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上限に張り付いてわからない

機器に接続される負荷が過負荷になると、安全面などからリミッタをかける機能がある。

リミッタがかかるとスイッチを切っちゃうんだよね。


負荷電流を表すレジスタがあって、このレジスタを見ると過負荷になっていないかわかる。

過負荷リミッタがかかったときは上限値に張り付くようになっている。

この上限値は定格の120%になっている。

実際には定格の110%ぐらいで過負荷異常にしてしまう設定で使うことになっている。


そんな中、もっとも発熱する状態を作るために最大負荷で動かしたいという話があった。

そういう動かし方をするなら、定格の110%で過負荷異常になってしまっては不都合なので、過負荷異常検出をOFFにした。

過負荷検出をOFFにした代わり、負荷電流レジスタを確認できるようにして、

負荷電流が想定通りであることを確認しながら使えばいいなと考えた。


ところが、詳しい試験条件を聞いてみると、定格の125%の電流を引くのだという。

あれ? そんなに電流引いても過電流リミッタかからないの? ということで設計を詳しく確認してみた。

そしたら、過電流リミッタがかかるのは定格の130%なんだよね。だから大丈夫。

一方で負荷電流レジスタは定格の120%で上限に張り付いてしまうんだよね。

ってことは、負荷電流レジスタを確認しても、リミッタがかかってるのか、正しく定格の125%の電流を流せてるのかは分からないんだよね。

というわけでアテが外れてしまった。

というかなんでそんなところでレジスタの値が上限に張り付いちゃうんだか。


結局、試験開始時に過負荷リミッタがかかってないかマルチメーターで確認するという手順でやることになった。

過負荷リミッタがかかっていないか確認出来るレジスタがあれば、一目瞭然だったんだけどね。

通常の使い方では、定格の110%程度で過負荷異常になるので、そこには過負荷リミッタも包括しているという扱いになる。

なので過負荷リミッタだけを表すレジスタってないんだよね。

通常の使い方ではあり得ない負荷電流を引くという特殊な試験だからこその問題なんだけどね。


1つの異常表示に複数の異常が包括されているというのはけっこうあるんだよね。

どうして複数の異常を包括しているのかというと、要因を切り分けしがたいという事情があったりするんだけどね。

場合によっては異常検出を切って使うこともあるんだけど、

そうすると思いのほか影響範囲が大きくなってしまうことがあって、まさに今回の件はそういう事例と言える。

こういうのは、この機器の使い方からしてあり得ない使い方だと思うんですけどね。

ただ、極めてイレギュラーな使い方では、正常か異常か判断する方法がなくなるというのは事実のようで。


Author : hidemaro
Date : 2017/08/29(Tue) 23:10
電気・数学・物理 | Comment | trackback (0)
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