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非拘束名簿式比例代表制のいいところ

参議院選挙があるといつも出てくる話題が一票の格差だ。

鳥取県選挙区と神奈川県選挙区で5倍ぐらいの格差があるとか何とか。

選挙区選出を維持する限り、これを解決するためには府県界をまたいで選挙区を設定する必要が出てくる。

が、それは現実的ではない。そんなわけで放置しているのが現状。


もし、これを解決する手段があるとすれば、都道府県ごとの選挙区をやめて全国を1つの選挙区としてやることかな。

この場合、一票の格差を気にする必要は無い。

今の参議院議員選挙は非拘束名簿方式比例代表制でも議員を選んでいるのでこれに統一するということね。

過去には、1947年~1980年にやってた全国区制とか、1983年~1998年にやってた厳正拘束名簿式比例代表制とかあった。

どれも全国を1つの選挙区として議員を選ぶ方法には違いないけど、いろいろ違う。


全国区制は大選挙区制の一種ですね。

定数が2人以上なら何でも大選挙区制だが、それにしても全国区は選出する人数が多すぎる。半数改選で50人とか。

選挙区が広すぎて選挙運動にかかる費用が高すぎるとかそういう問題があった。

あと、死票が多いという問題もあった。

大選挙区制の特徴として小選挙区制よりも死票が少ないというものがあるはずなのに死票が多いとはこれいかに。

上位で当選した人と最下位で当選した人の得票数の差はとても大きいが、この差というのはなくても当選できたということになる。

すなわち無駄に投じられた票だということになる。だから死票が多くなるという話になったわけだ。


その後、選挙費用がかかりすぎるなどの理由で厳正拘束名簿式比例代表制へ移行された。

ここでは政党などの名前で投票して、そして政党などの得票数に応じて政党などに当選者数が割りあてられる。

そして政党などから事前に提出された名簿の順番に割りあてられた当選者数だけ当選させると。

そういう仕組みなんですね。

さっき取りすぎたら死票になるという話があったが、比例代表制なら政党などの得票数に応じて当選者数が決まるのでそういう問題は無い。

しかし、問題が2つある。1つは具体的な候補者で選ぶことは出来なくて政党の名前でしか選べないこと。

有権者と立候補者の距離が遠いと言うことですね。そういう問題は確かにあるだろう。

それと似たような問題だが、候補者の当選する順番は有権者が決められないと言うことがある。

衆議院議員選挙の比例代表選挙区では政党の名前でしか選べないけど当選する順番は部分的に決められる。

小選挙区と重複立候補してる人は同じ順位にすることができて、その当選する順番は惜敗率で決まる。

けど参議院ではそれすらなかった。これこそ厳正拘束名簿式。


2001年以降導入された非拘束名簿式比例代表制は、当選する順番を有権者が決められるようにしたもの。

立候補者の名前を書くか、政党などの名前を書くかできる。

立候補者の名前を書いたら、属する政党などの票としてカウントして、政党などごとに集計して当選者数を割りあてる。

そして政党などごとに立候補者の得票の順番に並べて、割りあてられた人数分だけ当選とすると。

具体的な候補者を選べるところは全国区制に戻ったような気がするが、

ある立候補者が票を取りすぎてもその政党などの当選者数を増やせる点で優れている。

具体的な候補者に投じることができるようになったので、候補者のポスターも貼られるようになった。

個人の家に貼ってあることが多いですね。

そういう風にしてある程度は候補者との距離も近づいた、けど政党の名前を書いてもいいのであんまり変わってない気もするけどね。


非拘束名簿式比例代表制だけになったらどうなるか。やはりいくつか問題がある。

1つは政党などに属していない場合は立候補できないこと。

これは大問題ですよね。今は選挙区でなんとか立候補できてるけど。

立候補できる政党などには条件がありまして、今のところ全く新しく出来た団体だと10人の立候補者を立てない限り立候補できない。

もし比例代表だけに統一するのなら1人で足りるようにする必要があるかな。

ただ、今の選挙区に比べればおそらく当選しにくくなるだろうね。

1つは選挙運動の問題。当たり前だが、それぞれの候補が全国を回るのは厳しい。

今は、選挙区の人が比例区も宣伝してたりする。ポスターとか見れば分かりますよね。

ところがそれができなくなる。果たしてどうやって選挙運動をしようかという話になる。

地域ごとに分担して立候補者が回ることになるのかな。

最後に、比例代表制の仕組み上、1つの政党が過半数を得るのはいまより難しくなると言うことがある。

しかしこれはあまり問題ではない。1つの政党が過半数を取るのは衆議院だけでええと考えよう。

参議院には参議院のやり方がある。解散もできないんだしあんまり極端な結果が後にも残ってしまうのも問題がある気がするしね。


僕がこういうネタを書くときは大体これいいなと思ったから書くわけですが、

非拘束名簿式比例代表制が始まったとき、これいいなと思ったものです。

まぁそういうわけでこうやってネタにしたわけですけどね。

あ、けどいいことばかりじゃないとも思ったんだ。開票の手間が大変だよねってこと。

帰りの電車で市町村の職員か、そういう人たちが「参議院だから比例区の開票は大変だ」と言っていた。

やはりそれが現実か。しかし、当選する順番が選べるためには止む得ないことなんですよ。きっと。


Author : hidemaro
Date : 2010/06/25(Fri) 23:57
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