日記帳だ! with Tux on Libserver

二度目の大改造!! 日記帳…か?を継承し、より柔軟でパワフルなBlogに変身しました。

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掲示板いろいろ使い分けるのめんどくさいでしょ?

先日、2chにラブライブ!板が新設された。

なんでそんなもんを? というのが率直な感想だが、それなりの事情があったのだ。


2chで掲示板が新設されるというと、既存の掲示板から話題を分離するのが適当なときに行われることが多いが、

ラブライブ!板の新設の理由はスピリチュアル板がラブライブ!の話題で埋め尽くされたからだだそうだ。

そもそもスピリチュアル板ってなんやねんという話もあるんですけどね。

オカルトでもないし、占いでもないし、宗教でもないし、という話題を扱うために新設されたそうだが、

そんなに話題が多いとも思えない掲示板である。そこにつけ込まれ、なぜかラブライブ!の話題で埋め尽くされてしまったそうだ。

それではいかんということで、新しい掲示板を新設することになったとのこと。


ところで、ラブライブ!って2chではどこの掲示板で扱われてきたんでしょうね。

確かにアニメのラブライブ!はアニメ板(放送終了後はアニメ2板になるらしい)で扱われてきたようだが、

しかし以前も書いたが、ラブライブ!の発祥は電撃G'sマガジンの企画であって漫画や小説が発祥というわけでもない。(オークションで500円強のBD)

それで検索してみたのだが、アニメ以前から取り扱っていたスレッドがあるのは 声優総合板 だった。

あまりに意外だったが、この前500円そこらで買ったBDに収録されてた特別番組の説明によれば、

「μ's」は作中のアイドルユニットとともにそれを演じる声優のユニットも指すとあるから、そちらに注目したのかも知れない。


ところで2chでは1つのコンテンツでも展開によって掲示板を使い分けることが多い。

ラブライブ!の例だと、アニメのことはアニメ板、スマートフォン向けゲームのことはスマホアプリ板、

各々のキャラクタのことはアニメキャラ個別板などなど。

それが2chの使い方として適当だと考えられているが、1つのコンテンツを追っかけるためにいくつも掲示板を見る必要があるのは煩わしいかもしれない。


ラブライブ!板が出来たのでこれらを全てラブライブ!板に集約することができるのだが、

実際のところ、ラブライブ!板への集約はあまり進んでいない。

経緯からしてスピリチュアル板からは追い出されたわけだが、その他の掲示板からはことさら追い出されていないのだ。

現状では、ラブライブ!板以外のスレッドはそのまま存在していて、そのサテライトとして設けられたスレッドがいくつかある程度のようだ。

将来的にどうなるのかはわからないけど、既存のスレッドを使っていた人はあまり必要性を感じていないというのが実際のところのようだ。

ただ、わりに荒らされにくい掲示板らしく、その点で重宝している面もあるとか。


アニメ関係で作品個別の掲示板が作られるのは4例目だそうだが、

ゲームでは個別の作品の掲示板はもうちょっとあるし、言うほど珍しくはないかなと。

ラブライブ!板の場合、設立の経緯としてはかなり特殊ではあるのは事実ですけどね。

僕は詳しいことを知らないからなんとも言わんけど、芸能関係とかわけわからんことになってるからな。

ちなみに声優総合板は芸能ジャンルではなくて漫画・小説らしいですね。

ネットゲームではなく家電製品に分類される携帯電話ゲーム板みたいなもんですかね。


2chは妙に複雑なところがあるから、と言えばそこまでなんだけど、

それにしてもあまりに書き込みの少ない掲示板も多いわけで、一体何を思ってこの掲示板を作ったんだと思うことも多い。

スピリチュアル板という話を聞いたときの感想はまずなんでそんなもん作ったんだということだからな。

ラブライブ!板もどうなることやら。


Author : hidemaro
Date : 2014/07/21(Mon) 21:05
Linux・Net・Web | Comment | trackback (0)

振込先を正しく書くのは難しい

以前、父が住信SBIネット銀行から他行に振込をしたのだが、

名義人の名前を間違えて失敗してた。


名義人の名前って口座番号打ち込んだら出てくるよね? と思っておられる方もおられるかもしれないが、

あれはMICSとかのシステムで接続されている場合のみ使えるので、

名義人が自動的に補完されない銀行があったり、時間外はだめとかいろいろある。

ダメなら、名義人の名前をカタカナで打ち込まないといけないわけだが、

これがぴったり合ってないと弾かれるのかな。どの程度合わせないといけないのかよくわからんけど。


  振込先の表記が、

三菱東京UFJ銀行 日本一支店

普通 0000000

カ)マルマル

とか名義人がカタカナで書かれていればそれを忠実に打ち込めばよいのだが、

どういうわけか漢字表記で振込先が書かれている例も多いのだそうだ。

そこで1つ知っておくべきことだが、法人の種類など略号がある場合、それを使うと言うことだ。

Q8. 受取人名の書き方に決まりはありますか? (スルガ銀行)

株式会社はカなどと略語が決まっているものはそれを使う。

スルガ銀行株式会社 のように最後に略語に置き換える名義人名は スルガギンコウ(カ のようになる。

株式会社以外だと、有限会社がユ、合同会社がド(漢字で略するときも (同) なんですよね)、

一般社団法人・公益社団法人 は シャ (どっちも略号は一緒)、一般財団法人・公益財団法人はザイ、

医療法人は イ、よく見るところではこんなもんか。


ただ、そう簡単に対応できる例ばかりでもなさそう。

例えば、高専の検定料・入学金を払うときの振込用紙に書かれていた振込先の名義人名、漢字で書くと、
「独立行政法人 国立高等専門学校機構本部 出納命令役 事務局長 ○○○○」とクソ長い。

