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賞金が高いからので走ってこその競馬

明日から泊まりがけの出張で準備をしてたが、乾ききらない洗濯物だらけで苦心することに。

なんとか必要数は確保できそうだが……こう天気が悪いと大変。

乾ききらない分は干した状態で出張に出かけることになる。そういうことはそれなりにある。


昨日、JRAの競馬場客入れ再開の話を書いたときに、凱旋門賞のパドックが密だったという話を紹介したが、

そういえが凱旋門賞後にこんなニュースがあって……

【海外競馬】凱旋門賞Vのソットサスが現役引退、種牡馬入りへ (netkeiba.com)

【海外競馬】ディープインパクト産駒ファンシーブルーが引退、英仏でG1制覇 (netkeiba.com)

ソットサスは4歳牡馬、年齢的には今後の走りにも期待を持って良さそうだが、

今回の凱旋門賞優勝の実績をもって種牡馬としての活躍を期待して引退させることにしたと。

ファンシーブルーは3歳牝馬、仏オークスことディアヌ賞優勝馬で、

凱旋門賞デーにはオペラ賞に出走予定だったが、薬物混入により取消に、

日本のエリザベス女王杯への遠征も検討なんて話があったが、腱の損傷により現役引退という選択をしたようだ。

損傷の程度にもよるのでなんとも言えないのだが、回復を待ってその後の活躍に期待するより、

すでにG1 2勝の実績があるのなら、すぐに繁殖入りさせたほうがよいという考えだったのか。


日本の競馬ファンからして見れば、どっちも早い引退だねという感想だけど、

その背景として、ヨーロッパ競馬の賞金の安さというのはあるんじゃないかと。

すなわち、馬を走らせるよりは、競走馬を生産する方が儲かるということである。


去年の凱旋門賞のときにこんなことを書きましたが。

凱旋門賞に出たキセキ号が、その前に走ったフォア賞、G2ということで高い格付けのレースだが、

1着賞金は74100ウロ、これは日本のJRAで言えば1勝クラス(以前は500万円下と呼んでいた)の賞金とほぼ同じなんだという。

(フランスでも日本でおなじみの騎手)

G1でさえ、ファンシーブルーが出走予定だった オペラ賞 の賞金は19万ウロ(2400万円)って、JRAの無格付けオープン競走と同じぐらい。

でも、賞金以上に勝つことはオーナーにとって名誉ですよね。その名誉のために動くお金があるわけだ。

その1つが活躍馬の子供を買うということで、引退後の方が儲かるというのはこういう事情だろうと思う。


日本競馬の賞金が高いおかげで、走らせることを重視してくれるというのはファンにとってもありがたいんじゃないか。

ただ、日本競馬でグレード重賞を勝って名誉を得るのはなかなか大変である。

オープンクラスのレースでは収得賞金の高い馬が優先して出走できるのが一般的で、

そのためには未勝利戦から勝利を積み重ねないといけないわけである。

その結果、1勝クラス・2勝クラス・3勝クラスと出られる馬に条件のある条件戦のレベルは相当に高く、

日本で条件クラスでくすぶっている馬をヨーロッパに連れて行って、G2、G3に出してみたらあっさりと勝ってしまうなんてこともあるぐらい。

ただし、賞金は日本で自己条件のレースで勝つ方が高いんだけど。だから、普通はそういうことはやらない。

(外国の大レースに出る馬の帯同馬として条件クラスの馬を連れていったときに、こういうことがあるらしい)


あと日本は競馬のレベルに対して、国際的な格付けのついた重賞レースが少ないという話がある。

本当はもっとG1もあっていいんだけど、やはり日本国内の興業的な事情もあってそうそう増えない。

ヨーロッパの場合、各国のレース体系がある中で、国を渡り歩いて参戦できるというのも理由なんじゃないか。

JRAはまだG1, G2, G3, リステッドと、国際的な格付けの付いたレースはそこそこあるけど、地方競馬だと1レースしかない。

日本国内ではJpn1,Jpn2,Jpn3はG1,G2,G3と同等と扱われるが、国際的にはLR(Listed Restricted)ということで、リステッド競走相当なのかな。

その格付けすらもたないローカル重賞は国際的にはなんでもなく、例えば 兵庫ダービー(1着賞金2000万円)に勝っても、

国際的にみればようわからんレースの1勝ということになる。ヨーロッパのG1並みの賞金はありそうなんだがな。

賞金だけ高くてもそこに国際的な評価が伴うとは限らないのはもっともな話ですけど。


日本競馬は賭け事に寄りすぎなんじゃないかという指摘もあるけど、

そうして馬券を買ってくれるおかげで、賞金が出せてレースが充実するなら、スポーツとしてもよいと言える。

地方競馬の馬券が売れるおかげで、地方競馬の賞金も上がって、それによりレースのレベルも上がっているという。

さっき紹介した兵庫ダービーの1着賞金は5年前は600万円まで落ちてたが、馬券売上好調につき年々上がって2000万円に達した。

これによりここぞという馬を兵庫に預けるオーナーが増えたとかなんとか。

もしかしたら日本の地方競馬もそのうちに国際的な評判を獲得していくのかも知れない。


さすがの日本でも賞金で儲けることだけを目当てに馬主やるのは割に合いませんけどね。

でも、せっかく活躍できそうな馬なら、賞金を稼ぎたいという思いはけっこうあると思う。

日本でも引退後の活躍に期待することはあるけど、元気に走れるうちばしばらく……という思いはありそう。


Author : Hidemaro
Date : 2020/10/11(Sun) 23:30
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