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アニサマが放送できないからって

NHKという放送局にはいろいろな側面があるが、日本一お金持ちな放送局という側面もある。

NHKのお金持ちエピソードなんていろいろあると思うけど、昨日見たこれはまさにその1つ。

アニソン!プレミアム! (NHK)

先月に公開収録をやっていて、それとスタジオ収録を含めて、計4時間という番組だった。

昨日、NHK BSプレミアムで放送され、22:30から翌2:30まで4時間ということで夜更かしして見ていた。


なぜ、NHKはこの番組を作ったのだろう? と気になっていたが、

今年はNHK BSプレミアムで冬に放送されることが恒例となっていた「Animelo Summer Live」(アニサマ) の放送がBSフジで行われた。

アニサマの主催者として一貫して関わっている放送局が 文化放送 である。アニメ・ゲーム関連番組に強い放送局である。

じゃあ文化放送でやればいいじゃないかと思う人がいたか知らないが、ラジオ局ですからね。

一方で文化放送はニッポン放送とともにフジテレビ設立に関わった会社の1つである。といってもニッポン放送ほど深い関係ではないらしいが。

そういう関係性もあってか、今年はBSフジが主催に名を連ね、12月に2時間×3回で本編を放送することになったようだ。

事前特番も放送し、一部はフジテレビ地上波でも放送されている。


ただ、BSフジに移管されて思ったのは、NHKでやってた時に比べると明らかに紹介できる曲目が減ってるんだよね。

今年の3日目放送では21曲、去年の3日目放送では27曲(いずれもアニサマTwitterの放送中の紹介曲数より数えた)となっている。

NHKとBSフジの最大の差はCMがあるかないか。放送時間はいずれも2時間である。それだけでこんなに差がでる。

ゆえにBSフジでは出演したのに1曲も流れない人がぽつぽついた。本人の意向という可能性もあるが、全てがそうとも言えないだろう  。

あと、NHKのときは張り切って副音声まで付けてたけど、それもありませんからね。

というわけで、BSフジへの移管を残念がるひともいた。僕もそんな1人である。


じゃあ、NHKはどうしたのかといえば、アニサマの放映権が取れないのならば、自分でやればよいと考えたらしい。

公開収録を実施し、そこに視聴者を無料招待するという大盤振る舞い。出演者も18人・組とかなり豪華。

NHKホールではなく、片柳アリーナ(日本工学院専門学校)を借りて実施したそうな。

さらに公開収録とは別に収録したライブ映像、それに加えてインタビューも加えて番組にしている。

一見、1曲だけってなる人もいるんだけど、その代わりインタビューが充実している場合もある。


やはり番組のために収録しているだけあって、ストーリーがあるし、それに合わせたよい人選だなと。

全体的には今年のアニメソングを振り返るという点に力を置いていたように思う。

「カードキャプターさくら クリアカード編」(今年にNHK BSプレミアム・Eテレで放送された)に注目していたのは言うに及ばず。

今年に注目を浴びた新顔も4人連れてきていて、この人選もなかなかのもの。

面白い切り口としては、歌手であるが、作詞家・作曲家としての提供も目立つ人を「アニソンメイカー」として特集していたこと。

インタビューも歌唱もいずれも充実したコーナーになっていた。

一方で最近の曲に限らず、NHKがたびたび投票企画をやっていたガンダムについて、投票上位の曲を森口博子さんが披露したりというのもあった。


インタビューという点で印象的だったのが、アニソンの世界進出というところ。

インタビューではキングレコードの三嶋章夫取締役(今年、取締役になった名物プロデューサー)が、

今年、東京・台湾(桃園)・上海で実施したKING SUPER LIVE 2018を振り返っていた。

これまでの興行実績はあるとはいえ、アリーナクラスの会場を使っての興行はなかなかなかったが、やってみると手応えはあったとのこと。

出演者ではMay'nさんもすごくて、今年は中国大陸ツアーなんていうとんでもないことをやったらしい。

番組では特に語っていなかったが、May'nさんの所属事務所であるホリプロは、今年6月に世界進出のためホリプロインターナショナルを分社化した。

新会社に移管されたタレントもいろいろだが、主にはMay'nさんとその後輩の声優・歌手たち(cf. 大手芸能事務所の挑戦だった)である。

と、本当に日本国外でも一定の人気を得られているのだ、ということを身をもって体感している人が語り歌うことの意味は大きい。


この番組のモチーフは、アニサマのようなアニソンフェスであることは確かだし、

トリに GRANRODEO を持ってきたのも、その1つだろう。(アニサマをはじめとする音楽フェスで最後を任されることが多い)

一方でもう1つのモチーフがあったんだろうなというのがうかがい知れるのが、最後に披露された「蛍の光」である。

年末に蛍の光を歌って終わるものといえば、NHK紅白歌合戦である。

今年1年の音楽を振り返るというのも紅白歌合戦の立ち位置に似ているよね。まぁ紅組が多すぎますがね。

紅白歌合戦といえば、この番組に出演していたラブライブ!サンシャイン!!のAqoursが「君のこころは輝いてるかい?」を披露していた。

これは、明日の紅白歌合戦で披露する予定の曲である。(なお、Aqoursは企画コーナーでの出演なので紅組には含まれない)

もっとも紅白歌合戦ではフル尺で披露できないだろうから、この番組でのフル尺披露はテレビでは貴重かもしれない。


最初にNHKはお金持ちと書いたが、これは我々が納めている受信料によって支えられているからである。

正直なことを言えば、地上契約はともかく衛星契約は高い。それでも民放含めBSが見られないのは残念だから払うんだけどさ。

せっかく衛星契約の受信料を払っているのだから、NHK BSでプレミアムな番組を見たいものである。

そんな中ではとても楽しめた番組だった。今月で受信料の元は取れたな。

Twitterを見ていると視聴者の反応も上々だった。もっとも日が変わって1時ぐらいになると反応も少なくなっていたが。

有料の公開収録でもいいから、来年も続けて欲しいなと言っている人もいたが、NHK BSプレミアムの新しい年末の定番番組になるかもしれない。


Author : Hidemaro
Date : 2018/12/30(Sun) 23:26
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