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全て同じ新型車両

能登半島を走るJR七尾線に新車が入ることになったようだ。

七尾線への新しい車両の導入とICOCAサービスの開始について (JR西日本)

石川県内のJR・IRいしかわ鉄道では、七尾線だけがICOCA未導入になっていた。

金沢都市圏の通勤路線なのでいつか入るだろうと思っていたが、車載式の改札機でICOCA対応にするようだ。

実は七尾線は特急が走る路線でもあるので、特急のチケットレス化もこれで進むことになる。

もちろん、特急停車駅には駅にICカード用の改札機を設置するのが前提だけど。


新しく導入される車両は、すでに北陸本線などで使われているのと同型の車両。

IRいしかわ鉄道・あいの風とやま鉄道にもJRから継承などして導入されている。

JR所属の車両は青色の帯、IR所属の車両は空色、あいの風所属の車両は片面が青色、片面が緑色になっている。

いずれにせよ寒色系だが、今回、七尾線用に導入される車両は赤色の帯になるようだ。

2015年以降、北陸本線は青色、七尾線は赤色に車体の色を揃えてきたので、それを継承している。

色を変えてるのは誤乗防止のためでしょうね。金沢駅などで混在しますから。


これにより、JR北陸本線・七尾線とIRいしかわ鉄道・あいの風とやま鉄道で使われる電車は、全て同型の車両に統一されることになった。

2006年に北陸本線・湖西線の敦賀までの直流化(琵琶湖環状線)に伴って導入されたのが最初だから、けっこう息の長い車両だ。

北陸新幹線開通に向けて、老朽化の進んだ車両の置き換えに多く投入し、一部はIR・あいの風に譲渡されている。

IRが継承したのは全て新型車両、JR北陸本線も新型車両への置き換えが完了している。

あいの風は旧型車両も継承したが、出番はラッシュ時に限られ、それも2022年までの置き換え予定だそう。

今回発表によれば、2021年には七尾線も全部新型車両に変わるということで、これで全部というわけ。


実は北陸エリアの旧型車両というのは、ただ古いだけでなく、いろいろ複雑な経緯があったようだ。

「食パン電車」と呼ばれた、余剰の特急車を改造して作られた車両(2010年までに引退)、

余剰の急行型電車に新しい車体を付けたもの、あるいは車内を一部通勤対応に改造したもの、

交流対応の特急車の装備を直流型電車に移植したもの。

なんでこんなことになってたんだろうと気になって調べてみたのだが、

1980年代、北陸の普通電車は機関車が客車を引いていたり、余剰の急行型電車を使っていたりという状況だったらしい。

国鉄・JRの急行というのは有料列車で、今も制度上は存在しているが、現在は定期列車での設定はなくなった。

1970~80年代で、急行の多くは特急に置き換えられていった。サンダーバード・しらさぎ も急行がルーツである。

本当ならば北陸用の通勤電車を作れればよかったのだが、当時はお金がなかった。

そこで、余剰の車両をあれこれと改造して、客車列車を一掃し、通勤電車としての体裁を整えていったのだった。


環状線などへの新車導入に比べると、パッとしない気もするが、北陸では新車を作る以外の老朽化対策がないんだよね。

電化方式の違いもあって、他路線からのお下がりには全く期待できないし、

もともと余剰車両を改造して乗りきってきたほど。他にまともな車両はどこにもないのだ。

余剰車の改造でもなく、北陸に初めてやってきた本格的な通勤電車こそが、現在導入されている521系なんだろう。

時間をかけて全部が同型の車両になったというのは、そういう背景があったのだろう。


それにしても、ICOCAエリアは順調に拡大しているな。

ICOCAエリアはひとつに

ICOCAエリア拡大の予想について、3, 4の北近畿エリアは2020年予定、5.の七尾線は今回発表の通り2021年予定、

6.の津山線は未実現だが、宇野線(宇野みなと線)は今年3月に導入完了している。

予想外のところで、JR四国の香川県内で2020年予定でエリア拡大なんていうのもあるが。

次は津山線? それとも智頭急行? そんなところまで来てるのかなと。まだちょっとかかるでしょうけど。


Author : hidemaro
Date : 2019/09/11(Wed) 23:45
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