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ETCにとってはいらないと思っていた

NEXCO西日本のWebサイトを見ていて思い出したけど。

近畿圏の高速道路で現金で払ったのにETCでも請求されてしまうという問題が起きていた。

近畿圏の高速道路での現金収受とETC収受が重複する事案について (NEXCO西日本)

ETCが付いてるのに現金で支払うという不合理なことをする理由は何だという話だけど。


近畿自動車道・西名阪自動車道の全線と阪和自動車道・第二京阪道路の一部では、

もともと均一料金ということで経路中のどこかの一方に料金所を設けて対応してきた。

これを距離制に改めることになり、ETCではフリーフローアンテナを使って入口・出口を正確に特定して料金を決めることになった。

現金車はそれぞれの料金所で一番遠くまで行ける料金を支払うことになる。

料金所がどこにあるかはわからないけど、どこかで料金所は通るので、料金の取りはぐれは起きないということ。


ETC車の料金を特定するのに必要なのは、入口と出口の情報だけで、途中の料金所の情報は不要な場合もある。

例えば、西名阪自動車道で香芝IC→松原JCTを利用する場合、現金車は柏原本線料金所で料金を支払う。

ところがETC車の場合は、香芝ICと松原JCTのフリーフローアンテナの情報だけあればOKで、

途中の柏原本線料金所を通過したという情報はどうでもよい。

そこで今年4月以降は途中の料金所の情報を捨てて料金計算をしていたらしい。

一見問題なさそうだが、ETCにカードを挿入した状態で、柏原本線料金所で現金で支払うと問題が起きたようだ。


ETCで正しい使い方をする場合は、入口・出口の両方と、途中に料金所がある場合はその全ての情報が揃う。

ただ、料金所がなくてフリーフローアンテナだけの出入口はETCカードを入れない状態で通過することもできてしまう。

そのような場合は正しく料金が計算できないのだが、どのように料金を決めるかという話である。

ETCの通行料金は基本的に出口の料金所かフリーフローアンテナで金額を確定させるが、後で補正される場合もある。

入口が料金所なしでETCカードなし、出口が料金所ありでETCで通行の場合、出口料金所で考えられる範囲の最高額を請求して終わり。

入口が料金所ありでETCで通行、出口が料金所なしでETCで通行の場合、出口を通らないので料金が確定しない。

なので、後日、入口と出口の情報が揃わないのを検出して、入口料金所で考えられる範囲の最高額に補正する。

入口・出口の一方が揃わないのに本線料金所をETCで通行した場合も同じだろう。


というわけで、NEXCO西日本は、途中の料金所のETC通行情報は、出入口の情報が揃わなかったときに後日補正するときだけ必要と思っていた。

当初からこういう場合は二重請求になる可能性があることは知っていて、

もしも途中の料金所で現金で支払う場合は、少なくとも入口か出口かどちらかはETCカードを抜いて通行するようにと説明していた。

そう、入口と出口の両方が揃わなければとりあえずOKなのだ。

阪神高速はETC、西名阪自動車道は現金で利用するという、謎だけど、そういうケースでは、

松原JCTを通過するときはETCを通したまま通過、西名阪自動車道の出口までにETCカードを抜けばよい。

走行中にETCカードの挿抜は難しいが、少なくとも本線料金所の停車中にETCカードを挿抜することができる。


利用者側の問題とは言えるが、NEXCO西日本も対策が必要と判断したようで、

今後は途中の料金所の情報に抜けがあったら、そこは現金で支払ったものとして補正するようにするらしい。

すでに二重請求になった分も、後日補正が行われるようだ。


この問題が発生するようになったのは今年4月からだが、

去年6月~今年3月の間は料金所のETC通行情報を出入口の情報で補正するというやり方だったようで、問題は起きなかったようだ。

すなわち、例に示した香芝IC→松原JCTの場合、通行直後は柏原本線料金所で仮に現金車と同じ最大額にしておいて、

後で柏原本線料金所の請求額を出入口の情報を使って補正するようにしていたと。(このケースでは補正後も料金は変わらないが)

ところがこの方法には問題があって、それは車載器の料金案内と請求額が大きく食い違うケースがあるということ。

特に問題なのがタクシーで、その対策として去年6月~今年3月の間はタクシーの通行料金を無料にする措置をとっていた。

今年4月には車載器の案内と請求額が大きく食い違う問題は解消したのだが、その副作用としてこういう問題が発生したようだ。


均一制の有料道路の料金所の配置ってかなり複雑なんだよね。

例えば、阪神高速神戸線の神戸方面に芦屋本線料金所がある。これは2011年までは阪神西線(西宮ICより神戸側)の入口にあたる料金所だったが、

2012年以降は現金車の場合は原則として入口で最高額を徴収しているので、すでに料金を支払った場合はこの料金所ではレシートを見せればよい。

にもかかわらず、この料金所が撤去されていないのは、この料金所が名神高速道路から神戸方面に行く場合には最初の料金所になるから。

このような本線料金所は順次撤去されているが、本線料金所に期待して料金所がない入口には料金所の追加設置が必要になる。

リフレッシュ工事などにあわせて1~2箇所料金所を新設して、本線料金所を撤去するという工事を行っているが、

この芦屋本線料金所だけは撤去予定が未定になっている。名神から阪神高速に入るところに料金所を付けるのが難しいからでしょうね。


NEXCOの高速道路では現金車の均一区間のグループを統合することはしなかったので、現金車がレシートを見せて通るような料金所はないが、

ETC車の料金計算には必須ではない料金所は多く存在している。

現金車の料金ポリシーを変えれば撤去できる料金所もありそうだけど(現実には現金車の料金が高くなりすぎて難しいかも知れないが)、

さっきの芦屋本線料金所のように、他路線との乗り継ぎの都合、どうしても撤去しにくい料金所もある。

将来的な課題ではあるけど、本線料金所が存在していたとしても、ETC車がノンストップで通行することで渋滞緩和できたのも事実なので、当面はそのままかなと。

阪神高速の芦屋本線料金所以外は簡単に対策ができるので、本線料金所撤去は現実的だけど。


Author : hidemaro
Date : 2018/11/01(Thu) 23:53
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