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本のバーコードはISBNとも限らない

書店で買う本には通常、ISBNが付与されている。

雑誌は基本的に雑誌コードだけど、とはいえ隔月刊より開くとムックになりがちですが。(cf. 雑誌だと思ってたがムックだった)

本にはISBNというのは出版業界では常識だろうと思うが、世の中にはISBNが振られていない本もある。

なんと、商流によっては普通のJANコードが振られた本もある。


1つは直販しかしない本。

図書館での管理とかを考えると、直販限りでもISBNを振る方が好ましいとは思いますけどね。

東京国立博物館は直販しかしない図録などにISBN振ってて、さすがだなと思ったけど。そんなこと考えるの研究機関ぐらいだろうけど。

直販ならそもそもJANコードすら振る必要もないと思うが、管理上の都合でJANコードが振られているのがある。

コンサートのパンフレットなんだけど、精算をスムーズにするためか45から始まるバーコードが付けてある。


あるいは、通常の書店で取り扱わない本。

本も売るかも知れないけど、その本がISBNで管理されようが、通常のJANコードで管理されようが気にしない店ならよい。

ISBNのある本のバーコードは書籍JANコードということで、ISBNのバーコードと、分類(Cコード)と定価のバーコードの2つで構成される。

物を一意に区別するというだけならば1つ目のISBNのバーコードだけで十分だ。

通常のバーコードは価格情報は別に持っておく必要があるが、書籍JANコードであれば価格情報は2つ目のバーコードに含まれている。

なので、本しか売らない店で売るならば書籍JANコードでないと困るかも知れない。

ただ、本以外の物品(例えば音楽CD)を売るならば、通常のJANコードを取り扱える必要があるので、

そうなると書籍JANコードにこだわる必要性は必ずしもなくて、じゃあ本でも普通のJANコードでいいじゃないかと思ったのかも知れない。


今まで本も出したことのない会社が写真集を出すと見て、どうせ商流も限られるんだろうな、

と思ってWebサイトを見に行くと、確かに商流は限られるけど、ちゃんとISBNが振られていた。

「ISBN:978-4-xxxxxx-00-x」とのことで、今回の写真集発売のために100冊用のISBNを新規に取得したことがわかる。

というわけで、なかなか気合いが入ってるなと思った。

今後、こういう本を継続的に出していくつもりはあるんだろう。わざわざ100冊用を取ったってところからしても。

商流が限られるとは書いたけど、大手書店チェーンの特定店舗で売るとか、e-honで注文できるとか書かれているから、ちゃんと本だよね。


ISBNを付けることができるものは、定期刊行物以外の本で、簡単なリーフレットや地図以外の1枚物の印刷物は対象にならない。

定期刊行物は対象外だが、実務上は雑誌コードがないか、雑誌コードがあってもムック扱いの雑誌はISBNを付けている。

この考えに照らせばコンサートのパンフレットもISBNを付けることができる本だ。

ただ、ISBNが付けられる本だからといって、ISBNを取る義務はない。

あと、本に通常のJANコードを付けてはいけないという決まりもない。どんな商品にも付けられる。


というわけで、別に間違いではないんだけど、やっぱり本にはISBNだろとは思うけどね。

物としての流通には問題なくても、本としての流通には明らかに支障がありますからね。

あと、納本制度がありますから、どんな本であっても国立国会図書館の蔵書になるはずなんですよね。

別にそれは本に限らず、CD・DVD・Blu-rayなどの音楽・映像資料も納本の対象ではあるんだけど。

ISBNを付いていない本を納めても良いけれど、ISBNが付いていれば必ず図書館のデータベースに登録される。

ISBNは書店でも図書館でも共通で使うほぼ唯一のコードで、とても強力なので、後世にわたって役立つものだ。

もっとも、本に普通のJANコードを振っちゃうような会社が、ちゃんと納本しているとは思えませんがね。


Author : Hidemaro
Date : 2018/09/26(Wed) 23:19
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