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新幹線も手加減せざるを得ない

函館~八戸の移動で北海道新幹線を使ったが、これは北海道~本州で青函トンネルを使っている。

この青函トンネルは全長54km、通過に要する時間は約25分となっている。

北海道~本州を最短で結ぶ函館~大間航路で所要時間90分ほどだそうだから、圧倒的に短時間だ。

一方でこの距離を時間で割ってみると140km/h程度と新幹線というにはちょっと遅い。

実は青函トンネルを含む区間は貨物列車との併用区間ということで、スピードを落として走っている。


青函トンネルは北海道新幹線開通により旅客列車は全て新幹線になった。

一方で在来線の貨物列車も同区間を走行する。

架線電圧・信号方式の都合で専用の機関車が必要だが、それは新幹線開通に合わせて作った。

ところが貨物列車と同区間を走るということで、すれ違い時の影響が懸念された。コンテナが落ちたりするんじゃないかって。

そんなわけで併用区間84kmは在来線時代と同じ140km/hに抑えられたのだという。

140km/hって在来線にしては速いけど、旧型の特急車の時から青函トンネル区間ではこのスピードだったらしい。

だから、青函トンネル開通時からこの区間の最高速度は何も変わっていないということ。


ただ、あくまでもこの制約があるのは併用区間だけで、その前後の区間では新幹線本来の能力が出ている。

新函館北斗~新青森の149kmのうち併用区間は84kmだから、4割以上の区間は最高速度260km/hで走れる。

なので、函館~青森だけ見てもスピードアップはできている。

ただ、函館・青森ともに中心駅と新幹線の駅が離れてしまったので、この都市間の移動と考えるとトントンぐらい。

トントンならよさそうだが、新幹線の料金になったので在来線よりかなり高く付くようになった。

そんなわけで函館・青森の都市間の移動については、フェリーへの移転も見られたようで。

青函トンネル開通当初は連絡船が普通列車相当だった経緯から、快速「海峡」がメインで、特急料金なしでも移動できた。

これが2002年に全列車特急になり、2015年に新幹線化と、青森~函館の移動手段としては列車は高く付く乗り物になってしまったのだという。


さて、それで青函トンネルを含む貨物列車との併用区間だが、高速化したいという話は当初からあった。

貨物列車を積み込む新幹線車両を作るというトレイン・オン・トレインというのも検討されたが、どう考えても問題が多いので実現されていない。

とりあえずは160km/hへのスピードアップを計画しており、今年度末に引き上げの方向で準備を進めているようだ。

160km/h程度であれば貨物列車への影響もないだろうということだ。

これにより併用区間84km間で4分程度の短縮効果があると求まる。ほんの少しですけどね。

ただ、貨物列車との干渉を全く考えずにスピードアップできるのはこの程度なのかもしれない。


貨物列車をすれ違わないようにすればよいが、貨物列車は1日50本ほど走っていて、旅客列車の倍ぐらい走っている。

併用区間を通過するのに140km/hで36分、貨物・新幹線と交互に使っても各々1時間間隔で走るのは無理となる。

だから新幹線全列車がフルスピードで走ることはあり得なくて、一部の列車を選んでスピードアップするしかない。

ただ、効果は大きくて、200km/hのスピードアップで現状より10分短縮、240km/hまでスピードアップすれば15分短縮となる。

でも一部の列車しか恩恵ないからなぁ。1往復だけスピードアップするという話もあったが、最速の所要時間だけ短縮されてもねぇ。


貨物列車とのすれ違いの方がはるかに問題だから、あまり明るみになっていないが、追い越しができないという問題もある。

260km/hで走る新幹線と110km/hで走る貨物列車が84km間を走ると、所要時間差は26分ほどになる。

すなわち新幹線が出る26分前までに出た貨物列車に追いついてしまうということ。(実際に上で書いたスピードで走れるかはさておき)

ただ、実際に乗って気づいたけど、併用区間の途中に追い越しをおこなうための設備があるのね。

今でも貨物列車と新幹線で多少のスピード差があるので使っているのだろう。160km/hに上がればなおさら。

すれ違いの問題が解決できるのがほんの一部の列車に留まるとすれば、このことは明るみに出ないのだろう。


ところで、北海道新幹線は新青森~新函館北斗、さらに札幌までとなっている。

青森県内を含めて全てJR北海道の運営で、奥津軽いまべつ駅は本州にあるけどJR北海道単独駅になっている。

在来線時代は津軽今別駅で、このときから本州唯一のJR北海道の駅だった。

これはもともと青函連絡船がJR北海道の路線だったことに由来しているんだろうな。

在来線時代は津軽線から分岐する中小国駅からがJR北海道だったが、新幹線になって全部新線だから、青森までJR北海道に戻ったのだろう。

東海道新幹線が神奈川県に入っても東京駅までJR東海で、山陽新幹線は九州に入っても博多駅まで、さらに車庫線の博多南線までJR西日本などあるけど、、

JRになってからの新線は会社の境界をきっかり決める傾向はあって、北陸新幹線だと従来の境界駅の直江津駅と同じ上越市内の上越妙高駅が境界駅になった。

上越妙高駅で乗務員交代できない列車があるから、乗務員交代は長野駅で統一されているのだけど。

それに比べれば青森県に入ってもまだJR北海道ってのは不思議な気もするけど、連絡船が背景にあるのなら納得という気はする。


Author : hidemaro
Date : 2018/07/15(Sun) 23:37
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