実は最近、VPSを追加で1つ借りていて、これはOSバージョンアップのため。
OSのバージョンアップは大変ですから、注文すれば1時間で用意されるVPSの良さを生かして、
新しく借りたVPSで環境を構築して、完了したら移行して、今使っているVPSは解約すると。
契約期間の関係で、3ヶ月もオーバーラップがあるので、ちょっともったいない気もするけど余裕があるのはいいことか。
なんて着手前には思っていた。
いろいろ操作方法にも変化が多く(このあたりはまた改めて)、慣れるまではいろいろあったが、
なんやかんや言ってもRedHat系のLinuxではあり、慣れれば早いものである。
メールサーバーは現在とほぼ同じ構成で立ち上がるところまできて、
じゃあ次はWebサーバーだなと、Apacheを設定し、PHPを設定し、FastCGIとの組み合わせで使おうと思ったら、
やり方が変わってきて戸惑いつつも、なんとか立ち上がっただが……
ここで大きな問題が発覚して、実はこのBlogのPHPが動かないことが判明したのである。
というのも、新しいOSではPHP7.2を使うことになっているのだが、
このBlogのプログラムにはereg関数など、PHP5.3から非推奨で、PHP7.0で削除されたものがいくつもあったのである。
ちょっとなら手修正でなんとかと思ったが、さすがに量が多くて大変。
BlognPlusはとうの昔に配布が終了しているので、すでに修正されたものがあるわけでもない。
実のところ、PHP5.6だってもうサポート期限が切れているのである。(最近まで認識できてなかったけど)
なので、PHP7への移行は不可避であるものの、ここのところの影響は小さくなく、わりと困った問題らしい。
実際、ごまかしてPHP5.6を使い続けた方がはるかに楽だが……よくはないよね。
いろいろ検討したものの、もはやBlognplusを使い続けることに無理があるので、
他のエンジンへの乗換を検討している。といっても選択肢なんてほとんどないんですよね。
WordPressになると思います。王道ですけど、もうそれしかないですね。
ただ、WordPressはできることが多い分だけ複雑なので、どうしてカスタマイズしたもんかなと。
あと、URLの一貫性もできれば保ちたいので、そういう観点でもどうするかなと考えている。
なにしろ、今のBlogのプログラムを移行するというのはもうできないわけですから、
静的なHTMLを現行システムで吐き出して、これを何らかの方法で表示するというのが有力なところ。
ただ、どうするのかというのは難しくて、いくつか案を考えている。
というわけで、余裕があると思ってたけど、本当に3ヶ月かかってしまうかも。
いやー、まさかPHPのバージョンが変わるとそこまでのことになるとは……
まぁBlog以外のPHPはおそらく大丈夫だと思う。大した物はないけどね。