昨日は京都に行っていたが、今日は所沢に行っていた。こちらもコンサート。
ちょっと欲張りすぎた感もあるが、できれば外したくないという意図はあったので。
別に京都と所沢をまっすぐ移動するだけなら大した問題は無いが、そう簡単でもない事情もある。
所沢というのは西武ドームのこと。
「THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 6thLIVE MERRY-GO-ROUNDOME!!!」ということで、
アイドルマスターシンデレラガールズがとうとうドーム球場を使ってコンサートをやるという。
今回は西武ドームだが、来月にナゴヤドームでも行う。
いろいろ実績のある西武ドームはさておき、ナゴヤドームというのは声優のコンサートで使うのは初めてじゃないかとのこと。
一方で、アイドルマスターとドーム球場といえば、2015年7月に同じく西武ドームでアイドルマスター10周年ライブ(M@STERS OF IDOL WORLD!! 2015)があった。
このときもシンデレラガールズは出演しているが、今度はシンデレラガールズ単独ということで、いかに成長したかがわかる。
というわけで、昨日は京都から親元まで戻ってきて1泊したわけだけど、そこから所沢に直行するわけにはいかなかった。
というのも西武ドームから帰ってくると夜遅くなることが想定されるので、あまり遠回りして帰りたくない。
家から西武ドームまでの最短ルートは西武の駅まで自転車で行くルートなのだが、帰りはどうしてもこのルートにしたい。
とすると、一旦帰宅して、自転車で行く必要がある。所沢へ行くルートとしてはちょっと遠回りになる。
時間に余裕がたくさんあれば、いずれにせよ一旦帰宅すればよいのだが、今回は本当は直行したいとおもいつつも一旦帰宅した。
そして昼食を食べて支度をしたら、1時間半ほどで家を出て、西武ドームへ向かった。
西武ドームにたどり着いたのは開演1時間半前、すでに開場している。やたら人が多い。
入場するかなぁと思っていたら、グッズ販売・展示エリアにたどりついたが、ここも人だらけ。
2015年のとき、こんなに人溢れてたかなぁとおもいつつも、動員数は同程度だろうから、あのときもこんなんだったかもしれない。
早めに入場するかとゲートをくぐって会場に入ったが、やっぱり広い。
2015年に来たときとはステージ構成が全く違って、外野側にエンドステージがあって、花道がまっすぐ伸びているという構成。
西武ドームをコンサート用途で使う場合によく使われる構成らしい。
ただし、この構成では外野席がステージの側面・裏側となって使えない。西武ドームの外野席は芝生席だし使わないのは妥当なのだが。
それでも少しでも多くの人が見られるようにと、芝生席は見切れ席などとして売り、スクリーンまで設置したという。そういうこともできる。
シンデレラガールズの6thライブというが、実際にはナンバリング外でも大型ライブはやっている。
ただ、全てを通して思うのは、円形の会場というのがとても特徴的で、1stライブの舞浜アンフィシアター以来だと思う。
今回、円形であることを生かして、アリーナ外縁にレールを敷いて、メリーゴーランドのようなものを用意した。
シンデレラガールズではおなじみの「馬車」、一般にはトロッコというが、これをさらに発展させたものと考えると良い。
多分、これをやりたかったんだろうなと。大スケールの会場だからこそできることである。
逆に今までのシンデレラガールズでは映像演出がかなり凝っていたが、こちらはステージ構成の都合、普段よりもずいぶん控えめだった。
あと、もう1つ特徴的だったのが衣装で、これは4thライブ埼玉公演と同様のキャラクタ個別の衣装を着ていた。(cf. 派手な布を縫い合わせれば)
このとき出演していた人は、このときの衣装に少し手を加えて使っていたんだと思う。
このとき出演していなかった人は新しくキャラクタにちなんだ衣装を作った。
これはドームという広い会場ではとても効果的で、遠目にも誰がいるかよくわかる。
以前から衣装の色や、アクセサリなどでわかりやすくしてはいたんだけど、ドームの広さには追いつかなかっただろう。
そこで、あえてそろいの衣装でやらないというところが、シンデレラガールズらしい選択である。
シンデレラガールズももう7周年ということで、もうそんなになるのかと驚くばかり。
初期にはコンプガチャ騒動なんていうのもあったが、それも乗り越えて今日まで来ている。
今でこそ、スマートフォン向けゲームには普通に声が付いているし、そこから音楽を展開していくことは増えたが、
当時はポチポチゲーと言われていたわけで、当初はボイスすらなかったという状況。(今もシンデレラガールズは声のないアイドルが多数いる)
いろいろな経緯をたどりつつも、結果的には先駆者として今日までやってきたんじゃないかなと。
長きにわたり積み上げてきたものをうまく組み合わせて出せたんじゃないかなと思っている。
今までテーマを持ってライブをすることも多かったけど、今回は自由な構成になっていて、バラエティ豊かだった。
終演は意外と早く19時半ごろ、正味3時間半ぐらいだった。
トークとか切り詰めて、できるだけ早く終わらせるようにしたのだろう。
同じ曲数でももうちょっとゆったりできればとも思うのだが、多分これは来場者の帰り道を考えてのことだろう。
というのも、ここから電車に乗って西武ドームを去ることができたのは1時間後だから。
いくら8両編成とか10両編成の電車を満員にして5分間隔ぐらいで出しても、3万人以上いるだろうから時間かかるんだよね。
そこからはスムーズに帰宅できたけど、道中食べるところもないので、帰宅してあらかじめ買っておいた餃子を食べたのだった。