今日は選挙だったけど、市内で引っ越して投票区が変わったので初めての投票所。
マンションの集会所みたいなところが投票所で、意外だなと思ったのだが、段差もなく人にやさしい投票所だった。
投票所って数が多いから、バリアフリーやアクセスの面で課題のある投票所もあるのが実情ですからね。
一人暮らしになる前に住んでいた頃の投票所はひどくて、多少遠くても、あぜ道を走らず済み、駐車場も広くて、段差もない投票所にしてくれと思ってたが。
さて、投票に行った足でイトーヨーカドーに買い物に行った。
最近、リニューアルオープンしたのだが、この時点ではまだ一部店舗で工事が続いていた。
その後、段階的に完成してきているので、もうすぐ全て完成するのだろう。
リニューアル工事でもっとも変わったのが、日用消耗品の売り場が、薬売り場と同じになったこと。
歯磨き関連が典型だけど、もともと別フロアの売り場に分散配置されていて、果たしてどっちで買えば? と困ることもあった。
同フロアになったことで、そんなことで困ることはなくなり、ずいぶん買いやすくなった。
今まで、洗剤1つのために何階も上がって買い物にいく必要があったが、集約でフロアも下がったしね。
そんなイトーヨーカドーのリニューアルだが、リニューアルオープン前日に1日休み、その前日も閉店を繰り上げているのだが、
その間に全ての工事が完了しないということか、2ヶ月ぐらい前から段階的に工事を進めているようだった。
日用消耗品と薬売り場の統合はこの過程で1ヶ月ぐらい前にはすでに実現していた。
リニューアルオープンと大々的に言う割には、それ以前から部分的に完成していたし、
リニューアルオープンになっても未完成の部分はあるという中途半端さだったが、いろいろな事情もあったのだろう。
食品売り場では2ヶ月ぐらいかけて、主にショーケースの置き換えを先行して進めていたのだが、これが大変だった。
段階的に既設ショーケースを撤去して、仮のショーケースを置いて、本設のショーケースに置き換えていたのだが、
この仮設のショーケースがとても厄介だった。
というのも、このショーケースは冷凍機を内蔵しているので、ショーケース内を冷やした排熱が背面から排出される。
そのため、仮設ショーケースが並べられた一帯は明らかに気温が高く、不快に感じることもあった。
排熱を逃がす空間などは考慮して配置されていたが、いかんせん数が多かったので、絶対的な熱量が大きすぎた。
ショーケースの冷凍機は内蔵されることもあるが、別置きされることが多いのかな。
冷凍・冷蔵ショーケース/ショーケースとは何か? (日本冷凍空調工業会)
複数のショーケースをまとめて外付けの冷凍機から冷却すると。
運用面でも効率的だし、排熱が室内に出ない点でもメリットがある。
ただし、設置工事が大変で、移設もできないので、機動的に動かす可能性があるところでは冷凍機内蔵タイプを使うことになる。
というわけで、どちらもニーズはあるのだと思うが、排熱の問題があるので別置きがメインではなかろうかと思う。
こういう背景を知ると、どうして仮のショーケースを置いてまで、ショーケースの置き換えを先行したかということが想像できる。
ショーケースの冷凍機も含めてリニューアルすることを考えると、かなりの時間がかかる。
そこで、夜間に一旦すべてを撤去して、仮設のショーケースに置き換えておく。
そこから冷凍機の更新を行い、これが完了したら夜間に新しいショーケースを据え付ける。
これを段階的に進めて、リニューアルオープン前には冷凍機の更新を終えておいたのかなと。
最新式の冷凍機は省エネですから、その点でもメリットがあったのではないかなと。
更新中は不快だったが、そこさえ乗り越えてしまえば。
売り場配置が多少かわって混乱もあるが、陳列棚はずいぶんきれいになった。
残念なのは鮮魚売り場が少し縮小してしまったことかな。
もともと売り場の割には売れ行きがよくなかったのかもしれない。投げ売りもけっこうあったし。
ショーケース更新など食品売り場の工事は大規模だったが、実態としてはそこまでの変化はない。
どちらかいうと、売り場全体としては衣料品売り場の縮小の方が大きそうだ。
これはGMSの宿命だよなぁ。その分は専門店の拡張に割りあてるように見えているが。