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鞆の浦から瀬戸内海を見る

今日の目的地は鞆の浦、福山駅からはバスが毎時3本前後走ってるので、あまり考えなくてよい。

前に広島に来たときはまだPASPYエリアで利用できる他社ICカードがICOCAだけだったけど、

今はSuicaも使えるからその点でもあまり考えなくてよい。(それは昨日に広島で市内電車・バスに乗ったときにも思ったが)


ところでこのバスには「トモテツバス」と書いてあるが、正式な社名は 鞆鉄道 である。

この社名から想像できるようにかつては 福山~鞆 で鉄道を走らせていたが、1954年に廃止されている。

どうも廃止時点では同区間にバスが多く運行されており、軽便鉄道よりもバスの方が便利ということだったんだと思う。

かつてはそんな理由で廃止される鉄道路線がたくさんあったんですね。

道路が整備されればバスの方が行き違い待ちもなくて、たくさん運べるとか、速く走れるとか。


そうして鞆港バス停で降りると、港に面したT字路でバスは折り返して行った。

T字路で折り返すバスってのも古風な話だなと思ったけど、大型バスにとってはここが行き止まりなので。

バス停の名前の通り、ここが鞆港で、現役の港としては小規模な感じはあるけど、かつては瀬戸内海の重要拠点として栄えたそう。

かつて帆船の時代だと、潮の流れに乗って進むのが効率が良く、潮の満ち引きによって潮の流れが変わり、

さらにこの潮の流れが鞆付近で変わるので、満潮時に潮の流れに乗って鞆港に入り、干潮時に潮の流れに乗って鞆港を出る。

すると効率よく船を進めることが出来る。このような役目があったことから「潮待ちの港」と説明していた。

この意味がよくわからなかったんだけど、後で 鞆の浦歴史民俗資料館 にあった模型を見て、なるほどと理解できたのだった。

景勝地としても古くから知られていて、福禅寺 対潮楼 からの眺めは完成度が高かった。


バスが走ってきた道を除けば細い道が多い鞆だが、細いのに交通量が多い道がある。

これは県道47号鞆松永線という、当地の主要道路で、鞆港を挟んで西側の地域との行き来などに使われてるんじゃないだろうか。

これが好ましい状態であるわけはなく、バイパス道路を建設する計画が進んでいるのだが、

この当初構想というのが、埋め立て・架橋して、海上を突っ切るという案だったのだが、景観への影響が大きいということで撤回、

結果的には山をトンネルで抜けるというルートで決着して今年中の着工予定という。

いくら生活道路が狭いって言っても、歴史的な港を突っ切るルートは地域の人々にも抵抗感はあったんじゃないか。

トンネルで抜けるルートでも生活道路の確保という点では十分で、鞆港周辺の交通量を減らす効果も高い。


バスでやってきたが、帰りは船、尾道~鞆という航路があって、土日祝のみ運航、冬期運休といういかにも観光航路だが、

実際、航路のみどころを書いた地図が配られ、船長が見所を案内して、所々減速して航行するという、そんな航路である。

生活航路も観光航路も長距離フェリーも架橋も、こういう海上観光ルートがいろいろあるのは瀬戸内海のいいところですね。

島の間を縫うように航行して、周りには寺社、ノリ養殖場などの漁業施設、造船所など。

離島との行き来のための橋、あるいは船なんていうのもあって、人々の生活に根ざした海であることがよくわかる。

途中、内海大橋を通るときに、ここには航路の真ん中に岩があって船が通ると危ないので、その岩の上に橋脚を置いたとか、

尾道水道の航路を示すブイから外れたところには浅瀬があって、ちょうど砂が見えているとか、尾道水道の潮の流れは速いとか。

船乗りとして、瀬戸内海を航行することの難しさを語らずにはいられないようだった。

わざわざこんな難しい海を通らなくても、なんて思わなくもないけど、周りにはたくさんの造船所があり、大型船の出入りもある。


こうして尾道にまたしてもやってきたわけだが、新幹線は福山からなので電車で移動。

尾道駅では自転車を袋詰めする人が多数見られた。

福山で宿に預かってもらってた荷物を回収して、新幹線に乗り込んで帰路についた。

これはむやみに動き回るルートではなく、福山に連泊にしたメリットではありましたね。

瀬戸内にはまた来たいですね。行きたいところはいろいろあるんだけど、なかなかねぇ。


Author : Hidemaro
Date : 2020/10/18(Sun) 23:53
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