けどその上にカナで書かれている名前はなんと「コウセンキコウホンブ」とかなり短い。

漢字表記がなぜこんなに長いのかはよくわからんが、独立行政法人国立高等専門学校機構としても、
原則通りに略すれば ドク)コクリツコウトウセンモンガッコウキコウ となるはずで、原則だけではわからないものがある。

長すぎると尻が切れてしまうので、最初から短くしておけってことなんだと思うけど、

気の利いた略称があるところばかりでもないのでなんとも。


というわけですから、振込先を書くときにはカタカナでの表記をしていただきたいのですよ。

それは自然人でもそうで、「橋下 徹」と書かれても「ハシシタ トオル」か「ハシモト トオル」かわからんわけじゃないですか。

通帳見たらカタカナでの表記も書いてあるはずだし、ちゃんと書いていただきたいものですね。

法人は言うまでもないことですが。略語がわかる人ばかりでもないわけだし。


Author : hidemaro
Date : 2014/07/20(Sun) 23:10
お金 | Comment | trackback (0)

再送を要求するGreylisting

前々から気になってたGreylistingをメールサーバーに導入してみた。

導入にあたってはいろいろ悩みもあったのだが、とりあえずやってみた。


Greylistingというのは、届いたE-mailに対して、一旦エラーを出して再送させることで、迷惑メールを排除しようという仕組みだ。

まともなメールサーバーならば450エラーを出せば何度か再送してくる。

Libserverでは再送を繰り返すのは最長1時間に設定してある。(粘るPostfixに水やりしてあげる )

標準だと5日間だけど、さすがにそれはReturn-Mailが届くまでにかかる時間が長すぎるということでだいぶと短くした。

それで、Greylistingでは、最初の送信から一定時間以上空けて再送してきた場合に限って受け取るようになっている。

一般的には5分以上間隔を空けたらということになっていることが多いのかな。

迷惑メールを送るシステムは再送せずに失敗とするものが多いということがGreylistingの前提となっている。


とはいえ、Greylistingの導入にあたっては悩みもあった。

というのも、一旦エラーを出して再送させるということは、最低5分の遅延が生じることになる。

そしてGreylistingは再送要求を出したメールサーバーの情報を持つ必要があるので、そのためのDBが肥大化するという話もあった。

特に遅延というのは大きなデメリットと思うのだけど、果たしてそれで本当に迷惑メールが減るのだろうか?

メリットに見合っていないのではないか? と、そういうことで悩んでいたのだ。


今回、導入した方法は、以前から導入していた Starpitの後段にGreylistingを付加したもので、taRgreyにあたるのかな。

taRgrey - S25R + tarpitting + greylisting (tarpit + greylist policy server)

これまでは、S25Rの条件で動的IPっぽいリモートホストに対して、一定時間の遅延をかけていた。

迷惑メールを送るサーバーの中にはRFCで定められてるタイムアウトの5分以前に切断してしまうものが多いということで、

一定時間の遅延をかければある程度迷惑メールを排除できると。副作用も少ないので導入しやすかった。

スパム送信者はいらちだから待たせれば諦める

この後にさらにGreylistingを行う。すなわち一旦450エラーを出して再送させるわけだ。

taRgreyについての説明を見ると、遅延とGreylistingを二重で使うことで迷惑メールの通過率が半分ぐらいになるようね。

遅延を通り抜けられた分にだけGreylistingをかけるので、DBへの負荷も多少軽減できるのかな?


どれぐらいの効果が見込めるのだろうかと思い、S25Rの条件にあてはまるE-mailがどれぐらい届いているのか調査した。

/^[^\.]*[0-9][^0-9\.]+[0-9]/                    PREPEND X-S25R: true

とか、S25RにあてはまるE-mailにタグを付けて、届いたメールを観察してみた。

その結果、迷惑メール以外でS25Rの条件に合うものはかなり少なく、遅延の影響が問題となるE-mailは少ないだろうと。

一方、迷惑メールだが、S25Rの条件に合うものも合わないものもある。

固定IPっぽいリモートホストとなるとお手上げだ。これはいちいちブラックリストに入れていかないといけない。

けど、一定、S25Rにひっかかるものがあるのは事実なのでやってみる価値はある、ということでGreylistingの導入に踏み切った。


まず、yumでpostgreyをインストールする。

そして、/etc/rc.d/init.d/postgrey をいじって、postfixとの接続方法を書き換える。

OPTIONS="--inet=10023"

それでpostfixのmain.cfに、

smtpd_restriction_classes = check_greylist
check_greylist = check_policy_service inet:127.0.0.1:10023

と書き加える。

全E-mailにGreylistingを適用する場合はsmtpd_recipient_restrictionsにcheck_policy_serviceを書けばよい。

postgrey自身もホワイトリストを持っていて、Greylisting単独でうまく使う方法もある。というかそっちの方が一般的だ。

ただ、今回はフィルタにひっかかったE-mailだけにGreylistingを適用するために、新しく check_greylist というクラスを作っている。

その上で、grey_clientとか作って、

/^[^\.]*[0-9][^0-9\.]+[0-9]/                    check_greylist

とかして、main.cfに、

smtpd_recipient_restrictions = ... ,
  check_client_access regexp:/etc/postfix/tarpit_client,
  check_client_access regexp:/etc/postfix/grey_client

