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AMラジオをやめたい?

こんなニュースが飛び込んできた。

ラジオのAM放送廃止を要請へ (共同通信)

AM放送廃止って本気? と思ったけど、FMへの一本化も選択できるようにしたいという意図のようだ。

すなわち、今後もAM放送を続ける放送局はあるということである。

この記事では北海道など一部地域ではAM放送は残るだろうと書いてある。


どれぐらい現実味のある話なのかなと、試しに栃木放送の中継局の設置状況を見てみた。

もともと栃木放送はAMで宇都宮の親局と那須・足利の2つの中継局を持っていた。

2017~2018年で、宇都宮・足利・葛尾・今市・塩原の5つのFM中継局を新規に設置した。

これは、同じく栃木県を放送区域とするFM栃木の送信所の配置と同じで、出力も多少の差はあるが概ね同じ。

ということで、栃木放送については、FMだけで全域カバーという主張は成り立つ状態になっている。

このようにFM中継局の整備度が高い放送局では、もはや既存の民放FM並のカバレッジがあるようだ。


一方で広域放送だと、親局に対応するFM中継局の設置は早期に行われたのだが、

それ以上のFM中継局を設置をした放送局は、関東・関西・中京いずれの地域にもないようだ。

確かに親局だけでかなりの範囲に電波が飛ぶのも確かだが、これだけで十分とも思えない。

FMに集約するならそれなりに中継局を設置する必要がありそうだ。


AM放送廃止なんて話が出てきたのは、AMとFMで二重に設備を持つのは大変ということなんだけど、

AMラジオの送信所って大規模な設備が必要なので、それはやめたいという意図もあるんだろうと思う。

FMラジオだと、テレビの送信所にも相乗りするのが合理的なので、その点でもコストが抑えられるのだろう。

中継局の数は増やさないといけないかもしれないが、AMラジオはそもそも中継局の設置が難しかったのも事実。

前向きに捉えれば中継局を増やして多くの人に聞いてもらえるようになるということで、しかも、テレビの送信所に相乗りできますからね。


ある程度の中継局整備が行われれば、ほとんどの地域ではAMよりもFMの方が受信しやすそうだが、例外もあるだろう。

以前、田沢湖に行った時、宿でラジオを出して、何が受信できるか試してみたのだが、

FMで入ったのはNHK-FMの田沢湖中継局ただ1つだった。

一方でAMは盛岡の放送局がよく受信でき、山間部で雑音が少ないからか遠方の放送局も受信できた。

AMラジオの中波と、FMラジオのVHFでは電波の伝搬の仕方が違うので、どちらが受信しやすいかは状況次第ではある。

ただ、確かなのはFMへの集約で受信できなくなる地域があるということである。世帯数はともかく。


でも、そんな場合でもradikoがあるのは救いではある。

今は山間部でもケーブルテレビでインターネットにはありつけるはずだから。

AMラジオ局は長距離受信する人もしばしばいるけど、そのような場合もradikoプレミアムが代替手段になる。

というか、すでにAMでの長距離受信から、radikoプレミアムに転換しているような気がする。


あと、他の課題としてはカーラジオのワイドFM対応だよね。

どうしてもカーラジオは車に紐付いているので、なかなか新しいラジオへの取り替えが進みにくい。

インフラ面でも対応が必要なのが、トンネルの再送信設備で、現状はAMだけ対応となっているトンネルも多い。

トンネル内の再送信設備は、トンネル内で事故があった場合の告知手段という面もあるので重要だ。

新しい高速道路ではFMの再送信設備を持っていたりするので、対応は可能だと思うが、設備の入れ替えはお金もかかる。

そこに時間がかかるのは織り込み済みだから、2028年までの制度改正を希望ということなんだろうけど。


Author : hidemaro
Date : 2019/03/22(Fri) 23:31
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