年に数回、社長の挨拶があって、ネットワークで全社に配信されている。
職場によるが、各自のPCで視聴するか、集合して視聴するか。
社長は日本語で話すけど、英語への同時通訳が付いている。(それ以外の言語は多分ない)
なおかつアーカイブ化されるから、時差があったり、当日不在の人にも安心。
ということで、日本国外の事業所の人も視聴することができるが、実際しているかは知らない。
以前は、一定の管理職が出席する会議の中での挨拶を配信していたようだが、
ある時期から、希望する従業員は誰でも参加できるようになった。
座席数に限りがあるとはいうものの、聞くだけなら配信でも一緒ということもあって、座席が埋まるほどの参加希望者はいない。
ただ、このときからQ&Aコーナーが設けられるようになった。
ここに参加すれば直接、社長らに質問することが出来るというわけで、これが直接参加の一番のポイントかなと。
そんなわけで、質問する可能性があるかなぁと思えば、参加希望を出して参加しているわけだけど、
先日、Q&Aコーナーで質問をしたら、これが反響が大きかった。
と言うのも、Q&Aコーナーを含めて全社に配信されているから、僕のことを知っている人は「あいつが質問しているぞ」と気づくと。
職場に戻ると何人にも「質問してたね」「度胸があるなぁ」などと反響があったし、その後、1週間ほどは会う人会う人に言われるのだった。
さすがにリアルタイムで配信されると反響が大きいなと。
社長挨拶に希望する人が直接参加できるようにしたのは、社内広報を担当する部署の提案だったようだ。
とはいえ、座席が埋まるほどの参加希望者がいないということからも、反響は限定的である。
そんな中では、社内広報部門を持つ本部の人が、積極的に参加して、積極的に質問している印象を受けている。
同本部の肝いりの施策として、本部内には広く浸透していることがうかがえる。
過去のQ&Aコーナーでも半分以上はその本部の人が質問していたし、今回も自分以外の質問者は全てその本部の人だった。
先導して参加してくれること自体はいいことだと思うけど、その本部のメンバーの大半は製品・サービスに直接関わる人ではない。
その本部の人ばかりが質問して、製品・サービスに関わる現場の人が質問しないのはよくないなという思いはあった。
そんな中で、製品開発の現場から核心を突いた質問ができたのではないかと思っている。
Q&Aコーナーはうまくいくと、理解を深めるのに役立つけど、有意義な質問が出るかというとこれは難しい。
だんまりではどうしょうもないから、質問が出ないぐらいなら、どんな質問でも場つなぎになるのでよいが、他の人に有益かはしらない。
本当にうまくいっているのか? という疑問はあるんだけど、
1つでも理解を深めるのに役立つ質問が出れば儲けもんですかね?