と設定した。


それで効果はどんなもんなのという話だが、確かに迷惑メールは激減した。

ただ、Greylistingで弾けるようになった迷惑メールの大半はこれまでSPFで自動的に迷惑メールに分類できていたものだ。

SPFでも弾けなくて、Greylistingで新しく弾けるようになったE-mailはどれぐらいあるんだろ。

Greylistingの対象になったものの、Greylistingを通り抜けたE-mailもあるのも事実だし、そうなるとブラックリスト以外に対処法がないわな。

それとS25Rに引っかからないものは当然これまでと変わらない。

そこは根気よくブラックリストで埋めていくしかない。厳しい戦いだ。


そんなわけだから手応えが感じられたわけではないのだが、有効な方法ではあると思う。

遅延の問題など、そこそこデメリットはあるので、対象を絞り込んで、怪しいものに対して実行できるとよいだろう。


Author : hidemaro
Date : 2014/07/19(Sat) 23:14
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子と父のための法律と裁判所

木曜日のニュースだが、

父子関係訴訟 「血縁だけで決めるなんておかしい」判決待つ男性 (Yahoo!ニュース)

<最高裁>「DNA鑑定で父子」認めず…血縁より民法を優先 (Yahoo!ニュース)

判決前後のニュースだが、嫡出推定とDNA判定のどっちを取るかということで争われた裁判の結果の話だ。


生まれてきた子供の母は普通は自明だが、父は自明ではない。

というわけで民法ではいろいろ定めているわけだけど、

第772条 妻が婚姻中に懐胎した子は、夫の子と推定する。

2 婚姻の成立の日から二百日を経過した後又は婚姻の解消若しくは取消しの日から三百日以内に生まれた子は、婚姻中に懐胎したものと推定する。

第774条 第七百七十二条の場合において、夫は、子が嫡出であることを否認することができる。

第775条 前条の規定による否認権は、子又は親権を行う母に対する嫡出否認の訴えによって行う。親権を行う母がないときは、家庭裁判所は、特別代理人を選任しなければならない。

第776条 夫は、子の出生後において、その嫡出であることを承認したときは、その否認権を失う。

第777条 嫡出否認の訴えは、夫が子の出生を知った時から一年以内に提起しなければならない。

第779条 嫡出でない子は、その父又は母がこれを認知することができる。

第784条 認知をした父又は母は、その認知を取り消すことができない。

第787条 子、その直系卑属又はこれらの者の法定代理人は、認知の訴えを提起することができる。ただし、父又は母の死亡の日から三年を経過したときは、この限りでない。 

こんなもんですかね?

772条にもある通り、母が婚姻中なら、夫が父と自動的に推定される。これを嫡出推定という。

離婚から300日以内に生まれてきても同様で、これはなにかと問題を引き起こしてきた。

しかし推定されたからと言って夫の子とは限らないわけで、夫はこれに反論することができる。

ただし、生まれたのを知ってから1年以内に訴えないといけなくて、一旦、自分の子であることを認めると取り消すことはできないとなっている。

779条に嫡出でない子は父が認知できるとなっている。母が認知するのは母が知れない場合を想定しているから、あまりない。

けど、嫡出推定が及ぶ場合はそっちの問題を解決しないと認知できないので、なにかとめんどくさい。

ただし、別居してたり夫の子であるわけがないという理由があれば、嫡出推定が及ばないということで、

子が実際の父に認知を求める調停を求めれば、それは認められるらしい。

離婚から300日以内に生まれた子の問題が出てくるとすれば、離婚には至らずとも、別居している場合が大半だろうから、たいていはこの方法が使えそう。


いずれにしても、民法は父がない子が生じにくいように作られているようだ。

離婚後も300日にわたって嫡出推定が及ぶこともその1つだろう。

そして嫡出推定に抗うことができるのは夫だけで、その期間が1年に限られているというのも厳しい。

というか、子と父の関係について裁判所に訴えられるのは、民法をみる限りでは、

嫡出推定で父にされる夫が嫡出否認の訴えをする場合か、子が父に対して認知の訴えをする場合か、その2通りしかないんだよね。


ここであれ?と思った人もいるかもしれない。今回の裁判は子か母が元夫を訴えているわけだ。

実は、今回のような訴えは民法では想定されていないのだ。

親子関係不存在確認調停 (裁判所)

