リレーを組み合わせて論理を作る
以前、シーケンス制御を用いたアトラクションの製作に参加しませんかという貼り紙があった。
そもそもシーケンス制御とはなにかというと、JISに言わせればこういうものである。
あらかじめ定められた順序または手続きに従って制御の各段階を逐次進めていく制御
人間が決めた順序に従い自動で制御してくれるシステムのことですね。
これを用いて、なんかおもろいもんを作れと、そういうことですわ。
そしてこの試行の結果を踏まえて実験に取り入れる予定であるらしい。
はて、どんなものを作るかということだが、同様に参加する友人が大概考えてくれた。
交通信号の模擬システムだな。なかなか面白いと思う。
リレーを使って作るわけだが、これも大概彼が設計してしまった。仕事が早すぎて口をはさむ暇も無かった。
ただ、その回路を見ると所々問題点があったので修正しておいた。まぁけどよく考えられているなと思った。
さて、それを具体的にはどうやって作るかというとリレー回路で作るんですよ。
彼が書いてきたのはリレー回路の回路図ですわ。
リレーといいますと、コイルに電流を流すといくつか付けられた接点がついたり離れたりするというものですね。
接点には電流を流すと閉まるa接点と開くb接点があります。
これを使いますといろんなことができますね。
接点を上手く接続すればAND・OR・NOTのような論理演算もできますよね。
自己保持回路ってのを作ってあげると、スイッチなどをONにしたらリレーがONになりっぱなしになる回路も作れる。
あとタイマーリレーってのがあって、一定時間電流を流し続けないと接点が動かない性質がある。
これを使えば、何秒押し続けたらONになるとか、何秒後にOFFになるとかそういうことができる。
リレーの組み合わせでいろんなことができます。
実にそういう回路を作ったわけですが、普通の電磁リレー8つ、タイマーリレー7つも使うとてつもないものになった。
タイマーリレー7つというのが相当狂っていて、よくもこんな回路を作ってしまったなと思った。
普通の電磁リレーも高いんだけど、タイマーリレーはもっと高いらしくて。
まぁとはいえ、それだけリレーの類があれば実験でもいろいろ作れそうですよね。
回路を組み立てる前にリレーの配置の見当をつけていたのだがとてつもない絵が見えた。
リレーが横にずらっと15個も並んでいるのである。それらを線で結んで使うわけだから見た目にもすごいだろう。
そして音もすごいだろう。だってリレーだもん。かっちゃんかっちゃんうるさいはずだ。
しかし、これはこれでよいものだろうと思う。
これをリレーで作るってのがまたおもしろいことなんだろうと。
シーケンス制御ってのは工場などではよく使われているわけですが、今はリレー回路で作っているわけではないそうで。
昔は本当にリレー回路で作ってたみたいだけど。今は代替があるんですわ。
それがPLCってやつです。リレー回路代替用のコンピュータだと言えばいいのかな。
それを使えば今回の回路だってPLCの力によりシンプルに作れることは間違いない。
まぁそれはそうなんだけど、やはりリレー回路をカリカリ組み合わせるというのは目に見えていいじゃないですか。
配線により論理を作り上げていくっておもしろいじゃないですか。
以前実験でTTLICを組み合わせて論理を作り上げたことがあるが、プログラムとはちがうおもしろさがあったように思う。
というわけで今週は工作に勤しむことにしよう。
Author : hidemaro
Date : 2010/02/03(Wed) 23:28
電気・数学・物理 | comments (0) | trackback (0)