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フランスでも日本でおなじみの騎手

昨晩、フランス・パリで競馬の大レース「凱旋門賞」が行われた。

フランスといえば、公営競技としての競馬の発祥の地、世界的にも知名度の高い国際競走である。

日本の競走馬の遠征も恒例となっており、今年は12頭立ての3頭が日本からの参加だった。

そんなこともあって、日本でも注目されるレースで、JRAも凱旋門賞の馬券発売を行っている。

今年は41億5598万円の売上だったとか。一部は主催者に支払われるそうだが、JRAの取り分も十分多いとも。


そんな凱旋門賞の出馬表を見て、日本を感じたファンも多かったようだ。

もちろん、日本から3頭遠征しているのもあるけど、

「ジャパン」「ナガノゴールド」なんて日本にちなんだ命名の馬がいたり(馬自体は日本ゆかりというわけではない)、

「ソットサス」なんてなんか日本語っぽい語感の馬もいる。

でも、なにより騎手でしょう。出馬表に並んだ12人の騎手のうち、11人が日本での騎乗経験があるというのだから。


もちろん、日本から遠征する馬がいれば、それについて行く騎手もいる。

3頭のうち2頭は日本から騎手も遠征、残る1頭はフランスの騎手が乗った。

それとは別に日本から遠征した騎手が1人いた。そういうのもあるんですね。

ということで11人中3人はそもそもJRA所属の騎手なのだが、残る8人というのは短期免許で日本にやってきた騎手なんだという。

短期免許とはいうけど、毎年のように日本にやってきて活躍している騎手もおり、日本でもなじみの名前が並んでいると思ったファンは多かったんだとか。


外国所属の騎手が日本の競馬で騎乗するには、馬と一緒にやってくる方法と、短期騎手免許を取る方法がある。

馬と一緒に外国からやってきた場合も一定期間は他の馬に騎乗することができるようだが、基本的にはその馬への騎乗が目的である。

一方の短期騎手免許だが、これは各国で賞金獲得上位のリーディングジョッキーなどが、年間最大3ヶ月間、日本で騎乗できる制度である。

だから、短期騎手免許でやってくる騎手というのは、必然的にレベルが高いわけだ。

高い実績がないと短期免許取れないわけだから。


これは外国所属の騎手が日本に来て騎乗する場合のことで、そもそも日本で騎手免許を取った騎手は関係ない。

JRAには2人の外国人騎手が所属しており、その1人が今回、凱旋門賞に遠征したクリストフ・ルメール騎手である。

フランス生まれで、もとはフランスで活躍していた騎手である。

短期騎手免許で日本にやってくる中で、本拠地を日本に移すことを決意、2015年に日本での騎手免許を取得したという。

日本での騎手免許取得前後を通じて顕著な活躍をしている。


短期騎手免許で日本にやってくる騎手が多いのも、はたまた外国で活躍していたところ日本に本拠地を移してしまう騎手がいるのも、

やはり日本の競馬の賞金が高くて稼げるからなんだろうと。

1レース単位の賞金で言えば、日本最高額のジャパンカップなどで世界10位とかそんなもんだが、

なんといっても、日本の競馬は平均的な賞金のレベルがむちゃくちゃ高い。

凱旋門賞に出たキセキ号が、その前に走ったフォア賞、G2ということで高い格付けのレースだが、

1着賞金は74100ウロ、これは日本のJRAで言えば1勝クラス(以前は500万円下と呼んでいた)の賞金とほぼ同じなんだという。

フランスの名の知れたレースで勝つより、日本で名前も付かないようなレースに勝つ方が稼げるぐらい。

大レースが続く時期に日本に2~3ヶ月やってきて、あれこれ騎乗すれば、ガッポリと稼げるのだろう。


今回の凱旋門賞で1着を取ったヴァルトガイスト号に騎乗していたピエールシャルル・ブドー騎手も、

過去に日本にやってきたことがあるのだが、このときにこんなことがあった。

ブドー騎手ブーツ履かず靴下騎乗で戒告 (ニッカンスポーツ)

2014年に日本にやってきたとき、勝負服の重さの都合、急に減量が必要になった。

そこでブーツを脱いで靴下で騎乗するという手に出たのだが、安全面などで問題があるだろうと戒告処分を受けたという。

その後は日本にやってきたことはないのだが、フランスでの活躍は顕著だったそうで、

あのとき靴下騎乗したブドー騎手が――と日本のファンにとっても思うところがあったようだ。


日本競馬の国際化というところも、いろいろな観点があると思うが、

外国で活躍している騎手が日本に多くやってきているのは、やっぱり一番わかりやすいところなのかなと思った。

一方で、ファンからの注目も大きい日本調教馬の外国遠征だが、それなりに成果を挙げているようだけど、

ことに凱旋門賞は1969年以来50年間、近年は毎年のように挑戦しているけど、なかなか勝てないもんだそうで。

芝などのレース環境の差が大きいようで、短期間の遠征ではなかなか成果が上がらないのが実情らしい。

実際のところ、凱旋門賞はこれまでヨーロッパ以外の馬が勝ったことはないそうで厳しいよね。


やはり地元勢強しということではあって、逆に日本の国際招待競走であるジャパンカップは、

当初は外国勢が強かったのだが、日本の競馬のレベルが上がるにつれて、最近10年では日本の馬が勝っている。

日本に遠征してくる馬が減っていて、その背景には香港国際競走との競合もあるらしいんだが、

ジャパンカップのために日本に遠征しても勝ち目がないというのも理由の1つではあるらしい。

それだけレース環境の差というのは大きいってことなんだろうね。


Author : hidemaro
Date : 2019/10/07(Mon) 23:50
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