確かにセラミックのメーカーですね
ピーラーの刃が割れたので、新しいのを買ってきた。
セラミック製の刃を備えたピーラーを使っていたのだが、使いやすかったので、またそれを買おうと思った。
それで手に取って驚いたのがパッケージに「KYOCERA」と書いてあったこと。
製造者が「京セラ株式会社 宝飾応用商品事業部」と書いてあって、確かに京セラだと。
というか刃が割れたピーラーも京セラ製だったんだよね。あまり気にかけてなかったけど。
仕事柄、京セラと言われると電子部品メーカーという印象が強い。
あと、家庭向けの製品としては携帯電話がよく知られている。
そんな中ではかなり意外な気もするが、そもそもこの会社はセラミック製品の製造から発展した会社だ。
当初の社名は「京都セラミック」ですからね。
セラミックの応用製品としてコンデンサなどの電子部品の事業を発展させていったわけだけど、
家庭向けのピーラーとか包丁とかもセラミックの応用製品ではある。
しかし、事業部門の名前が「宝飾応用商品事業部」というのはちょっと不思議な気がする。
調べてみると、京セラでは人造宝石を作っているらしく、宝飾というのはそういう事業を指しているらしい。
こういう宝飾品関係の事業と、家庭用品の事業をあわせた事業部門だったらしい。
やや特異な事業部門のように見えるが、京セラ全体の売上の10%を占めているようで、全部合わせればそれなりという感じ。
セラミックの刃のピーラーは使い勝手がよいが、なにがいいんだろう。
このことについて製品の裏の説明書きにこう書かれている。
ファインセラミックス刃だから刃の摩耗が少なく、シャープな切れ味でお使いいただけます
切れ味が悪くならないというのがメリットとして大きいんでしょうね。
スーッスーッってずっとスムーズに皮が剥けるっていうのはそういうことだったわけだ。
ただ、薄く作られたセラミックなので、欠けたり割れたりということがあるのが難点ではある。
注意書きにも「カボチャの皮など硬い食材には使用しないでください」とあるのはそういうこと。
ピーラーの場合、そこまで無理な使い方はできなくて、多分、これまでのがダメになったのも衝撃のせいだろう。
イトーヨーカドーには京セラ製のセラミック包丁も並んでいたけど、
包丁とかは容易に割れ・欠けが発生しそうなので、そこが心配ですね。無理な使い方をしなければよいはずだが。
Author : hidemaro
Date : 2018/04/11(Wed) 22:45
買い物・消費 | Comment | trackback (0)