3月11日に茨城空港が開港するようです。
新しく空港が出来るというとなにか大がかりなものを感じるがそれは違う。
なぜならば、茨城空港というのは航空自衛隊百里飛行場に民間の飛行機が飛んできたものの通称だから。
そうなんです。すでにある飛行場なんです。
しかし、茨城県小美玉市にあるわけですが、まぁパッとせんところよね。
そんなに遠くないところには超巨大な羽田空港がある。大概の国内線はあるだろう。
あと国際線ですと成田空港もありますよね。
しかもこの百里飛行場のアクセスはあまりよいと言えたものではない。
そういうことを考えると地方空港として流行るかといわれるとそんなことはないだろうとなる。
このあたり地方空港として関空を補完する神戸空港とか、他の空港から離れてる静岡空港とは事情が違う。
では目的はなにかというと格安航空会社用の簡素なターミナルを提供するための空港と言われている。
どのあたりが簡素なのかというと茨城県の説明を見るとわかりやすい。
これを見ると、自分走って方向転換したり、小さなターミナルビルだったり、ボーディングブリッジ無しでタラップで乗るなどしている。
簡素に済ませることが出来れば空港使用料が安い。
というわけで、格安航空会社こそ使って欲しいという空港らしい。
そんなわけで当初からアシアナ航空の仁川線という国際線が設定されます。
あとチャーター便がちょこちょこ飛んでくるようです。チャーター便を設定する余裕があるってのはいいですね。
スカイマークの神戸線もありますね。唯一の国内定期路線ですね。実は最近になって決まったんですけどね。
そういう空港だったわけですね。なかなかおもしろいなとは思った。
ただ、効果的な使い方ができるかというのは航空会社や利用者にかかっているところです。
こういう空港を作ってもうまいこと使わんかったらへんぴなところにあるだけの空港ってことになってしまいますから。
それじゃあ残念ですからね。
ただあまりにアクセスが悪いので国内線にはなかなか使えんだろうなというのは正直な感想ですね。
今回神戸線が設定されましたが、うまいこといくのかな。
まぁ茨城県のうち水戸市周辺の地域へ行きたいとかいう人なら使う価値はあるのかもしれんが。
しかしその程度よね。まぁこのあたりは様子を見もってというところですかね。
ところで関空の二期島には貨物地区を設けたいという話はよく言われている話です。
実際には予算が下りなくてうまいことすすんでないわけですが。
しかしそのほかにも二期島には格安航空会社専用ターミナルを作ろうという話もあるようです。
それなら安く作れるし、航空会社側も払うお金が少なくて済む、そして来る飛行機も増えるだろうと。
そういうことの先行事例となるであろう茨城空港はどうなるのか。
注目していきたいなと思うところ。