子や母も訴えることができて、父と推定された夫にしても1年以上経過して嫡出否認の訴えができない場合も使える。

民法には書かれてないが、こういうわりに広範囲に嫡出推定にあらがう方法が存在するわけだ。


さて、その上で今回の訴えはどう言うものかという話だが、細かい事情は2件の裁判で異なるものの、

母が婚姻中に産まれた子で、完全に別居していたとも言えないわけだから、嫡出推定で当時の夫が父になるわけだが、

実際の父は別にいて、現在は子と母は実際の父とともに過ごしている。この実際の父との親子関係はDNA鑑定で確定している。

その上で、子と母が元夫に対して親子関係不存在確認の訴えを起こしたわけだ。


民法の意図からすれば今回のような訴えはそもそも話にならない。

なので法律に忠実に考えれば、元夫の子であることは覆しようはないのだけど、

DNA鑑定の結果もあるわけだし、現実には実際の父と過ごしているわけで、なんとも悩ましいところだ。

実際、最高裁判所でも裁判官の意見は割れたそうで、

5人の裁判官のうち、3人は嫡出推定は覆せない、2人は嫡出推定は覆せるということで見事に割れたわけだ。

それでも多数決だから嫡出推定は覆せないということに決まったのだけど、なんとも後味が悪い。


今回は元夫が父であると言い張ったからこうなったわけだけど、

今回のケースでも子と元夫の間で親子関係がないことに合意を得られていれば、親子関係の取り消しは認められるはずだ。

だからこそ法律上は全く話にならない嫡出推定は覆せるという意見もそれなりに説得力があるわけだ。

1年以内にしか認められていない嫡出否認にしても、父と子の間で合意があれば、それ以後でも認められる余地はある。

とはいえお互いに合意があってもDNA鑑定などの根拠を付けないと裁判所は認めないのが普通だ。

というわけだからこれまでDNA鑑定というのは嫡出推定を覆すために使われてきたわけだけど、

だからといって、子と元夫のいずれかが嫡出推定にしがみついた場合はそうはいかなかったというわけだ。


ただ、自分が親だと思っていた人とは別に親がいるということ自体はそう珍しいことではない。

今回の場合にしても、母と実際の父が子を養子縁組すれば、実際の父と子は法律上も親子になるのでそこは問題ない。

ただし、元夫と子の間にも親子関係も存在することになるので、これがどう影響するかということだ。

元夫は子を養う義務を負うわけだけど、母と実際の父の夫婦で養ってくれるだろうから、それはあまり重要ではないだろう。

ただし、逆に元夫とその父母・祖父母などに対する扶養義務を負うことになる。

これが問題となることはあまりないと思うけど、それで扶養義務を負わされたらたまったもんではないな。

現実に重要なのは親子の面会を求めることができるぐらいで、結局のところ、元夫が父であることにしがみついたのはこれに尽きるだろう。


民法は父がない子が生じにくいように作ってあるわけだけど、果たして父がいることは必ずよいことなのか?という疑問はある。

確かに父がいれば養ってもらえるし、死んだら遺産をもらえるが、

逆に父に養えと言われることもあり得る。(子に父を養える余裕がある場合に限られるが)

そしてなにより実際には父ではないのに戸籍に父と書かれるのは不本意という考えはあるかもしれない。

民法と今の国民の親子関係に対するニーズというのは必ずしも一致していないなとは常々思っているところ。


Author : hidemaro
Date : 2014/07/18(Fri) 23:39
社会 | Comment | trackback (0)

ビックカメラでこそJ-Debit

今までリビングに複数の携帯電話を充電できる充電台を置いていたが、

スマートフォン時代にはそぐわないということで撤去され、代わりに充電器を購入する必要に迫られた。

いや、一応、充電ケーブル持ってるんだけど、それは持ち出し用なわけで、家用はなかったのよ。

昔は持ってたはずなんだけどなぁ。まぁそんなに高いもんじゃないし、帰り道に千日前のビックカメラで買ってくるか。


というわけで千日前のビックカメラに来たわけだけど、

今回は以前作ったビックカメラJMB WAONがあるから、これで以前のポイントを消化しつつ、新しくポイントを貯めよう。

ビックカメラとJALとイオンが1枚に


ところでビックカメラのポイントは基本的に10%なのだが、

クレジットカードで払う場合8%に減らされることになっている。

前に使ったときはそのことに気づかなかったのだけど、ポイントカードの説明書にそう書いてあって、

そうだったのかー、と後で気付いたと。


じゃあ10%貯まるのは現金払いのときだけなのかというとそういうわけではない。

選べるお支払い (ビックカメラ)

