なんで4つもコードを見せなきゃならない

昨日、dポイント・d払いを導入した話を書きましたけど、

僕がよくいく店だとマツモトキヨシが自社ポイントとdポイントを併用していて、

双方とも積算することができる。というのを知りながらdポイントを導入してなかったんだけど。

そんなマツモトキヨシで来週月曜までdポイント20%付与キャンペーンをやってるらしい。


てっきりdポイントカードを呈示するだけで20%付与されるのかと思ったが、

d払いで払って、かつdポイントカードを呈示した場合に限るようで……

期間中にキャンペーンサイトからエントリー(※1)いただき、マツモトキヨシグループ対象店舗にて、dポイントカードをご提示(※2)のうえd払い(コード決済)(※3)でお買物いただいたお客様に、d払いでのお買い上げ金額(税込)の20%相当分(※4)のdポイント(期間・用途限定)をキャンペーンポイントとして進呈します。

この説明文がページ末尾にある「キャンペーン詳細とご注意事項」というボタンを叩いて初めて表示されるのは問題だと思うが。

いろいろ注釈はあるけど、同じdアカウントで、Webサイトからのエントリー・dポイントカード呈示・d払いをすればOKだと。

しかしd払いか……セブン銀行ATMでチャージしないとならんな。とりあえず3000円入れた。


それでマツモトキヨシで買い物するとき、レジで下記のコードを呈示することになった。

  1. マツキヨのクーポン(以前来店時にレジで発行されたもの)
  2. マツキヨポイントのバーコード(マツキヨアプリで表示)
  3. dポイントカードのバーコード(d払いアプリで表示)
  4. d払いのバーコード(d払いアプリで表示)

なんと4つもコードを読み取ってもらう必要があったのだ。


もっとも、アプリで発行されたクーポンを使う場合は1.と2.は1つのQRコードで表示される。

マツキヨアプリでは毎日ルーレットを回して当たりがでればクーポンが発行されるが、

だいたいはC賞(食品以外10%引き・食品5%引き)のクーポンが発行されるので、これを会員証代わりに出すことが多い。

ただ、あくまでも抽選なので、毎日クーポンが出るわけでもない。今日はハズレだったのだ。

しかしながら、先日レジで発行された紙クーポンが使えるということで、これで普段C賞を出したのと同じ効力がある。

多分これがなくてハズレだったら、今日はマツキヨの日ではないと行くのをやめただろうけど。


僕が問題と考えるのは、2.と3.、あるいは3.と4.をバラバラに読ませなければならないことである。

マツキヨアプリでは、dポイントと紐付ける機能があり、会員証表示画面に「d」というマークが出ていて、

ここをタップすると、dポイントカードが表示されるので、1つのアプリで2.と3.を表示することはできるが、

読み取りは別々にやってもらう必要がある。

今回はd払いを使うと言うことで、d払いアプリでdポイントを呈示したが、

これにしてもアプリ画面右下をタップしてdポイントカードを表示して、

残高部分の表示あるいはそこをタップしてd払いのバーコードを表示して、それぞれ別々に読み取る必要がある。


「そういうもんじゃないの?」と言えば、そうなのかもしれないが、

この全てを1回のバーコード読み取りでやってしまうのが、ファミリーマートにおけるファミペイアプリである。

ファミペイアプリは、選択したクーポン・ファミペイアプリの会員情報・Tポイント他の会員情報・FamiPay支払いを1回のバーコード読み取りで認識する。

ファミペイアプリの会員情報を読み取ることで、購入内容がアプリで電子レシートとして表示することができる。

このためにTポイントカードを呈示する代わりにファミペイアプリを呈示するだけでも便利だが、それだけじゃないと。


とはいえ、こういう仕組みはあまり多くないね。

自社ポイントと共通ポイントを1回の読み取りで済むようにしてるのはジュンク堂書店他の honto がやっていて、

これは双方読み込んで1回紐付けをすれば、2回目以降はどちらかのバーコード読み取りで済むという仕組みになっている。

でも、マツキヨアプリのように、自社ポイントカードを表示するアプリで、共通ポイントを表示できるものが多い気がする。

すなわちは双方別々に読む必要があるということ。


ファミペイアプリの1つのバーコードで全て済む方法も注意しなければならないことがある。

ポイントカードとしてだけ使うつもりで表示したのに、レジ係の誤認で意図せずFamiPay支払いが使われてしまうことがあるらしい。

ポイントカードと決済手段を1本のバーコードにすることでこういうことが起きやすくなっているわけだ。

これを防ぐために、ファミペイアプリにはバーコードの真下に「FamiPayを使う」というスイッチがあって、

僕は「FamiPay利用のON状態を維持する」という機能を使って常時ONにしているけど、

使用するときだけ、暗証番号または生体認証を経てONにするということもできる。

なお、通常は「FamiPayを使う」をONにしていても、他の支払い手段によることを伝えれば他の支払い手段で使うこともできる。

僕の今までの経験では「FamiPayで払います」とか、ファミペイアプリを見せながら「支払いもこれで」と言わない限りはFamiPay支払いが使われたことはない。

しかしながら、意図せずFamiPay支払いが使われることを防ぐ方法はきちんと用意されているし、そう不便なものではない。


支払手段とポイントカードを紐付けたものといって他に思い浮かぶのはTポイントカードとTマネーかな。

Tマネーってそんなんもありましたねという感じだけど。今も現役だし使ってる人はいると思うけど。

Tマネーはプラスチックカードでも、アプリ画面呈示のどちらでも使えますね。その点ではFamiPayにも似てるかな。

もっともこれができるのは既存の共通ポイントに従属する電子マネーというわりと特殊な背景はあるわけだけど。


でも、この逆のアプローチがあってもいいと思うんだよね。

支払情報から自動的に共通ポイント情報が取得できる仕組みがあれば、これは便利なわけですよね。

PayPayとTポイント(Yahoo!会員情報に紐付いている)、d払いとdポイント、au PayとPontaはそれ自体が連携している。

実際、同一アプリで表示できたりするわけだよね。(PayPayのTカード表示機能は遅いから使ってないけど)

あるいは利用者の申告により、各社ポイント あるいは 他の共通ポイント と紐付けられる仕組みがあってもよいと思う。

ファミペイアプリはそういう仕組みに近い。(ファミリーマートが導入している3つの共通ポイントのいずれか選んで紐付けできる)


もちろん各社のシステムや、会社間の取り決めの問題もあるし、あるいは利用者の同意が前提という話はあると思う。

ポイントカード表示機能はそこまでセンシティブとは考えられてないので(ポイント不正利用のリスクはあるのだが)、

各社の会員証アプリに組み込んで使えるようにしていることは多いけど、

決済手段でそれは怖いので、決済アプリを起点にして、決済情報から各会員情報を呼び出せる方がよいでしょう。

そんなこともスーパーアプリ化の一環として検討されるといいかなと思う。