日記帳だ! with Tux on Libserver

二度目の大改造!! 日記帳…か?を継承し、より柔軟でパワフルなBlogに変身しました。

RSSに対応しています。リンク・コメント・トラックバックは自由にしていただいてほぼ問題ありません。
RSS購読方法、僕のリンク・コメント・トラックバックについての考えを読むことをおすすめします。

JavaScriptを有効にし、Cookieを受け入れ、以下のブラウザを使うことで完全なコンテンツが楽しめます。
Mozilla Firefox 3.0(Get Firefox)・Opera 9.6・Safari 3.2・Lunascape 4/5(Gecko)・Lunascape 5(WebKit)
Internet Explorer 7/8とそれを使うIEコンポーネントブラウザ(Lunascape・Sleipnirなど)

<< 過去

未来 >>

どこに左旋の信号入れるのよ

今日から仕事が再開。小中学校の冬休み明けだってこんなもんだよね。

曜日の並びの都合だけど、ここまで休めるのは珍しい。

普段は年始1日目は半分ぐらい不在になるものだけど、今年は8割ぐらいはいた。

年始から職場ではちょっとしたトラブルが起きてたけど、それはまた明日にでも。


昨日、4K・8K放送の話を書いたが、そういえばフレッツテレビのBS・CS左旋対応はどうなってるんだろう。

帯域を使えば画質がいいってもんでもないが

そもそも、他のCATV局と違い、フレッツテレビは映像信号をFM変調して光伝送している。(cf. どうやって光に載せてるの?)

その都合、単純にBS・CS左旋の信号を光に重畳して送るということはやりにくいと聞いている。

他の光伝送方式を使っているCATV局ではAM変調なので、すぐに対応可能なところもあったようである。

そうはいっても、他の設備の準備もあるし、なかなかすぐにとはいかないんだろうけど。


光回線で楽しむ!新4K8K衛星放送|フレッツ・テレビ (NTT東日本)

どうも現状の周波数帯の中にBS・CS左旋の信号を入れこんで、専用アダプターで周波数を変えるという方法で、今年夏以降対応となるよう。

苦し紛れの策か? と思ったが、周波数帯を広げるとなると宅内配線に見直しが必要な場合が考えられる。

ところが専用アダプターを使う方法であれば、現状の設備には全く手を入れる必要はない。

ただし、専用アダプターのレンタル費がかかるので、果たしてこれがいくらかというところに懸念がある。


でも、そんなことできるの?

というのも、現状のフレッツテレビは最大で2071MHzまでの信号を送っているが、

BS・CS左旋の信号は同軸ケーブルでは2224MHz~3224MHzの周波数帯になる。1GHzの帯域を使う。

周波数に多少の空きはあるだろうが、全部で2GHz幅の中に1GHz幅の信号を入れこむことができるのか。

というか、そもそもフレッツテレビの信号にはスカパー!プレミアムサービスの HD映像165ch+音声100chの信号が重畳されている。

にもかかわらず、そんな余裕があるのだろうか?


まず、現状のスカパー!プレミアムサービスの信号がどこに載っているかというと、

108~170MHz、222~470MHzの範囲にあたるらしい。ここはもともとケーブルテレビ用のチャンネルとして確保されている。

108~170MHzはV-Low帯とV-High帯のすき間、222~470MHzはテレビのVHF帯とUHF帯のすき間にあたる。

現在はVHF帯のテレビは廃止になったから、テレビは470~710MHzだけを使っている。108MHz以下はラジオの再送信に現在も使っている。

108~170MHzには6MHz×10ch、222~470MHzには6MHz×41chということで、地上波51ch分の帯域がある。

CATVでは電波に比べると高効率な伝送方式が使える。なので6MHz幅で38Mbpsぐらいの伝送ができるらしい。(地上デジタル放送では同16.8Mbps)

ゆえに51ch×38Mbps=1.94Gbpsとなる。そんなにあるんだね。

スカパー!プレミアムサービスの1chあたりのビットレートだが、概ね10Mbps以下とのこと。(2Kのエンコード方式はH.264)

ということは、この範囲で200ch以上取れるということで、スカパー!プレミアムサービスは十分収まってしまうらしい。


一方、BS・CS左旋は衛星からの電波と同じ変調方式で伝送する必要がある。

専用アダプターで周波数変換を行うだけで、パラボラからの信号と同じように受信機に入力できる必要があるから。

BS・CS左旋の情報を入れ込めるのは、地上デジタルのUHF帯とBS右旋の帯域の間となる。

ということは710MHz~1032MHzの322MHz幅に限られるのかと思ったが、もうちょっと広いらしい。

というのも、UHF帯の上の方はCATVでは未使用だからだ。

フレッツテレビでは高くて35chまで、すなわち608MHzより上は未使用だそう。

ということは608MHz~1032MHzの424MHz幅を使うことができそう。


で、これはBS・CSの何チャンネル分に相当するんだって話だよな。

単純にBS・CS左旋の全帯域を入れようとすると冒頭に書いたとおり1GHz幅もいるが、その半分もないですから。

一方で全チャンネルを敷き詰める計画があるのかというとそうでもない。

当面では左旋で使うのはBSで3チャンネル、CSで5チャンネルとなっている。

そこで424MHz幅に何チャンネル入るかというのは重要な観点だと思うが、BS・CSの1チャンネルは34.5MHz幅だそう。

すると12チャンネル収まるようだ。当初8チャンネルを収めるだけなら足りそうだが、そんなに余裕があるわけでもない。

将来的に使用チャンネル数が増えたときにどうなることやら。


それにしてもCATVって電波に比べればはるかに狭帯域でたくさん伝送できるのね。

同軸で引き込むタイプだと、インターネット用の帯域を残す必要があるが、

光伝送ならインターネットは別に確保されているからね。(インターネットと別の波長の光を使っている)

実際のところ、UHF帯の空き部分(600~770MHz)というのは、同軸のCATVならば、インターネット下りが入り込むところなので、

608MHz~1032MHzをBS・CS左旋用に使えるというのは、フレッツテレビならではの発想かもしれない。

素直に考えれば光伝送ならパラボラと同じ2224MHz~3224MHzの範囲に持ってくればいいんだけど、

そこはNTTの事情ということで。(宅内配線に手を入れずに済むメリットもあるわけだし)


以前から、なんでCATVはBS・CS放送を含めても770MHz以下に収めて伝送できるのか不思議に思っていた。

でもよく考えれば、電波で送るのに必要な帯域よりケーブルで送るのに必要な帯域の方が狭いのは当たり前だよね。

BSの1チャンネル(34.5MHz幅で典型的に52Mbps)を、ケーブルでは6MHz幅の1.4チャンネル程度で伝送できるっていうんだから。

その代わり、専用のSTBがないと満足に見れませんけどね。

フレッツテレビは光なら専用のSTBなんて考えなくてよくしたんだとも言えるし、

その代わり、スカパー!プレミアムサービスの信号を高密度に送る手段としても使っているわけで、見方によるという話かね。


Author : hidemaro
Date : 2019/01/07(Mon) 23:23
電気・数学・物理 | Comment | trackback (0)
blog comments powered by Disqus

トラックバック

トラックバックURL取得

Tools