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本体価格が基本にかわった訳

最近、近所のスーパーの価格表示が本体価格が基本になった。

もともと各商品の税込価格の合計で支払金額を計算していたが、

本体価格の合計に消費税を加算する方式に変わった。

この変更自体はほとんど高くも安くもならないのだが、レシートなどの表記が変わるのが問題である。


こういう変更が行われた理由は、今年10月から品目ごとに消費税率に差がでるから。

これまで、消費税率は全ての品目で同じだったので、税込価格さえ書いてあれば、消費税額は計算できた。

ところで消費税の課税事業者は、課税売上に対する消費税から、課税仕入れで支払った消費税を差し引いて納めるのだが、

この課税仕入れの証拠として請求書などを保存することが求められている。

従来は税込価格の記載だけでも消費税額が計算できるから問題なかったのだが、税率が一律ではないとそうもいかなくなる。

そこで、課税事業者は消費税率の区分を記載した書類を発行することが必須になったわけである。(例外はある)


といっても、消費税率が同じものだけを扱う店ならば、税率の記載を足せば大丈夫なはず。

問題は食品を扱う店で、全てが軽減税率の対象ならまだしも、酒や日用品が混在している場合である。

明細に税区分をマーキングして、税率8%分の消費税がいくらで、10%分の消費税がいくらと表記する必要がある。

これさえ実現できればどんな方法でもよいのだが、税込価格を基本とした方式では難しいという判断があったのだろう。

従来は総額の8/108を消費税額として記載すれば、それで正しいので税込価格を基本に計算できたが、それが成り立たなくなると。


もともと本体価格を基本に計算するスーパーは多くて、

頻度はともかく、僕が買い物に行くことがある市内の6つのスーパーのうち、4つのスーパーはもともと本体価格で計算していたはず。

税込価格が基本だったのは残る2つで少数派だったが、ほとんどその2つの店で買い物していたから、その点では圧倒的多数とも言える。

なので、家計簿への入力は税込価格に全て統一して入力していた。

すなわち、本体価格で明細が書かれているレシートも、生鮮品とかの区分ごとに税込価格に換算して入力していた。

従来は換算が必要な買い物はそこまで多くなかったが、このポリシーを維持すると換算が必要なレシートが大幅に増える。


税込価格を基本に計算するスーパーの残り1つがイトーヨーカドーで、僕にとってはもっとも購入額の大きい店である。

イトーヨーカドーも本体価格が基本に変わったらスーパーでの買い物は、食品の消費税額は「食費/その他」にまとめて計上することになるだろう。

ただ、そうならない限りはちょっと様子見かなぁと。


これにあわせて店の値札も本体価格を基本にしたものに変更された。

もともと本体価格と税込価格を併記していたのだが、本体価格が基本になるということで税込価格に小数点以下が入るようになった。

四捨五入の方がよいのではという気もしなくはないが、1円未満のことなのでどうでもよい。

ただ、それ以上に問題なのが税込価格の表記が小さくなってしまったこと。

最初、この店は総額表示をやめてしまったのか? (2021年3月までは経過措置で総額表示は必須ではない)

と思ったのだが、よく見ると総額表示は残っていて、読みにくくなっただけだった。

なので経過措置終了後もこの値札で一応問題ないのだが、これまでの経緯を考えるとちょっとなぁという気はする。


消費税は事業者が決められるものではないので、本体価格を基本に見て欲しいというのはもっともな話だし、

前回の消費税率変更のときには、スーパー業界は本体表示を基本に、可能なら税込価格を併記する方針で統一された。

本体表示の時代が再び

その考えには沿っているのだが、品目ごとに税率が変わることでスーパーでは奇妙な問題が発生する。

それが「みりん」と「みりん風調味料」である。

みりんは酒類なので消費税率が10%になるのだが、みりん風調味料は一般の食品なので8%となる。

消費者が みりん と みりん風調味料 を本体価格で比較するとうまくいかなくて、税込価格で比較しないといけない。

僕は みりん しか買わないから問題はないのだが、人によっては双方を比較しながら買う人もいるかもしれない。その場合は要注意である。


そもそも、軽減税率というもの自体に懐疑的なのだが、たった2%程度のことで振り回されるのは困った話である。

外食以外の食品の税率が2%下がることによる影響を概算してみたのだが、

去年のうちの家計簿だと、消費支出全体からしてみればたった0.3%の軽減効果しかない。

食費の占める割合は世間の平均より高く、外食の割合はそう高くないにもかかわらずである。

単純に税率が2%上がると1.8%弱の影響を受けるはずだが、それが0.3%緩和されても大した話ではない。

品目ごとに税率が変わるからといって、消費者にとっての問題はあまりないが、課税事業者にとってはめんどくさいことだらけである。

そういえばこの店、少し前にレジの更新をしていたけど、それもこれも軽減税率のためと考えるとなんとも。


Author : Hidemaro
Date : 2019/03/12(Tue) 23:36
買い物・消費 | Comment | trackback (0)
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