WAON・Edy・ICOCAなどの交通系ICカード、J-Debit、

そしてクレジットカードでもビックカメラのクレジットカードは10%のポイントが付く。

ビックカメラ以外のクレジットカードとビックカメラ以外の商品券の場合は8%に減るわけだ。


もちろん手数料の問題もあるのだが、クレジットカードなどは入金まで時間にかかるという難点もある。

そこも加味してポイント付与率を下げているのではないだろうか。

即時決済で店への入金も早いJ-Debitが現金と同じ扱いになっているのはそういうことだろう。

ビックカメラほどJ-Debitのメリットの現れる店も珍しい気がする。


しかし、手元にあるキャッシュカードでJ-Debitが使えるのはスルガ銀行だけだ。

ゆうちょ銀行は残高がない、三菱東京UFJ銀行は旧東京三菱銀行がJ-Debit嫌いだったらしく、UFJ銀行の合併までは全くJ-Debitが使えなかったそうだ。

今は使えないことはないらしいのだが、事前申込みがいるらしい。旧UFJ銀行からの利用者じゃないと使えないのかと思ったけど、一応いけるのね。今度申し込んどくか。

それでスルガ銀行がJ-Debitを使えるのはいいんだけど、問題は僕のもってるキャッシュカードはVISAデビットと一体になっているということだ。

だから、J-Debitであることを明確に伝え、そしてキャッシュカード側の磁気ストライプを通してもらうことを伝えないといけない。

これはめんどくさいぞ。と思ったのだ。


というわけで「J-Debitで」と言ってスルガ銀行のキャッシュカードを渡して、キャッシュカード側のストライプを指して「こっちで」と伝えた。

そしたら「デビットですけど、うちではクレジットカードと同じ扱いになってポイント8%になりますけど」と言うから、

あれ?おかしいなと思ったが、じゃあそれならセゾンカード使うわ、とカードを返してもらおうとしたら、

勘違いしてたことに気づいたらしく「あ、普通のデビットなら10%ですね」というわけでJ-Debitで決済してくれた。

レシートを渡すときに「確かに10%お付けしました」と指してくれた。

やっぱりめんどくさいよなぁ。VISAデビット一体型のキャッシュカードは混乱を生むだけだわ。


まだこの店員はよくわかってた方だと思う。少なくともVISAデビットの存在は知ってたようだし。

ただ、この世にVISAデビットとJ-Debitを使い分けられるカードがあることは知らなかったのだろう。

確かにわかりにくい。だからこそJ-Debitと明確に言ったのだが、J-Debitのことを単にデビットだと呼んでるからピンと来なかったんだろうな。

やっぱ紛らわしいからダメだわ。明らかなキャッシュカードならこんな混乱は生まないわけだし。


家に帰ってきてそんな話をしたのだけど、父に「J-Debitって即時に落ちるわけでしょ、それって何のメリットがあるの?」と言われた。

そりゃキャッシュレスでできることでしょ。ただ、それ以外の扱いは確かに現金に近い。だからこそ10%ポイント付与なんだけど。

僕の考えとしては2%のポイントよりはキャッシュレスで決済できるメリットの方を取りたい。

J-Debitが使えるからJ-Debitを使ったが、それがダメならクレジットカードで払ってもいいと思っている。

ATMに行くのめんどくさいということに尽きるんだけど。

現金の手持ちが少ないからそういう優先度になるのかもしれないが。


ただ、よく考えてみると、WAONという方法もあったんだよね。

ビックカメラJMB WAONを呈示しながら、イオンカードのWAONで払うということができるのかはよくわからないが、

ポイントと決済はそれぞれ独立してるから大丈夫でしょう。

これなら10%のビックカメラのポイントに加えて、WAONポイントが200円あたり1ポイント付与されたんだな。

今回の金額ならオートチャージでも対応できたし、WAONで払えば全く手間がかからなかったな。

もっとも金額が大きくてオートチャージで対応できない場合はあらかじめWAONチャージャーでチャージしておかないといけないから、

WAONチャージャーのないビックカメラでは使いにくいね。

オートチャージでは対応できない金額なら、素直にJ-Debitかクレジットカードだね。


ところでビックカメラはビューカードと提携してビックカメラSuicaカードを発行している。

どうもビューカードって年会費があるらしいのよね。リボ専用カードなら年会費免除らしいのだけど、それは使いにくいでしょ。

けどビックカメラSuicaカードは年間1回以上の利用で年会費無料になる、

ということでSuicaオートチャージを使うための方法としてはもっとも手頃な方法らしい。

別にビックカメラにさしたるこだわりはなくて、単に千日前で寄りやすいからたまに使っているだけだが、

もしかするとこういう理由でビックカメラのクレジットカードを作ることになるかも知れない。

そうしたらこういう悩みはなくなる。そのときビックカメラで買い物することがあるかは別問題だが。


Author : hidemaro
Date : 2014/07/17(Thu) 23:52
お金 | Comment | trackback (0)

Scilabの勉強をしながら画像処理のお勉強

今日はB4向けにScilabを使った画像処理の講習会を行っていた。

主に画像処理用のツールボックス、SIVPの使い方を説明していたのだが、

それとともに教えないといけないのがディジタル画像処理のことだった。


授業で画像処理のことってやらないんですかね。

聞いてみたらやってないと返ってきたし、そういうカリキュラムなんかな。

僕は高専の時、授業で確かにやったんだけど、そういや選択科目だったか。

そんなもんですかね?


1次元のデータのディジタル信号処理の方法は授業で勉強していたのかな?

しかし以前、1次元のデータ、具体的には音声の信号処理をScilabでやってたときも怪しかった気がするな。

Scilabを使えばFFTはすぐできるけど、FFT結果と周波数の対応を付けるにはそれはそれで知識がいるわけだし、

FIRフィルタもIIRフィルタもパラメータを入れたら設計してくれるしし、設計したデータを適用するのも一発だけど、

具体的にどんなことをやってるかというイメージがないとそれはいかんわけだし。

Scilabの使い方の話とは言え、そういう知識を補完しながら進めて行かんとならんなぁと思うところ。


画像処理も1次元へのディジタル信号処理と基本的にはやってること一緒だからわかるよねというのはやや乱暴な気はする。

確かに、線形フィルタもFFTも、1次元でやってることを2次元に拡張してるなんだけどね。

とはいえ、2次元FFTの結果を見ても、具体的になにを表してるのか、知らんとさっぱりなわけだし、

そこは適宜教えながら進んでいかんとならんのかなと。


今回は移動平均フィルタ、ラプラシアンフィルタをやって、それでラプラシアンフィルタの結果からゼロクロス点の検出をやってもらって、

二次元FFTを使ってフィルタ前後の比較をやってもらった。

これで基本的なところは抑えられたかなと思っている。

線形フィルタは他にもいろいろあるから、そこは用途に応じて変えてもらえばいいわけですし。

フィルタカーネルを変えれば平滑化も輪郭検出もできますよというところがわかってもらえばいいのだけど。

そんなことを思いながら教材を作っていたのだけど、ちゃんとわかってもらいながら進められたかなと思っている。

もっとも、実際にやってたらいろいろミスが浮かび上がってきたので、そこは修正しないとならんが。


Author : hidemaro
Date : 2014/07/16(Wed) 23:10
電気・数学・物理 | Comment | trackback (0)

