゃうんだけどね。
明日は山形県に行く。
郡山に泊まったのも、山形まで新幹線1本だからって話。
山形県は日本海側の庄内地方は行ったんだが、内陸の方に行くのは初めて。
福島県もそうだよね。浜通りにはたびたび行ってるが、会津に行くのは全く初めて。
東北の各県、どれもこれも広いから、地域ごとの差が大きいんだよね。そんなことも意識している。
Author : hidemaro
Date : 2017/07/12(Wed) 22:26
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