マイナンバーカードがやってきた

今日はマイナンバーカードの引き取りに行くために仕事を早上がり。

家に帰って、準備をして、市役所に自転車で行くと予約していた時間のちょっと前。

意外とギリギリだったな。


マイナンバーカードの引き取りは10分で終わった。

返却するために住民基本台帳カードを出したら、裏に下がってコピーなどしに行ったようだが、

窓口に戻ってきて「写真が不鮮明なので他の証明書あります?」と言われたのだった。

今までそんなこと言われた試しはないけど、この人の言うことはもっともな指摘である。

住民基本台帳カードの印刷品質って悪かったなぁと今にして思うけど、これ市役所で即日印字してたんだよね。

マイナンバーカードは申請から受取まで1ヶ月かかったけど、ちゃんとしたところで印刷しているから、

仕上がりはとてもきれいだし、多分これは10年経ってもここまでボロボロにはならないだろう。

発行されたマイナンバーカードの有効期限は2028年12月の誕生日、目論見通りだね。(cf. できるだけマイナンバーカードを長く使いたい)


マイナンバーカードは4つのパスワードを決める必要がある。

1つは署名用証明書のパスワード、これはローマ字・数字6桁以上(ただしはローマ字は大文字に限る)で決める。

他は全て数字4桁、利用者認証用証明書、住民基本台帳用、券面事項入力補助用の3種類を決める。

ただ、この3つは同じものを設定しても良いし、実際そういう人が多いのか、3つ一括で暗証番号を設定するモードがあるようだった。

これ、バラバラに設定すると混乱するし、用途からするとあまり分ける意味はないのかなぁ。

でも券面事項入力補助用はカードに書いてある内容が取得できるだけだから重要性が低いんだよね。これだけ別にするという選択肢はあるかも。

証明書用は印鑑と同じだから重要性が高い。住民基本台帳用はちょっとセンシティブに見えるが、市町村窓口で転居などの手続きに使うしか用途がないが、忘れると痛い。

このパスワードを決めて、電子証明書の写しを受け取って、それで終わりだった。


マイナンバーカードはスリーブに入れられて渡されたが、これいらないなと思った。

このスリーブは性別・臓器移植意思表示欄・マイナンバーを隠すものになっている。

マイナンバーは言うまでもないが、裏面なのであえて見ようと思わなければ見ないだろう。用途には法律の規制もあるし。

性別はちょっと気にしすぎ? と思うけど、最近は性別表記が省略される証明書も多いからね。

臓器移植意思表示欄は確かにと思うんだけど、必要時にはスリーブを外す必要があるわけで、そう考えるとスリーブでも不十分だよね。

運転免許証の裏に意思表示は書いてあるんだけど、運転免許センターに隠すためのシールが置かれていたのを貼ってある。

こういうシール貼りで隠す方法があれば一番いいんだけど、マイナンバーカードでそういう方法があるのかは知らない。

別に使いたくなれば使わなければいいだけだし、僕は運転免許証の裏に書いただけで満足だ。


帰り道のコンビニで本籍地の市に戸籍証明書の利用者登録をした。

実は市町村によっては住民以外にマイナンバーカードを使った戸籍証明書の発行に対応している場合がある。

住んでいる市は住所も本籍も市内にある人に限ってコンビニでの戸籍証明書の発行に対応しているのだが、

一方で、本籍地の市は住所が市内にある人も、ない人もコンビニでの戸籍証明書の発行に対応している。

ただし、住民以外はあらかじめ手続きをしないと使えない。マイナンバーカードと本籍・筆頭人の情報は手続きするまで紐付かないので。

この手続きはコンビニのコピー機でできるが、本籍・筆頭人をコピー機のタッチパネルで入力するのはめんどくさい!

後で気付いたのだが、カードリーダーがあれば家のPCでもできるらしい。Pasoriあるから家でできたな。

申請して不備がなければ数日で登録完了し、以後は証明書の有効期間が切れるまで、マイナンバーカードでの戸籍証明書の発行ができるようだ。

なお、住民票などの発行も市町村次第だが、対応している市町村では、利用者認証用証明書を使って特段の手続きなく使えるはず。

住所と本籍が同じ市町村の場合は対応していれば、マイナンバーカードと住民票、住民票と本籍・筆頭人が同一市町村の中で紐付くから、特に手続き不要なようだ。


家に帰ってきてe-Taxとかいろいろ試してたんだけど、予想以上に利用者認証用証明書の出番が多い。

さっき2つの電子証明書は印鑑のようなものと書いたが、署名用証明書は氏名・生年月日・性別・住所の入ったもの、利用者認証用証明書はシリアルナンバーだけ。

シリアルナンバーが既知の相手との間では、個人情報を晒さずに認証ができるという点で利用者認証用証明書は優れているv。

必要なパスワードも数字4桁だけなので、簡易に認証ができるという点も優れている。

e-Taxでも申告書の提出時は署名用証明書を使うけど、それ以外の登録手続きなどは利用者認証用証明書なんだよね。意外だった。


こうやって見てみると、住民基本台帳カードのとき、よくなかったこと、使いにくかったことが改善されてるよね。

カード自体の品質は圧倒的によくなっている。地方公共団体情報システム機構で集中発行しているおかげだろう。

住民基本台帳カードのときは電子証明書は別途有料だった。マイナンバーカードが電子証明書が無料で特に申し出なければ発行される。

住民票や戸籍証明書の発行用の暗証番号は住民基本台帳カードのときは市町村ごとの独自機能として専用の暗証番号を登録していた。

住民基本台帳カードの仕組みでは、他の暗証番号を流用することは仕組み上できなかったのだ。

マイナンバーカードでは利用者認証用証明書という仕組みを使って、汎用的な暗証番号認証の仕組みを実現できた。

おかげで市町村ごとに閉じた制度から、全国的な制度にできたので、市町村ごとに差があるとはいえ、住民以外の戸籍証明書の発行なんていうのも実現できた。

なんで最初からできなかったの? って思う人もいるかもしれないけど、実際やってみないとわからないことは多いよね。

住民基本台帳カードって初めて尽くしだったから。市町村が住民を証明するのも、住民の電子証明書を発行するのも、多目的利用を想定したICカードも全部初めてだったから。