さよならEdy

2005年にANAマイレージクラブカードをEdy付きに交換してから、

約9年の長きにわたってEdyを使ってきたようだが(Blogを見返したらすごい前で驚いた)、

本日の利用で残高を0円として、持ち歩くことをやめることにした。


経緯については以前、このBlogで取り上げている。

コンビニでクレジットカード

コンビニが軒並みクレジットカードに対応していて、

Edyを使っていた店のうちクレジットカードの使えない店(具体的にはマクドナルド)はWAONに対応しているから、

WAONを持ち始めたことでEdyを使う理由はなくなったということである。

実際使ってみたらそれでうまくいきそうなので、じゃあEdyを使うのをやめようということで、

順次Edyの残高を消化するようにしていたわけだ。


電子マネーというと小銭がいらないのがメリットだが、最後に使い切ろうとすると、現金との併用ということになりがちだ。

最後だけとはいえ、なんか気にくわない。

なので最後の利用はファミリーマートにすると決めていた。

なぜならばファミリーマートならばTポイントの利用をレジで1ポイント単位で指定することができる。

ファミリーマートとしてはこれで小銭がいらないように調整するという使い方もありますよと言っているけど、

これで支払い額をEdyの残高ぴったりにすれば、Edyの残高を使い切ることができるわけだ。

今回、Edyの残高は88円、購入金額は104円だったので、「Tポイントを16ポイント使って、残りをEdyで」と指定した。

これで見事にEdyの残高は0円になった。


しかし、これまでいくらぐらいEdyで決済したんだろうね。

PasoriでのクレジットチャージをするためにE-mailアドレスなどを登録してからは、

毎月いくら使ったというE-mailが来てたのが残っているけど、それ以前はわからんなぁ。

というかそれまではいちいち現金チャージしてたってことか。あまり記憶が無いなぁ……

2010年にやっとクレジットチャージできるように登録してるぐらいだしなぁ。

当初はイーバンクマネーカードでチャージしてたのよ。最後に2万円ぐらいチャージしてそれである程度持たせて、

それで20歳になってEdyチャージできるという条件で選んだセゾンカードを作って、チャージするようになったんだけどね。


Edyとして使わなくなってもANAマイレージクラブのカードとしては有効なので、

あまり使い道はない気もするけど、とりあえず引き出しの中にしまっておこうと思う。

カードだらけの財布だが、これで1枚減ったので、イオンカードを使いやすいところに入れられるようになる。


Edyは使わなくなったらそのまま取っておけばよいが、

ICOCAのようにデポジットを預けているカードはちゃんと払い戻しの手続きをせんとならんな。

というか、現状でもICOCAはほぼ使ってないんだよね。残高もすでに10円未満だったはず。

JRの使用頻度が低い上に、近距離でもだいたいクレジットカードできっぷを買ってるので……だってICOCAの残高気にするのめんどくさいし。

それでも使い時はあるかなと思い取ってあるけど、来年にはトドメを刺されそうだ。

というのも来年4月からおそらくJR東日本沿線に住むことになるので、

それならVIEW Suicaを作ってオートチャージできるSuicaを作ろうかなと思うのだ。

そうなったらただのプリペイドカードであるICOCAを持つ理由はなくなる。(PiTaPaエリアの利用可能範囲が違うが、PiTaPaはPiTaPaで使うし)

ここでICOCAをお蔵入りさせるのではなく、みどりの窓口に返しに行けば500円戻ってくるわけだ。

まだ具体化した話ではないが、近い将来やることになるだろう。


プリペイドカードはせめてオートチャージできるものだけに集約したいと思っているわけで、

そんな中ではイオンカードからオートチャージして使うWAONの導入を機にEdyをやめるというのは理にかなった選択肢だと思っている。

そう言うけど、この前nanaco追加してただろと言われそうだけど。いや、nanacoはポイント還元にだけ使うつもりですけどね。

セゾンカードとnanacoの不思議な組み合わせ


Author : hidemaro
Date : 2014/07/15(Tue) 23:53
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文献見ないとわからん教科書

ゼミで割りあてられた教科書を紹介する準備を進めていたのだが、

今回の割り当て部分はやや強敵だ。


教科書を読んでて「○○と××の関係は――であった」とか文章で書かれていても、

具体的にどんな感じなのよということでグラフを見たくなることがある。

グラフが教科書に掲載されていればよいが、なければなんしかの文献から持って来ないといけない。

あとグラフがあっても具体的な数字を知りたければ、元の文献から引っ張ってくることもある。

それと実験方法や構造など、図で示してくれれば明快なのに図がなく文章だけで説明されていることも少なくない。

さっぱりイメージが付かないので別の文献から持ってくる必要がある。


幸いなことにこの教科書には参考文献のリストが付いていて、本文中にも文献番号が買いてある。

文献を検索するとたいていは電子ジャーナルで研究室で読むことができるから、

ちょっと調べれば教科書ではわかりにくかったことも容易に調べることが出来る。

いやー便利ですねぇ。


今回の割り当て部分は教科書に図などがかなり少ないから困ってしまったのだ。

この実験方法の図は? このグラフは? この用語の表すところは?

教科書読むだけでは、ようわからんところが多くてね。

それで文献をチェックするわけだけど、また引用してる文献がやたらめったら多くてね。

10ページぐらいのところに文献番号が40番ぐらいまで行ってたから恐ろしい。

もちろんその全てを見たわけではないが、それでも1/3ぐらいは見た気がする。

本当に電子ジャーナルがないと仕事にならん。電子図書館様々だ。


教科書で引用されてる文献は古いものが多い。そこそこ新しいのもあるけどね。

だから文献を見てみると、図のつくりや実験方法など、なにかと時代を感じさせられる。

そんな古い文献をうまく整理した上で教科書に書いてるんだろうけど、もうちょっとなんとかならんかという気はする。

あまり細かいまで教科書に書く必要はないだろうけど、さっぱりわからんでは困るわけでな。

紙面の都合もあるんだろうけど、もうちょっと図が欲しいなぁと思うところ。


Author : hidemaro
Date : 2014/07/14(Mon) 23:06
研究・実験 | Comment | trackback (0)

