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逃げ道があるようであまりない

昨日~今日の夕方にかけて近鉄南大阪線のあべの橋~河内天美が運休になっていた。

原因は大和川を渡る橋が傾き、レールに歪みが発生したため。

どうも橋の改良工事のためにレールにセンサーを付けてあったらしく、それで歪みを検出できたよう。

おかげで脱線などの事故にはならなかったわけだけど、運休となれば利用者には影響が大きい。

長期戦も覚悟したようだが、結果的には翌日中に復旧ということでなにより。


運休区間以外は基本的に平常通りの運行だったよう。さすがに特急は運休でしょうが。

とはいえ、あべの橋~天美が運休では大阪市内にたどり着けない。なので迂回が必要となる。

奈良県内について言えば、近鉄大阪線への迂回を選ぶ人が多かったのではないだろうか。

元々、奈良県内の南大阪線・吉野線沿線の人は目的地によって南大阪線と大阪線を使い分けることも多いと聞いている。

吉野線から南大阪線で大阪に行けば乗り換え無しだが、大阪線だと乗換2回と聞くとめんどくさいが、所要時間はそこまで変わらない。

その先も南大阪線と大阪線は遠くても3km程度の距離で平行して走っている。場合によっては使い分けも可能な距離感だ。

さらに最も近接する 二上山駅(南大阪線)と二上駅(大阪線)について言えば1kmを切るほどで、徒歩での乗換も現実的に見える。


奈良県内はそれでよいが、問題は大阪府内だ。

特に南大阪線は大阪府内の利用者が多い路線なので、影響が大きい。

この運休区間を見て真っ先に思い浮かぶ迂回ルートが道明寺線を経て柏原でJRと乗り換えるというルート。

これだとそこまで遠回りにはならないのだが、大きな問題があって、それは道明寺線の輸送力が低いことだ。

今回の運休を受けて近鉄は道明寺線を可能な限り増発した。ところが2両編成の電車が15分間隔で行き交うだけである。

道明寺線は全線単線で行き違いができない上に、全駅のホームが2両編成より長いと停車できない。

ゆえにこれが最善策なのだが……さすがにこれでは大混雑で乗り切れない。

さらに昨晩は柏原駅で接続するJR大和路線が事故のため一時運休となり、なかなか目論見通りに行かなかったようだ。

ただし、JRが運休としても近鉄大阪線の堅下駅が柏原駅に近い(徒歩10分程度)なので、依然として重要な迂回ルートだ。


では、他にどんな迂回ルートが想定されるかというと、1つは南海高野線への迂回だ。

河内長野駅で近鉄と接続するので、この付近であれば南海への迂回は選択肢に入る。

柏原経由があの有様なので、こっちの方が手堅いという話もあった

ただし、柏原経由に比べるとかなり遠回りになるケースが多い。

もう1つが御堂筋線への迂回だ。

天美駅と御堂筋線の北花田駅の間は2kmと比較的近い。これを利用した迂回ルートもあった。

あまりおおっぴらにはされてなかったけど、北花田~天美で代行バスが走っていたようで、これを使う人もいたようだ。

とはいえ、代行バスも限りがあるので、これもひどい混雑だったようだが。両駅間は歩けなくもないが、ちょっと遠い。

でも、近鉄以外の交通機関がほとんどない松原市内からだと、これがほぼ唯一の手段だったのかも。


というわけで大阪府内の南大阪線は迂回路があるようであまりないということで大変だったようだ。

道明寺線は普段から2両編成の電車が行ったり来たりというのどかな路線だが、本気を出してもそれなんだよね。

ここがもっと人を運べればよかったんだけどね。

せっかく近鉄が動いていても、逃げる先が柏原と河内長野ぐらいしかないとなかなか厳しい。

本当に他に徒歩乗換が現実的な駅ってほとんどない。強いていえば北花田~天美ぐらい。


そう考えると奈良県内は近鉄・JRがメッシュ状に走っていて、迂回ルートには事欠かないんだよね。

大阪線の支障時は奈良線(西大寺経由)または南大阪線への迂回、奈良線の支障時はけいはんな線またはJR大和路線への迂回が定番ですかね。

その他、普段はあまり乗換に使われないが近接している駅も多くある。最初の方に書いた二上~二上山もその1つだけど。

大阪府内であっても、東大阪・八尾・柏原あたりはJRと近鉄、近鉄と近鉄の他路線で近接している例も多い。

比べると大阪府内の南大阪線沿線の逃げ道のなさがよくわかる。普段はトラブルの少ない路線らしいんですけどね。


ちなみに2両編成しか走れない道明寺線だが、ここって近鉄の路線の中ではもっとも早く開業した区間なんだよね。

この区間の開業は1898年、当初は蒸気機関車が走っていたという。

近鉄の創業が1910年とされているがそれより古い。南大阪線は後で買収した路線だからこういうことが起きるんだが。

南大阪線のルーツは 柏原~道明寺~古市~河内長野 という路線だった。当初は大阪市内へは柏原で乗換だった。

その後、自社で大阪進出を目論見、あべの橋~道明寺 を開業させた。これが現在の南大阪線につながる。

このとき残された支線が道明寺線だったってわけ。周辺の路線に比べて貧弱なのはこういう経緯があると。

この付近で大和川を渡るという点では貴重な路線なのだが、いかんせんメインルートではないので普段の利用者はそこまで多くもない。

トラブル時や花火の多客時のことを考えれば、せめて増結できればよかったのだが。ホームを伸ばすのは難しいんですかね?


Author : hidemaro
Date : 2018/04/26(Thu) 22:46
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