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エコノミークラスは大切

ニュースを見ていたら「あれ?」と思ったことがあった。

JAL、なぜグアム線を大型機に変更? 767から777で席数アップ 増便でなく大型化の背景 (乗りものニュース)

成田~グアム線の利用が好調のため、この夏から機材を大型化したという話である。

JALグアム支店長の玉崎 徹さんは、同社のグアム便は、エコノミークラスが左側から3列席+4列席+2列席と、家族連れや2人連れなど様々な人数のグループが便利に利用でき、前後間隔も広いゆとりのある座席配置であったり、充実した機内エンターテイメントを持っていたりなど、高い居住性とサービスが強みだと話します。

どうもエコノミークラスの座席配置が 3-4-2 らしいんだけど、不思議な配列だね。


ボーイング777は、日本の航空会社が旅客便で使用している機材の中ではもっとも大型のものである。

機内には2本の通路が設けられ、エコノミークラスでは9列または10列の座席を配置して使われる。

JALでは国内線は10列、国際線は9列で使っているようだが、かつては国内線も9列だったようだ。

10列の場合は 3-4-3 以外の配置は現実的ではないと思うが、9列はいろいろバリエーションがある。

もっとも一般的なのが 3-3-3 の配置だが、旧JASは 2-5-2 の配置を採用していた。

JALももともとは 3-3-3配置を採用していたし、現在も長距離線の777-300ER(時刻表の表記はSS7)はそうなっている。

ただ、中近距離線で使われる777-200ERでは改修に伴い、2-4-3配置にされたという経緯がある。


理由はJALの人が言っているように様々な人数の利用に対応しやすいから。

改修当時、同機材が使われていた路線にホノルル線があった。(現在は787-9が主になっているようだが)

ホノルル線の利用者として2人グループというのがけっこう多かったらしく、3-3-3配列を2-4-3配列に改めることが決断されたようだ。

その特徴はグアム線にも適しているだろうということである。

大型化前の767-300ERが 2-3-2配列 だったので、大型化されても2人がけの席が残りますよってことだね。

4人グループにとっては4人がけという選択肢も出てくる。


実はANAではボーイング777を国内線・国際線ともに10列で使う路線が多いようだ。

JALと同じく2-4-3の9列の機材もあるようだが、改修に伴い10列化されているようで、数を減らしている。

エコノミークラスということで、経済性重視ということなんだろうが。

一方のJALは機材の改修に伴って、エコノミークラスの改善に取り組んでいるようだ。

グアム線の777-200ERについては、エコノミークラスの配分を変えた程度のようだが、

プレミアムエコノミー付きの777-200ERは改修に伴い、エコノミークラスの前後の間隔を少し増やしている。

クラスごとの配分を変更したので、エコノミークラスだけ見ると座席数は増えてるようだが、全体は9席減となっている。

改修後のエコノミークラスは「SKY WIDER」と呼んでいる。


他の機材でもそうで、ボーイング787はJAL(現在は国際線のみ導入)では2-4-2の8列で使っているが、

どうも787を8列で使っているのはJALだけなんだとか。

メーカーは8列を基本と考えていたようだが、実際には9列で使う航空会社が多く、ローンチカスタマーのANAも9列に改修してしまった。

JALが新型機として導入することになったエアバスA350 XWBだが、競合しているボーイング787よりも断面積が広いのが特徴の1つだった。

すでに納入された国内線用A350-900では、エコノミークラスは3-3-3の9列になっている。

787を9列で使うより、A350を9列で使う方が座席幅が広いので、幅の広さを居住性改善に生かそうという考えで一貫していることがわかる。


このような取り組みもあって、JALのエコノミークラスは高い評価を得ているようだ。

エコノミークラスというと軽んじられがちな気がするが、やはり主力商品ですからね。

格安航空会社の台頭もあって、従来の航空会社はどうやって戦おうと考えるわけだけど、

これに対するJALの答えはエコノミークラスの居住性を改善させるということだったようだ。

高くても乗ってもらえるエコノミークラスを目指そうということだったんじゃないかと。

やはりエコノミークラスしか選べない人が多いですから。少々高くてもエコノミークラスならよいというのはある。

座席もそうだけど、エコノミークラスの機内食もいろいろ工夫を凝らしているようである。


そういえば、JALは今年中に伊丹空港の騒音対策のため、国内線用787-8を導入すると言ってるけど、座席の配置どうするんだろうね?

伊丹空港に入る機材でもっともうるさいボーイング777は国内線では10列配置で使っているほどですから。

これを置き換えずして何が騒音対策だという話だが、それだけに座席数減が顕在化しやすい。

居住性がよいに越したことはないが、国内線かつ需要に応えるには9列でよいのでは? と考えてそうですけどね。

そうなると同時期に導入される A350-900(787-8より幅も長さも大きい) より座席数も居住性も劣ることになるけど、

それだけ騒音対策は喫緊の課題ということなんじゃないかなと。

すでにボーイング機の操縦士が多いので、操縦士の訓練も時間がかからないでしょうから。(なんなら国際線ではすでに導入してる機材だし)

A350 XWBにしても本命は国際線だと思いますけどね。国内線への導入は習熟も兼ねてとのことだし、国内線にとっては居住性が良すぎるかもしれない。


Author : hidemaro
Date : 2019/08/10(Sat) 23:58
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