ふらりとコミュニティFM

「電車で通ってる人なら、暇な時間というのはあるのかもしれないけど、車通勤だとそんな時間はない」という母に、

「けど、ラジオだとかはあるよね」というと、コミュニティFMの話が出てきた。

なんでも、会社の車で業務のために移動するときに、適当にラジオのチャンネルをかけたら、コミュニティFMに当たることがあって、

「素人でもちゃんと心得てやればもうちょっとましな番組になるんじゃないか」というように酷評していた。

「パーソナリティのだれそれが――」というほどだから、なんやかんや言ってよく聞いてるみたいね。


コミュニティFMというのはいくつかの市町村の区域を対象に放送する小さなラジオ局だ。

出力もそんなに大きく出来ないので、おのずと視聴できる範囲も狭くなる。

全国で283のコミュニティ放送局があるとのこと(cf.コミュニティ放送とは(JCBA))で、「うちの地域にもあるよ」という人も多いだろう。

たいていの放送局は災害時の情報発信のために市町村と協定を結んでいる。

というか、開局の目的に災害時の情報発信が入っている放送局が大半だと思うし、

それで市町村が出資していることもしばしば。


災害時に役立つのはいいけど、ちゃんと儲かってるんですかね?

うちの地域のコミュニティFMをやってるのはケーブルテレビ会社で、CATVでちゃんと儲かってる上でやってるわけだし、

CATVの自主制作番組の制作と共有できる部分はあるし、その点ではなんなとやっていけるんだろうけど、

それにしても赤字垂れ流しでやっていけるもんではないだろうしねぇ。

朝7時~夜20時は自主制作番組(そのうち半分ぐらいは生放送)をちゃんと作って、

それでずっと放送が続いてると言うことは、ちゃんと広告収入があるってことなんだろうね。


こんなコミュニティFMにどれぐらいの視聴者がいるもんかという話だけど、

この地域に限れば、ぱっとしない県域放送のFM局よりは視聴者を稼げるのかも知れない。

放送エリアが狭いから絶対数は少ないが、それでも狭い地域ではそこそこの影響力があるのだろう。

コンテンツも地域密着で、番組表を見てみると市内の診療所の医師が出演する番組があったり、

そういうところでちまちま広告収入を稼いでいるんだろう。


ところで、コミュニティFMの番組の中には全国的に宣伝されているものもある。

なんでこんな番組をここのコミュニティFMでやるんだろうなぁ。とまったくその地域と縁もゆかりも番組だから驚いた。

だいたい予想が付くかも知れないけど、インターネットで再配信をしてるので、

それを使えばどこでも聞くことができるので、それを意図して全国的に宣伝していたわけだ。

だから実態はコミュニティFMではなく、インターネットラジオだったということ。

一体こんなことをするメリットがどこにあるのかはわからない。

一応、地上波ラジオで放送されたということにはなるが、直接聴取で聞く人が極端に少ないのだからさしたる意味は無いだろう。


コミュニティFMとはいえ放送局、そんなに易しいもんではないだろうが、

創意工夫で地域密着(そうではない部分もあるけど)のメディアとして発達しているようだ。

そんなことを最近実感したのだった。


Author : hidemaro
Date : 2014/07/13(Sun) 22:51
社会 | Comment | trackback (0)

いろいろ準急

以前、東京から電車に乗ったときの話、

快速と書いた電車に乗ったんだけど、都心ターミナルを出て1駅目にして「この駅から各駅に停まります」と言うもんだから、

「快速というより準急だな」なんて思ったけど、

世の中、きびきび走る準急もあるのだから、その指摘も必ずしも正しくなかったのかも知れない。


準急というからには「急行に準ずる」ものなのだろうけど、その扱いはところによっていろいろだ。

準急を頼もしく感じている人もいるだろうし、準急使えねぇなと感じている人もいるだろう。


急行に準ずるというと、京阪かなぁ。

京阪の急行と準急の停車駅を並べてみると、

急行 : 淀屋橋/中之島~京橋・守口市・寝屋川市・香里園・枚方公園・枚方市・樟葉……(樟葉より先に行く急行は少ないので省略)
準急 : 淀屋橋/中之島~京橋・守口市・萱島から各駅

これだけ見ると全く違うように見えるし、昔はそう思ってたんだけど、実は似た役割を持っているそう。

というのも、萱島~枚方市に注目してみると、準急が停まって急行が通過するのは、萱島と光善寺の2駅だけなのよね。

この2駅を追加することで、準急は大阪市内~枚方市で急行に準ずる役割と萱島から先の各停の役割を両立できるわけだ。

一時、合理性を追求したのか準急ばっかり走らせてた時期もあったようだけど、

今は樟葉までの急行・快速急行と準急を織り交ぜて走らせているようだ。


多数派は途中まで急行と同じ停車駅、途中から各停というパターンだろう。

南海がそうだよね。高野線の場合、

急行 : 難波・新今宮・天下茶屋・堺東・北野田・金剛・河内長野から各駅
準急 : 難波・新今宮・天下茶屋・堺東から各駅

高野線の準急は大半が泉北線直通で走ってるから、堺東を別とすれば急行とはだいぶ違う気がするけど、

朝ラッシュ時には河内長野方面からの運行もあるらしい。

ところで高野線には区間急行というのもある。その停車駅は、

区間急行 : 難波・新今宮・堺東・北野田から各駅

高野線について言えば、急行・快速急行・区間急行・準急の違いは各停に切り替わる駅の違いだけなんだよね。


区間急行と準急があれば、たいていは南海のように区間急行の方が格上だが、さっき出てきた京阪は準急の方が格上なんだよね。

京阪の区間急行は、淀屋橋/中之島~京橋・守口市から各駅 だから、準急の方が格上なんだよね。

「枚方市まで急行に準ずる」 と 「守口市まで急行」 という違いなんだろうけど、レアケースだよね。


急行に準ずるというより特急に準ずるの方がしっくりくるのが阪急京都線か。

特急 : 梅田・十三・淡路・茨木市・高槻市・長岡天神・桂・烏丸・河原町
準急 : 梅田・十三・南方・淡路・上新庄・南茨木・茨木市・高槻市から各駅

梅田~高槻市に注目してみると、南方・上新庄・南茨木の3駅を追加している。

この3駅は特急通過駅では利用者の多い駅なので、そこを埋めながら高槻市まで特急に準じて走っていると。

とはいえ、茨木市で特急に抜かされちゃうこともあるので、そこまで頼もしくないという話もある。

ところで、阪急京都線には快速というのが走っている。その停車駅は、

快速 : 梅田・十三・南方・淡路・上新庄・南茨木・茨木市・高槻市・長岡天神・桂・西院・大宮・烏丸・河原町

快速は言うならば高槻市からも通過運転する準急なのよね。ほぼ快速急行だな。

ラッシュ時に淡路を通過する通勤快速の埋め合わせも兼ねてか、梅田発着で準急の代わりに走っている。


急行とは全く違う停車駅の準急が走るのが近鉄だ。

大阪線の準急は、 上本町・鶴橋・八尾・山本・高安・国分から各駅 に停まる。

急行だと鶴橋を出て最初の停車駅は国分、ラッシュ時に走る快速急行だともっと先の五位堂までノンストップと。

その間に準急はすでに各停に切り替わってしまっているのだから、急行とは全く違う。

というか急行の走る昼間は準急じゃなくて区間準急ですね、区間準急だと上本町・鶴橋・八尾から各駅か。

八尾・柏原市内への準急と、奈良県内への快速急行という切り分けが明確なのがユニークだ。


南大阪線の準急は、あべの橋・松原・藤井寺から各駅に停まる。急行は古市までノンストップだからこれまた全く違う。

南大阪線は急行よりも準急の方が本数が多くて、大阪線ほどくっきり分かれてないけど、

大阪府内は準急、奈良県内へは急行という傾向は似てる。近鉄はこういう分け方が好きらしい。

そんな中で奈良線の準急は、難波~鶴橋・布施・小阪・東花園・石切から各駅 と大阪府内もすっ飛ばしながら走って行く。

停車駅に東花園が追加されるまでは、奈良県内が各停で、大阪府内は急行に準ずる位置づけだったらしい。

東花園が追加されてからは東大阪市の東側からの利用も受け持つことになり、

急行とは別の役割を持つことになったが、昔はそうでもなかったらしい。

急行と全く違う停車駅の準急が走るのは名鉄もそうらしい。けどあとは阪急宝塚線ぐらいでかなり少数派とのこと。


ここら辺まではけっこうがんばってる準急を取り上げたが、「各停に準ずる」という方がしっくりくるものもある。

近鉄京都線の準急なんてほぼ各停だ。その停車駅は、京都・東寺・竹田・丹波橋から各駅、

一応、京都市内は急行と同じ停車駅だけど、果たしてそこが重要なのだろうか。

丹波橋からの各停を補充する役割を担っているようだが、今は烏丸線からの各停もあるからさほど重要ではない。

そんなこともあって本数はどんどん削られ今は瀕死状態となっている。急行を補完する役割はほとんどない。

こっちはそこそこがんばってるが、近鉄名古屋線の準急は各停に準ずる機能を持っている。

その停車駅は、名古屋・蟹江から各駅、ちなみに蟹江は名古屋を出た急行が最初に停まる駅なので、区間急行的とも言える。

それでも各停に準ずる機能を持ってるというのは、各停が3両まででしか走れないからだ。

なぜか名古屋市内の駅は3両までしか停まれないらしくてね。準急なら5両で走れるのだけど。

ラッシュ時に急行を補完しつつ、3両でしか走れない各停の代わりを受け持つわけだけど、

ほとんど各停なのでけっこう早い段階で急行に抜かれてしまうことも多く、急行の補完としての役割はやや弱い。全く無いわけじゃないが。


変わったところでは、東急田園都市線の準急は都心側が各停、郊外側が急行という不思議な組み合わせで走る。

朝ラッシュ時に急行と各停の追い越しが発生して急行に乗客が集中するのを防ぐために急行を置き換える形で走り始めたのだが、

最近では昼間にも急行と一緒に走るようになったそうだ。「ひる準」なんて宣伝されてたようだけど。

なんでわざわざ準急? と思ったんだけど、都心側で各停となる二子玉川~渋谷は利用者の多い駅が並んでいるそうで、

都心側で不足している各停を補完しながら、郊外へは急行同様に使ってもらおうという意図があったらしい。

急行と各停の両方の役割を一定受け持つという点ではよくある準急と変わらないんだろうけどね。


準急の役割って本当にいろいろですね。

けど都心出て1駅目で各停になる準急っていうのはそこそこある気がする。

その意図はところにより違うけど、それでもそこまで通過運転することにはなんしかの意味はあるはず。

意味が無ければ近鉄京都線準急のように瀕死状態に追い込まれてるはずだし。あれいつまで走るんだろ。


Author : hidemaro
Date : 2014/07/12(Sat) 23:54
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